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新SDヒーロー&妖怪ウォッチ オール平成ライダーと大江戸妖怪英雄伝 ステージ6:憎しみのメズール
作者:カネゴン   2018/11/29(木) 21:45公開   ID:1SHiiT1PETY
<ウォズによる前回のあらすじ>

ウォズ「この本によれば、普通の高校生常磐ソウゴ、彼には、魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた・・・。バカボンキャラ達と共に悪人を無闇に襲う2大バイク怪人を調査する月浪トウマ達。バイク怪人の正体はなんと本官とバカボンの2にんだったのです。妖怪探偵団やビルドダイバーズの活躍、そしてバカボンパパの説得により、2人は改心したのでした。ところがどっこい、そのへ妖怪として生まれ変わったメズールことシャチ娘が彼らの前に現れ、アナザーバースへと変貌しさらに・・・おっと失礼。ここから先は皆さんにはまだ未来のお話でしたね・・・。」







新SDヒーロー&妖怪ウォッチ
オール平成ライダーと大江戸妖怪英雄伝


ステージ6:憎しみのメズール






2体のダミーアナザーライダーを倒し、バカボン達の説得したトウマ達の前にシャチ娘が現れた。彼女はするどい目つきでトウマ達をにらんでいた。それに体から黒と紫のオーラを発していた。そんな彼女を妖怪ポッドを見て紹介するウィスパー。

ウィスパー「彼女はグリードの1人であるメズールが妖怪として生まれ変わったシャチ娘でうぃす!」

アキノリ「何か様子が変だぞ!まさか空亡に取りつかれてるのか!?」

発しているオーラを見て、人間や妖怪に取りつきその負の力を増幅させる妖怪空亡がシャチ娘に取りついているのではないかと推測するアキノリ。
すると彼女はセルメダルを2枚取り出しこう言った。

シャチ娘「まったく、ただの人間じゃこの程度。」

バカボンと本官さん目掛けてセルメダルを投げるシャチ娘。
セルメダルは1枚ずつ2人の額へと入り、バカボンからフグヤミー、本官さんからタツノコヤミーが2人の体から分離するかのように生み出され、誕生してからすぐ暴れまわった。玄武の憑依召還を解除し何故こんなことをするかシャチ娘に問うトウマ。シャチ娘はこう答えた。

シャチ娘「私は妖怪として生まれ変わって人間を襲うのをやめた・・・。でもやっぱり人間はおろかだった!自分のミスを他人に押し付けるし、名作の映画や小説なのに平気で悪口を書き込んだり、なによりも平気で海を汚す!だから私は人間共に復讐する!だから私はバハムートナイツに寝返ったのよ!」


怒ったシャチ娘はトウマ達に襲い掛かって来た。
ネクタイのウナギから放たれた電撃、足をタコ足に変化させてからの強烈キック、手のひらから発射されたアクアビームなど、水の力を駆使した様々な技で朱雀やジェガン達を苦しめた。しかも空亡にとりつかれている影響で、これらの技の威力は絶大であった。

シャチ娘「アンタ達もやっちまいな!」

さらにフグヤミーは口から水鉄砲、タツノコヤミーは口からエネルギーの弾丸を発射し、朱雀達にさらにダメージを与えた。

シャチ娘「この姿でもアンタ達を倒すのは簡単だけど、私の新しい力を見せてあげる!多少気に入らないけど!」

と言ったシャチ娘はなんとダミーアナザーライダーのアナザーバースへと変身した。そこへスパローも現れた。

アキノリ「なんだお前は!?」

と怒りながら質問するアキノリ。
スパローは自己紹介をした。

スパロー「僕はバハムートナイツの幹部・スパロー。彼女はもちろん、そこのバカボンくんと本官さんにダミーアナザーライダーの力を与えたのは僕さ。」

スパローの姿を見て驚くバカボンと本官さん。

バカボン「あの子だよ!僕に変身する力をくれたのは!」

本官「ああ!オレもだ!」

バカボンパパ「そうか!お前がバカボン達を狂わせていたのか!」

スパローがバカボン達にやったことに怒るバカボンパパ。
だがそんなバカボンパパの怒りなどをスルーし、スパローは続けてこう言った。

スパロー「グリードから妖怪に生まれ変わり、空亡にとりつかれたシャチ娘がさらにアナザーバースに変身しゃったよ〜。そんな彼女に勝てる勝てるかな?」

攻撃を再開するアナザーバース。手に持っているバースバスターによく似たビームガンから水のエネルギー弾を朱雀目掛けて乱射するアナザーバース。
さらに背中から水のカッターウイングを2枚放出させ、空を飛びながらそのウイングを活かした水の斬撃をジェガンとガルバルディを圧倒した。


アナザーバース「意外とあっけなかったわね。そろそろトドメをさそうかしら。」

朱雀達にトドメをさそうとするアナザーバース。
だがそんな彼女の前に最強クラスの戦闘力を持つ妖怪・オロチが現れた。
オロチの介入に驚くトウマとアキノリ。

トウマ「君はオロチ!」

アキノリ「オレ達を助けに来てくれたのか!?」

アナザーバース「あなたはオロチ。確か人間に捨てられた動物達を愛し、そして私と同じ人間を憎んでいたわね?どう、私の仲間にならない?」

突如現れたオロチを仲間に引きこもうとするアナザーバース。
だがオロチはこう答えた。

オロチ「気持ちは分かるが、貴様らのようなケダモノと手を組み気はない。私は私のやり方をする。妖怪探偵団、オレも手を貸してやるぞ。」


申し出を断りオロチはアナザーバースに立ち向かっていった。
最強クラスの実力を秘めているオロチはライトサイドの状態にもかかわらず、あの恐ろしいアナザーバースの射撃を彼にかわし、さらに互角の格闘戦を繰り広げた。2人の戦いに魅了されるトウマ達。トウマとガルバルディはこう言った。

トウマ「やっぱりオロチはすごい・・・!」

ガルバルディ「うん、僕達を圧倒したアナザーバースと対等に戦っている!」

怒ったアナザーバースは胸にブレストキャノンを装備し、水の高エネルギービームを発射した。対するオロチも巨大な龍の姿をしたシャドウサイドの姿となり、口から火炎放射を発射し、水のビーム砲を迎え撃った。威力も互角であり、押し合いの末、爆発した。


アナザーバース「面倒なヤツねぇ!こうなったら本気を出すしかないわね!はぁぁぁぁぁ・・・!!」

オロチに手こずるアナザーバースはあらゆる魚類生物が合体した巨大な怪獣の姿へと変貌し、宙に浮いていた。顔がシャチとアナザーバースの合体、首がウナギ、胴体が亀の甲羅、前足にはメカジキのソード、後ろ足としっぽはタコ、さらに甲羅にバースバスターによく似たキャノン砲が2問装備されていた。
これこそがシャチ娘のシャドウサイドにアナザーバースの要素が取り入れられた姿なのだ。

アキノリ「甲羅にキャノン2個って、カメックスじゃねぇか!」

その姿を見てそうツッコむアキノリ。

スパロー「ほぉ〜。ダミーアナザーライダーの力も取り入れたシャドウサイドかぁ・・・これはさらにおもしろくなりそうだ・・・。」

そう言ってスパローはどこかへ去っていった。
アナザーバースは口から電磁ハイドロカノン、さらに甲羅のキャノン砲からハイドロポンプをオロチ目掛けて同時に発射した。さすがのシャドウサイドのオロチでもこれには苦戦を強いられてしまった。

オロチ「くっ・・・!さすがにこれはキツイか・・・。」

アナザーバース「さすがのオロチも形なしね!」

圧倒的なパワー見せつけ、オロチを見下すアナザーバース。
するとそこへ・・・


≪3、2、1!≫

映司、弦太朗「変身!!」

≪タカ、トラ、バッタ!タ・ト・バ♪タトバ、タ・ト・バ♪≫

そこへ火野映司、如月弦太朗、アンク、泉比奈も駆け付けた。
映司はオーズにセットしたドライバーにタカ、トラ、バッタの3枚のコアメダルをオーズスキャナーでスキャンしてオーズに、フォーゼはフォーゼドライバーに4個のアストロスイッチをセットしてフォーゼに変身した。

フォーゼ「宇宙キタァァァァァ!!」

両手の拳を空高く上げて、毎度おなじみの掛け声を上げるフォーゼ。

ウィスパー「おお!仮面ライダーオーズと仮面ライダーフォーゼでうぃす!」

2人のライダー駆け付けたことに気づくウィスパー。

アナザーバース「オーズにフォーゼ!しつこいヤツらね!」

オーズ「シャチ娘、もうこんなことはやめるんだ!」

アナザーバースことシャチ娘を説得するオーズ。
だがアナザーバースは聞く耳を持たなかった。

オーズ「こうなったら妖怪探偵団やビルドダイバーズのみんなを援護して、あきらめずにシャチ娘を勝機に戻そう!」

フォーゼ「おう!」

オーズの提案に賛同するフォーゼ。だが一方のアンクは猛反対した。

アンク「ふざけるな!メズールはオレ達を裏切ったんだ!助ける価値なんてねぇよ!」

かつて妖怪として生まれ変わったシャチ娘達はオーズ達と仲直りした。
だが今のところシャチ娘だけが裏切ったことでアンクは怒っていた。
だがオーズはこう言った。

オーズ「でもオレは何度でも彼女を救ってみせる!」

フォーゼ「映司さんの言うとおりだぜ!」

比奈「私も映司くんに賛成よ!」

アンク「ケッ!くだらねぇ!勝手にしろ!オレは手を貸さないからな!」

フォーゼと比奈達もオーズの想いに賛同した。それにあきれるアンク。


2人のライダーも加わり、再びアナザーバースに立ち向かう朱雀達。
まずはジェガン、ガルバルディと2大ヤミーのバトル。

ガルバルディ「一気に攻め込もう、ユキオくん!」

ジェガン「はい、コウイチさん!」

アナザーバースとの死闘でボロボロになりながらも2大ヤミーに勇敢に立ち向かうジェガン達。だがフグヤミーとタツノコヤミーも水鉄砲やエネルギー弾丸で猛攻を続けた。

比奈「ふんにゅ〜!!」

そこへ比奈が現れ、タツノコヤミーのにゅ〜っと伸びた口をつかみ、フグヤミー目掛けて投げ飛ばした。比奈自慢の怪力を目の当たりにし、ジェガン達は驚いた。

比奈「2人共今のうちに!」

ジェガン「は、はい!」

ジェガンは胸部のカリドゥス複相ビーム砲、ガルバルディはキャノン砲を同時に発射し、2大ヤミーを撃破した。


トウマ「憑依、剣武魔神不動明王!我に力を!」

≪不動!雷轟電撃♪フドウ雷鳴剣〜♪≫

不動明王「不動明王・天、参る!」

≪タカ、クジャク、コンドル!タ〜ジャ〜ドル〜♪≫

トウマも赤い体に白い服装の不動明王・天へと憑依召還し、オーズも準最強フォームのタジャドルコンボへと強化変身し、朱雀やオロチ、フォーゼと共にアナザーバースと激しい空中戦を繰り広げていた。

オーズ「セイヤァァァァァ!!」

フォーゼ「ライダーロケットドリルキック!!」

オーズのプロミネンスドロップ、フォーゼのライダーロケットドリルキック、朱雀とオロチの火炎攻撃が同時にアナザーバースに炸裂した。

不動明王「くらうがいい・・・雷鳴鉄槌斬り!!」

さらに不動明王のフドウ雷鳴剣によるこんしんの斬撃も炸裂した。
だがボロボロの状態になりながらもアナザーバースはまだ戦う気であった。

アナザーバース「まだよ!私はアンタ達になんかに負けないんだから!」

???「もうやめなよ、メズール!」

アナザーバース「この声はまさか!」


さらにそこへアンクロストの妖怪バージョンであるフェニックスボーイとガメルの妖怪バージョンであるサイザブロウが駆け付けた。
フェニックスボーイは人間の美青年のような姿、サイザブロウは可愛らしいサイのぬいぐるみのような姿をしていた。

アナザーバース「アンクにガメル!」

サイザブロウ「メズールもうやめろ!オレ、メズールと戦いたくない!戻ってこい!」

アナザーバースを説得しようとするサイザブロウ。
するとアナザーバースはサイザブロウの説得にだけ迷いが生じた。
だがそれでも暴走し、オーズ達に襲い掛かってきた。

フェニックスボーイ「是非もなしか・・・。変身!」

アナザーバースを止めるため、フェニックスボーイは仮面ライダーによく似た不死鳥のヒーローのような姿であるシャドウサイドに変身した。
シャドウサイドになったフェニックスボーイは空を飛びながら炎のパンチやキック、火球の連続攻撃でアナザーバースを追い詰めた。

フェニックスボーイ「オーズ、手を貸してくれ!」

オーズ「ああ!」

オーズとフェニックスボーイの炎のダブルキックがアナザーバーにトドメをさし、彼女は大爆発した。その爆発の中からライトサイドの姿に戻ったシャチ娘が地面へと落下しようとしていた。だがその時だった!


サイザブロウ「危ない!」

だが間一髪、サイドンによく似たシャドウサイドの姿に変身したサイザブロウがシャチ娘を見事にキャッチし、お姫様抱っこをした。

サイザブロウ「しっかりしろ、メズール。」

シャチ娘「ガメル・・・助けてくれたの?ごめんなさい・・・。私が間違ってたわ・・・。」

アナザーバースの撃破により、シャチ娘から空亡が消滅したため、彼女は改心したのだ。それを悟ったオーズ達は一安心。

オーズ「どうアンク?シャチ娘は元に戻ったよ。」

比奈「これでもまだ襲うおうとするの!?それじゃあただのいじめっ子と同じだよ!」

アンク「分かったよ!今回だけは大目に見てやるよ!」

アンクは怒りながらも、比奈の説得により、シャチ娘のことを許してあげた。

バカボンパパ「バカボンと本官、そしてシャチ娘も元に戻ったのだ!これでいいのだ!」

こうして、天高を舞台にした2大バイク系ダミーアナザーライダーと暴走したシャチ娘との激戦は幕を閉じた。さらに3人のグリード妖怪はトウマに自分たちの妖怪アークを託した。

だがその一方で、3体のダミーアナザーライダーが倒されたことで、マイケル能村はダブル、オーズ、ドライブのライダーカードを手に入れていた。

マイケル「ダブルとドライブ、さらにオーズのカード、追加されました〜!!」

マイケルの隣にはスパローもいた。

スパロー「うんうん。良い収穫だったね、マイケル。」

マイケル「そのと〜おり♪残り後2枚・・・。」




つづく




<次回予告>

スーパー妖怪ロワイヤルのイベント襲撃事件の調査するナツメ達!その犯人はなんと宮野真守モチーフ妖怪のマモっしーであった!彼は何故こんなことをするのか!?またしても空亡の仕業か!?そしてその怒りの真実とは!?

次回、新SDヒーロー&妖怪ウォッチ

熱いぜ!マモちゃん大戦(前編)

ご期待ください!






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■作者からのメッセージ
バカボンと本官さんに続き、シャチ娘もバハムートナイツに魂を売ってしまいましたが、3人とも無事正気に戻って良かったですね!
さて次回はあのマモっしーが再登場!しかし今回は敵側に!?お楽しみに!
テキストサイズ:10k

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