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シヴァの次元航海記 感想13  by フェリ   

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ども外伝読ませていただきました。
ふむ……何故に第三惑星人様はヤマト側だと此処まで物語を濃くする事が出来るのかな?と思ってしまいました。今までヤマト側の各キャラクターの構築具合が緻密(原作&復活編と2199をブレンドしてなおかつ物語を破綻どころか齟齬を見せない様にしているのは秀逸ですよw)なのに「なの」に変わった途端かなり乱雑になってしまいます。ウィキ情報主体で情報不足の中書かざるを得なかったとはありますがそれにしても違和感が……クロスオーバーの要点は双方の作品を理解して読者に飽きを起こさせない事が重要だと思いますので今後「なの」を元作品として何処まで書けるか挑戦してみると面白いかもしれませんね。

さぁて今回の添削をば(まだやるのか←殴w)


「わかった。すぐに行く」 この以降の文「筋は通って物わかりが良かった。」までが大問題になってます。明らかに場面が変わっているのに桜井君の説明で切り口を阻まれしかも徳川さんの独白でもうダラダラ説明文が続いてしまっています。実際読んだ時場面が切れてるの?切れてないの?? 小林が古代の面前で女心を言った?え! 今艦長室に入ってきたの古代?? もーなにがなにやら(泣)な状態でしたよ。

まず「わかった。すぐに行く」で場面を切り替えましょう。その後に「古代は艦長席を第一艦橋にオートスライドさせるようコンソールを操作した。」
ここで場面を切ってしまうのです。その上で桜井の説明を省略しそのまま(やっぱり、寂しいものだな)の徳川の独白に繋げるのです(出来るならヤマト第一艦橋の様子を文面にして書き出し場面背景を構築すべきかと?)

「筋は通って物わかりが良かった。」この後も補足しましょう。「徳川が自分の座席より前の位置……つまり若手士官の方を眺めると此方は自分の感傷など知る由もなく軍人の雑談というよりさらに軽い御喋りの真っ最中である。」

そして最後に「古代が第一艦橋へと移動してきたのだ。」暈した上で即読者をドキリとさせましょう。
「艦長室から艦長席がスライドしてきたのである。勿論座っているのは古代、噂をすればなんとやらである。」

(確かにヤマトで艦長席の移動に関しての描写は無いのですが2199であんなに動いた手前新ヤマトに装備されていないと言う事は無いでしょうw)

2014/02/13(Thu)21:25 (No.3796)

Re: シヴァの次元航海記 感想13  by フェリ

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少し話が飛びますが
「……あ、御免ね。湿っぽい話をしちゃって」
「いぇ、大丈夫ですよ」
ここはやはり「なの」の知識不足が出ていますね。エリキャロ共にかなりの早熟ですよ?知識の多寡ではなく戦場の空気をちゃんと知っている子たちですから。その程度にこそ上下はあれ管理局員である事に自負や誇りを持っているのは原作から明らかです。なんとなく思うのですが幼少から管理局員になるのは倫理性を別とするならばかなり人間的な成長が見込まれるとも思いますね。弊害の中の優位性と言う奴です(武装SS装甲師団ヒトラーユーゲントの少年兵なんかその典型ですね)ですから。そこでここの文と前のエリキャロの会話文を少し大人びた物に変え雪からして管理局の方針は好きになれないがそれでも2人の成長の糧になっているのも事実と納得してもらうのはどうでしょうか?

「え、早くないですか? メガーヌさん」
ここは
「え、昨日船が出たばかりでしょう? 明日か明後日だと思ったのに……近くに碇泊でもしていたんですかメガーヌさん。」

「はどう……エンジン、ですか?」
ここも
「はどう……エンジン? 管理局の魔力炉みたいなものでしょうか。」
(次の文の「吸い取って、遥かに強力」も「吸い取って、魔力炉より遥かに強力」に変更するとベストw

「じゃ、じゃあ、どうして」
ここは全とっかえ
「じゃ、それは武器として使い、悪用したってことじゃないですか。」

「……あ、御免ね。湿っぽい話をしちゃって」
「いぇ、大丈夫ですよ」
ここも二人の挫けない心を表面に出した方がいいと思いますね。
「……あ、御免ね。難しい話になっちゃったかな。」
「いぇ、大丈夫ですよ。とても良い事を聞かせて頂きました。」
「私達は管理局員です。こんな事があっても、いえこんな時だからこそ挫けたりできません!」
二人の元気な声が同時に響く。子供がいる目の前で、何とも暗い話をしてしまったものである、と雪は重ね重ね反省した。そしてこうも思う。管理局の方針は好きになれないしそもそも干渉する筋も無い。でもこう言った前向きで有為の子供たちが成長していくのであればまだ救いがあるのではないかと。(この後その後は~に続きます。)


「アルピーノも興味津々の様子」誤植「アルピーノ母子も興味津々の様子」

こんなところですかね。

ま、続編にしろ新規格にしろ十分に練り込んでから執筆の方がいいですよね。ここに拙作の4章下書きでスランプに陥り七転八倒するフェリがいます←激殴ww

それでは

2014/02/13(Thu)21:25 (No.3797)

Re: シヴァの次元航海記 感想13  by 第3惑星人

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フェリさん、コメントありがとうございます。

自分で書いている時は、さほど違和感はないかなぁ~なんて思っていたのですが、やはり読者視点から見ると違和感りまくりになってしまうようですね……困ったものだ(←ムライか)

ヤマト系列となのは系列での情報量の差が大きいのは、自分が一番理解しています。やはりヤマト好きな私が書くと、なのは系列が疎かになってしまいます。とはいえ、一番初期にも、注意書きでリリカル側のキャラは扱いが薄いなんちゃらかんちゃらと書いていましたが、「そんなの知ったことか」状態になり、次第に主要キャラも増え……泥濘にはまっていく(汗)

アルペジオと言えば、アメリカ版霧の艦隊が出てきたので、気になる~と思って最終話の冒頭だけ見てましたが・・・・・・まさかの出落ち!? 在庫処分セールみたいな感覚で消滅されるとは……このためだけに書き起こされたアメリカ海軍CG艦艇たちが不甲斐ないと感じてしまいました。
これはまるで、『ヤマトよ永遠に』『ヤマト完結編』に登場した無人艦隊と新型艦隊並の扱いじゃないか! と思ってしまった自分がいます。

2014/02/13(Thu)23:18 (No.3798)

Re: シヴァの次元航海記 感想13  by フェリ

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ども、お久しぶりのシヴァということで感想をば。
ふむ、構築力点は「いままで恐怖を知らなかった存在に恐怖を与えてみたらどうなるか?」ですか。基本構図は面白いのですが高みから一気に引きずりおろす絶望感が少なく相手側から見たフッケバイン一家の行動という点が目についてしまいましたね。個人的には依頼主とフッケバイン一家の交渉中にガトランティスの一偵察艦隊(ナスカ級含めた数隻規模)が乱入しどっちが敵!?モードで小惑星内で大乱戦(これなら
一家の近接戦闘能力が生かせますし基本彼等物理攻撃無効なんでどんな無茶も可能ですw)乱稚気騒ぎに激怒したダカーム提督が火焔直撃砲で小惑星ごとぶち壊す御乱心からほうほうの体で逃げ出す一家と動かしていけば良いような気がしました。(なんかSUSの存在がやっつけ感が強いです)またフッケバインの損害についても基本エネルギー流であってもエクリプスウェポンの分解能力の対象である事から常識外の物量に分解が間に合わず船体損傷に陥った事を強調すべきと思います。

さてさて、では恒例の(まだやるのか←殴w)


「管理局に影響を与えるほどに名を馳せる世界ではなかった筈だ。全く違う次元の地球ともなると、事情は違ってくる。」
まぁ97管理世界と地球連邦がごちゃになり易くフォルティスも悩ましく思っているのですから其の洞察を含めた過程を描くのが読者にも解り易いかと。
「管理局に影響を与えるほどに名を馳せる世界ではなかった筈だ。そう考えれば彼等軍人の言った地球は97管理外とは別、全く未知の次元の|異世界同軸存在《パラレルワールド》ということになる。――このままでは混乱が起きるから天の川銀河世界とでも言うべきなのだろうか?――其処までフォルティスの考えが進めていたがそうなればあの情報収集は完全に悪手だったと後悔してしまう。」
その後の文面も「彼らは最初こそ謀略を疑い、寧ろ自分らの欲する情報が出てこないことに苛立って暴挙に出たのだ。」
こうすれば上手く繋がるかと。


「お蔭で負担は減っている。」
此処を追加。これだけじゃ何を言っているか解らないですしフェリがステラファンですので(←殴w)差し替え開始w
「その無人操縦プログラムどころか操縦ユニット全てを此方に移しステラの負担を軽減したのだ。勿論自動操縦時には性能低下、戦闘能力皆無という惨憺たる有様だが其の間だけはステラは艦内の何処でも豊かな表情を見せて駆け回れる。これだけでもあの船を略奪したかいはあったのだ。」


「動力機関「ヴィルヘルム」と呼ばれる内燃型機関」
うん内燃機関で間違いは無いですが逆に内燃機関を勘違いする読者もいそうです。此方の方が良いかと?
「動力機関「ヴィルヘルム」と呼ばれる非魔力炉機関」

「油断は禁物よ、ヴェイロン。SUSや地球の存在が明らかになった今はね」
ここを場所を書き加える事で緊張感を出しましょう。
「油断は禁物よ、ヴェイロン。此処は天の川銀河。SUSや地球の本拠地にして主戦場よ。」


「だが〈フッケバイン〉は無傷ではない。火焔直撃砲の余波と、小さなエネルギー弾が左舷に命中しており、2枚のフィン状パーツと艦体の一部を削ぎ取っていたのだ。
土壇場に展開した障壁など無意味に等しい威力で、〈フッケバイン〉に初めて傷を付けたのである。艦内も激しい振動に襲われている。」
ここを改造w
「だが〈フッケバイン〉は無傷ではない。火焔直撃砲はその余波だけでフッケバイン一家が持つ特殊能力|エクリプス制御能力《エクリプスドライバー》によるエネルギー分解速度すら上回る莫大な熱量を叩きつけ2枚のフィン状パーツと艦体の一部を削ぎ取っていったのだ。自動操縦のままだったら一瞬にして次元航行艦と同じ運命をたどっていただろう。本来無敵の筈の〈フッケバイン〉がその想定する力等問題にならない|攻撃《ハンマー》で初めて傷を負ったのである。」


細かい誤字脱字は山の様に見つけましたがこんなもんですかね?
さてヤマトはこちらではDVD待ち。楽しみにしています。
それでは

2014/12/30(Tue)19:30 (No.4132)

Re: シヴァの次元航海記 感想13  by 第3惑星人

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御無沙汰しております、フェリさん。
何時もながらの細かいご指摘、感謝いたします。こちらの未熟性が取れず成長もないので、読んでいただいている身としては恥ずかしい限りでございます。

フッケバイン一家にどん底を味わってもらうがために、SUSがやられやくとして出てしまった感があるのは、私も気づいてはいました。
フェリさんの仰るように、補給基地と化したフッケバインの仮設基地において、ガトランティス斥候部隊の1部がかぎつけて制圧しようとして来る、というシチュエーションはアリだな、と考えたのですが、どうやってそこまで持っていこうか、という話の繋ぎに時間が掛かりそうです。

また、私自身がフッケバイン一家の各個人プレーにおける、戦闘スタイルを全く把握しきれていないのが致命的なので、そこのところを描くのも苦戦する予感・・・。

2014/12/30(Tue)23:10 (No.4134)

Re: シヴァの次元航海記 感想13  by フェリ

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どもども、早速改訂版で反映させた様ですね。執筆ごくろうさまです。うんまだフェリが提案した部分との間が接続面であやふやですが話の展開を一筋に絞り込めたのではなかろうかと思います。ただどう見ても火焔直撃砲発射シーンの艦載機隊お預けシーンは蛇足ですね。切り落としてそのまま発射に持ち込んだ方がよかろうと思います。
またエクリプスドライバーの能力を少し誤解しているようで彼等は基本シールドは持ちません。しかし受けたダメージを体内で一瞬に解析して抗体を生みだし、それに最も適した防御に体の組成を変えてしまうのです。その究極系が『相手の攻撃そのものを分解してしまう』つまり一発目は余程のダメージでもない限りは負傷→即時再生。二発目から自動的に無効というパターンになるわけです。(対EC兵器や今回の様なオーバーキルは別と言う事ですw)ま、フッケバインVS火焔直撃砲はイメージ的にはHP40000、ターン終わったら自動全回復、後に防御が上がって被ダメージ半減と言う敵にレベルカンスト9999ダメージ二刀流乱れ打ち8回攻撃が炸裂したらどうなるかという話です。←撲殺wwww
ちょっと感心したのは天の川銀河ではフェリが長すぎると内心で思っていたのを第三惑星人様はA銀河と上手い意訳を行った点ですね。ここで松本御大のネタを持ちだすとは思えわなかったフェリですw

さてさてこいつらの冒険行を読む日は来るのか?と内心来たいなフェリです。(第三惑星人様は個艦での冒険行は余り書いていないだけ艦隊戦とは別の新しい挑戦に成ると思いますよ。

それでは

2015/01/06(Tue)21:12 (No.4151)

Re: シヴァの次元航海記 感想13  by 第3惑星人

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コメント有り難うございます。
色々と考えて執筆しなおしましたが、中々にフェリさんの御所望通りとはいかないものです。エクリプスに関しては、まだまだ私の知識不足です。中古本屋でチラッと読んだりしましたが・・・。
松本氏のネタは、フェリさんの修正文を読んでいて思いついたものです。天の川銀河世界と呼ぶくらいなら、A銀河で良いじゃな!みたいな感じでした(なんじゃそりゃ)。

冒険活劇でありますか・・・・・・確かに、私は艦隊戦闘を中心とした二次創作しか書けてないので、新しい試みにはなると思います。もっとも、日常的な展開でさえ、あんな感じなので(番外編や短編ものとか)、捻りだすのに一苦労しそうです。

もっとも冒険的小説を読んだかと言えば、『アルスラーン戦記』『自転地球儀世界』『晴れた空から突然に』『復讐のバルト海』『カルパチア~』『魔術シリーズ』『緑の草原に』『ウェディングドレスに赤い薔薇』『白い顔』『夢幻都市』『白夜の弔鐘』『プロジェクト・シルバーリング』『赤い灼熱の竜騎兵シリーズ』『黄昏都市』『月蝕島の魔物』『髑髏城の花嫁』『ラインの虜囚』『アップフェルラント物語』等々・・・ほとんど田中芳樹ジャマイカ!

2015/01/08(Thu)19:06 (No.4153)

Re: シヴァの次元航海記 感想13  by 潜水艦

19話誤字があります、
マルセフやコレム等、防衛軍の面々からしても、先日の[誤字第八拠点陥落]正解『第九拠点』こうではないでしょうか?

2016/11/29(Tue)23:11 (No.4631)

Re: シヴァの次元航海記 感想13  by 第3惑星人

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潜水艦様、ご指摘ありがとうございます。
修正出来次第、再掲載させて頂きます。

2016/12/04(Sun)08:55 (No.4633)

Re: シヴァの次元航海記 感想13  by 潜水艦

誤字が有りましたので、
『 だが完成までは時 間が必要だった。それまでの間にどうするか、という問題に対しては古野間が解決策を見出した。それが、残存する車両を使った模擬選である。』
誤字=模擬選、
正解=模擬戦、

2017/02/14(Tue)22:36 (No.4678)

Re: シヴァの次元航海記 感想13  by 第3惑星人

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潜水艦様、ご指摘感謝です。
後に訂正いたします。

2017/03/02(Thu)08:33 (No.4682)

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