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幻想伝説譚
第9話:綿月姉妹vs伝説の魔剣士チーム
(プロジェクトクロスゾーン×ナムコクロスカプコン×東方project×Devil May Cry×閃乱カグラ×血界戦線×問題児たちが異世界から来るそうですよ?×超次元ゲイムネプテューヌ×ジョジョの奇妙な冒険)
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 今回の異変の発端となっている『永遠亭』に向かう事になった一同。

しかし、ここでジョセフがある提案をした。

ジョセフ「これから異変解決に向かうが、今の人数では逆に気付かれる。 数を減らした方が良い」

霊夢「それもそうね。 問題は、誰が行くかだけど」

ジョセフ「まずは数を8人に絞って、そうなるように減らす」

夜桜「それじゃ、くじ引きで決めますか?」

承太郎「時間がねぇ、それがいい」

零児「待った! 承太郎は肩の怪我もある。 治るまではこの異変に参加しない方が良い」

承太郎「……分かった。 正直、右肩を動かすと痛みが走るんでな」

こうして、承太郎以外のメンバーが、くじ引きを引いたのだった。



―綿月姉妹vs伝説の魔剣士チーム―



 くじ引きで決まったのは、以下のメンバーであった。

ダンテ

バージル



十六夜

霊夢

花京院

プルルート

零児

更に霊夢の提案で、2人一組のチームを作る事になった。

くじ引きの結果、チームはこうなった(※以下のメンバーは、チーム名も書かれています)。

伝説の魔剣士チーム:ダンテ&バージル

神秘な恩恵チーム:十六夜&霊夢

仮面でヌイグルミチーム:叢&プルルート

五行と法王チーム:零児&花京院

霊夢「それじゃ、行ってくるわね」

こうして彼等は、永遠亭がある『迷いの竹林』へと向かったのだった。


 暫く歩くと、ようやく竹林の前に着いた。

ダンテ「ここが、迷いの竹林か」

霊夢「言っておくけど、ここから先は無数の罠が仕掛けられてるから、くれぐれも用心しなさいよ」

十六夜「了解だ。 早速行くぜ!」

やる気満々の十六夜は、無垢な少年のような目で霊夢を見ていた。

霊夢「チョッ、やめて! そんな穢れを知らない子供のような目で見ないで!」

プルルート「それじゃ、叢ちゃん。 れっつご〜」

叢「うむ、そうだな」

零児「それじゃ、俺達も行くか」

花京院「そうですね」

ダンテ「いこうぜ、兄貴」

バージル「ふん」

こうして彼等は、迷いの竹林へと入ったのだった。

その先に、恐ろしい事が起きる事も知らずに...。


(伝説の魔剣士チーム)

 霊夢達と別れ、竹林の中を探索するダンテとバージル。

ダンテ「罠が仕掛けられているとは聞いたが、奇妙だな。 悪魔共が襲ってくるくらいは覚悟してたんだが」

バージル「悪魔の気配も無い……どういうことだ?」

辺りを見渡すが、悪魔の気配も妖怪の気配も感じない。

ダンテ「もしかして、ホントに迷ったか?」

バージル「知らん。 だが、後ろの二人に聞いてみるか?」

ダンテ「フッ、それもそうだな」

二人は振り返ると、そこには二人の女性が立っていた。

一人は長い金髪に、シャツの上から青いサペロットスカートをはいた女性。

もう一人は薄紫のポニーテールで、シャツの上から赤いサペロットスカートをはいた女性。

この二人からは、凄まじい闘気と殺気を感じる。

??A「良く気付きましたね?」

バージル「それだけの殺気を放てば、簡単に気付くぞ」

ダンテ「それで? アンタ等の目的は?」

??B「アナタ達の足止めと言うべきね」

二人は構えると、ダンテとバージルも構える。

豊姫「月の民、綿月豊姫、参ります」

依姫「同じく、妹の依姫、参る」

ダンテ「デビルハンターのダンテ、推して参る」

バージル「その兄のバージルだ。 いくぞ」

月の姫姉妹と、魔剣士の息子兄弟。

遂に、姉妹vs兄弟の激突が始まった。



 ダンテはリベリオンを手に取り、依姫と激突する。

激しい刃と刃のぶつかり合い。

火花が散らばる程である。

ダンテ「やるじゃねぇか」

依姫「当たり前です」

一旦距離を取った依姫は、刀を地面に突き刺す。

その瞬間、地面から無数の刃が出現した。

ダンテ「!?」

依姫「動けば祇園様の怒りに触れますよ?」

ダンテ「そうかい!」

エボニーとアイボリーを手に取り、ダンテはその場で弾丸を放つ。

しかし依姫は、弾丸を全て弾き落とした。

依姫「やれやれ、こんなものですか?」

未だに余裕を見せる彼女に、ダンテは本気で思った。

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