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特別読み切り キャラクター無双 一つの次元に集められし者たち
作者:インチキ抜刀剤   2014/08/26(火) 00:19公開   ID:atxyxk2whgY
ある日突然、空は堕ちた そして世界は崩壊した だが、ただ一人生き残ったものがいた
名を、影八木 桃花と言う 彼女の怨みは外の世界を破壊し始める
それを止めるために、創造神は決めた 他の世界の歴戦の強者を集めることを


ある夏の日霊夢はいつも通り神社の縁側でお茶を飲んでいた
「おーい、霊夢遊びに来たぜー」
「あー魔理沙いらっしゃい」
「お邪魔するぜ」
魔理沙も縁側に座りお茶を飲み始める その時だった 突然の衝撃が霊夢達を襲った 謎の重力場に引き寄せられる 「これじゃもうッ!」 抵抗して来た霊夢だが ついに敗れた
これは、世界の崩壊を止めるための始まりだった

「銀さん、仕事の依頼ですよ」
「あ?珍しいな、久しぶりの依頼だぜ♪」
銀さんと呼ばれた男 坂田 銀時 は同じ万事屋で働く 志村 新八にこう返しながら、興奮していた
「あれ?神楽ちゃんはまだ起きないの?」
「何言ってるアルか?私はとっくに起きてるネ」
奥から声が聞こえてくる どうやら起きたが 布団からはでてないらしい
「ほら、神楽ちゃん 布団を干すからどいて」
「新八!私はまだ寝足りないネ!」
「おい、神楽、そろそろこっち来い」
さすが銀さんと思った新八だが
「そこに横になりたいんだよ」
「ってコラァァ!自分のためかよ!しかも依頼ほっとく気!?」
「しゃーねーな どれ見せてみろ」
新八から受け取った封筒を開ける その瞬間から 彼ら万事屋の記憶は無い

「いってきまーす」
僕は母に声をかけ 学校へ向かう
「行ってらっしゃい 悠ちゃん!」
母に見送られながら 僕 坂井 悠二 は学校へと歩き出した
「悠二ー」
声のする方を見れば 僕の家族と言ってもいい少女 シャナがやって来るのが見えた

だが その瞬間 世界が止まる
「これって!」
シャナが警戒するが気配が無い そして僕らはこのまま知らない世界へと導かれたのだ

「なぁ忍」
僕は僕の影に住む 吸血鬼の成れの果て 忍野 忍に声をかける
「なんじゃい 我が主様よ」
「妙な気配を感じないか?」
「ふむ、確かにするのぅ じゃがこれは怪異では無いのぅ」
「怪異じゃない!?一体なにが!?」
僕らは気付かないでいた すでに僕の後ろには全てを飲み込まんとする空間が存在していた
そして、僕は いや僕らは飲み込まれたのである

「なぁ箒」
「なんだ一夏?」
「なんでこのアリーナには俺らしかいないんだ?」
「変だな みんなは確かに第3アリーナに行ったはずだが?」

一瞬、何かが変わった
そして俺と箒は見知らぬ場所にいた

だがよく見れば色んな人がいる

幼い顔立ちの巫女と魔法使い?みたいな子もいるし 刀を持った女の子と大剣を持った男の子もいる 昔の人が着るような服装をした男の子とチャイナ服を着た少女もいる
そして何より かなり幼い少女を連れた 長い大太刀を持ち佇む子もいる

「まずはお互いの自己紹介をしようか」
突然、大太刀を持つ者 阿良々木 暦がみんなをまとめる

そして一通り自己紹介が終わったところで
「もう、いいかの?」
誰かの声がした
全員が、見るとそこには ズタボロの老人がいた
「おい、大丈夫か!?」
だがその老人はこう言った
「お前達なら、それぞれの次元の歴戦の猛者ならやれる」 「と言うかやってくれ!」
「お前を殺ればいいアルか?」
「違うわい、やるのは影八木 桃花と言う者じゃ」
「誰なのじゃ?その者は?」
忍が尋ねると「この世界に生き残ったことを怨み、呪い 健全なお前達の世界を憎む者じゃ」
「いずれ、お前達の世界も滅びる 彼女の手によってな」
「・・・・・・・・!?」
「頼む!彼女を倒すとまでは言わん!封印だけでもいい!やってくれ!」

「いっちょやりますか!」
「ちょっと銀さん!?大丈夫なんですか!?」
「俺はこんなところで死にたく無いからな それに 見知らぬ奴の嫉妬で殺されるのはゴメンだからな」
その言葉にその場の全員は覚悟を決めていた


全ての世界をかけた闘いが今、始まろうとしていた・・・・

「憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎いお前達が憎い!!!!」

その場を圧倒するような殺気が放たれていた

「お前達を殺すのに、私はでなくていい やっちゃって」
桃花の一言でその場にたくさんの人間?が現れた
「こやつらは!?パラレルワールドのわしが作った眷属の出来損ないじゃ!」
「そう、お前が作った眷属の出来損ないは私の部下だ お前達を殺すのには十分だ 」
そう言うと桃花は闇に消えていった

「まぁいいわ私がやるから」
先手をきったのは霊夢だった
ー霊符「夢想封印」!
色とりどりの弾幕が出来損ないの眷属に当たり大量に倒す
「なら、私もやるっきゃないぜ!」
ー恋符「マスタースパーク」!
デカイレーザーにより正面の出来損ないの眷属→残者を吹き飛ばす
「正面突破だぜ!」
魔理沙の一言で全員は散開したーーー

「新八!」
「分かってますよ!銀さん!!」
新八は自分の木刀を腰から抜くと 残者に向けて突き出す 残者の胸を貫き、残者は動きを止めた
「うおぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁ!!」
銀時は破格の強さで残者を蹴散らして行く
そして神楽は自分の傘で蹴散らして行く

「箒!」
「分かっている!」
たったそれだけ それだけで一夏と箒はそれぞれの邪魔にならぬように斬って行く
これこそが真のコンビネーションだとでも言うように

「シャナ!」
「悠二!!」
悠二は自分の剣 ブルートザオガーを振り抜く そして振り抜いた時の衝撃波で次々と倒して行く
シャナは、各個撃破をして行く 炎をまとった太刀ー贄殿遮那で斬り裂いて行く

「お前様!」
「あぁ、分かってるさ!」
久々な吸血鬼としての力!それを存分に振るう 大太刀ー心渡で
「来いよ、僕の本気を舐めるなよ」
「おい、お前様訂正した方がいいぞ」
声がした方には限界まで血を吸い 力を殆ど取り戻した忍がいた
「そうだったな、僕らのかッ!!」
次々と息のあった攻撃で残者を倒して行くのだった

桃花は肌で感じていた
「おかしい、私達の方が数が多いのに・・・・」
ハッとして見直すと残者を全て倒した奴らの姿だった
憎い憎いやはり憎い あいつらが嫌いだ 消えてなくなればいいのに・・・・



「これで最後か」
銀時が貫いた残者、これが最後だった
「これで遂に・・・・」


「やっぱり憎いはお前らが嫌いだ 消えろ」
その時残者よりも凄まじい殺気が桃花を中心に放たれていた

桃花はだす 本気の一撃を 「エンドレス マッサークル」 (終わりの無い大虐殺)

そして、その場は地獄となった 元々、焼け野原みたいな場所だったが、その一撃が放たれた時には クレーターができていた 直径 20kmはあるだろう

そんな中 「なかなかやるじゃない」 「確かにやるぜ!こいつ!」 「かかっ!その程度で」
「僕らをやれるとでも?」

「なんで?なんで消えないのよ!お前らは!!」
そこには霊夢、魔理沙、暦、忍が残っていた
どうやら、他の人達はまともにくらったらしい

「託すよ負けた僕らの分も」 悠二の一言は霊夢達を本気にさせるのには十分だった

「「「「さぁ!最終決戦だッ!!!!!!」」」」
霊夢は魔理沙を見る 魔理沙も霊夢を見返していた
ー神符「「夢想天 大雷撃」」!!

「僕らも行こう忍」 「渡っておるよお前様」

ー神殺剣「「心渡・絶命」」!!

霊夢と魔理沙の力が合わさったスペルカードと二振りの心渡の斬撃は

桃花の身体を貫通していた・・・・

桃花は夢を見ていた とても美しい夢

「ねぇお母さん?もし私が1人だけ生き残ったらどうするのかな?」
「馬鹿なこと言うんじゃないよ・・・・もしあんたが生き残っていたら 世界を滅ぼすだろうね」
「ふふ そうかもね」







意識が戻る
「ぐふッ!」
口から血を吐く
「私の負けね」
桃花は言う
だが
「いや、お前は負けてなんかないよ さみしかったんだろ? 悲しかったんだろ?」
その人の言葉で私は泣き出した
ーーまだ、私には流す涙があったんだ お母さんゴメンなさい だから
桃花はまるで眠る様に死んでいった

そして「あれ?私達なにをしてたんだぜ?」
「知らないわよ、そんなの!」

一つの次元に集まったこと それは記憶から消えていた
そして 彼らはいつも通りの生活へと戻って行くのであった




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■作者からのメッセージ
思いつきで書いてみました 本当ならシンフォギアとかONE PIECEとか出したかったんですけど 特別読み切りとして書いたので簡単にまとめました
続けて欲しい 続きが読みたいなどありましたら感想へ

毎度、僕の小説を読んで頂きありがとうございます

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