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一話完結の短編でいろいろ練習してます
お題は日常風景です
(三ツ星カラーズ×ガンダムSEED×その他)
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ピコピコ………ドッカーン
Zzzzz

アウトドア派を気取るおじ様達の住居のような建物から響くゲームの音に少女の寝息
そんな平和な午後のひと時を破壊する様な大声が響く

「平和か〜!!」

 そう言いだしたのはここを、アジトにする上野の平和を守る者カラーズの一人さっちゃんである
その場にいたリーダーの結衣も琴葉も特に気を止める事は無かったが、それで収まるはずもない
 彼女達はここ上野を守る者を自称する者達であるが、何から守っているのやら
だがこうなっては仕方がないと琴葉は事件が無いなら事件を持っている人の所に行けばいいと提案したのだが
 どう言うわけかカラーズはいつもの交番に来ているそしていつものの様に斉藤がいるが歓迎する空気は微塵もなかった

「なな、琴葉ここか?ここに事件があるのか〜」

「ほら斉藤は無能だから未解決の事件とか溜まってるポイから溜まっているモノをスッキリさせてやろう」

 なぜここに来たのか分からずにキョロキョロするさっちゃんと失礼な事をさらと言う琴葉
当然だが斉藤のイライラは募る一方だが、面倒なガキどもを追い払おうと画策し始める
 ようは暇を持て余しているガキどもに何かお題を与えればいいだけだが、可能な限りどこかにやってしまいたい
だが周りの人々が斉藤を白い目で見始めていた「ちょっとあの警官あの子達でスッキリすると言ってるけど」と
ヒソヒソ話始めている事に冷や汗をかく斉藤は慌ててカラーズの面々を交番内に招き入れて話を進める

「おう!だったらお前らで妖怪退治でもやってもらおうか?怖けりゃ逃げて帰るだな」

 ここに来て斉藤は妖怪退治などと言う子供だまし丸出しの話を持ってくるも、ただの与太話と言うわけでもないらしい
どうやらここ数日の間に多くの目撃情報が交番に寄せられているとか
 もちろん警察そんな世戸話を真に受けているは無く何かの見間違いあるいは誰かの悪戯の類だろうと見ている
こんな連中でも何かを見つけたら儲け物で無くても五月蠅いガキを追い払えるどっちに転んでも損はない
本物の妖怪なんて物がいる筈はないのだから………

 こうして三人は上野に現れたと言う妖怪を探し始めるたゴミ箱の裏から溝の中されないはマンホールを外して
しかし全くの手掛かりもないままでは見つかるはずもない所に

「おや〜何か探し物か?さっちゃん?」

「おっカラーズ今日も平和を守っているか」

 オヤジの雑貨屋の前に来たところでオヤジと話す派手なアロハシャツに麦わら帽子のサングラスが声をかけてくる
さっちゃんとは知り合いらしい怪しいオッサンは最近公園でよく見かけるオッサンだ
いつも砂場にいる事から【砂場の虎】と噂になっているけどどこで、さっちゃんと知り合ったのやら

「オヤジそれにケバブさん相変わらずチリソースじゃなくヨーグルトソースか」

「そんなことよりオヤジこのへんでバケモノを見なかったか?」

 オヤジたちに情報提供を求めてみたが、残念ながら二人とも知らなかったが客たちの間で噂になっているらしい
その代わりにオヤジは店にあったロケットランチャーを持たしてくれた
あっちこっちを探して情報を集めたが丸かっただの赤かっただの抽象的で形が見えてこないも
被害については食べ物を奪われた物が大半であるが、どんなものを探せばいいのかてか妖怪ってどんなだ
 今になって根本的な情報がかけていた事に気が付いたカラーズであった

「よーしリーダーあそこしかない!!最果てにある万理の図書館!!あそこの司書に聞こうぜ」

 このトラブルメーカーの発言に結衣と琴葉は首をかしげる。そもそも最果ててどこだ
さっちゃんが走り出した方向に図書館があるなど効いた事もないが言って止るものでも無いため後を追った
 路地裏にひっそりある図書館?はたまた流行っていない古書店?どんな場所かもわからないが、商店街の中でしかない

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