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マブラヴ 転生者による歴史改変
2話
(マブラヴオルタネイティヴ)
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 そのいい例が3つめの『気制御』なんだけど、これは『気錬成』を取得したら勝手に取得対象に現れた。
 気を練れないんだから当然気の操作なんてできるわけがないってことなんだろう。
 その気ってのはなんなのかって言うと、どうも某国民的格闘漫画の気、とか小宇宙的なものらしい。

 『気錬成』の取得条件は最低でも感覚が300以上あることなのは確実なんだが、その他の条件がよく分からない。
 精神統一とか、精神集中が必要な武道系の技能を取得する必要があるのかもしれない。
 なんせおかあさんも感覚が300超えているのに気錬成持ってなかったしな。

 気については、こいつ単体ではあまり恩恵を受けることがないようだ。
 簡単に気はガソリン、制御がエンジンの役割を果たすと考えるとわかりやすい。
 つまり気を練成するだけでは意味がなく、制御し操作することで初めて効果を及ぼすことができるわけだ。
 これが分かるまで少々苦労したが、今ではその恩恵を十二分に受けているのでよしとする。

 その最たる物が、『身体強化』『気強化』だ。
 『気制御』が解禁されたおかげで、この2つの技能が取得対象に現れ取得することが可能になったのだ。
 せいぜい能力値が上がる程度だろうと思ったら、最大値がいきなり1,000単位で増えたのにはびっくりした。
 おまけに能力値の上がりが早くなった上に、不自然にマッチョな体型になることもない。
 この効果に思わずハラショーって叫んでしまったのは秘密だ。

 最後の超回復っていうのは、筋トレとかで言うところの超回復の強化版といったところのようで、身体系の能力の成長が驚くほど伸びた。
 高い買い物だけあって効果は抜群だ。
 おかげで今のおれは、7歳にしてすでに高校生レベルの身体能力を保持している。

 というわけで、とりあえずの目標である自身の強化については順調に達成されつつある。
 そうなると次は、第二の目標、まりもの魔改造にも気合いが入ってくるってもんだ。
 え?なにそれ、怖い?
 しらんがな。
 大体がまりもが強くなればそれだけ危険対処の幅が広がって、生存する可能性も芽生えてくるってもんだ。
 したがって、まりもくん、君には選択の余地などないのだよ。

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作者: ぜんくう◆7RWKYcvP01c (ID:********)
投稿日:2012/07/07(土) 14:45
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