■一覧に戻る
■ページ指定
■別話を閲覧する
■感想を見る・書く
彼らがが異世界へ旅立ったそうですよ?
第5話「兎は宇宙を見て何跳ねる?後編&勇者王誕生!」
(天元突破グレンラガン×勇者王ガオガイガー×アーマード・コア×艦これ×GOD EATER×ニンジャスレイヤー×IS〈インフィニット・ストラトス〉)
  [→]  【PAGE 1/12】
 カタカタとツクヨミの作戦司令室では次々ととあるデータが表示されていた。どれもこれも一つのパワードスーツに関係する資料だ。

 主任ことハングドマンとその補助を務めるキャロリはネットワークを通してツクヨミのコンピュータの中にいた……AIだから出来ることだ


ナンシー「これって、ISのかなり初期の機体ね」

束「初めての実戦投入機……白騎士だよ。で、君は何でいるの?」

ニンジャスレイヤー「私では分からないことが多いから来てもらったのだ。ナンシーさんはプログラミングでは私の世界では伝説のヤバイ級だ。信じてくれないか?」

束「君がいうなら信じるよ」

一夏「束さん、これって……!」

千冬「第一世代……史上初のIS。かつて私が最初に乗った機体、白騎士だな」


 データ表示されたこの機体こそ史上初のIS……全身装甲型機体《白騎士》である。


リュウガ「今では白式のコアになっているんだろう?」

束「リュー君にはお見通しか……」

リュウガ「白騎士→しろきし→しろ→びゃく→きし→しき→びゃくしき→白式ってことだろ?織斑教諭?」

千冬「よく気がついたな」

一夏「あ、ほんとだ」

リュウガ「それどころか、かつての愛機《暮桜》のコアにもなっていたんだろ?」

束「すっごいね……そこまでわかるなんて」

リュウガ「あそこまで信頼している顔からして、最も古くからISに関わっている……つまり最初期のテストパイロットか、その機体のコアを知っているかが問題だ。故に白騎士のパイロットである織斑教諭に目を付けた。そして一夏はその弟、つまり政府はそのための専用機調整を束博士に頼んだ。経歴からして短時間でコアの調整までできるのは貴女しかいないからな。ここまでの仮想で行くと共通しているのは『コアは必ず同じものを使っている』」

束「参ったね、ここまで予測されるなんて……」


 と、そこで凱が「話を戻していいか?」と言った。それを聞いて「ごめんごめん」と束はデータ表示に動きを戻した


凱「……IS《インフィニット・ストラトス》はコアを中心として外部装甲を骨格として操縦者をセットすることによって動くマルチフォームスーツ……それを開発し提唱した。そして……それを実演する舞台となってしまったのが『白騎士事件』か」


 凱は神と名乗る存在によってこの世界で『起きるはずだった内容』を聞いていた。本来なら人格破綻者である束博士によって世界のミサイル基地はすべて乗っ取られそれを全て親友である織斑千冬の白騎士で破壊するマッチポンプでISを宣伝するはずだった……。

 それがこの世界ではどうだ、束博士はまともな人格で、所属不明の者によってハッキングされたミサイルを迎撃させるために白騎士を発進させ、それをすべて破壊するために自衛隊や日本駐在米軍等との共闘によってミサイルを撃破するも、その後中国がシモンの世界にある筈のガンメンである高性能強襲型可変機《カトラ・ゲイ》で襲撃しその攻撃も絶対防御のおかげで何とかなるなど凄まじい非常事態になったという。そのせいでか白騎士=織斑千冬であることは知られそれが女尊男卑に拍車をかけてしまっている。


シモン「カトラ・ゲイ……確かに俺たちの世界の機体だ。だけど螺旋エンジンの光じゃないな、装甲の発電パネルからのエネルギーで動いてる」


 証拠に映像の中では螺旋エンジンの光である緑色の光ではなく、太陽光発電の青白い光を放っていた。


主任『なる程ね。ガンメンはその螺旋エンジンとかいうのと、非常に高度な太陽光発電システムを積んだ非常に高度で、しかも人の体のように柔軟な装甲で出来ているんだね?』

キャロリ『興味深い……世界が違えば技術も違いますね?やはり貴方のラガンもそのガンメンの一種……しかもかなり『スペシャル』な機体のようですね』

  [→]  【PAGE 1/12】

■感想を見る・書く
■別話を閲覧する
■ページ指定
■一覧に戻る