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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜 18禁版 ケビン×リース(3rd時)
作者:sorano   2014/11/10(月) 14:25公開   ID:Axp.u4cW/9U
〜煉獄〜

「えっと、まずは口付けからですね。口付けでも効果はありますし、リースさんも女の子として”処女”を捧げる前に口付けをした方がいいでしょう?」
「……わかりました。」
リタに言われたリースはケビンの身体に寄り添った。その身体はかつて倒れた時のように凍えるように冷えたままで、表情も苦悶に満ちていた。もし、このまま永遠に目を覚まさなかったら自分は”最後の家族”を失ってしまう。
「ケビン………」
思わず声をかけた。だが答えは返ってこない。なんとか回復させてあげなければ……リースは躊躇いつつも、リタに問いかけた。

「……本当に口付けや処女を捧げなければケビンはすぐに回復しないのですよね?」
「はい、私が知る限りでは。”性魔術”はシスターのリースさんからすれば抵抗のある方法ですが、その代わり体力、魔力、精気等生物の”生命力”を与えられる事ができますから効果は抜群です。実際本物の”神”の身体を持つ主もその方法でずっと生きてきたのですから。」
リースはケビンの唇を間近で見つめ、どきどきしていた。今ならケビンに意識はない、ただ唇と唇を合わせるだけだ。それに、ケビンを助けるための行為であり、自分もいつかケビンと結ばれる事を夢見ていた。そう自分に言い聞かせることで勇気を振り絞り、ケビンの口に自らを覆い被せていく。

「……ん……」
ケビンの唇についに触れてしまい、それ以上に彼の唇の冷たい温度に驚く。どうすれば自分の力を注ぎ込めるのかなんてわからない。それでもせめて、ケビンを少しでも温めたい。

「……ちゅ……んちゅ……」
リースはケビンへの働きかけを深めるべく、ケビンの唇に自分の唇をすり合わせていく。湿った冷たい唇を通して、自分の中にある魔力や法力がケビンの中へと吸い込まれて行く感覚がした。だがその力は、与えるそばから溶けるように消えていく。
「だめ……全然足りない……ん……ちゅ……れる……」
もっと自分の力を分け与える為にリースはケビンの唇の中に自分の舌を入れ、舌を動かしてケビンの唇の中を舐めていた。

「……やっぱり口付けだけじゃ全然足りませんね。リースさん。――――ケビンさんに貴女の貞操を捧げる覚悟はできましたか?」
リタに言われたリースは目を閉じて考え込んだ。自分は姉を失ってしまった。姉と同じようにもう2度と大切な家族を失いたくない。ならば、自分がやるべき事は一つだ。
「………はい。この後どうすればいいですか?」
「……わかりました。ではまず――――」
リタはリースの意をくみ、リースに様々な手順を教え、卑猥な内容であるそれをリースは真剣に耳を傾けた。

「―――以上です。私は黙って見ていますので、何かわからない事があれば声をかけて下さい。」
「リタさん……ありがとうございます。」
「ふふ、大切な人を失いたくないというリースさんの気持ちはわかりますから。」
リースの言葉に微笑んだリタはそのまま黙り込み、リースはケビンを見つめた。
「ケビン……今から私の”処女”を捧げるからね……”空の女神(エイドス)”よ、どうかこの淫らな行為をお許しください……」
その場で祈りを捧げたリースは意を決し、シスター服だけでなく下着も全て脱いで生まれたままの姿になった後再びケビンの唇に口付けた。

「ちゅうぅ……ぺちゃ……んん……」
ケビンの反応を引き出すため、唇を舐めたり、吸い上げたりとわからないなりに必死に愛撫していく。自分がこんな情熱的な口付けをする姿など、今まで想像した事もなかった。
「んんっ……はぁ……んちゅ、ちゅぅ……」
つたないリースのやり方でも少しは効果があったのか、ケビンの口さ気に温かさが出て来た。―――不意に、ケビンの舌が動いてリースの舌に触れてきた。
「ふぁっ……!?」
驚いてケビンから離れたリースはケビンをみたがケビンはまぶたを閉じたままだった。効果が出て来ていると判断したリースはもっと続ける事にした。

「くちゅ……ちゅ……んちゅ……んん!んっ……んっ、ちゅ……ちゅる……んんっ……」
意識を失っているにも関わらずケビンの舌は自分の口内に侵入してこようとする。それに戸惑いながらもリースはケビンと深い口付けを交わしている事に喜びを感じながら口付けを何度も交わした。口を離した一瞬にこぼす自分の吐息が熱く、また身体が火照ってきた気がする。
「んふぅ……んちゅっ、ちゅっ……ふはぁ……はぁ、はぁ……」
ドクンドクンと自分の心臓が激しい鼓動をさせ、顔を真っ赤にしたリースは身体の変化を振り払うように、次の手順に進んだ。服の留め具や紐等をほどくために手を掛ける。シスターの服と違い、神父の服を取り扱った事のないリースは勝手がわからず悪戦苦闘しながらもケビンの下半身を顕わにさせ、既に膨らみかけている肉棒を顕わにさせた。
「………………」
初めて見る男性器に、リースは言葉を失ってしまった。知識は持っていても、固くそそり立った物がそうだなんて予想外だった。でも不思議と醜いと思わないし、嫌悪感もわかない。きっと幼い頃から恋をし続けていたケビンのものだからだろう。おずおずと手に取ってみる。
「あ………」
身体は冷えている事に対し、火傷しそうなくらい熱さを持っている肉棒に驚いた。でも、硬さも大きさも聞いていた程ではなく、まだまだ自分の行為は足りないのかもしれない。となるとリタの言っていた方法に頼るしかなく、リースはケビンの性器の側に顔を近づけた。
「ケビンのバカ……アホ……スケベ…………」
そう言ったリースは緊張で喉をからからにしながら、ケビンのそれを手に取った。そして―――
「……ぺろ……」
意を消して舐めた。不思議な感触だ。
「ぺろ……ぺちゃ……ぺろ……」
表面に舌を這わせていくと、次第に唾液で滑らかになっていく。いやらしく光沢を帯び始めた肉棒を目の前にしながら、リースはどんどん熱を込めていく。
「……ぺちゃ……ぺちゃ……はぁ……」
こうしているだけで胸の鼓動が激しくなり、息苦しくなってくる。でも不思議と嫌ではない。ケビンのためだし、何より自分自身がこの行為を変だとは思わなくなってきている。

「ぺろ……ぺちゃ……あっ。」
ぴくりと震えた肉棒を感じたリースはもっと続ける事にした。
「ん……ぺろ、ぺろ……はぁ……れろ……」
自然と肉棒を口で咥え込み、頭を上下に動かし始め、両手に持った肉棒をゆっくりと扱き、口の中に咥え込んだ肉棒全体に舌を舐め這わせる。
「……ちゅる……ぺちゃ……ぺろ……」
舐める度に塩辛い味がする肉棒は硬さを持ちながら、大きくなってきた。その反応が嬉しくてそのまま舐め続けていくと、もっと硬くて大きくなっていく。
「ぺろ、ぺろ……んんっ……ぺちゃ……んちゅ……んはぁ……」
先端に開いた穴から、先走り液が流れ、それが舌に触れるとぴりりと痺れた。またケビンの身体に温もりが戻り、ケビンの変化を感じ取ったリースは胸が高鳴るのを覚えた。
「はぁ、はぁ……ぺろ……ぺちゃ……んん……はむぅ……れる……ちゅるぅっ……」
身体が熱くなり、息も荒くなる。喉が渇き、それを潤すようにケビンの肉棒を求める。下半身がじわっと熱くなり、それに驚いたリースは自分の秘所に触れてみた。
「やだ……こんなになって……」
自分の秘所は粘液で濡れ、あまつさえ太ももへと垂れ落ち始めているそれを何なのか知っていたリースは自分の身体がケビンを求めている証拠である事に気付いた。ケビンの身体を受け入れようとしている事に気付いていたリースだったが未だ心が怯えていた。
「んっ!……今のは……」
迷いながら愛撫を続け入ると、肉棒がびくんびくんと張りつめ、リースはケビンの反応にしゅうちゅする。ぬめりが強くなるケビンの肉棒から搾り出すように自然と両手で扱き、頭を上下に動かして肉棒の亀頭の部分を舌で舐めた。するとどくんと震えた肉棒からねぱっとした熱い液体がリースの口の中に広がり、絡みついた。
「くぅ……はぁ……」
ケビンの精液がリースの喉奥に流れおちる。
「はぁっ……これが精液……ふぁっ……」
精液を呑んだ感覚に驚き、戸惑ったリースだったが同時にケビンを満足させた事に歓びを感じていた。今ならば……と判断したリースはケビンの身体に跨った。

「…………はぁ……」
まだ硬いままのケビンの肉棒を片手で掴まえ、それを自分の秘所の中心へとあてがった。熱い肉塊の先端が、ぬかるんでいる膣の口を押し広げようとしている。後は身体を下ろせば自分とケビンは一つになる。覚悟を決めたリースはゆっくりと腰を下ろした。反り立つ肉棒がリースの下の口を押し開いてリースの中へ沈んでいく。
「っ!?……うぅ………ケビン……っ!」
身体を引き裂かれるような痛みを感じたリースは愛する男性の名を叫んで勢いよく腰を下ろした。すると今まで感じた事のない凄まじい痛みがリースの全身を駆け巡った。
「うぁあああああああああっ!?」
子宮口に到達したケビンの肉棒と繋がるリースの秘所からは今まで守ってきた純潔の証である血が流れ出て来た。
「はぁ…………はぁ………はぁ……………」
純潔を失った痛みに顔を歪めるリースは息を切らせ、ケビンの肉棒と繋がる自分の秘所を見つめた。

「私の処女を捧げられたのに……まだ……目を覚まさないの……?そんなに、私の中に出したいんだ…………ケビンの……スケベ…………」
リースはケビンへの文句を言う事で己を鼓舞し、ゆっくりと腰を浮かせた。肉棒に、秘所から流れた鮮血が糸を引くように絡んで流れていく。浮かせた腰を、また落とす。その度に感じる痛みに耐える。何度も、何度も腰を振り、ケビンが目覚める事を祈りながらただ闇雲に上下に動き続けた。

「ぁああっ!?……お願い……目を、覚まして……ケビン……ああぁ……」
「………………う…………ルフィナ………姉さん……リー……ス…………オレ……は……」
するとケビンの口から呻き声が聞こえた。
「ケビン……!良かった……」
自分の性魔術によってケビンが順調に回復している事に気付いたリースにほっとした気持ちが包み込む。緊張が解きほぐされ、目頭が熱くなった。

「ルフィナ……姉……さんリー……ス…………オレが……二人の前に現れたせいで…………ホンマ………スマン………」
「バカ……ッ……!もう、それ以上言わないで……っ!自分から消えようとするなんて、絶対に許さないんだから……っ!今度は私が……連れ戻すんだから……っ!」
涙を流し続けるリースが腰を振り続けると苦悶に満ちたケビンの顔は穏やかな表情になった。
「あぁっ!?」
穏やかなケビンの表情を見て痛みが和らぎ、甘美な喜びを感じたリースは快感で痺れた。ケビンと繋がっている。そのことが歓びとなってリースの身体を駆け巡った。ケビンは未だ動けない事を知っていたリースは自分の中にケビンの印を刻む為に自分から動いた。

「うあっ、はぁっ……ああん!」
嬉しいからか、気持ちいいからなのか、目から落ちる涙を抑えられないまま、腰を振ってケビンを受け入れた。体内を走る何かに飲まれるように、女の本能がケビンを求めるまま、腰の動きは激しさを増して行く。
「くっ、あっ、はああっ!こ、こんな気分……初めて……あっ、はぁあ!」
鼓動が高鳴り、熱い吐息を淫らにこぼす。
「ぅう、わ、私が、ケビンを……あっ、はぁっ、あああ!」
リースが動く度に、ねっとりと流れる愛液がいやらしい音を立て、リースの身体に心地よい痺れが蔓延していく。
「くぅんっ、はぁ、はぁ……!こんなにも、ケビンを感じる……あぁああ!ケビン……ケビン……ッ!」
うわ言のように愛する男性の名を叫びながらリースは腰を振り続けた。

「うっ、はあっ、ああああ!だめっ……んあああああ!」
抑えられない衝動のまま腰を振り、激しい喘ぎ声を上げた。そして肉棒の亀頭に子宮口を押し付けた瞬間、リースの頭が真っ白になっていく。
「うあああっ、んぁぁあああああああ――――ッ!?」
絶頂に到った瞬間、とくん、とくん、と熱い精液がリースの子宮に注がれていく。それと同時にケビンの表情は穏やかになり、規則正しい寝息を立てていた。自分の中で温もりを放つ精液を感じ、ケビンの様子を見たリースは安堵し、倒れるようにケビンの身体に自分の身を委ねた。
「こんなにいっぱい出して…………もし、身ごもったらどうするつもりなの…………?ケビンの……バカ……アホ…………スケベ……いつか必ず責任を取ってもらうからね……ん…………」
ケビンと結ばれた事に歓びを感じるリースはケビンに文句を言いながらも幸せそうな表情でケビンに口付けをし
(…………あ。妊娠防止の魔術を教えるのを忘れてたわ…………まあ、リースさんは後悔してなさそうだし、気にしないでおこうっと。)
リースの呟きから妊娠を防止する魔術の存在を思い出したリタは冷や汗をかいたが幸せそうな表情で秘所から子宮に入りきらなかった精液を垂れ流す自分の身体とケビンの身体を繋げたまま、ケビンに口付けをしているリースの顔を見てすぐに気を取り直し、リースがケビンから離れて自分に声をかけるまで二人に背を向けていた……………







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