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マブラヴ 転生者による歴史改変
プロローグ3
(マブラヴオルタネイティヴ)
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6歳になった。
ここまでに判明したことを幾つかまとめてみる。
まずは例のうざったい情報表示なんだが、自分の意志でON、OFFを自由にできることがわかった。
それと、特殊能力の『自身状態管理』なんだが、自分の能力をある程度自由に操れるらしい。ある程度っていうのがくせ者で、経験値に依存するのだが、これについては後ほど述べる。
それであの能力値横の()内の数字のことなんだが、どうも成長の限界値らしい。
というのも、比較的数値の近い器用さと体力を中心に鍛えまくっていたんだが、60まであがるとぴたりと上昇が止まってしまった。
これはまあわかる話ではある。人間である限りどうしたって持っている体の制約を受けるもんだ。
と思って2、3日放置していたら、限界値が61にあがっていた。どうもある程度の伸びしろはあるらしい。
次に経験値なんだが、どうも1つ年をとるたびに+1,000されるようだ。4歳の誕生日に見たら1,000ほどあがっていたし、5歳の時も今日も1,000あがっていた。
ということで、3歳になる前の経験値は99,478ほどあったということになる。
つまり特殊技能を取得する条件ってのは経験が10万を超えることなんだろう。
肝心の経験値の上昇についてだが、1上げるためには身体能力か基本技能を10あげる必要がある。
あと新しい基本技能を取得すると10ほどあがる。
それで何ができるかというと、経験値を10使って身体能力か基本技能を1あげることができる。
簡単に言えば新しく裁縫という基本技能を取得するとする。これで経験値が10入る。
そのままちくちく裁縫をがんばって技能を10まであげる。するとさらに経験値が1入って合計11になる。
ここで経験値10を使うと技能が11になって、残り経験値が1になる。
で、問題になるのが技能を1マイナスして経験に変換ってできないの?ってことなんだが、これは無理。
そもそも、能力を加えることはできても減らしたり、消したりはできないらしい。
とまあ、こんな感じだ。
ちなみに特殊技能についても経験値を使って取得することができる。ただし、これがかなり経験値を馬鹿食いする。
基本技能を1上げるのに10で済むのに、こちらは取得するだけで1000単位の経験値が吹っ飛んでいく。
まあ、それだけ価値がある技能なんだから文句はないんだが。
そんなこんなで現在のおれの状態を見てみよう。
基本情報
名前:立花 隆也
性別:男
年齢:6歳
身長:117cm
体重:24kg
うん、順調に育ってるな。
最初はマッチョになるために太ってから筋トレなんて考えてたんだけど、成長期にそれやるといろいろと弊害があることを思い出して断念。おかげで体重とかは平均的なもんだ。
身体能力情報
筋力:109(120)
体力:107(120)
俊敏:103(120)
器用:106(120)
感覚:254(572)
知力:809(868)
精神:772(962)
気がついたかもしれないが、どうやら年齢が上がる度に身体能力の限界値が上がるようになっているらしい。
単純に年齢×20が基礎限界らしい。そうとは知らずに、血の汗にじむような修練を繰り返して能力の限界突破をしたおれっていったい…
まあ、成長期が終わるとこの限界値の上がり方も変わってくるはずだ。こればっかりは、そのときになってみないとわからない。
通常技能情報
・語学:979
・家事:572
・勉学:1,627
・格闘術:198
・剣術:107
・教養:261
etc…
努力が数値として見られるのって楽しいな。おじさん思わずがんばっちゃったよ。
え、なんか勉学系の数値がおかしいって?まあ、これにはちゃんと理由があるんだ。
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