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マブラヴ 転生者による歴史改変
5話
(マブラヴオルタネイティヴ)
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 西暦1982年になった。めでたく8歳だ。祝ってくれ、いやどっちかというと労ってくれ、かな。
 まりもの強化計画、自分の鍛錬、精神的には大人だが体は子供。周囲の目を気にしながら行動するなど、どうにも気が疲れてしょうがない。
 まあ、目的のためにはしょうがないんだけどな。

 というわけで、現在の状態を見てみる。

 基本情報 
 名前:立花 隆也
 性別:男
 年齢:8歳
 身長:131cm
 体重:32kg

 身体能力情報
 筋力:432(160+1000)
 体力:593(160+1000)
 俊敏:532(160+1000)
 器用:423(160+1000)
 感覚:497(612+300)
 知力:899(908)
 精神:844(1002)
 気力:581(160+1000)

 ふははは、見よ、この圧倒的な能力を。
 『他者状態閲覧』での観察結果として、成人男性の標準的な能力が大体400台であることから、おれの能力が年齢に比して圧倒的なことが分かる。
 これも日々のたゆまぬ鍛錬のおかげである。いやあ、大変だった。でもやりがいはあった。
 学校に通いながら、暇を見つけては日々これ鍛錬。授業中でも空気イスで足腰の鍛錬。登下校は、さすがに自重したが、ランドセルには重さ20キロの重りを入れたりと、地道な鍛錬は確実に身を結んでいる。

 通常技能情報
 ・語学:1093
 ・家事:602
 ・文系勉学:931
 ・理系勉学:877
 ・機械工学系勉学:371
 ・医療系勉学:762
 ・格闘術:319
 ・剣術:639
 ・教養:322
 ・整備:470
 etc…

 語学系は飽きがきてきたせいであんまり伸びていない。
 いまところ、日本語、英語、中国語、韓国語、フィリピン語、フランス語、ロシア語を取得している。
 取得する国の種類を増やせばそれだけで取得経験値がもらえるのでぼろいと言えばぼろいんだが、実際のところ他言語を取得するのは実際にしんどいんだよな。
 家事についても、さすがに上昇率が落ちてきた。まあ極めていけば、料理、洗濯、掃除、などに分化すると睨んでいる。
 そうなれば新たなる伸びしろが期待できる。
 勉学系は、機械工学系勉学が新しく分化した。どうも整備のためにいろいろと機械工学の勉強をしたことが原因のようだ。
 整備については、おとうさんがいなくなって町工場の整備員が少なくなったのをなんとかしようとした結果身についた。
 整備はおとうさんに暇な時間に教えを請うたおかげで驚異的な伸びを見せてくれた。
 目立たないことをモットーにしていたんだが、おかげでごく一部には有名人になってしまった。
 剣術は今までまともな道場に通っていなかったのだが、おかあさんの伝手で「神意無念一刀流」なる流派の道場に通うことになった。
 そこの師範がすごかった。
 剣術:721、400台で一人前、500台で熟練者、600台で達人、的な考察からするに、相当な凄腕だ。
 おまけに感覚:592、『気錬成』『気配察知』『気集中』なる特殊技能持ち。はっきり言って大当たりだ。
 おかげで、剣術の上で前がめきめきあがったが、師範に妙に目をかけられるようになってしまった。
 しまいには、

 「わしの孫に、おんしと同じくらいのめんこい娘がおるんじゃがのう」

 などと言われる始末だ。やばい、なんとかしないと、人生の墓場に直送されてしまう。

 「えーと、ぼくにはまだはやいんで、ごえんりょします」

 「ほうほう、その口調だと、わしが何を意図しておるのかわかっておるようじゃのう。強い上に聡明、まさに文句なしじゃわい!かっかっかっ」

 やばい、完全にやぶ蛇だ。
 おれはひたすらに逃げの一手を打った。でも次の稽古の時はどうしよう…

 特殊技能情報
 ・因果律への反逆
 ・自身状態閲覧

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