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運命の翼 【序章】
第一話 少年と赤服
(ガンダム×ガンダムSEED×コードギアス×ガンダムW)
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アフターコロニー193年8月6日
神聖ブリタニア帝国による世界進行によって地球の大半を支配下に置き
地球圏を圧倒的武力を背景に支配していきついに地球連邦を発足させるに至った
それに恭順の意思を示すことなく徹底抗戦の結果日本は征服されてしまった……

「……眠ってしもうたか……」

コクピットの中で目を覚ました俺は、また日本が征服された時の夢を見ていた
あの日の悪夢を今だに見てしまうが、それも今日までだ

「おいおいエイジそんなジオンのザクとザフトのジンのパーツの寄せ集めで連邦に仕掛ける気か」

機体の外で馴染みのオヤジがいるのをモニターで見る
何処か小馬鹿にしたような表情であきれ顔を見せている
確かにオヤジの言う通り中破したジオンのザクUにジンの左足と右手を足し
バーニアは連邦の戦闘機の者を流用しているガラクタだが、それでも俺にはやるべき理由がある
俺の祖国である日本を武力で征服した連邦に一矢報いるその事を考えて
このコロニーでやって来たのだ。そこに起きたジオンの独立戦争
この気に乗じていっちょ連邦に一泡吹かせてやろうと行動を起こしたのだ

「当たり前だ!!俺はやってやる連邦に、そしてブリキ野郎に一泡吹かせてやるんや」

標的はもう決まっている連邦の新造艦ホワイトベース
情報ではジオンの赤い彗星をしのいだ後ザフトのコロニーであるプラント
ユニウスセブンを撃破したのち月に向かったと言う
農業用のプラントだったユニウスセブンは一方的に殲滅されたと言う
連邦のやり方に怒りを覚えると共に、ここで撃たなければならないと決意したのだ
現状はジオンのコロニー落としとモビルスーツの性能で押していた反連邦勢力だったが
地上戦にもつれ込んでいこう連邦の中心国であるブリタニアのナイトメアの抵抗で
思うほど攻勢は進んでいない。そこに連邦もモビルスーツを量産されれば国力の差がものを言い出す
地球連邦により祖国を奪われさらに宇宙までもが蹂躙させる未来を止めるために
俺はホワイトベースへの奇襲に出る事を決めたのだ
ザクUとジンの寄せ集め機ザンを輸送船に搭載し輸送船をユニウスセブンから月に向かう
そのルートに向けて発進させた


 そして二日がたち情報屋の言うポイントに近づきた時目の前にホワイトベースへの
攻撃を開始しているザフトのナスカ級高速戦闘艦の姿を目にする事になった
ジンそれも俺の物とは違う純正のジンがホワイトベースを取り囲むように仕掛けていた
中でも動きが全く違うオレンジ色のジンに目を奪われる隊長機だろうか?

「こうしてはおられん!!連邦艦からもモビルスーツが出てるアレが新型なら」

俺は輸送船のコクピットを出てザンに乗り込み輸送機の扉を開けて機体を発進させる

「飛鳥エイジ……ザン出る」

バーニアを噴かせて機体を発進させるコロニーの外壁作業とは違う初の実戦
しかし目の前に連邦の新型がいる以上引くなどと言う選択肢は俺にはなかった
連邦の白い奴と右手に追加武装を搭載したジンが戦闘に入っている

「ナチュラルにしてはやる様だが、しかし試作パルマフィオキーナ掌部ビーム砲で!!」

「くぅ〜相手はコーディネーターなんだ人間じゃないんだ僕だって」

追加武装付きのジンがその右手を真っ赤に燃やし勝利を掴もうと近接戦に持ちこもうとする
しかし距離をとりビームライフルでジンを撃とうとしていた
そのビームライフルを急降下し不意をつき重斬刀で切断してやった
本当は腕を貰うつもりだったが、寸前の所でビームライフルを手放したのだ
思った以上に勘の良い奴らしいそれともエース級の奴なのだろうか?
突然の乱入者である俺に対してザフトから通信が入ると自身の目的が連邦の新型の破壊だと
そう告げて白い奴に仕掛けるも恐ろしいまでの正確な射撃にザフト側のジンが堕とされていく
最後まで粘っていた右手に試作兵器を搭載していた奴も帰還したようだが

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