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東方大激戦
第15話:悪魔の引金
(超次元ゲイムネプテューヌ×銀魂×閃乱カグラ×這いよれ!ニャル子さん×ジョジョの奇妙な冒険×問題児が異世界から来るようですよ?×DevilMayCry×東方project)
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三つのチームに別れ、片方は旧都、もう片方は人里へと向かった。
そんな中、博麗神社の護衛を任されたチームはというと、
美琴「暇ね」
十六夜「ヤハハハ、そうだな♪」
飛鳥「簡単来るとは思えないけどね」
耀「そうだね」
黒ウサギ「何もないのが普通ですよ?」
すると、何者かが石段を登って来た。
―悪魔の引金《デビルトリガー》―
数多のナイトゴーントを率いる、白髭の男。
ノーデンス星人である。
ネロ「テメェがそいつ等のボスか?」
ノーデー「そうだ。 私の名はノーデンス星人のノーデー! 我がリーダーの命により、この神社を貰いに来た!!」
十六夜「ハッ! そう言われて、素直にやる俺とは思うなよ?」
ネロ「全くだ」
ネロと十六夜が構えを取り、
十六夜「いくぜ!」
ネロ「おうよ!」
そのまま地を蹴ったのだった。
拳を強く握る十六夜と、レッドクイーンを肩に置くネロ。
そんな二人を見てノーデーは、天高く笑った。
ノーデー「ガーハハハハ! バカめ、二人でナイトゴーントの群れに立ち向かうつもりか? 少しは考えて行動を――」
だが、彼の予想は大きく外れる事になる。
十六夜「オラオラオラオラ!」
ネロ「ハァァァ!」
大半が十六夜の拳で、もう大半がネロの剣技で倒されていく。
ノーデー「………………え?」
これにはノーデーも、驚きを隠せなかった。
まさか、人間に邪神が倒されるとは思わなかったのだ。
否、この二人は違った。
十六夜は“天地を砕く恩恵”と“恩恵を砕く力”を持つ、『ノーネーム』最強の問題児。
ネロは伝説の魔剣士『スパーダ』の血統を受け継ぐ、若きデビルハンター。
この二人に敵う敵など、全くいないのである。
黒ウサギ「あの〜、これって黒ウサギ達の活躍は?」
飛鳥「多分ないと思うわ」
耀「黒ウサギ、諦めて」
美琴「寧ろ、あの二人で十分じゃないの?」
本気でそう思った4人であった。
息が切れる事も無く、余裕でナイトゴーントの軍団を一掃した二人。
ネロ「さて、お前の部下は倒されたぜ」
十六夜「後はお前だけだぜ?」
戦闘態勢に入る二人であったが、まさにその時であった。
ノーデーが突然、笑い始めたのだった。
ノーデー「クククク……クハハハハ! まさか私が、切札無しで来ると思ったかな?」
ネロ「何?」
ノーデー「行け!」
その瞬間、何者かがノーデーの頭上を跳び越え、
「フン!」
拳からの凄まじい一撃を放ったのだった。
それを見た二人は、咄嗟に避ける。
ノーデー「ご紹介しよう! 我が最終兵器、旧都の鬼! 星熊勇義だァァァァ!!」
全身から黒いオーラを纏った勇義が、彼等の前に立ちはだかった。
余裕のノーデーの手には、何かの装置が握られていた。
ノーデー「フハハハ! 我がリーダーが作った『悪夢装置』の効果は素晴らしい! 相手の夢に侵入し、邪悪なエネルギーを与えるのだからな」
ネロ「ちぃ! 紅魔館と白玉楼の件は、それが原因か!」
ノーデー「行けぇぇぇ!」
勇義「ウオォォォォ!」
勇義の拳が放たれ、十六夜は咄嗟にガードした。
十六夜「ぐっ!」
しかし、その反動で十六夜は吹き飛ばされてしまった。
ドガァと吹きとばされ、神社の壁を突き破ってしまう。
飛鳥「十六夜君!?」
黒ウサギ「そんな!? 十六夜さんが!?」
十六夜を拳一発で吹き飛ばした勇義、そのまま標的を彼女達に向ける。
飛鳥「“止まりなさい”!!」
勇義「!!」
飛鳥は咄嗟に、自身の恩恵である『威光』で勇義の動きを封じる。
しかし彼女は生粋の鬼、完全に封じれるとは思えない。
飛鳥「行きなさい! ディーン!!」
ディーン「Derrrrrrrrrn!!」
更にギフトカードから巨大鋼鉄人『ディーン』を召喚し、その拳を放った。
しかし勇義は『威光』を打ち破ると、そのままディーンの拳を受け止めたのである。
それも片手で。
飛鳥「そんな!?」
耀「任せて!」
黒ウサギ「行きますよ!」
耀はチーターの脚力と虎の腕力を生かし、黒ウサギはインドラの槍を手に持って、
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