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東方大激戦
第11話:最初のステージのボスキャラは雑魚! コレ常識!!
(超次元ゲイムネプテューヌ×銀魂×閃乱カグラ×這いよれ!ニャル子さん×ジョジョの奇妙な冒険×問題児が異世界から来るようですよ?×DevilMayCry×東方project)
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プルルート(もといアイリスハート)に心身ともにボコボコにされた幽香。
彼女を保護し、一行は星から命蓮寺の現在の状況を聞かされる。
異変が起こったのは、少し前の事である。
平穏な時間を過ごしていた彼女達であったが、その時であった。
??「ここが命蓮寺か」
そう言って、一人の女が仲間を率いていて、
??「今からここは、我等の支配下にとなる!!」
命蓮寺に、総攻撃を仕掛けたのだった。
命からがら生き延びた星は、博麗神社に助けを求めに行ったのであった。
―最初のステージのボスキャラは雑魚! コレ常識!!―
それを聞いた霊夢達は、ゴクリと息をのんだ。
まさか、既に敵が動いていたとは知らなかったのだ。
魔理紗「どうすんだ、霊夢!?」
霊夢「とにかく、命蓮寺に行きましょう!」
全員が命蓮寺へ向かおうとするが、その時であった。
ジョルノ「その前に、一つだけ確認したい事があるんです」
全員「へ?」
ジョルノの言葉に、全員がその場で彼の方を見る。
霊夢「え〜と……確認したい事?」
ジョルノ「ニャル子、これは君を含む邪神達に良くある事なんです」
ニャル子「私達にですか?」
ジョルノ「ええ。 僕も、今気付いた事なんですが……君達邪神は、幻想郷の空気を少しでも吸うと……」
鼻の頭を指差すと、ジョルノはこう言った。
ジョルノ「鼻の頭に、血管が大きく浮かび上がるんだ」
ニャル子「へ!?」
ニャル子は咄嗟に鼻の頭を触る。
ネロ「ホントなのかジョルノ!?」
確認を取ったネロであったが、ジョルノの返答はこうであった。
ジョルノ「嘘ですよ。 だが、マ《・》ヌ《・》ケ《・》は見つかったようだ」
彼が視線を向けた先には、
星「はっ!」
自分の鼻を触る星の姿であった。
“幻想郷の空気を吸った邪神”しか限定されていたにも関わらず、幻想郷の住人である星も鼻を触るのはおかしい。
簡単なハッタリに引っ掛かり、星の目付きが完全に変わった。
先程とは違う雰囲気を見せる星に、霊夢達は強い警戒を見せた。
霊夢「それにしてもジョルノ。 アンタ、よく星が偽者だって分かったわね?」
ジョルノ「いや、全く分からなかったよ」
霊夢「はぁ!?」
ジョルノ「ただ、偽者対策にこの方法は使えると思ったからだ」
真尋「成程……」
ハッタリで偽者を見抜くという策で、見事に敵を出し抜いたジョルノ。
そんな彼に星――彼女の姿のした偽星はこう言った。
偽星「やられたよ、こんな方法で正体を見抜かれるなんて。 確かに俺は寅丸星じゃない。 本物の彼女は命蓮寺でお寝んねのハズだよ」
ジョルノ「じゃあお前は、地獄の底で眠ってろ」
偽星「ククク……試してみな!」
その瞬間、偽星の姿が変貌したのだった。
長い銀髪に鋭い眼つき、そんな彼に何処かニャル子に近い部分がある。
真尋「まさかお前、ニャルトラルホテプ星人か?」
ナイアル「その通り。 俺はニャルトラルホテプ星人のナイアルだ」
ナイアル――恐らくニャルトラルホテプの別称である『ナイアルラトホテップ』からだろうと、真尋は察したのだった。
そんな彼等に、ナイアルは不敵な笑みを見せる。
ナイアル「流石にこの数は俺も危険と察したから、姿を変えて殺そうと思ったんだが、バレちまったんなら仕方ねぇ。 テメェ等全員、纏めて相手するしかないようだ」
十六夜「へぇ……じゃあ、俺が最初でいいな?」
そう言って十六夜は、その場にあった小石を手に取り、
十六夜「いくぜ、死ぬんじゃないぞ?」
ナイアル「はっ! 軟弱な地球人の投擲なぞ、この俺に通用するワケが――」
十六夜「ほい」
そのままナイアルに投げた。
すると、まさにその瞬間だった。
ドガァと、もの凄い爆発音が聞こえ、
ナイアル「ギャァァァァ!」
ナイアルは絶叫上げてしまう。
全員「………」
それを見た全員が唖然となり、十六夜はパンパンと手を叩く。
十六夜「よし、行くか」
銀時&魔理紗「待て待て待て待てぇぇぇ!!」
十六夜「何だよ?」
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