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東方大激戦
第10話:女王様を怒らせてはいけません!!
(超次元ゲイムネプテューヌ×銀魂×閃乱カグラ×這いよれ!ニャル子さん×ジョジョの奇妙な冒険×問題児が異世界から来るようですよ?×DevilMayCry×東方project)
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異変が片付き、現在彼等は博麗神社にて合流した。
銀時「第35回『チキチキ! 異変解決の会議をしよう大作戦』!!」
明らかにおふざけ100%のボケをかます銀時。
勿論彼等は、そんな事もスルーし、
霊夢「それじゃ、状況をまとめるわよ」
会議へと入ったのだった。
―女王様を怒らせてはいけません!!―
霊夢達がレミリアから聞いた情報では……。
異変を起こす前の夜、レミリアはぐっすりと眠っていた。
その際に、彼女は夢の中であるものを見た。
それは黒く、全てを包み込みそうな『闇』であった。
その『闇』が接近してきた瞬間、黒いオーラを纏ったのである。
そして朝、起こしに来た咲夜と美鈴が感化された。
魔理紗達も、幽々子から聞いた話も同様である。
ジョルノ「つまり紅魔館も白玉楼も、夢の中でその『闇』を見ていた事になりますね」
雪泉「つまり犯人は、相手の夢の中に侵入する事が出来るって事でしょうか?」
霊夢「夢の中に侵入……つまり犯人は『貘』ね」
銀時「貘? 貘って、あの動物の?」
霊夢「ええ。 でも妖怪伝説の貘は、夢を喰らうの。 もし、犯人が『貘』か……」
ネロ「もしくは、そいつを仲間にしてる組織か……」
こればかりは、流石に彼等も頭を悩ませた。
すると、その時であった。
??「ごめんくださ〜い」
突然の声に、一同は外を出たのだった。
外に出ると、菖蒲色の長い髪を三つ編みにした少女が立っていた。
その少女を見たネプテューヌが、思わず叫んだのだった。
ネプテューヌ「プルルン!?」
??「あれ〜? ネプちゃん、久しぶり〜」
おっとりとした口調に、殆どの力が抜けてしまう。
銀時「ネプ子、知ってんのか?」
ネプテューヌ「うん、別次元でプラネテューヌの女神やってる子」
プルルート「プルルートっていうの〜。 宜しくね〜」
銀時「おう、宜しくな」
霊夢「所で、何でアンタはここに居るの?」
その問いにプルルートは答えた。
プルルート「実はね〜、紫って人から〜、頼まれたの〜」
それを聞いた霊夢は、すぐに納得したのだった。
霊夢「すぐに理解できたわ。 とりあえずは上がって、お茶くらいは出すわよ?」
プルルート「うん、お邪魔しま〜す」
お茶を啜りながら、一同は事件の調査会議を行う。
魔理紗「んで、次は何処に行くんだ?」
ノワール「まだ行ってないところとか無いの?」
霊夢「沢山あるけど、いま気掛かりなのは命蓮寺ね」
ジョルノ「命蓮寺?」
魔理紗「人里の外れにある寺でな、人間と妖怪の共存を方針にしてるんだぜ」
十六夜「へぇ。 んじゃ、博麗神社《ここ》よりは結構な信仰者がいるんだな」
霊夢「十六夜ぃ〜、それはどういう意味ぃ〜」
するとその時であった。
??「たのもぉ〜!」
雪泉「え?」
外からの声に襖を開けると、
??「霊夢さんはいますでしょうか?」
虎の体色のような黒のメッシュが入った金髪に、虎柄の腰巻を巻いた女性が現れた。
霊夢「あんた、命蓮寺の」
星「寅丸星です。 実は頼みがあって来ました」
霊夢「?」
銀時「とりあえず、入れた方が良いんじゃねぇか?」
霊夢「そうね、茶ぐらいは出すわよ」
星「では失礼します」
そう言って星が上がろうとしたが、まさにその時であった。
全員「!?」
背筋がゾクリと感じるほどの、鋭い悪寒が走って来たのだ。
全員が目を向けると、そこには……、
??「あら、ごきげんよう」
緑色のセミロングに白のカッターシャツ、その上にチェック柄のベストを羽織った女性が現れた。
銀時「おい、誰だオメェ?」
幽香「風見幽香と申します」
手に持っていた日傘を杖のように持ちながら、不敵な笑みを見せる。
それを見た十六夜も、楽しそうな笑みを見せた。
十六夜「いろんな奴等と出会ったが、アンタはそん中でも面白そうだな」
幽香「あら、嬉しいわね。 でも、ある人に頼まれたのよ」
その瞬間、幽香から凄まじい殺気が放たれた。
幽香「“アナタ達を潰せ”ってね!!」
放たれた殺気に、殆どが冷や汗が止まらなかった。
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