■一覧に戻る
■ページ指定
■別話を閲覧する
■感想を見る・書く
ラブ・ドラッグ
謎の出会い
(オリジナル)
  [→]  【PAGE 1/2】
「ふぁ〜」俺は布団を蹴って寝ていた。めずらしくまとめがいなかった。「徹夜するとか言ってたからな」今ごろ勝手に造った研究室で寝ているんだろう。
外は雨が降っていた。「休みは晴れですか?」と誰も居ない部屋で問いかけた。そんなことよりまとめを起こして来ないといけなかった。なぜなら、まとめがいないと買い物さえもいけないからだ。俺は研究室に向かった。すると、ドアが開いていた。俺は研究室に入った。やはり、まとめは寝ていた。部屋の中を見渡して見ると、いろんな危なそうな薬品、変な生き物エキスが入った瓶など何を作っているのか不安になりそうなものばかりだった。「おーい起きろ」と言ってみたが起きる気配がしない。俺は「はぁ」とため息をついた。そして、俺は研究室を出ようとした。その時、何かに足の小指をぶつけた。「いってぇ〜」ぶつけたのはいつぶりだろう。と思いながら立ち上がった。すると、俺がぶつけたと思われる茶色のタンスがあった。俺はそのタンスが気になった。そして、一番上の中身を見てみた。すると、中身は全部白衣だった。しかも十着くらい。
その時、後ろで物音がした。俺は後ろを向くとまとめが起きていた。しかもめちゃくちゃ怒って。俺はとっさに「ごめん」と謝った。するとまとめは「この変態スケベ」と言って近くに置いてあったほうきで俺を殴った。めちゃくちゃチクチクして痛かった。そして、まとめは「この部屋出てって」と怒りながら言ってきた。俺はすぐに部屋から出ていった。そして、自分の部屋に疾走していった。俺は思った家にいたら気まずいんじゃないかと。そこで俺はまとめに内緒で家を出た。その時、ふと思い出した食品の買い物行かないといけないことに。自分の部屋に戻り財布を持ち出した。それで家を出た。
まだ近くのスーパーの開店までは一時間半程度あった。「ぐぅ〜」お腹がなった。そう言えばまだ朝飯も食べていなかった。スーパーまでは1キロ近くはある。その途中にあるコンビニで何か買って食べることにした。コンビニはすぐ近くにある。3分程度歩いただけでついた。特に何かを食べたいということもなかったので一番安いおにぎりを買った。食べる場所が向かいにある公園くらいしかないのでそこに腰かけた。俺はコンビニの方を見た。街に行く人達も数が少なかった。そして俺はおにぎりのカバーを取り食べ始めた。しかし、ひとつだけではすぐに終わってしまった。だがお金は3000円しかなかったので買わなかった。まだ1時間10程度時間があった。しかしやることもなかったのでスーパーに向かった。
俺が歩き出して30分くらいたった。歩道橋の階段を上り反対側に向かって歩いた。すると、白いハンカチが落ちていた。それを拾って周りを見ると歩道橋の真ん中でたちすくんでいる白いワンピースを着た女性がいた。俺はその女性に近づいた。そしてその女性にハンカチを差し出してみた。すると、女性はハンカチを受け取った。女性を見ると俺と同じくらいの年齢だと思った。しかも、かなり美人だった。俺は「それじゃ」と言ってそのまま反対側に向かおうとした。そしたら、その女性は「ありがとうございます」と言って。携帯電話をワンピースのポケットから出し「アドレス教えてください」と言われた。俺は「いいけど、どうして?」と聞いてみた。すると女性は「お礼したいからです」と答えた。俺は「いいんだよ」と言うと女性は「こちらの気がすみません。あと・・・ととにかく今度電話しますから」と言って行ってしまった。そのまま俺もスーパーへ向かった。
スーパーについた。しかし開店までは40分程度あった。俺はスーパーの横の壁に座り込んだ。それにしてもあの女性誰なんだ俺の首くらい身長あったしでもまとめよりかは大きいよな?かたしか俺の身長が・・・177だっけ?そんなことを考えていると目が覚めた。「やべぇ寝ちゃた」腕時計を見ると11時になろうとしていた。俺は急いで立ち上がりスーパーに入っていった。

  [→]  【PAGE 1/2】

■感想を見る・書く
■別話を閲覧する
■ページ指定
■一覧に戻る