とある魔術の禁書目録のifストーリーです。
キャラ崩壊とか原作ではありえないキャラ交友ですが勘弁。
時系列的には新約と考えてください。
「それでは第一回私たち年上キャラももっと頑張ってもいいよね☆会議を始めたいと思います。」
「いえーい。」
「気合いいれていくわよ。」
ここ学園都市の個室サロンの一室で三人の女性たちによる密かな集まりが幕を開けようとしていた…
年上キャラと恋心が交錯するとき物語は始まる!
「えー今日はオフ会に集まってもらいありがとうございました。まずは自己紹介から始めたいと思います。ハンドルネームかおりんこと神裂火織です。今日のオフ会を仕切らせてもらいます。」
「じゃ次は私ね。ハンドルネームむぎのんこと麦野沈利よ。学園都市の第四位で原子崩しって呼ばれてるわ。」
「最後は私ね。ハンドルネームあわきんこと結標淡希よ。一応座標移動の大能力者よ。」
「では、とりあえずかんぱーい!」
「「かんぱーい!」」
「今日皆さん年上キャラに集まってもらったのは他でもありません、私たちはもっと頑張ってもいいと思うんです!!」
「確かににゃ〜ん♪私たちって年上ってだけでなんか損してる気がするわ…誰がババァだコラッ!」
「まったくその通りね。何が中学生よ何が幼女よ大人の色気なめるなっての!」
「今日私たちはその…それぞれの思い人にどうやってアプローチするか話し合おうということでいいんですよね?」
「「(〃▽〃)」」
「コホン、で、では私からいきたいと思います。これが彼の写真です。」
スッ
「彼は上条当麻と言って学園都市で暮らしている学生です。」
「へーなんか頼りなさそうな感じだけどな。」
「で、でもいざというときはとても頼りになってその…とってもかっこいいんですよ」テレテレ
「あーはいはい、惚気乙。」
「私この人会ったことあるわ。」
「そうなのですか!?」
「うん、私がちょっとケガしてた時助けてもらったの。」
「…ちょっと詳しく教えてもらえますか。」スッ
「ちょ、ちょっと待って刀に手をかけるのは止めて!別になんともないわただ助けてもらっただけ私には別に気になる人がいるの!」
「で、あんたはこの男とどんな関係なのよ?」
「えーと、彼は私にとって恩人でして何度も助けてもらったのです。感謝の気持ちがだんだん好意になっていきまして…でも、彼の周りにはあの子を始めたくさんの女の子がいまして…」
「へーこの男けっこうモテるのね。」
「えぇ、最近五和なんて彼にあんな積極的にアプローチをかけて…クッいっそこの手で切り捨ててやろうかド素人が…」
「神裂さん落ち着いて!!じゃ、じゃあ麦野さんは誰が好きなの?」
「え!わ、私?私はこの男だにゃ〜ん♪」
スッ
「名前は浜面仕上、私がリーダーやってたアイテムっていう組織の下っ端だったの。まぁ、アイテムは今は解散したんだけどね〜」
「ほーなかなかワイルドな感じですね。少々馬鹿ぽいですが。」
「確かにそうね。体つきもしっかりしてるし。馬鹿ぽいけど。」
「ま、まぁ確かにlevel0だけど頼りになるかな//馬鹿だけど。」
「で麦野とこの男性はどのような馴れ初めが?」
「あー私この男殺そうとしてたのよ。」
「「……」」
「だってlevel0のくせにlevel5の原子崩し麦野様に楯突きやがったのよ!!あの糞[ピーッ]野郎。でも、あいつを殺したい殺したいって考えてるうちにあいつのことしか考えられなくなってて//」
(これはヤバいわ…)
(ま、まぁ人の愛の形は様々ですから…)
「なのにあいつこんな私に愛されてるのに滝壺や絹旗とイチャイチャしやがって…テメェの[ピーッ]焼き切ってやろうか!!それにあいつらも浜面に色目ばっか使いやがって特に滝壺テメェらの[ピーッ]に[ピーッ]突っ込んでその汚い[ピーッ]を[ピーッ]してやろうか!!」
「落ち着いてください。ということはこの男性の周りにも女性の影があるわけですね?」
「えぇアイテムの同僚たちよ。あいつらのことも確かに大切だけど浜面のことになれば話は別。」
「それはなかなかドロドロしてるわね…」
「では最後に結標どうぞ。」
「わかったわ。私はこいつよ。」
スッ
「あん?これ第一位じゃねーか?」
「ちょっと目つき悪いですね…」
「そう、言わずと知れた学園都市第一位一方通行よ!!」
「ブハッ!マジうけるこいつはさすがにないわ。」
「確かに彼はちょっと…」
「何言ってるの!!」
「「!!」」
「この少年のような細腕、ツヤツヤとした肌、この思わず守ってあげたくなる中性的な顔立ちこれであと5歳若ければ完全に私のドスライクなのに…」ハァハァ
「「うわーマジ引くわー」」
「何お前もしかしてショタなの?」
「失礼しちゃうわ!私はただ年下が好きなだけよ。特に少年。まぁ一方通行はギリギリ許容範囲って感じね。本当の少年には法律的に手出せないし…」
「学園都市の超能力開発でこんなことに…やはり科学は恐ろしいですね…」
「おい、私こいつの相談に乗るのやめてもいいか?」
「ちょっと、私も相談に乗るんだからちゃんと相談に乗ってよ!」
「ちっ、まぁしょうがないか…」
「では気を取り直してまずは私に何かアドバイスをください。」
「聞くところによるとこいつかなりの鈍感なんだろ、かなり直接的に迫らないと駄目なんじゃねーの?」
「ちょ、直接的ですか…?」ゴクリ
「確かにそうね色気ある体なんだから思春期少年なんて一発でしょ。し、思春期…」ハァハァ
「おーい、戻ってこい」ビシュッ
「うぉ、ビームはやめてよ!」
「し、しかし私はそんな経験ないですし…」
「ちょ、おま二十代にもなって処女wwwww」
「ま、同じく処女の私に言えたことじゃないけど二十代で処女はないと思うわ。」
「えっ、私まだ18なんですけど?」
「「えっ、!!」」
「おいおいwww心は十代てか、マジうけるんですけどwwwww」
「たしかにwwwwおなか痛いwwwww」
「なんですか麦野だって老けて見えるじゃないですかそれに最初見た時思ったんですけどビッチ臭いんですよ!!」
「アァ!!誰がババァだ誰がビッチだ!!こちとら正真正銘の十代で処女だっつーの!!そ、それに初めては浜面に捧げるって決めてるの//」
「確かに麦野さんはビッチ臭いわねwwww
「露出狂変態ショタは黙ってろ。」
「何ですって!?」
このド素人が!
ブ・チ・コ・ロ・シ・カ・ク・テ・イ・ネ
いやちょっとタンマタンマ〜
ドカーン、バキッ、ビシュッ
色々あって…
「すみませんでした…」
「いえこちらこそ…」
「死ぬかと思ったわ…」
「では気を取り直して次は麦野ですね。」
「よろしく頼むわ。」
「特にこの滝壺という子はかなり浜面君と仲がいいみたいですね。」
「認めたくないけどたしかにそうね。浜面は滝壺を助けるためにロシアまで行ったしね。」
「そ、それはかなり厳しいのでは…」
「で、でも私だって浜面を殺すためにボロボロの体でロシアまで言ったのよ!」
「あ、もう完全に無理ね麦野さんお疲れした。」
「ちゃんと相談乗れやッッ」ビシュッ
「きゃーごめんなさいッッ」ドゲザ
「そのー麦野こそ色気で迫ればいいのでは?申し上げにくいのですが浜面君はかなりコロッと落ちそうですし。」
「そうね。いつもより優しく接してみれば?」
「たしかに一理あるわね。ちょっと試してみるわ。ふふふ、待ってなさいよはーまーづらぁ♪」
ブルッ
「なんかやな予感がするぜ…」
「最後は私をお願い。」
「んー本能の赴くままにすればいいんじゃないかにゃーん♪」
「そうですね正直アドバイスが思いつきません…」
「本能の赴くままに…ジュルリ ふふふ、アッくんにあんなことやこんなことを…」ハァハァ
「同じ年上キャラとは思われたくねーな。」
「まったくですね。」
「コホン、ではそれぞれのターゲットのハートをつかむため年上キャラの実力を見せてやりましょう!!」
「「おーーー!!」」
こうして年上キャラたちの逆襲が始まった…