■一覧に戻る
■ページ指定
■別話を閲覧する
■感想を見る・書く
東方大激戦
第7話:江戸っ子気質な死神
(超次元ゲイムネプテューヌ×銀魂×閃乱カグラ×這いよれ!ニャル子さん×ジョジョの奇妙な冒険×問題児が異世界から来るようですよ?×DevilMayCry×東方project)
[→]
【PAGE 1/3】
霊夢達が紅魔館へ向かった同時刻。
魔理紗「それじゃ、冥界へ行くぜ」
そう言って魔理紗が箒を手に持つ。
しかしここで、雪泉の挙手が入った。
雪泉「あの、私とジョルノさんは飛べませんよ?」
―江戸っ子気質な死神―
雪泉の意見に、魔理紗はうっかり忘れていた。
彼女とブラン、そしてベールは飛ぶ事が出来る。
しかし、雪泉とジョルノは飛ぶ事が出来ない。
ベール「でしたら、わたくしとブランが雪泉さんを運びますわ」
魔理紗「んじゃ、ジョルノは私が運ぶぜ」
雪泉「そ、そういう事でしたら……」
ジョルノ「それしかないですしね」
ブランとベールは女神化し、魔理紗は箒に跨る。
魔理紗「それじゃ、ジョルノ。 後ろに乗りな」
ジョルノ「はい」
箒に跨ると、魔理紗の体にロープを巻き付けた。
魔理紗「ジョルノ、何だよこれ?」
ジョルノ「命綱です。 落ちないように」
魔理紗「以外に用意周到だな」
ブランとベールも女神化すると、雪泉の手を片方ずつ握る。
ホワイトハート「それじゃ、いくぜ」
グリーンハート「準備は宜しいですか?」
雪泉「はい、お願いします」
一度空へと飛び上がるが、
魔理紗「それじゃジョルノ、振り落とされるなよ!」
ジョルノ「え――」
魔理紗がもの凄い速さで飛んで行った。
これには残された三人も唖然となり、
ホワイトハート「わ、私達はゆっくりで行こうぜ」
グリーンハート「そ、そうですわね」
雪泉「お、お願いします」
安全飛行で向かったのだった。
白玉楼に着き、ゆっくりと着地する三人。
魔理紗「よっ、遅かったな」
ブラン「アナタが速過ぎるだけよ」
ベール「そうですわ。 せめて、わたくし達のペースに合わせて下さいな」
女神化を解いたブランとベールがそう言うと、雪泉はある事に気付いた。
同行していたジョルノの姿が無いのだ。
雪泉「ところで、ジョルノさんは?」
ジョルノ「ここに居ます」
顔を青ざめながらも、ゆっくりと深呼吸をするジョルノ。
雪泉「じょ、ジョルノさん!? 大丈夫ですか!?」
ジョルノ「ええ……」
一度だけ魔理紗を見た後、同行した時の事を思い出したのか、
ジョルノ「二度と……二度と魔理紗とは、一緒に飛ばない」
そう言って、心の中で決心したのだった。
魔理紗「えぇ!? 何でだよ!?」
それを聞いた魔理紗は疑問を覚え、
三人「(そうでしょうね)」
残りの三人も、同意するように呟くのだった。
改めて一同は、白玉楼を見渡す。
正確には、白玉楼へ続く石段を見渡している。
桜の花が満開していて、風で花弁が散っている。
雪泉「綺麗ですね……桜が夏にも咲いてるなんて」
ジョルノ「石段があるという事は、この先の登る必要があるな」
ブラン「とにかく、行くしかなさそうね」
彼等は石段を歩いていくが、
??「おっと、こっから先は一方通行だよ」
癖のある赤い髪をツインテールにした、ロングスカートの様なデザインの青い着物を着た女性であった。
その手には、大きな鎌が握られている。
小町「まだ自己紹介がまだだったね。 あたいの名は『小野塚小町』幻想郷の死神さ」
ジョルノ「ジョルノ・ジョバァーナと申します」
雪泉「雪泉と申します」
ベール「ベールと申します」
ブラン「ブランよ」
軽い挨拶を済ませ、小町は手に持った鎌を構える。
小町「んじゃ、早速だけど……消えて貰うよ?」
突然の台詞と共に、小町から殺気が放たれた。
するとその時であった。
ジョルノ「!?」
突然小町が、いつの間にかジョルノの前に来ていた。
小町「ほらよ!」
豪快に大鎌を横に薙ぎ払う小町。
ジョルノ「くっ!」
咄嗟にジョルノは、下へとしゃがむ。
小町「おや、中々な判断力じゃないかい?」
ジョルノ「URYYY!」
『ゴールド・エクスペリエンス』を出し、その拳を放つジョルノ。
小町「速い! だけど!」
しかしその時であった。
今度は小町が、ジョルノから離れたのである。
ジョルノ「何!?」
何時の間にか距離が離れていて、ジョルノですら驚きを隠せなかった。
雪泉「魔理紗さん、あの方の能力は一体!?」
[→]
【PAGE 1/3】
■感想を見る・書く
■別話を閲覧する
■ページ指定
■一覧に戻る