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幻想伝説譚
第8話:ハメを外し過ぎるとロクな事はない
(プロジェクトクロスゾーン×ナムコクロスカプコン×東方project×Devil May Cry×閃乱カグラ×血界戦線×問題児たちが異世界から来るそうですよ?×超次元ゲイムネプテューヌ×ジョジョの奇妙な冒険)
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スタンド使いの女を撃破した承太郎達。
ポルナレフ「アヴドゥル! 花京院!」
亡き友との再会に、ポルナレフは二人に抱き付く。
アヴドゥル「おっととと……久しぶりだな、ポルナレフ」
花京院「承太郎から聞いたよ。 あの戦いから生き残ったそうだね」
ポルナレフ「うぅ〜……久々に顔を見れて嬉しいぜ!」
そんな三人の元へ、ジョセフも歩み寄る。
ジョセフ「久しぶりじゃな、二人とも」
アヴドゥル「お久しぶりです、ジョースターさん」
花京院「あのDIOを倒したそうですね」
ジョセフ「だが、花京院。 キミが命を振り絞ったメッセージをくれたお陰じゃ。 ありがとう」
花京院「イギーもいますよ。 何時も通り、何処かを歩いてますが」
こうして、DIOとの戦いの旅に出た『ジョースター一行』が、再復活したのだった。
―ハメを外し過ぎるとロクな事はない―
女はジョースター一行を睨むと、ナイフを構える。
しかし彼等は、再会の喜びで気付いていない。
女「今度こそ、終わりだァァァ!」
そんな彼等にナイフを投げようとしたが、その時であった。
イギー「がぁう!」
女「何ィィィ!?」
突然現れたイギーが、跳びかかって来たのだった。
イギーは女の顔面に跳びかかると、
女「ギャァァァ! ヤメロォォォ! 髪を抜くなぁぁぁ!!」
そのまま女の髪の毛を毟っていく。
ポルナレフ「お、イギーじゃねぇか!」
ジョセフ「ホントじゃ。 今度はあの女の髪でも毟るようじゃな」
こうしてこの女は――、
女「ギニャァァァァ!」
髪を毟られた揚句、何発も屁を出されたのであった。
女のスタンド使い(本名不明)――再《リ》起《タ》不《イ》能《ア》!
零児達と合流し、承太郎達は博麗神社に戻る。
茶の間にて、承太郎は怪我の手当てを受けていた。
小牟「敵のスタンド使いか……。 それは災難じゃったな」
零児「ナイフも深く刺さっていなかったおかげで、深手にならずに済んでるしな」
承太郎「まあな」
十六夜「それにしても、随分と賑やかになったな」
そう言うと十六夜は、アヴドゥルやポルナレフ達を見る。
ポルナレフ「そういや、自己紹介がまだだったな。 俺の名はジャン・ピエール・ポルナレフ。 宜しく」
ジョセフ「承太郎の祖父の、ジョセフ・ジョースターじゃ」
それを聞くと、殆どが「ん?」と言う顔をする。
雪泉「承太郎さんのお爺様ですか?」
千鶴「その割には、見た目が若いわね」
レオ「あの……ジョセフさんって、お幾つなんですか?」
ジョセフ「69歳じゃ」
小牟「その若さで69歳じゃと!? 詐欺じゃ詐欺! 外見年齢をサバ読みしとらんか!?」
零児「お前も人の事が言えんだろ」
ジョセフの実年齢に驚く小牟であったが、零児にツッコミを入れられてしまう。
因みに小牟の実年齢は765歳で、仙狐は1000歳を迎える事で一人前になるのである。
夜桜「皆さん、鍋が出来ましたよぉ〜」
こうして、賑やかな夕食が始まったのだった。
楽しい夕食会を通して、異世界から仲間達との交流を深めるメンバー。
ポルナレフ「ウメェ! やっぱ皆で食べるのは良いよな!」
ジョセフ「全くじゃな」
鍋に煮込まれた野菜や肉を口に運びながら、彼等の親睦を深める。
雪泉「こうやって、親睦を深め合うのも良いですね」
そんな中、雪泉の顔が赤くなっていた。
花京院「雪泉、随分と顔が赤いが……」
承太郎「大丈夫か? 風邪じゃあないのか?」
雪泉「ヒック……そんにゃワケ、ないじゃらいへふかァ。 ヒック」
顔は紅潮し、ろれつが回らないようなしゃべり方。
まさかと思った承太郎は、彼女のグラスを取ると、
承太郎「こ、こいつは……」
その匂いを嗅いだ。
承太郎「酒だ! 雪泉のグラスに、酒が入ってやがった」
霊夢「えぇ!?」
外の世界では、20歳になるまでは酒は飲めないのが常識。
雪泉の性格なら、未成年飲酒はしないはず。
つまり、誰かが彼女のグラスに酒を入れた事になる。
魔理紗「ったく、そんなに大げさになるか?」
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