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東方大激戦
第13話:ギャグ要素の強いキャラはシリアスをコミカルに変える!
(超次元ゲイムネプテューヌ×銀魂×閃乱カグラ×這いよれ!ニャル子さん×ジョジョの奇妙な冒険×問題児が異世界から来るようですよ?×DevilMayCry×東方project)
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 遂に命蓮寺に辿りついた一同。

しかし、門の前にはナイトゴーントの見張りが立っていた。

真尋「くそ………どうやって入ればいいんだ?」

雪泉「迂闊に入れませんね」

魔理紗「ところで、銀時とニャル子は?」

二人がいない事に気付いた魔理紗であったが、ジョルノがすぐに答えた。

ジョルノ「二人で「トイレに行ってくる」って」

魔理紗「こんな時にかよ!?」



―ギャグ要素の強いキャラはシリアスをコミカルに変える!―


 どうやって侵入するかを考えていた一同で合ったあったが、

銀時「どうだ?」

ニャル子「何か策はありましたか?」

銀時とニャル子がトイレから戻って来た。

霊夢「緊張感がないわね。 こんな状況で……」

するとその時であった。

ナイトゴーント「はい、もしもし」

ナイトゴーントの一体が、無線で連絡を取り合っていた。

真尋「というか、アイツ等って喋るんだっけ?」

ニャル子「作者の都合です」

銀時「細けぇ事は気にすんな」

魔理紗「気にするから、あとメタいぞ」

そんな中、ナイトゴーントが声を荒げた。

ナイトゴーント「何ぃ!? 本殿に入る為の鍵を盗まれた!? 何やってんだバカヤロー!」

ジョルノ「揉めてますね?」

雪泉「何かあったんでしょうか?」

ナイトゴーント「とにかく、今からそっちに向かうぞ!!」

そう言って見張り二人は、そのまま現場を後にした。

銀時「よし、早く行くぞ!」

こうして彼等は、命蓮寺の門を潜ったのだった。


 潜り込んだのは良いが、敷地内には敵の気配が無かった。

ジョルノ「おかしい……敵が一人もいないなんて……」

銀時「全員下痢気味で、便所に行ってんじゃねぇのか?」

真尋「あり得ないから」

辺りを見渡しながらも、無事に本殿の前に辿りついた。

しかし、敵もバカではない。

ご丁寧に、扉には鍵が掛っていた。

霊夢「思った通りね。 どうする? 別のルートから侵入する?」

雪泉「ですが、そんな時間は無いですよ」

当麻「どうすんだよ!? このままだと、連中に見つかるぞ!?」

頭を悩ます当麻達であったが、銀時とニャル子が鍵穴で何かを行っていた。

ニャル子「大丈夫ですよ、当麻さん」

銀時「ニャル子の言うとおりだ。 連中は鍵泥棒に気を取られてんだ」

ニャル子「私達が侵入してる事なんて気付いてませんって」

銀時「しっかし、全然合わねぇな。 もしかしてコイツか?」

ニャル子「これじゃないでしょうか?」

銀時「これでもねぇぞ」

真尋「…………」

鍵を一本一本、扉の鍵穴に挿し込む銀時とニャル子。

それを見た真尋は、思わず叫んでしまう。

真尋「絶対に気付くぞぉぉぉ! だってここに鍵泥棒がいるんだから!!」

銀時「え、何処!?」

ニャル子「誰なんですか!?」

真尋「お前等だよ! 何で驚いた顔してんだよ!?」

本気で驚く鍵泥棒二人に、真尋は容赦無いツッコミを放った。

しかしこの二人は、真顔でこう答えたのである。

銀時「失敬な、俺達は泥棒なんざしてねぇぞ!」

ニャル子「そうですよ真尋さん! 私達は落ちてたのを拾っただけです!」

銀時「そうそう、ちゃんと返すからね!」

だが背後の回想シーンには、二人がナイトゴーントを気絶させる姿が映った。

真尋「落ちてたって、どう見ても邪神が落ちたんだけど!」

こうして彼等は、無事に寺の中へと入ったのだった。



 中を見渡すが、敵が襲いかかる気配が全く無かった。

ジョルノ「おかしい、何で誰も襲いかからないんだ?」

銀時「だが、逆に好都合だぜ」

ニャル子「はい、ここからは変装していきますよ!」

そう言って二人は、すぐさま着替えたのである。

真尋「変装って、一体誰に化けんだよ?」

真尋は疑問を感じたが、暫くして銀時とニャル子の着替えが終わった。

ニャル子「さて、コレで準備完了です!」

因みに、二人が着替えたのは、

銀時「いいか、今から俺とニャル子はパジャマの戦闘員。 お前等は連行される侵入者でいくからな」

昔の映画の囚人が着てそうな、黒と白の縞模様のパジャマであった。

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