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運命戦記リリカルEXTRA.AC改
A'S番外編、アースラの事件簿?
(魔法少女リリカルなのは×FATE/EXTRA×アーマードコアシリーズ)
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これは、この数日間アースラで起きた事件?である。
“case1 ヴォルケンリッターのお仕置き”
アースラの一室。
そこでは、ヴァルケンリッターが全員正座をしていた。
その目の前には、アーチャーが立っており、彼は満面の笑顔だが、後ろには般若の姿が見えていた。
「つまり、お前たちは優人に危害を加えたと?」
「そ、その通り、です・・・・・」
はやて以外に敬語は使わないシグナムだが、この時は、敬語を使った。
何故、このような事態になったと言うと、罪を明かした優人に見習って、自分達もこれまでした事を、はやてとアーチャーに詳しく告白しようと思ったのが始まりであった。蒐集に関しては、これから家族一団となって償おうという事になって、お咎めはなかったが、優人に危害を加えた話をしたら、冒頭の状態になってしまった。
「あ、あたしはユウに何もしてないぞ!」
「あ! ずるいわヴィータ!」
「うるせぇ! 事実は事実だ!」
「最初に襲ったのはお前だの筈だが?」
「そ、それは・・・・・ユウに当ててねぇんだからノーカンだ!」
苦しい紛れの言い訳をするヴィータだが、アーチャーがそんな事を許す筈も無く。
「連帯責任だ。お前にも罰を受けて貰うぞ?」
アーチャーは満面の笑顔で、ヴィータに死刑宣告を告げた。
「アーチャー。あんま酷いのはアカンで?」
「そうだな・・・・・ならこうしょう」
アーチャーははやてに耳打ちをする。
するとはやては目を輝かせて――――。
「それは、おもしろそうや!」
「はやての許可も出た事だ。早速調達しよう」
「それなら、リンディさんに聞いてみんか?」
「そうだな、では交渉しに行くとしよう」
アーチャーとはやては楽しそうに部屋を出て行った。
ヴォルケンリッターは、一体何をするつもりなのか分からず、首を傾げた。
なのはとフェイトは、優人のお見舞いに行こうと廊下を歩いていた。
すると、見慣れた二人の少女の姿が目に映った。
「あ、あれって・・・・・」
「アリサちゃんとすずかちゃんだね。おーい!」
なのはの呼び声で、二人はなのは達に気づいた。
「あら、なのはにフェイトじゃない」
「こんにちは。なのはちゃん、フェイトちゃん」
「どうしてアースラに?」
「あたしは取材よ。何と正義犬がこの艦にいるって話なのよ!」
「私は、はやてちゃんに頼まれた物を持って来たの」
「え? すずかちゃん、はやてちゃんと知り合いなの?」
「あれ? 優人くん言っていなかった?」
すずかは、はやてと図書館で知り合った事と、ある日優人と偶々出会った事を話した。
「知らなかった・・・・・」
「案外、世間って狭いね」
「そうね。話題の正義犬ってのも、はやての犬だったし」
「ザフィーラが!?」
「そうよ。だからこうして取材に来たのよ。
もちろん魔法やザフィーラの正体は秘密にするわ」
アリサは楽しそうに話すと、はやてが部屋から出てきた。
「お待たせ! って、なのはちゃんにフェイトちゃんもおったんか?」
「こんにちは、はやてちゃん」
「あんな事があったから、少し心配したけど、元気そうだね」
「うん、二人ともおおきに」
「ところで、一体何をしているの?」
「せや! 皆にも見て欲しいや、入って来て」
はやては四人を部屋に招き入れると、そこには―――。
「なぁ!? テスタロッサ!?」
「何でおめぇらまで来てんだよ!」
「あら♪ いらっしゃいなのはちゃん、フェイトちゃん」
メイド姿のシグナム、ヴィータ、シャマルの三人の姿があった。
「ど、どうしたんですか? その格好・・・・・」
「こ、これは・・・・・」
「まぁ、罰ゲームみたいな物だ」
振り返ると、アーチャーと執事服を着たザフィーラの姿があった。
「わぁー♪ ザフィーラよう似合っとる」
「そ、そうですか。しかし、少し窮屈なのですが・・・・・」
「我慢しろザフィーラ。この程度で済むのだから、儲け物だぞ?」
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