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魂郷学園 第23話:歌【オーディション】
作者:亀鳥虎龍   2018/07/18(水) 14:05公開   ID:CUGywFsC2NE
 万事部の部室では、こんな騒ぎが起こった。

「!?」

バァーン!と扉が開き、二人の少女が現れたのだ。

「私の依頼、引き受けてくれる!?」

「ノワールにユニ?」

黒髪でツインテールの少女『ノワール』と、彼女の妹の『ユニ』。

姉のノワールは高等部、妹のユニは中等部に所属している。

「何かあったんですか?」

新八が恐る恐る聞くと、

「実はね、この間の『ミュージックアイドル』の事なんだけど…」

そう言ってノワールが、その時の事を話したのである。






―歌【オーディション】―





 ミュージックアイドル。

毎週曜日に放送されている、人気の音楽番組。

三回合格すれば、歌手デビューができるというもの。

昨日…つまり月曜日の放送に出場したノワールは、3度目の優勝を狙っていた。

観客も大好評で、誰もが彼女達の優勝だと確信する。

しかし、審査員の判定は…、

「酷過ぎる!」

「ダメね」

「こんな歌、聞けるかぁぁぁ!」

全くのダメだしで、対戦相手の『ジミー村田』が優勝したのだ。






「それ…言いがかりじゃね?」

思わず銀時が呟くき、誰もが頷く。

「だったら、貴方達も彼の歌を聞いてみたら! 魂郷西公園でライブしてるみたいだから」

しかしノワールの怒りは、全く収まる気配が無かった。

「ライブね……」

ものは試しと、白野や当麻達は外へ出たのだった。







 魂郷町にある西公園。

ギターを手に、音楽を奏でる青年を見つける。

「あれが…ジミー村田さん?」

「そうみたいだね」

万事部一行は離れた位置から、彼の歌を聴く事にする。

そして、彼の野外ライブが始まった。

「○×△□#$〜♪」

その歌声は、凄まじく酷過ぎて、

「み…耳が……」

「こ、鼓膜が破ける…」

思わず耳を塞いでしまう程である。

それどころか、彼の上空を跳んでいた鳥すらも落ちてしまう。

「ぎ…銀さん、見ました!?」

「嘘だろオイ!? 鳥が落下するほどって、どんだけ酷い歌唱力!?」

これ程酷い歌を聞いて、何故審査員たちは彼を優勝者に選んだのだろうか?

まさに、最大の疑問であった。

「マズッ……コレは厄介な事件だぞ!」






 白野達とは別の方向にて、

「ふむ、微弱な『謎』の気配がするな」

「この公園にか?」

「どこにそんな気配が?」

ネウロと弥子、そしてマギルゥは公園に足を運んでいた。

「あの男からだ」

「「へ?」」

ネウロが指を差した方向に、一人の青年が歌いだそうとする。

そして、次の瞬間であった。

「○×△□#$〜♪」

彼の歌を聞いて、弥子とマギルゥは耳を塞いでしまう。

「な、なんじゃコレは!? あまりにも酷過ぎるわい!」

しかしネウロだけは、当たり前のように聞き流していた。

「ふん。 この程度の歌など、聞き流せないのか?」

「無理に決まっとるじゃろネウロ! なんで主は平然と聞けるのじゃ!?」

「何を言っている。 魔界でもあの程度の歌を聞いていたぞ?」

「因みに聞きくけど、どんな歌なの?」

思わず弥子が尋ねると、ネウロはお得意の魔界トークを披露した。

「ライブと称し、周囲のあらゆるモノを破壊する歌声でな。 地面は割れ、植物は枯れ果てる。 魔界ではあの歌声に誰もが絶賛したものだ」

「絶賛できねぇよ!」

「そんなライブを聴いてたら、こっちのライフが危うくなるわ!」

青年の野外ライブが終わるまで、弥子とマギルゥは耳を塞ぐしかなかった。






「し…死ぬかと思った…」

「何で審査員は、こんな歌の何処を…評価しただろ?」

聴覚が麻痺したような感覚に陥った白野達。

気を取り直し、ジミー村田の元へと歩み寄る。

「貴方がジミーさん?」

「はい。 そうですが、アナタ方は?」

「私達、魂郷学園の学生です」

「学生さん?」

「ええ。 偶然この公園を通りかかったら、アナタの歌を聞こえたので…」

「そうでしたか」

「ところで、いつも此処で野外ライブを?」

「はい、そうです」

すると、一人の女性が駆け寄ってきた。

「ジミーくん!」

「見中さん」

「今日のライブ、最高だったわよ! 次のオーディション、頑張ってね」

「はい、勿論」

眼鏡を掛けた女性『見中沙耶子』がそう言うと、万事部の面々は、

「(あ、あの歌の何処が良いの!?)」

「(世の中、いろんな趣味の人がいるなぁ…)」

「(やれやれ……)」

内心でツッコミを入れるのだった。

同じく、このやり取りを聞いていた弥子とマギルゥも、

「……もう…ツッコミの気力がない」

「儂もじゃ」

思わずガクリと項垂れていた。

しかし、ネウロだけは…、

「(あの女…ジミーとやら以上に、『謎』の気配を纏っている)」

見中が強い『謎』の気配を纏っている事に気付いたのだった。






 翌日、水曜日のミュージックアイドルが放送される。

スタジオの客席に座り、白野達はジミーの歌を聞く。

因みにその中に、十六夜に連れて来られたベルベットもいる。

「○×△□#$〜♪」

勿論、ジミーの歌は酷かった。

観客の誰もが、この歌唱力に耳を塞いでしまう。

一番前の席で応援している見中を除いて。

しかし、歌を聞き終えた審査員の評価は、

「素晴らしいーーー!」

「また優勝に近付いたわね、ジミー」

「凄いぞ!」

何故か絶賛であった。

「どうして、こうなったんでしょうか?」

「う〜ん…何でだろう?」

「全く分からないわね」

観客席で聞いていた白野達も、疑問を隠せなかった。

一方その頃、観客席の壁際の方では、

「土方さん、本当に『電波塔の道化師』が現れるんですかい?」

「ガゼじゃねぇのを祈りたいけどな」

土方と沖田が、辺りを見渡している。

果たして、彼等の目的とは?






「さあ! このまま挑戦者がいなければ、優勝はジミーのものになる。 挑戦したい人はいるかな?」

司会者が叫ぶと、誰もがざわつく。

「こうなったら、直接確かめるしかないな」

「「えっ?」」

なにか策が見つかったのか、十六夜はニヤリと笑う。

「何のために、コイツを連れて来たんだよ?」

そう言って彼は、親指で連れて来たベルベットを指す。

「まさか……」

「あり得るかも」

「え、なにが?」

戸惑うベルベットであったが、白野や承太郎達は呆れてしまう。

「ところでベルベット、右脇になんか付いてるぞ」

「え、嘘?」

十六夜に指摘され、思わず脇を観ようと手を上げたベルベット。

しかし、その時だ。

「おーーーっと! ここで挑戦者が現れたぞ!」

「えっ!?」

「んじゃ、頑張れ♪」

「何が!? と言うか私、歌とか得意じゃないし!」

見事に嵌められたベルベットは、そのまま舞台へと上がって行く。

「あ〜もう、こうなったら自棄よ!」

「では、歌って頂きましょう! 曲は『W-B-X〜Double Boild Extreme〜』!」






 その頃、舞台の屋根裏では、

「無駄な事だ。 ジミー村田は、天才だ」

顔に針の様なものが着いた怪人が、舞台を覗いている。

すると、ガタンと足音が聞こえた。

「ん?」

振り返ると、銀髪の少年が立っている。

坂本探偵事務所の探偵助手のジークだ。

「貴方が、“電波塔の道化師”か?」

「誰だいキミは?」

「探偵だ。 貴方を拘束する」

「私をかい? 嫌だと言ったら?」

「それなら、実力行使だ」

《JOKER》

「変身!」

既にサイクロンメモリが挿入済みのダブルドライバーに、ジョーカーメモリを挿し込み、

《CYCLONE・JOKER》

仮面ライダーWへと変身した。







 舞台裏から外へと場所を変え、ドーパントとWの戦いが始まった。

「強いね君! ほらほら、がんばレールガンってね」

「ふざけるな」

口の軽い言動のドーパントに、Wは若干憤慨する。

何度も攻撃するが、ドーパントは逃げるように交わしていく。

「やるね〜。 けどそんなんじゃ、私に傷一つは着けられないぜ!」

すると口から、針の様なものを飛ばしたのである。

それを腕でガードしたWは、左側のメモリを挿し替え、

《TRIGGER》

「試してみるか?」

《CYCLONE・TRIGGER》

『狙撃手の記憶』を宿した、サイクロントリガーへとチェンジした。

拳銃型専用武器『トリガーマグナム』に、サイクロンメモリを挿入し、

《CYCLONE・Maximum Drive》

「『トリガーエアロバスター!』」

高速で放たれた風の弾丸が、ドーパントへと放たれたのだ。

必殺技は命中し、ドガァァァァァァ!という爆音が聞こえる。

「ぐわぁぁぁぁぁぁ!」

「これで決まりだ」

「わ、私のメモリが、バラバラにぃ〜!」

しかし最後の悪足掻きか、ドーパントは爆炎の中で攻撃を放った。

勿論Wは、それを腕でガードする。

『本体は逃げたみたいですね…』

「ああ。 でも……」

変身を解いたジークは、地面に落ちたメモリをハンカチで回収した。

「これで悪事は出来ないな」






 一方で、スタジオの方では、

「なんだその歌は!」

「あまりにも酷過ぎるぞ!」

ベルベットの歌に対する審査員からの評価は酷く、これに観客は不満を抱いた。

しかし万事部の面々はというと、

「(こういう事か……)」

ノワールの証言の意味を理解できたのである。

そんな中、弥子達と観客席にいたネウロは、

「(『謎』が生まれたようだ)」

ペロリと唇を舐めるのであった。






 坂本探偵事務所を訪れたネウロ達。

「電波塔の道化師?」

彼等は龍馬から、ある容疑者の情報を知らされる。

電波塔の道化師――夢見る若者達の前に現れ、彼等から金品を騙し取る詐欺師の呼び名。

その正体は不明で、その被害にあった若者達の数は尋常でないとの事。

「んで、あのスタジオに現れるっていう情報を聞いて、ジーク君が調査に当たっていたんだ。」

「そして、そいつがドーパントだったんじゃな」

「ジミーさんの合格にも絡んでたんだ」

話しを聞いた弥子は、ジミーの合格の秘密を知った。

「どっちにしろ、もう悪事は出来ない」

「なんで?」

「ヤツのメモリを砕いた。 これだ」

証拠品袋に入っているメモリを見せるジーク。

それ見たネウロ達であったが、思わず首を傾けた。

「それの……何処がメモリじゃ?」

「へ?」

彼も袋を見ると、中に入っていたのはガイアメモリではない。

長方形で小さいお菓子の箱で、ご丁寧に“残念でした”と書かれたメモも張られている。

「………」

これには流石に、ジーク自身は沈黙してしまう。

「恐らく主は、何らかの暗示を掛けられたようじゃな。 その所為でその箱をメモリだと思い込んでしまった」

「つまり…ドーパントも無事って事ですか?」

「そうみたい」

「……してやられたか」

ドーパントが逃走中と知るが、ジークは冷静さを保っている。

「ネウロ、そいつのメモリの正体を突き止められない?」

「やってみよう。 ジーク、貴様が戦っ時の事を一から話せ」

「ああ、了解した」

ジークの記憶を頼りに、ネウロは敵のメモリの正体を推理し始めた。






 公園に着いた白野達であったが、ジミーの姿はなかった。

「居ないな」

「うん……」

「お嬢ちゃん達、どうしたの?」

「へ?」

声を掛けられ、呼ばれた方向に目を向ける。

そこには、甚平姿で手拭を頭に巻いた中年男性がいた。

「俺は詩人の澤田サチオってんだ、宜しく」

「あの、ジミー村田さんについて、教えて貰えないですか?」

手掛かりを追う為、白野はサチオに尋ねる事にする。

「ジミーね……アイツは歌は下手だけど……一生懸命なヤツだからな」

「そうですか…」

サチオからジミーの事を聞かされている中、白野はある事を思い出す。

ジミーのファンをやっている女性、見中沙耶子の存在だった。

「あの! 確かジミーさんのファンをやっている女性がいた筈です。 彼女はどちらに?」

「あ〜、あの子なら、この時間帯は△番地のファミレスで働いてるよ」

重要な手掛かりを手にした白野達は、すぐさま行動を開始した。






 その頃、坂本探偵事務所の方では…、

「“嘘”と“針”…それに“道化師”……」

ドーパントのメモリを突きとめるため、ネウロはジークの証言をもとに、思考を巡らせていた。

「他に何か、そいつに関する情報は?」

尋ねられたジークは、戦っていた時の事を思い返す。

「口の軽く、掴みどころないドーパントだった」

「“口が軽い”…もしや……」

するとネウロの頭の中で、バラバラのキーワードが一つになった。

「分かったぞ、敵のメモリが」







 魂郷町△番地にあるファミレス。

見中を探すため、白野達は中へと入った。

「すみませぇ〜ん」

「いらっしゃいませ」

店員が軽く頭を下げると、銀時が店員に声を掛ける。

「すみません、店長はいます?」

「少々、お待ちください。 店長、お呼びですよ!」

「はいは〜い」

店長を務める眼鏡の男性が、すぐさま彼女達の前に現れた。

「すみません。 私が店長です。 何か御用ですか?」

「あの、ここで働いてる見中沙耶子さんはいらっしゃいますか? こちらの店員だと聞いたので」

「あ〜、彼女でしたら――」

するとその時である。

「店長、お先に失礼します」

「あっ、見中さん!」

「えっ!?」

丁度上がりであった見中が、そのまま店を後にしたのだ。

「しまった!」

すぐさま一行は、彼女の後を追ったのである。







 とある廃工場。

「すみません! 何処にいますか!?」

誰かを探している見中であったが、

「ここですよ〜」

すると、トロッコで移動するドーパントが現れた。

「えっ、あれって!?」

「ドーパント!?」

見中を追っていた白野達は、物陰から様子を見る。

「どうぞ、お金を持ってきました」

「見せろ!」

見中から封筒を取り上げたドーパントは、すぐさま金額を数えた。

この様子を目にした十六夜はは、その光景で納得する。

「(成程…。 奴に不正合格を依頼していたのか…)」

そんな中、ドーパントは封筒を叩きつけながら怒鳴った。

「ダメだ! 金額が足りない!」

「そんな!」

「もういい、ここでお前との契約は破棄だ」

「お願い、もう少しだけ待って!」

「待てない! 人生甘くないんだよ! あまり世の中を舐めるな!」

しかし、その時である。

「アンタこそ、舐めんなぁ!」

「ブゲゥ!」

当麻の飛び蹴りが、ドーパントへと命中したのだ。

「新八、見中さんを!」

「さあ、こっち!」

「で、でも!」

ビルドドライバーを装着し、白野と当麻は変身の準備をする。

そんな二人に、ドーパントはこんな事を言ったのである。

「お前達に一つ、良い事を教えよう」

「何だ?」

「私はお前の、ご主人様だぁ!」

この一言と一緒に、例の針を飛ばす。

針は白野へと向かうが、その時だった。

命中するより早く、Wが掴み取ったのである。






「ふざけるのも大概にしろ」

「げっ!」

「W!?」

Wの登場に驚く白野であったが、Wは彼女にある事を伝えた。

「ビルド、ヤツのメモリの正体は『ライアー』だ」

「“ライアー”…つまり『嘘の記憶』!」

メモリの正体を知った白野に、Wもコクリと頷く。

「アイツは言葉の針を飛ばすことで、相手に自分の嘘を信じ込ませる事が出来る」

能力の詳細を聞いた誰もが、すぐさまその意味を理解した。

「成程…その能力で、『ジミーさんの歌が最高』という嘘を撃ちこんだのね」

推理したネウロがこの事に気付いたのは、ある言葉からだ。

“口が軽い”という言葉から、全てのキーワードが揃った。

道化師は基本的に、冗談や嘘を吐くほどの口の軽さで笑いを取るのが売り。

そしてその“嘘”の力を、針状にして飛ばすという連想へと繋がったのである。

文字通り、“言葉が突き刺さる”を体現したメモリ。

能力の正体を見破られたライアー・ドーパントは、すぐさま自分の不利を悟った。

「ふ〜む、マズイ状況だな…逃げるが勝ちかな?」

「ふざけんな!」

《クローズドラゴン!》

《ラビット! タンク! ベストマッチ!》

白野と当麻はボトルやクローズドラゴンをドライバーに装填し、

《Are you ready?》

「「変身!」」

《鋼のムーンサルト! ラビットタンク! イェーイ!》

《ウェイクアップバーニング! ゲットクローズドラゴン! イェーイ!》

白野は仮面ライダービルド、当麻は仮面ライダークローズへと変身したのだ。






「んじゃ、さいなら!」

逃げようとするライアーであったが、クローズは後ろから型を掴む。

「待て!」

ビルドとクローズが応戦する中、ジャンヌとジークが対話を始める。

『ジーク君、彼の針に気をつけてください』

「なら、このメモリが一番適してる」

《LUNA》

《TRIGGER》

《LUNA・TRIGGER》

そしてWは、ルナトリガーへとチェンジしたのだ。

トリガーマグナムから発射される弾丸は、ルナメモリの能力で軌道が自在に変化。

「ウゲゲゲゲゲ!」

後方からビルドとクローズを援護しながら、ライアーを追い詰めていくW。

「このまま、メモリブレイクだ」

トリガーマグナムにメモリを挿しこもうとしたが、まさにその時だった。

「待って!」

見中が駆け寄り、Wの腕を掴んだのだ。

「彼がいないと、ジミー君が合格できないの!」

『何を言ってるんですか!?』

「合格できなくても、次の大会でチャレンジすれがいいのではないか?」

「私がどれだけジミー君を見てると思ってるの? 彼にはね、あり得ないくらい才能が無いのよ!」

まさにその時、ガシャーン!という音が聞こえた。

「えっ!?」

何かが地面に落ちた音が聞こえ、見中も思わず振り返る。

そこには、ジミーの姿があったのだ。

「ウソ…どうしてジミー君が!?」

驚く見中であったが、ライアーがこう言ったのである。

「私が呼んだんだ。 そろそろ、潮時だと思ってね」

「嘘だ…。 僕は…自分の実力で合格を……」

地面に膝を突き、今の状況を受け入れられないジミー。

そんな彼の耳元で、ライアーはトドメの一言を放ったのだ。

「嘘は……お前の合格の方だ」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

真実を聞かされ、ジミーは絶望の叫びを上げてしまう。

「……ジミーさん」

その光景を、ビルドは見届ける事しか出来なかった。




次回へ続く……。

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 後編に続きます。
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