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運命の翼 【序章】
第三話 武人と敗残兵
(ガンダム(ファースト及び1年戦争系)×ガンダムSEED×コードギアス×ガンダムW×その他)
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試作高機動型ザクを救助した事からその部隊のザンジバルに乗り込んだ
……ヴェサリウスに乗り込んだ時を思い出すも今回はこちらが救助した側だ

「先ほど助かったぞ少年」

「いえ………ジオンの方ですね?いえ人として当然の事で」

ザンジバルで俺を向掛けてくれたのは貫禄のある壮年の男性だったが威圧感は感じない
彼だけではなく乗組員がおおむね好意的な事から先ほどの試作機かテストパイロット
それだけ重要人物だったのだろうと考えるも、ならばこそ深入りは危険かもしれない
とは言え起動兵器を所持する部外者として一室に通され聴取を受ける

「………つまり君は個人で連邦に対して破壊工作を行っていると?」

「ええまぁ基本的には個人ですが資金の方は、トリックって言う支援団体から」

その中で自身の立ち位置と思想を話す事でジオンと敵対する意思を無い事を伝える
しかしそこで先程の軍人ノリス大佐の表情に曇りが見えた事からあの組織の事を知っているのだろう
巧妙に正体を隠す反連邦活動家支援組織トリック一説には、どこぞの財団ではと噂がる
だが本当の事は誰にも知られてはいない活動報告による評価で支援を受ける事が出来るが
どこまで信用できるのかは分からない上時には無茶な依頼も舞い込む事もある。
 一通りの話して部屋を出た俺の前にショートの女性が立っていた少々年上と言ったところか
顔を合わすなり深々と頭を下げて礼を言う彼女が、あの時の試作ザクのパイロットとはすぐに気づけず
そうしている間にノリス大佐が慌てた様子で

「あっアイナ様………」

ジオン軍の大佐であるノリス大佐が様と呼ぶ程の人物なのかとあっけにとられている
そうしているうちにアイナから事情を聞かされる試作に乗っていた事や彼女が軍人では無い事
もっとも流石に試作機の事は秘密らしいが、こちらも便乗出いたおかげで地球にこれたと礼を述べた

それから数日の間は降下した彼等の基地で世話になり大佐の指導を受けるも、全く彼には敵わなかった。
筋は悪くなく見違えたとも見違えたとも言われるが実感がわかない。
それでもこの近辺にある連邦の基地を襲撃を成果をあげる事は出来ている
しかしその中でナイトメアではない機体そうモビルスーツを連邦が実戦に投入をしている
ただその事だけが今後の、懸念材料になって来るだろう。
ホワイトベースから出てきた奴とは違うが、似た形状恐らくは量産型かもしれない
日々連邦の兵力は増大している早く日本に行かなければならい
そんな焦りから日本に向けて旅立つことを決めた俺は今いるインド北部から南東ルートから
日本を目指す事を決めると、トリックに支援を求める事にした
ここ数日での連邦基地の破壊に加えて宇宙《そら》で得たガンダムの情報で空か海の足を手に入れるためだ

「その様子からしてここを出るのねエイジ……」

「あっはい……… いろいろお世話になりましたアイナさん」

基地のみんなに別れを告げて機体を乗せたトレーラを出発させようとした所にアイナさんがいた
ここのみんなには本当に世話になった上宇宙《そら》で失ったザクマシンガンの代わりと弾薬
その上グフ用シールドまで用意してもらい感謝しかなかった
シールド裏にはのヒートサーベルもあり格段に攻撃性が上がっている
強化された機体と共に基地を放れジャングルに入って行っくバックミラーに映る
その基地には日本を取り戻した後に訪れたい不意にそう思いながらアクセルを踏みこみ
トレーラを走らせる横をカスタム化されたグフがザクを伴って出撃していくのが目に入った
それから少しの立った時だった周りを警戒しながら進むジオンの機体を発見したのは

「あれはザクUに一体はザクTか?ところどころ破損はあるみたいやけど」

見つけたザク三機の小隊らしき一団だったが、これからトリックのエージェントから物資の受け取る

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