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東方大激戦
第7話:江戸っ子気質な死神
(超次元ゲイムネプテューヌ×銀魂×閃乱カグラ×這いよれ!ニャル子さん×ジョジョの奇妙な冒険×問題児が異世界から来るようですよ?×DevilMayCry×東方project)
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 霊夢達が紅魔館へ向かった同時刻。

魔理紗「それじゃ、冥界へ行くぜ」

そう言って魔理紗が箒を手に持つ。

しかしここで、雪泉の挙手が入った。

雪泉「あの、私とジョルノさんは飛べませんよ?」



―江戸っ子気質な死神―



 雪泉の意見に、魔理紗はうっかり忘れていた。

彼女とブラン、そしてベールは飛ぶ事が出来る。

しかし、雪泉とジョルノは飛ぶ事が出来ない。

ベール「でしたら、わたくしとブランが雪泉さんを運びますわ」

魔理紗「んじゃ、ジョルノは私が運ぶぜ」

雪泉「そ、そういう事でしたら……」

ジョルノ「それしかないですしね」

ブランとベールは女神化し、魔理紗は箒に跨る。

魔理紗「それじゃ、ジョルノ。 後ろに乗りな」

ジョルノ「はい」

箒に跨ると、魔理紗の体にロープを巻き付けた。

魔理紗「ジョルノ、何だよこれ?」

ジョルノ「命綱です。 落ちないように」

魔理紗「以外に用意周到だな」

ブランとベールも女神化すると、雪泉の手を片方ずつ握る。

ホワイトハート「それじゃ、いくぜ」

グリーンハート「準備は宜しいですか?」

雪泉「はい、お願いします」

一度空へと飛び上がるが、

魔理紗「それじゃジョルノ、振り落とされるなよ!」

ジョルノ「え――」

魔理紗がもの凄い速さで飛んで行った。

これには残された三人も唖然となり、

ホワイトハート「わ、私達はゆっくりで行こうぜ」

グリーンハート「そ、そうですわね」

雪泉「お、お願いします」

安全飛行で向かったのだった。



 白玉楼に着き、ゆっくりと着地する三人。

魔理紗「よっ、遅かったな」

ブラン「アナタが速過ぎるだけよ」

ベール「そうですわ。 せめて、わたくし達のペースに合わせて下さいな」

女神化を解いたブランとベールがそう言うと、雪泉はある事に気付いた。

同行していたジョルノの姿が無いのだ。

雪泉「ところで、ジョルノさんは?」

ジョルノ「ここに居ます」

顔を青ざめながらも、ゆっくりと深呼吸をするジョルノ。

雪泉「じょ、ジョルノさん!? 大丈夫ですか!?」

ジョルノ「ええ……」

一度だけ魔理紗を見た後、同行した時の事を思い出したのか、

ジョルノ「二度と……二度と魔理紗とは、一緒に飛ばない」

そう言って、心の中で決心したのだった。

魔理紗「えぇ!? 何でだよ!?」

それを聞いた魔理紗は疑問を覚え、

三人「(そうでしょうね)」

残りの三人も、同意するように呟くのだった。



 改めて一同は、白玉楼を見渡す。

正確には、白玉楼へ続く石段を見渡している。

桜の花が満開していて、風で花弁が散っている。

雪泉「綺麗ですね……桜が夏にも咲いてるなんて」

ジョルノ「石段があるという事は、この先の登る必要があるな」

ブラン「とにかく、行くしかなさそうね」

彼等は石段を歩いていくが、

??「おっと、こっから先は一方通行だよ」

癖のある赤い髪をツインテールにした、ロングスカートの様なデザインの青い着物を着た女性であった。

その手には、大きな鎌が握られている。

小町「まだ自己紹介がまだだったね。 あたいの名は『小野塚小町』幻想郷の死神さ」

ジョルノ「ジョルノ・ジョバァーナと申します」

雪泉「雪泉と申します」

ベール「ベールと申します」

ブラン「ブランよ」

軽い挨拶を済ませ、小町は手に持った鎌を構える。

小町「んじゃ、早速だけど……消えて貰うよ?」



 突然の台詞と共に、小町から殺気が放たれた。

するとその時であった。

ジョルノ「!?」

突然小町が、いつの間にかジョルノの前に来ていた。

小町「ほらよ!」

豪快に大鎌を横に薙ぎ払う小町。

ジョルノ「くっ!」

咄嗟にジョルノは、下へとしゃがむ。

小町「おや、中々な判断力じゃないかい?」

ジョルノ「URYYY!」

『ゴールド・エクスペリエンス』を出し、その拳を放つジョルノ。

小町「速い! だけど!」

しかしその時であった。

今度は小町が、ジョルノから離れたのである。

ジョルノ「何!?」

何時の間にか距離が離れていて、ジョルノですら驚きを隠せなかった。

雪泉「魔理紗さん、あの方の能力は一体!?」

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