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東方大激戦
第1話:幻想に迷い込まれた者達
(超次元ゲイムネプテューヌ×銀魂×閃乱カグラ×這いよれ!ニャル子さん×ジョジョの奇妙な冒険×問題児が異世界から来るようですよ?×DevilMayCry×東方project)
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世界とは、一つだけとは限らない。
宇宙には様々な可能性が存在するからだ。
そのような世界を『異世界』、または『並行世界』と呼ぶ。
これは、ある世界にて起きた物語。
選ばれた者達が供に闘う物語である。
―幻想に迷い込まれた者達―
侍の国……この国がそう呼ばれたのはずっと前の事。
現在は『天人《あまんと》』と呼ばれる異星人の侵略によって、侍も剣を捨てることとなった。
しかしこの江戸には、侍の魂を失っていない男がいた。
??「ハァ……『NAR○TO』も遂に完結しちまったか」
そう言って銀髪の天然パーマの男が、週刊少年ジャンプを閉じた。
彼の名は坂田銀時。
何でも屋『万事屋銀ちゃん』を経営している。
銀時「さてと、飯にでもすっか」
そう言って外へ出ようと玄関を開けた瞬間であった。
銀時「ん?」
浮遊感を感じ、つい下を見る。
そこには、目玉だらけの空間が存在し、
銀時「ギャァァァァァ!」
銀時はその中へと落ちてしまった。
イタリアのとある図書館。
そこに一人の少年が、読書を嗜んでいた。
カールの掛った前髪が特徴的な金髪に、人を惹き寄せる爽やかさを持つ少年。
彼の名はジョルノ・ジョバァーナ。
イタリアンギャング『パッショーネ』のボスという、もう一つの顔を持つ。
読書を終え、図書館を後にしようとした彼であったが、
ジョルノ「!?」
突然、足元のスキマに落ちてしまう。
ジョルノ「(コレは、スタンドか!?)」
そう思いながらも、彼はスキマへと落ちるしかなかった。
善忍の育成を行う教育機関『死塾月閃女学館』。
高名なエリート校で、その中でも選抜された忍が5人存在する。
??「今日はこのくらいで良いでしょう」
灰色の髪に白いリボンを結んだ少女が、そう言って扇子を仕舞う。
彼女の名は『雪泉』。
月閃の選抜チームのリーダーを務めている。
休息を取ろうと踵を返したが、まさにその時であった。
雪泉「ん?」
浮遊感を覚え、足元を見る。
そこには謎のスキマが存在し、
雪泉「な!?」
驚く間もなく、彼女はその中へと落ちたのだった。
様々な修羅神仏が存在する世界『箱庭』。
この世界には、『災厄』と呼ばれる存在・魔王によって、名と御旗を奪われたコミュニティが存在する。
そのコミュティを救う為、三人の問題児が異世界から召喚された。
その一人が、和服姿の幼女と顔を合わせていた。
金髪で学ラン姿、そして頭にヘッドホンを着けた少年。
彼の名は逆廻十六夜。
“ノーネーム”と呼ばれたコニュニティに召喚された問題児である。
十六夜「んで、俺を呼んだ理由は何だよ?」
目の前の少女・白夜叉は問われると、不敵な笑みを見せながらこう言った。
白夜叉「実はな……友人の頼みで、ある世界を救って欲しいと言われてな」
十六夜「ある世界?」
首を傾げる十六夜に、白夜叉は楽しそうに説明した。
十六夜「何だと!? ふざけんな! 面白そうじゃねぇか! 乗ってやるぜ!!」
説明を聞いた十六夜は、やる気満々であった。
十六夜「で、どうやって行くんだ?」
白夜叉「もう出来ておる」
すると、十六夜の足元にスキマが出現し、
十六夜「ヤハハハハ! それじゃ、行って来るぜぇ!」
上機嫌な顔をしながら、十六夜はスキマへと落ちたのだった。
日本のとある住宅街。
そこにある八坂家は、とても賑やかであった。
??「おはようございます、真尋さん!」
アホ毛のある腰まで長い銀髪が特徴の少女は、途轍もなくハイテンションであった。
彼女の名はニャル子。
八坂家に居候している少女であるが、彼女は人間ではない。
彼女はクトゥルー神話の邪神『ニャルラトホテプ』で、それと同時に宇宙人である。
??「朝からテンション高いぞ」
そう言って整った顔立ちの少年が、呆れながら頭を掻く。
彼の名は八坂真尋。
八坂家の息子であり、ニャル子の性格に翻弄される苦労人である。
元々ニャル子は『宇宙連合』の下部機関『惑星保護機構』に所属しており、ある事件をきっかけに真尋と出会い、事件後は半ば強引に八坂家に居候している。
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