■一覧に戻る
■ページ指定
■別話を閲覧する
■感想を見る・書く
東方大激戦
第1話:幻想に迷い込まれた者達
(超次元ゲイムネプテューヌ×銀魂×閃乱カグラ×這いよれ!ニャル子さん×ジョジョの奇妙な冒険×問題児が異世界から来るようですよ?×DevilMayCry×東方project)
  [→]  【PAGE 1/3】
 世界とは、一つだけとは限らない。

宇宙には様々な可能性が存在するからだ。

そのような世界を『異世界』、または『並行世界』と呼ぶ。

これは、ある世界にて起きた物語。

選ばれた者達が供に闘う物語である。


―幻想に迷い込まれた者達―


 侍の国……この国がそう呼ばれたのはずっと前の事。

現在は『天人《あまんと》』と呼ばれる異星人の侵略によって、侍も剣を捨てることとなった。

しかしこの江戸には、侍の魂を失っていない男がいた。

??「ハァ……『NAR○TO』も遂に完結しちまったか」

そう言って銀髪の天然パーマの男が、週刊少年ジャンプを閉じた。

彼の名は坂田銀時。

何でも屋『万事屋銀ちゃん』を経営している。

銀時「さてと、飯にでもすっか」

そう言って外へ出ようと玄関を開けた瞬間であった。

銀時「ん?」

浮遊感を感じ、つい下を見る。

そこには、目玉だらけの空間が存在し、

銀時「ギャァァァァァ!」

銀時はその中へと落ちてしまった。


 イタリアのとある図書館。

そこに一人の少年が、読書を嗜んでいた。

カールの掛った前髪が特徴的な金髪に、人を惹き寄せる爽やかさを持つ少年。

彼の名はジョルノ・ジョバァーナ。

イタリアンギャング『パッショーネ』のボスという、もう一つの顔を持つ。

読書を終え、図書館を後にしようとした彼であったが、

ジョルノ「!?」

突然、足元のスキマに落ちてしまう。

ジョルノ「(コレは、スタンドか!?)」

そう思いながらも、彼はスキマへと落ちるしかなかった。



 善忍の育成を行う教育機関『死塾月閃女学館』。

高名なエリート校で、その中でも選抜された忍が5人存在する。

??「今日はこのくらいで良いでしょう」

灰色の髪に白いリボンを結んだ少女が、そう言って扇子を仕舞う。

彼女の名は『雪泉』。

月閃の選抜チームのリーダーを務めている。

休息を取ろうと踵を返したが、まさにその時であった。

雪泉「ん?」

浮遊感を覚え、足元を見る。

そこには謎のスキマが存在し、

雪泉「な!?」

驚く間もなく、彼女はその中へと落ちたのだった。



 様々な修羅神仏が存在する世界『箱庭』。

この世界には、『災厄』と呼ばれる存在・魔王によって、名と御旗を奪われたコミュニティが存在する。

そのコミュティを救う為、三人の問題児が異世界から召喚された。

その一人が、和服姿の幼女と顔を合わせていた。

金髪で学ラン姿、そして頭にヘッドホンを着けた少年。

彼の名は逆廻十六夜。

“ノーネーム”と呼ばれたコニュニティに召喚された問題児である。

十六夜「んで、俺を呼んだ理由は何だよ?」

目の前の少女・白夜叉は問われると、不敵な笑みを見せながらこう言った。

白夜叉「実はな……友人の頼みで、ある世界を救って欲しいと言われてな」

十六夜「ある世界?」

首を傾げる十六夜に、白夜叉は楽しそうに説明した。

十六夜「何だと!? ふざけんな! 面白そうじゃねぇか! 乗ってやるぜ!!」

説明を聞いた十六夜は、やる気満々であった。

十六夜「で、どうやって行くんだ?」

白夜叉「もう出来ておる」

すると、十六夜の足元にスキマが出現し、

十六夜「ヤハハハハ! それじゃ、行って来るぜぇ!」

上機嫌な顔をしながら、十六夜はスキマへと落ちたのだった。


 日本のとある住宅街。

そこにある八坂家は、とても賑やかであった。

??「おはようございます、真尋さん!」

アホ毛のある腰まで長い銀髪が特徴の少女は、途轍もなくハイテンションであった。

彼女の名はニャル子。

八坂家に居候している少女であるが、彼女は人間ではない。

彼女はクトゥルー神話の邪神『ニャルラトホテプ』で、それと同時に宇宙人である。

??「朝からテンション高いぞ」

そう言って整った顔立ちの少年が、呆れながら頭を掻く。

彼の名は八坂真尋。

八坂家の息子であり、ニャル子の性格に翻弄される苦労人である。

元々ニャル子は『宇宙連合』の下部機関『惑星保護機構』に所属しており、ある事件をきっかけに真尋と出会い、事件後は半ば強引に八坂家に居候している。

  [→]  【PAGE 1/3】

■感想を見る・書く
■別話を閲覧する
■ページ指定
■一覧に戻る