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彼らがが異世界へ旅立ったそうですよ?
第6話「ゴルディオンハンマー」
(天元突破グレンラガン×勇者王ガオガイガー×アーマード・コア×艦これ×GOD EATER×ニンジャスレイヤー×IS〈インフィニット・ストラトス〉)
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 空にそびえ立つ青き鋼の巨神、その名は勇者王ガオファイガー。

 対峙するのは感情を否定する滅びの使徒ゾンダーロボ。


ガイ『EI-75、時雨や取りこんだ物を返してもらうぜ!』

ゾンダーロボ「ゾォォオオンダァァアアア!!」


 両者は取っ組み合いとなりその力を拮抗させた。


ガイ『うぉおおおおお!!』


 拮抗を崩したのはガオファイガーだった。ステルスガオーVとガオファーのGSライドとゾンダーロボの出力差で徐々に押し出していた。


ゾンダーロボ「!」

ガイ『ゾンダー……いや、Zマスターが否定した命の力……勇気の力をお前にも見せてやるぜ!』


 ステルスガオーVのウィングユニットが展開され、取っ組み合いのままガオファイガーとゾンダーロボは海の方へ飛んでいった。


 ある程度学園から離れた途端に、ゾンダーロボを海面に叩きつけたガオファイガーは学園から飛んできた『マイナスドライバー』を左腕に接続し展開した。


ガイ『座標軸固定完了、ディバイディング・ドライバァァァアアアッ!!!』


 この巨大マイナスドライバーの名はディバイディングドライバー。

 GGGが所持する勇者ロボ軍団が使用する特殊作業兵装ハイパーツールの一つである。

 その姿をIS学園の専用機部隊が見ていた。


鈴「やっぱりあれって……マイナスドライバーよね?」

セシリア「それより、あの巨大ロボットは何なのですか?!」


 この世界では色々なアニメやライトノベルにゲームが存在するが、セシリアはライトノベルなどは知っているがロボットアニメは知らなかったのだ。


一夏「あれは勇者王ガオファイガー。ロボットアニメで『勇者シリーズ』と呼ばれる中での最後のアニメの『勇者王ガオガイガー』の最後の物語である、OVA『勇者王ガオガイガーFINAL』で登場するタイトルネームである主役機勇者王ガオガイガーの後を継いだ2代目勇者王だ」

セシリア「勇者王……?主役機……じゃあ今乗っている獅子王さんは……!」

一夏「そのアニメの主人公だ。因みに今は野営基地にいるシモンさんも、『天元突破グレンラガン』と『劇場版天元突破グレンラガン紅蓮編\螺巌編』の主人公で予想が正しいと軽く千年以上は生きてる筈だ」


 千年以上は生きてるという時点で自分がニンジャスレイヤーと同じくらいの規格外な存在と会話していたのかが理解出来た。


シャルル「それより、離脱しなくていいの?あれってディバイディングドライバーでしょ?」

鈴「シャルル……あんたも知ってたんだ」

シャルル「うん、先生達も離脱したから近海にいる艦娘にも声をかけないと」

セシリア「で、ですが支援攻撃を続けないと『無理だ、今すぐに引け』せ、先生!?」


 セシリアに織斑千冬からの通信が届いた


千冬『あのゾンダーロボは……やはり獅子王凱たちGGGの機動兵器か、神機使いの神機でないと破壊不可能だ。表面上に絶対防御以上のバリアシステムが確認されている。零落白夜でも効果はない……撤退しろ』


 一夏たちは名残惜しくも、戦闘に巻き込まれないように背中に載せて運べる艦娘は乗せて戦闘エリアから離脱していった。


鈴「やっぱりヤモトの言うとおりね……ISって戦場ではオモチャね」


 鈴は皮肉を込めてつぶやいた。世界最強のパワードスーツに乗ってるから何でも勝てると心のどこかで根強く残っていた。
 あのニンジャ……ヤモトに言われたのに。今や学園は戦争状態になっているのだ……対IS戦闘闘方法やISではどうしようもない超人や巨大ロボットもいる中でISはアリのごとくちっぽけな存在に過ぎなかったのだ。


 同時刻、港でも戦闘音が響いていた。


「全滅、全滅、ゼンメツだイヤーッ!」

ジェノサイド「ゼツメツするのはキサマだ!」


 ゾンビーニンジャであるジェノサイドが手首から吊るした鎖付きバズソー(丸鋸)で、目の前のロボを八つ裂きにした。彼曰く特殊なエンハウスト・ジツを応用しているらしい。

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