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運命の翼 【序章】
第二話 仮面と盟主王
(ガンダム×ガンダムSEED×コードギアス×ガンダムW×その他)
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  連邦の新造艦ホワイトベースその破壊に失敗した俺はザフトに救助される形で
ナスカ級高速戦闘艦に乗っていた。

「おや、君かあの機体のパイロットは?」

可笑しな仮面をつけた白服の男の問いを受け肯定した
現状でごまかす事に意義などのないが、全く警戒されてはいない
所詮はナチュラルと考えているのか?腹の底が見えない
そこに陽気なこえが響き渡る赤服の少年達より年上に見える緑服の男

「おっ見ない顔って事は、ジンもどきのパイロットか?俺はミゲル……
オレンジのジンのパイロットと言った方がいいか?」

彼の言葉にさっきの戦闘を思い出す連邦の新型とカスタム化されているとは言え
ジンで対等以上の戦闘をしていた彼が緑……では赤服の彼等の実力は
内心で肝が冷える思いだが、彼等と事を構える意志はないのだが
ミゲルと名乗った男は気安く背中を叩きながら五人の赤服を紹介してくれたが
部外者の俺にペラペラ話す彼を面白くないのだろ強い視線を向けている銀髪の彼
イザークが右手に追加装備をしていたジンに乗っていたらしいく
ミゲルの軽口だけではなくナチュラルの俺に助けら事に苛立っていると見た

「でエイジさんでしたか?貴方はこれからどうするつもりですか?機体もあれでは……」

イザークと違い友好的な少年ニコルは、今後の事を案じてくれている
当初のも予定ではホワイトベースもしくは新型モビルスーツを破壊した後
輸送船で地球に降下し日本解放を目指すはずだったが輸送船を失い機体は半壊
完全に計画はとん挫したと言っていいそこにクルーゼ隊長から提案を受ける

「我々は今作戦中でヘリオポリスに向かう途中でどこかに寄港する余裕は無いが滞在は許可しよう」

こうして俺はナスカ級のヴェサリウスにやっかいになる事に、そのうえ彼等の好意で
機体の修理にまで協力を得られ中でもイザークから戦闘不能なった機体とはいえパーツを回してくれた
当人曰くヘリオポリスでは潜入任務だとか試作兵器を搭載した事でバランスが悪かったとか
兎に角勘違いするなと何度も念を押された

「よしよし………OK!!」

「お前、なんだ修理に参加しているのか?」

「あっエイジさん?その試作兵器を装備する気ですか」

現状において客人扱い俺はせめて自機の修理くらいは、手伝っていると
何かにつけて気にかけてくれていたアスランとニコルが声をかけてくれ試作兵器
その使用について聞かれた試作品の単発式の為に厳しいのではと

「よお、どうやら機体の調子はご機嫌の様だな。もっとも俺は次の任務でノーマルでってな」

先の戦闘で専用のジンを失ったミゲルも次の作戦で使うジンを確認しに来たと言う
なんでもホワイトベースとの戦闘はジオンからの要請で予定外だったらしく
カスタム機に使われているパーツが不足で修理が出来ないらしい。
それでも最後には連邦の白い奴を撃退した彼はやはりエース級なのだろう
彼等と暫しの談笑をして与えられている部屋に戻る事にし彼等と別れた
軍属である彼等には任務があるだろうから………

 ヴェサリウスに乗って三日が過ぎ俺の機体ザンもと言いザン改・Fは完全に仕上がった
破損した脚部はジンの物となりほぼジンになったと笑みを浮かべるが、純正のジンは
俺の手に余るしコイツにも愛着って奴がある自室のモニターで機体をチェックする
右手に搭載した試作パルマフィオキーナ掌部ビーム砲は手を加えカードリッジ式に
と言ってもカードリッジ一つで一発だが、多少はマシになったし機体カラーも緑と白と言う
いかにも寄せ集め感まるだしから青に統一し格好も若干マシになった気がしモニターをおとす

「アスラン達の世話にもなったさかいヘリオポリスに向かうのも悪ないな」

ベットに横になり今後の事を考えるヘリオポリスで新型を製造しているのも連邦である以上
その奪取に協力するのは目的から外れる事ではないが、やはり日本解放と言う目的も

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