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東方大激戦
第18話:GIOGIOvsDIO・その@
(超次元ゲイムネプテューヌ×銀魂×閃乱カグラ×這いよれ!ニャル子さん×ジョジョの奇妙な冒険×問題児が異世界から来るようですよ?×DevilMayCry×東方project)
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紅魔館へ向かう為、空を飛んでいたパープルハートとジョルノ。
そんな二人であったが、パープルハートは険しい顔をする。
パープルハート「ゴメン、ジョルくん。 下ろしても良いかしら?」
ジョルノ「ん? 構いませんけど」
ゆっくりとジョルノを下ろし、パープルハートは一息吐いた。
するとその時であった。
紫「お邪魔するわよ」
二人「!?」
突然、紫がスキマから出て来たのである。
―GIOGIO《ジョジョ》vsDIO・その@―
パープルハート「どうしたの、ゆかりん?」
紫「ごめんねネプちゃん。 ジョルノ君とお話しがあるから、先に紅魔館へ向かってくれるかしら?」
パープルハート「でも……」
ジョルノ「行って下さい。 僕も追い付きますから」
パープルハート「………分かったわ」
こうしてパープルハートは、先に紅魔館へと向かった。
彼女が飛び去った事を確認したジョルノは、紫と顔を合わせる。
ジョルノ「それで、話というのは?」
紫「ジョルノ君、念のために調べてさせて貰ったわ。 アナタとDIOの関係を」
ジョルノ「…………」
紫「アナタ自身の口から確認したいの……その……」
ジョルノ「僕とDIOが、“実の親子というのは本当か”ですね?」
紫「え……ええ……」
ジョルノ「事実です」
紫「!?」
本人の口から知らされた紫は、驚きを隠せなかった。
ニャル彦が甦らせた邪神と、それを倒す少年が親子など、誰が信じ得られるのか。
紫「そう……気を付けてね」
ジョルノ「勿論……あっ、ついでに頼んでも良いでしょうか?」
紫「え?」
果たして、ジョルノが紫に頼んだ事とは!?
パープルハートは一足早く、紅魔館に着いた。
パープルハート「!?」
しかし彼女は、そこで思いがけない光景を目にした。
DIO「ほう、貴様が女神の……確かネプテューヌだったな。 いや、今はパープルハートと呼ぶべきかな?」
腕を組み、余裕の表情を見せるDIO。
その周囲には、紅魔館の住人達が倒れていたのだ。
レミリア達の実力は、彼女が良く知っていた。
だから、一人の男相手に敗れるとは思えなかったのだ。
DIO「くくく……しかし、女神の血というのは、このDIOも口にした事がないからな……いい機会だ。 その血を吸わせて貰うぞ」
一歩ずつ歩んでくるDIO。
パープルハートは震えが止まらなかった。
顔を合わせただけで、背筋が凍りついたのだ。
恐怖で胃の内容物が吐き出されるような感覚に陥ったが、まさにその時であった。
ドガァと、レミリアが『スピア・ザ・グングニル』で屋敷の時計台を破壊したのだ。
パープルハート「!?」
DIO「ん? 何だ、あらぬ方向へと撃ちおって。 断末魔……最後の雄叫びを上げようとするか? 無意味な事を」
パープルハート「(レミリア……どうしてあんな事を!? 一体、何がしたかったの!?)」
そんな中、レミリア本人は、
レミリア「(わ、私の……出来る……事は……ここまでよ………お願い………これを………皆に………伝えて……ヤツの……能力の正体……を……)」
このメッセージが伝わる事を信じ、その場で倒れたのだった。
レミリア・スカーレット、フランドール・スカーレット、パチュリー・ノーレッジ、小悪魔、十六夜咲夜、紅美鈴……再《リ》起《タ》不《イ》能《ア》!
拳を強く握り締め、パープルハートは叫んだ。
パープルハート「ネクストフォーム、解放!」
その瞬間、パープルハートは更なる形態『ネクストフォーム』へと姿を変えた。
DIO「ほう、面白い能力だな」
パープルハート「女神の力、見せてあげるわ!」
DIO「良いだろう!」
遂に、邪悪の帝王と女神の戦いが始まった。
パープルハートは豪快に剣を振るったが、まさにその時であった。
DIO「『世界《ザ・ワールド》』!!」
突如としてDIOの体から、人型のスタンドが出現したのだ。
三角形のマスクを被ったような顔に、背中にパイプの様なものを付けた逞し肉体。
そして時計のマークが付いた拳が特徴的なスタンド。
タロットカードの21番目で、“完成”や“支配”を意味する。
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