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ONE PIECE ONLINE
第9話 「トーナメント1回戦:VSワンタ」
(ONE PIECE)
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「――――えー、以上で予選を終わりにしたいと思います。予選を突破した人数は8人。今大会は本当にレベルが高いです。引き続き、本戦の方にも期待していきたいと思います」

あーやっと予選が終わったか、俺は一番最初だったからずっとヒマだったんだよなー。途中から寝ちまったぜ。

「――――続いてー、本戦に入りたいと思います。本戦はトーナメント形式です。トーナメント表はこちらです!」

トーナメント表を表示した画面が控室と会場の中央に現れた。おっ、俺は4回戦目か。一番最後だな・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・んっ?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・んっ?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・んなっ・・・・・・・・・・・・・・なんであいつがここに、思わず2度見しちまったぜ。・・・・・・・・・・・・・・・どこだ?・・・どこにいる?・・・・・・・・

俺は周りを見渡す。が、見当たらない。

「それでは1回戦目を始めます。・・・・・・・試合開始ぃ!」

くそっ、どこだ?・・・・・・いるんだろ・・・・・・・

懲りずに俺はさらに探す。だが、やっぱり見当たらない。

「おおっと、ルリ選手いきなり服を脱ぎ始めた―!!」

どこだ?・・・・・しかし、なんであいつもここに?

「エイーチ選手、ルリ選手を凝視して動けないっ!!」

くっ!・・・・・・まぁ、2回戦目に出てくるはずだから待つか・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なっ、なんだあのルリってやつ、超絶美少女じゃん、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なのに・・・・・・・・・・・・・・・なんであんなに



・・・・・・・・・・・・・マッチョなんだぁぁぁぁああああああああああああああ!!!!!!

「は、入ったー!!ルリ選手の渾身の右ストレートが、エイーチ選手の鳩尾に入ったー!!エイーチ選手、動かない!!・・・・・・よって、準決勝に勝ち進んだのは、ルリ選手!!!」

なんなんだよ、この世界・・・・・・・・・・・・・・

「続いて、2回戦目。出場選手は前へ・・・・・・・では、」

あ、やっぱりあいつだ・・・・・・・・・・

「――――開始ぃ!!」
「ああぁ、めんどくさっ。早く終わんねぇかぁ」

ははっ、あいつだ。相変わらずめんどくさがりだな。

「わりぃな、一瞬で終わらす」



「ゴムゴムの・・・・・・


 ――――――――銃《ピストル》!!!!」

「おおおおおおおおぉぉぉぉ!!!宣言通り一瞬で終わったぁぁぁぁああああ!!!!強い、強すぎる。ルイ選手ぅぅぅぅうううううう!!!!2回戦目勝ち上がったのは、ルイ選手!!」

当たり前だろーが。

「続いて、3回戦目。出場選手は前へ。では、・・・・開始ぃ!!!」

3回戦目はとばすね。結果は斧を持ったやつが勝ってた。

「では、4回戦目を始めます。・・・・・・開始ぃ!!!!」

花恋を抜き、構える。相手は確か、ワンタとかいうやつだ。

「あれぇー、キミは確か予選でトゲアに死にそうになりながら勝ってたやつだよね」

なんだコイツ?

「はははっ、なら僕の敵じゃ無いね。だって僕・・・・・・



 ――――前回の1位だもの。あいつより強いよ」

・・・・・・うざっ!!

「御託はいい、早くかかってこいよ」
「はははっ、あんまり調子乗ってると・・・・・・死ぬよ?」
「へっ、弱い犬ほどよく吠えるって言うぜ」
「は、は、は、は、は、は、は、は、はぁっ!!・・・・・・キミは殺す!」

んあっ?・・・・・・あいつ、姿が変わって・・・・・・真っ白な狼に変わった。

「僕は、悪魔の実 希少種 合成系《キメラ》の能力者だ。この世に合成系《キメラ》は15個しか存在しない。僕はそのうちの1つ、『イヌイヌの実 モデル氷霧狼《アセナ》』を食べたのさ。これでキミには万に1つの勝ち目がなくなった」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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