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彼らがが異世界へ旅立ったそうですよ?
第3話「神を喰らう者」
(天元突破グレンラガン×勇者王ガオガイガー×アーマード・コア×艦これ×GOD EATER×ニンジャスレイヤー×IS〈インフィニット・ストラトス〉)
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ふと、フジキド・ケンジ・・・ニンジャスレイヤーは目が覚めた。
部屋の中には、自分の知り合い達・・・タカギ・ガンドー、ナンシー・リー、ドラゴン・ユカノ、ドラゴン・ゲンドーソー・・・あの時にいたはずの仲間以外にも『本来の歴史』ならまだ出会うのが早かったゾンビー・ニンジャのジェノサイドやナラクに関係する『シ・ニンジャ』のニンジャソウルを宿すヤモト・コキ、ヨロシサン製薬の秘密向上で出会ったフォレスト・サワタリ、ヤモト・コキのセンセイであるシルバーカラス。
久しぶりにこんな大所帯で寝たな・・・ナラクもまだ寝ている。
ニンジャスレイヤー「海でも散歩するか」
皆を起こさないようにしたが・・・広い部屋にいるがフートン(布団のこと)でごった煮になっていた
ニンジャスレイヤー「(ウムゥ・・・フートンを除けないとな)」
皆を起こさないようにニンジャスレイヤーは部屋を出た後、静かな浜辺に出た。
私がこんなにも穏やかになるとはな・・・ニンジャがいなかったら・・・妻と息子───フユコとトチノキ───が生きていたら私もこんな過ごしで今を生きるのだろうか?いや、既に過ぎたことだ。と考えながらまだ暗い海岸を歩いていると一人の巨人に出会った。
ニンジャスレイヤー「ドーモ、アースクェイク=サン。お主も散歩か?」
アースクェイク「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。俺も散歩だ」
現れたのはニンジャスレイヤーが殺したソウカイシンジケートのシックスゲイツが1人、『ビックニンジャクラン』の巨人ニンジャ《アースクェイク》だ。彼も死後この世界に飛ばされてきたのだ。ニンジャスレイヤーたちより早く来ていた彼はすっかり嘗てのシックスゲイツの荒々しさが消えて穏やかになっていた。他にも本来の歴史の流れで死んだ同じソウカイシックスゲイツのヘルカイト、ソウカイヤの首領であるラオモト・カンもこの世界に来ていたのだ。彼らもこの世界で自分の生き方を決めたそうだ。
ニンジャスレイヤー「ラオモト=サンとダークニンジャ=サンはどうした?」
アースクェイク「ラオモト=サンはザゼンを、ダークニンジャ=サンは港でツリをしている。そっちは?」
ニンジャスレイヤー「私の方はまだ疲れて寝ている」
アースクェイク「ゴエツドシュー(呉越同舟)とはよく言ったものだ・・・かつての敵同士がこうして一緒に生活するとはな」
ニンジャスレイヤー「全くだ・・・」
この世界では敵も見方も呉越同舟で生き残るしかないのだ・・・その為に呼ばれたのだから
アースクェイク「む、朝日か」
今日も朝日が登る、横浜鎮守府の新しい朝が始まるのだ
ニンジャスレイヤー「さて、横浜鎮守府に戻るか」
アースクェイク「そうだな」
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がやがやと食堂は賑わっていた。厨房では空母である鳳翔が料理をしていたがその隣では二人の男が手伝いをしていた。1人は紫色のエプロンを着たダークニンジャことフジオ・カタクラだ。妖刀ベッピンの代わりに包丁を握っていた。もう1人は緑と白のカラーで色分けをしているスーツの上にエプロンをしている長髪茶髪の青年だった。その手にはエメラルドグリーンのナイフが握られていた。
フジオ「切り捨て・・・ゴーメン!」
???「ウィルナイフ!」
空中に舞った魚が一瞬でバラバラになった。が、ダークニンジャの包丁が砕け散る
鳳翔「あのぉ・・・できればもう少し優しく扱ってくれないでしょうか?」
フジオ「むぅ・・・獅子王=サンのそのナイフが羨ましいな」
獅子王・・・勇者《獅子王凱》の握るウィルナイフを見てダークニンジャがため息をついた。
凱「ウィルナイフはGストーンと生機融合した俺じゃないと扱えないんだ」
ウィルナイフ・・・それを構成する物質『Gストーン』は現在の所Gストーンと生機融合を果たし超進化人類エヴォリューダとなった凱の細胞でしか採取が不可能だ。しかもGストーンは無限情報サーキットと呼ばれる物質でGストーンの一つ一つに相性が存在するため扱うのが難しいのだ。
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