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東方大激戦
第5話:悪魔の妹と動かない図書館
(超次元ゲイムネプテューヌ×銀魂×閃乱カグラ×這いよれ!ニャル子さん×ジョジョの奇妙な冒険×問題児が異世界から来るようですよ?×DevilMayCry×東方project)
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〜3年Z組銀八先生〜

 Z組の教室では、こんな事態が起こっていた。

銀八「お〜いお前等、ちょっと教科書を閉じろ」

真尋を自身の隣に立させた銀八は、気だるそうな声でこう言った。

銀八「実はな、真尋の縦笛が盗まれた。犯人は他のクラスに居るかもしれんが、面倒なんでウチのクラスで済ませようと思う」

頭を描きながら、明らかに面倒そうな感じの銀八。

銀八「盗んだ奴は正直に手を挙げろ。 嘘でもいいぞ? 今なら真尋も、脳天にフォークを刺して『這いよれ!ニャル子さん』のアニメ主題歌『太陽曰く燃えよカオス』を1《ワン》コーラス演奏してくれたら、許してくれるってよ」

それを聞いたネプテューヌが、すぐさま抗議した。

ネプテューヌ「先生、それ自体が既にカオスです! 『超次元ゲイムネプテューヌ』のアニメ主題歌『Dimension tripper!!!!』にして下さい!!」

銀八「分かった。 じゃあ間を取って『銀魂』のアニメ第四期主題歌『DAYxDAY』でいこう」

ノワール「先生、真面目にやって下さい。 というか、縦笛で吹けるんですか?」

ノワールの正論に、銀八は気だるそうな顔でこう言った。

銀八「しぁーねーな、誰か笛貸せ。 俺が吹くから」

女子生徒「嫌です。 煙草臭くなるから」

すると、ニャル子が叫んだのだった。

ニャル子「いい加減にしてください皆さん! 先生は、犯人を探そうと必死なんですよ! 先生、私のを使って下さい! 大丈夫です! ヤニ臭くなっても私、2本持ってるんで!!」

それを聞いた銀八は、すぐさまニャル子の元へ歩み寄る。

銀八「………何で、2本も持ってんだ?」

ニャル子「………あっ」

“犯人は現場に舞い戻る”という言葉が出てくるが、ここまでマヌケなオチが来るとは思わなかった。

真尋「フッ……」

キラーンと、手に持ったフォークを光らせる真尋。

ニャル子「え、マジでやるんですか!? ま、待って下さい真尋さん! ちょっと――」

抗議も聞かず、ザクッと容赦無く脳天にフォークが刺さる。

ニャル子「ギャァァァァァ!」

この絶叫が教室中に響き渡り、最後に当麻はこう言った。

当麻「先生、保健室に行って良いですか?」


―悪魔の妹と動かない図書館―


 暫く廊下を走り、次の部屋へと入る。

そこには寝巻の様な服を着た少女と、金髪で奇妙な翼を背中に生やした少女が立っていた。

霊夢「アンタ達二人のコンビなんて、珍しい組み合わせね」

フラン「久しぶり、霊夢。 後の人達は初めまして。 私はフランドール・スカーレット。 フランでいいよ」

パチェリー「私はパチュリー・ノーレッジ、魔法使いよ」

銀時「坂田銀時。 銀さんでも銀ちゃんでもいいぞ」

ネプテューヌ「私はネプテューヌ」

ノワール「私はノワールよ」

当麻「上条当麻だ」

十六夜「逆廻十六夜だ」

寝巻姿の少女『パチュリー・ノーレッジ』は、突然本を開くと、

パチェリー「じゃあ、早速だけど……死んで」

魔法陣から火炎弾が放たれた。


 
 コレを見た銀時は、驚きを隠せなかった。

銀時「オイィィィィ! 流石にアレはやばいだろォォォォ!!」

しかしその時であった。

当麻「オラァ!」

パチュリー「え!?」

突き出された当麻の右手によって、火炎弾は打ち消された。

霊夢「当麻!?」

当麻「この手の相手は俺の専売特許だ。 任せろ!」

そう言ってパチュリーに向かう当麻。

そんな彼とすれ違うように、

フラン「じゃあ、銀ちゃん達は私と遊んでね♪」

無邪気な笑顔を見せるフランが立っていた。


(当麻vsパチュリー)

 真正面からパチュリーと向き合う当麻。

当麻「待たせたな。 アンタは俺が相手するぜ」

拳を握る当麻とは逆に、パチュリーは冷や汗をかいた。

先程放った魔法が、彼の右手に触れた瞬間、その場で消えたのである。

パチュリー「アナタ、一体何者?」

当麻「上条当麻。 ただの学生だよ!」

地を蹴り、当麻はパチュリーへと走り出した。

そんな彼に、パチュリーは咄嗟に構えた。

パチュリー「金符『シルバードラゴン』!」

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