‐地球連邦軍本部ギアナ高地に兵団ロシア戦線から送られてきた`贈り物`。それは大昔の有名スパイ映画を
気取ったかのようなものだった。

要は『現地で捕まえた美女を殺して冷凍保存処理をした上で、体を金粉で塗りたくる』という、
なんともストレートに分かりやすい悪役的な所業であったため、ギアナ高地にいたジョン・コーウェン
中将は「やっこさんはジェー◯ズ・ボンド映画でも気取ってるつもりか?」と呆れたそうな。
しかも手紙には同シリーズでも人気がある「ロシアから愛をこめて」(邦題はロシアより愛をこめて)
と書かれた手紙が美女のピンナップと共に添えられていたため、これに連邦軍側は
『やっこさんはジェー◯ズ・ボンドがお好きなようだからこっちも応えてやるか』と大笑い。
ロシア地域に偵察のために送り込む部隊やウィッチに、「アストンマーチンDB5」のレプリカを「ボ◯ドカー」仕様で送るという「計らい」を見せた。

 

さて、ロシアには誰がいるのかというと……。

「寒っ!さすがロシア……」

エーリカ・ハルトマンである。ミッドチルダへ派遣が決まる数ヶ月前。ミーナやバルクホルンとは
別行動で休暇を取って試しに未来世界へ行ったらどういう訳か、ロシアへ送り込まれてしまった。
彼女の現地における上官は誰かというと……。

「エアコンスーツ仕様にしてなければ凍死してるところだったな中尉」
「うん。でも、休暇で来たのになんでロシアに送られなきゃいけないんだ〜〜!!お菓子ィ〜!!」
「落ち着け、主題が変ってる」

シベリアの極地でアストンマーチンDB5を運転しながらとにかく愚痴るハルトマン。
それを諌めているのはハルトマンより年下にも見えるが、実はハルトマンより年上で、扶桑皇国海軍343空の
「維新組」隊長を務めるエース「雁淵孝美」である。彼女は508の所属であったが、
ティターンズ海軍との戦闘で負傷し、療養も兼ねて未来世界へ送り込まれていた。
そのため、倫理などが大きく異るこの時代で行動するにあたって、両名は軍服は下着も着用してる。
その際、ドラえもんの道具を解析して得られた(原始生活セットを解析した)テクノロジーを分析、
改良した上で寒地へ派遣するウィッチ用の軍服に組み込んだ。そのためシベリアの極寒地でも
薄着でいられるのだ。

「でもさ、なんでこの車、色々とゴテゴテした計器とか隠してんのさ?」
「1960年代に出てきて人気があるスパイ映画の小道具を再現したそうだ。それだ」
「大尉はなんで助手席に座って無いのさ」
「こーいうのってたいてい助手席にギミックがついてるんだ。敵を追い出すために射出座席になってたり……」
「詳しいね」
「ま、色々見たんだよ1950年代以降の映画」

雁淵はハルトマンに自身が車の助手席に座ってない理由を説明する。
車を届けた担当者曰く「あるスパイ映画をモデルに色々秘密兵器積み込んだ。レトロなのは外見だけだ」との
事なので、それを警戒しての行動だと。

「まーね。この車もあたし達から見れば十分に未来的な外見なんだけどね。レーダー付いてるし、
発信器の受信装置とか……機関銃……オーバーだと思うんだけどね、無駄に金かけてるなぁ」

このアストンマーチンにはなんと戦車などにも今なお現役で使用され、備え付けられている
ブローニングM2重機関銃が隠された状態で装備されており、対人などに威力を発揮する。
それらの装備が備えられている事をオーバーだとハルトマンは評した。

そうしてしばらく走行していると、戦線へ行進する連邦陸軍の連隊や、
最前線の中でも普段の生活を贈ろうとする一般市民の姿を見かけた。スーパー帰りか、
買い物袋を抱えるご婦人方も多く見かける。

「こうして見てみると戦時なのに人の暮らしは特別制限されてないんだな……」
「まーね。最前線っていってもいつもドンパチが
あるわけでもないし、戦時統制もこの時代には報道とか中心、それもある程度までって決まってるからね」

地球の通商範囲は膨大である。本星が戦争状態に入っても植民星から資源などが入るため、
人々の暮らしは別段普段と変わっていなかった。(鉄人兵団はその膨大さに呆れ、通商破壊を行うのを
断念した)。戦時下でも人々はたくましく生きているのだ。
有名な話であるが、よく「第二次大戦中の日本は贅沢を禁止された抑圧された環境の中にあった」と誤解されるが、
実際は物資が南方から入ってくるようになったので日本軍の衰勢が急速に現れた1944年6月を区切りとし、
1944年1月以前までは生活物資は不足していなかったとの記録が残されている。

「すいませ〜ん。この近くに連邦軍の基地があるって聞いたんですけど」

ハルトマンは窓を開けて、歩道を歩いているご婦人に道を尋ねる。どうやら似たような景色が続くため、
基地がどこにあるかわからなくなったらしい。ご婦人はこの道をあと10キロも行けば基地に着くと教えてくれた。

「じゅ、10キロぉ!?」

……と、悲鳴をあげたとか。5キロ行った地点で運転を交代し、その日の午後1時には基地にたどり着いた。
駐機場には寒冷地仕様のモビルスーツや戦闘機が置かれ、それなりの規模がある事が伺える。

「ご苦労だったな、大尉、それと中尉」
「ハッ」
「ゆっくりと休み給え。菓子も用意してある」

この一言は長時間運転し、疲れきったハルトマンを癒した。さっそくハルトマンは着任の挨拶をすますと、菓子がおいてある食堂に
一直線に向かった。雁淵は呆れながらもハルトマンに付き合ったとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‐兵団 ロシア戦線 モスクワ 戦線司令部

旧・ソビエト連邦及びロシア連邦の首都であったこの都市は今や鉄人兵団の手中にあり、同戦線の司令部が置かれていた。
そしてクレムリンには兵団ロシア戦線の司令部が置かれていた。

「閣下は」
「ハッ、私室で映画を鑑賞中であります」
「……またか」

兵団も当然ながら「人格」があるので時には地球人でいうところのオタク気質を持つ者も現れる。
このロシア戦線の司令官はその気質を多分に持ち合わせている人物で、戦線を支えている人物としては至って不真面目な男であった。
部下たちの間では「あの映画好きはどうにもならん」と揶揄されているが、軍人としては優秀なために更迭されない。
副官は呆れながらも司令官の私室に赴いた。

「司令、そろそろ会議のお時間です。公務室にお上がりください」
「もうそんな時間か……」

司令は嫌々といった感じで副官の言葉に答え、渋々と公務室に向かう。
副官はそんな彼にため息をつく。不真面目な態度うんざりしているのだろう。
副官は中国戦線からロシア戦線に転任したばかりの「若手」である故、そんな彼が理解出来ないのだ。

司令を務める彼は本来、軍人として人生を終えるつもりは無かったと部下に語っていた。本来は文化系の仕事に就きたかったが、
彼の家庭は労働者階級の中でも下層に入る貧しい家であったため、両親から文化系の仕事につくことを反対され、
父親によっていつの間にか軍へ入隊させられていたという経緯を持つ。不本意ながらも、彼は軍人としては優秀な素質を持っていた
ために同期の軍人の中では早く出世する`エリートコース`をまっしぐらに進んだ。現在は兵団史上最年少の将官という、
本人としては`ありがたくない`肩書きを持つに至った。最近はジェー◯ズ・ボンド映画にハマっており、地球連邦軍を呆れさせた
あのプレゼントを思いついて実行させたのは彼である。

彼は公務室で副官から中国戦線からの連絡事項などを報告された。

「ほう、`キング・オブ・ハート`のドモン・カッシュがこの地に向かっているか」
「ハッ。中国戦線から連絡が来まして奴はロシアに向かったと」
「フム。仲間と合流するつもりかな」
「それはわかりませんが、奴は地球圏最強の男です。注意するに越した事はないでしょう」

‐ドモン・カッシュ。`デビルガンダム`の騒乱の際にデビルガンダム撃破に最も貢献した`ガンダムファイター`にして、
現在では`流派東方不敗`を継承したただ一人の人物である。彼は騒乱後に幼馴染であった「レイン・ミカムラ」と結婚、
所帯持ちの人間となっているが、専ら修行で家を開ける事が多いためにレインを怒らせているとか。
鉄人兵団の師団を生身で撃退するなど、今回の戦争でもその強さは健在であり、兵団も最重要人物として行動をマークしている。

「うむ。各地の部隊に伝達せよ」
「ハッ」

こういう真面目な態度をとっている間はまごうことなき優秀な軍人であるが、気が抜けるとだらける司令についていけない副官であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‐再び、地球連邦軍ロシア方面基地

「あたし達に敵の強行偵察を行えってことですか」
「ウム。この方面の情報はハッキリ言って不足している。
相手がヒューマノイドタイプの宇宙人じゃないから諜報員を送り込んで内情を探る事はできん。
そこで強引な手段だが、強行偵察を行うことになったのだ」
「なんでそんな強引な事を?」
「実は機密事項なんだが、戦線の打開のために南アメリカから`フォールド爆弾`を積んだVB-171が回された。
その内の一機がヨーロッパ上空に差し掛かった辺りで消息を断った。敵に撃墜されたと思われるが、
何せ積んでいた「ブツ」がブツだ。敵の手に渡る前に回収したい。アレが使われたら街一個くらいは完全にフォールドされてしまう」
「フロンティア船団が使ったとかいう新型の大量破壊兵器……それで兵団を排除しようと?」
「ああ。本来は田舎の地域に落として威力を見せることでロシアの兵団に降伏を迫るつもりだったらしい。
だが、敵の手に渡れば反応弾以上の脅威になる。各地にこの回収のため極秘指令は発しられているが、君たちにはその担当になってもらう」
「わかりました。この指令の秘匿名は何ですか?」
「上はこう呼んでいる。`サンダーボール作戦`と」 
「サンダーボール作戦……」
「そう、サンダーボール作戦だ」

どこかで聞いたような作戦名だが、この作戦はフォールド爆弾回収作戦である。兵団の手に渡る前に何としても回収しなければならない
大量破壊兵器を回収するにはおあつらえ向きの名前である。ハルトマン達は思わぬこの指令の片棒を担ぐ事になる。
二人はこのサンダーボール作戦の実行者として、数日の休息の後、秘密兵器満載のアストンマーチンで出発する事になる。
この時、ハルトマンは「なんか映画じみてるなぁ」と漏らしたとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

‐同じ頃、同様の指令を受けたグレートマジンガーがロシアに向かっていた。西沢義子もおまけでついてきていた。

「フォールド爆弾だって?物騒な代物が造られたなぁ」
『元は反応弾も効かなくなったバジュラに対応するために造られた爆弾だそうだ。バジュラと和解した今となっては
反応弾の上位兵器的な立場で配備が行われてるそうだ』
「よくまあそんな物騒なもんを考えるぜ……原爆の時点でやばいけど」
『大量破壊兵器はそもそもは米国が作って日本に落としたのが最初だ。あれは非道だった。人も文化財も消滅させたからな』
「うん……本土決戦やって終結させたほうが人的損害は大きいけど、後々の事を考えるとなぁ……。」

判断は時に後々にまで残る禍根を残す。米国の原爆投下の判断は戦後に米国への日本人の反感を埋めつける要因となった
と鉄也は大量破壊兵器が人々に忌み嫌われる理由を話す。
義子もそれには同意のようだ。だが、そんな彼等の思いとは裏腹に`1945年`でティターンズがその悪魔の兵器を
遂に解き放ってしまうのである。それも核兵器として最強を誇る純粋水爆を。

「とにかくロシアに入るのがあたし達の役目なんだろ?そこで別のウィッチと合流する手筈になってるっていうけど、どんな奴なんだろう」
『さあな。それは次の連絡事項を待つしかないな』

グレートマジンガーはロシアの欧州地域部へ向かう。それがこの作戦において重要なファクターとなる。スーパーロボットと言う抑止力で。
フォールド爆弾回収作戦はここに開始されたのだ。

‐「サンダーボール作戦」として。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-かつて世界各国に伝説として言い伝えられた「アトランティス」と「ムー」。
その真相はドラえもん達が握っていた。以前の冒険で事の全てを知ったからである。
ドラえもんはハワイ戦終了から欧州へ行くまでの期間にその事を地球連邦に告げていた。
地球連邦政府の深海調査船がかつて核爆発があったと思しき痕跡を大西洋の海底で発見したためだ。
22世紀序盤の一時期には日本政府が`海底国`と国交を持ったとの資料も発見されていたが、
どことは記されていなかったからだ。(レムリアやパスティスの可能性も学者の間で指摘されたからだ)

「ドラえもん君、すると君はこの生き残った海底国は`ムー`だと言うのかね」
「はい。ムーです。ムーが唯一無二の海底世界の超大国として生き残り、アトランティスは滅びました」
「滅んだ?海底世界の国がどうやって滅ぶというのだ。戦争で負けても……」
「戦争では滅びませんでしたが、その`道具`によって滅んだというのが正しいと思います」
「兵器で?国を亡ぼすほどの……まさか」
「ええ、核兵器ですよ。アトランティスとムーは核兵器開発を7000年以上も前に実用化していたのです」
「なんと……」
「それに彼等は現生人類‐ホモ・サピエンス‐の近縁種と言えます。現生人類が出現した後、
海へ戻っていった種族が海底人になったのですから。プロトカルチャーが手を加えた動物が
進化した点はおそらく同じでしょうね」
「ゲッター線の所業は早乙女博士でも解明しきれない点があるが……その御業だろうな」

ドラえもんは未来世界の歴史学者や考古学者達と対談し、大昔はトンデモ説として嘲笑の対象であった
超古代文明は真実であったが、現生人類(ホモ・サピエンス)の近縁種である海底人が築いていた
という点は大昔の説とは異なる点を告げる。これなら「大陸説」の矛盾点を解決可能であるからだ。

「僕達地上人がまだ石器時代だった時代、彼等の軍事技術は地上文明で言えば部分的に第二次大戦後の
水準に達してました。それで対立していた2つの連邦は新兵器開発競争に明け暮れたんです。このことは
僕たちが会ったムーの少年兵からの話で裏付けがとれてます」

それは地上文明で言えばかつて米国とソビエトが冷戦を繰り広げていた時代を先取りしたかのような
構図であった。この場合、東西が逆だが、アメリカ役がムー、ソビエト役がアトランティスである。
ドラえもんもこの事はかつての冒険でムー連邦(伝説では帝国だが、実際は連邦制であった)
の少年兵「エル」から伝え聞いた事しか知らない。

「それでアトランティスが先立って鬼角弾……核兵器の実用化に成功してムーを脅しにかかったんです。
`降伏しなければ太平洋を焼き尽くす`と……」
「馬鹿な、そんなことをすれば大西洋とて無事には」
「ええ。アトランティスは本国をバリアーで覆い、放射能を通さないようにしといたんです。
このバリアーは今でも生きていて、バミューダトライアングル伝説を生み出しましたが、
それが災いし、アトランティスは滅んだ」
「まさか」
「ええ。7200年前のある日、アトランティスは本土での新型鬼角弾の核実験に失敗してその放射能除去ができず、
その放射能が国土の全土を汚染しつくし、やがて王族を含めた国民全員が死に絶えた」
「……恐ろしいな」
「ですが軍部が遺した自動報復システムはそのまま放置された。それが僕たちの時代の地殻変動で
生き返り、海底人と出会った僕たちが犠牲を払ってそれを止めた。おそらく核爆発の痕跡は
その時のものでしょう」

そう。ドラえもん達の時代にアトランティスは残っていた鬼角弾と地殻変動で完全にその痕跡を葬り去られ、
かつて海底の超大国として栄華を極めた痕跡は殆ど消失した。
ムーはアトランティスの滅亡を目の当たりにした事に軍拡を止め、敵がいなくなったこともあって
安定期に入っていた。深海のどん底にいるはずなので、ゼントラーディやガミラスの攻撃も及んでいない
だろうとドラえもんはふんでいた。実際、その通りであった。

 

 

 

‐太平洋 海底 ムー連邦

「地上人はあの宇宙人らの攻撃に屈しなかったようだな」
「ええ。地上人が戦争で我らと連絡をとれる手段を失ってはや100年……彼等は宇宙に進出し、
外宇宙の宇宙人と戦争を行い、打ち勝って生存権を銀河に広げたようです」
「銀河か……海底に適応した我らはテキオー灯がなければ地上に出ることもままらなん。
羨ましい限りだ。今、アトランティスという敵を失った我らは軍隊の規律も緩んでいる。
これも宿命と言うべきか」
「閣下……」

ドラえもんらの活躍で鬼岩城を撃破し、ようやく真の意味での平和を勝ち取ったムー連邦。
最初の数十年間は良かったが、脅威を知る世代が世を去ると平時故に軍隊の任務は減り、
アトランティスが遺したロボット「バトルフィッシュ」の掃討などが主な任務となり、
年とともに数が減り、今ではそう出くわすものではなくなった。
浅い所にいた個体がゼントラーディやガミラスの攻撃に晒されて破壊されたせいもあるだろう。
一時的に海が干上がった際には地下水がある所に潜り、その環境に慌ててテキオー灯で適応する形で、
どうにか難は逃れたもの、人口は200年前より減少していた。最も地上人が再度
地球そのものをテラフォーミングすることで短期間で往時の姿を取り戻したのは驚嘆に価するが。

「我らは地上人に`二度救われた`。だが、脆いものだよ仮想敵を失った軍隊は」
「首相……」
「このままでは軍隊は堕落する。地上人との再接触作戦を早めよう」
「はっ」

ムー連邦首相は仮想敵を失って規律が乱れている自国の軍隊を嘆いた。それは奇しくも
「どこかの世界」でジオンが絶えた後の地球連邦軍と同じような光景であった。
規律は緩みきり、「年金泥棒」とも揶揄される程に軍隊は弛緩した。こうなったら
有事に対応できるのかという不安がある。予てよりの「再接触計画」を実行に移すべく、
ムー連邦は動く。西暦2199年12月頃の事だ。

 

 

 

 

 

「ドラえもん君、ムーが我々に接触してくる可能性はあるかね」
「22世紀初頭頃に国交があった以上は再接触の可能性は十分にあります」

ドラえもんは会談の最後に`あの冒険`で呟いた言葉を自らの手で実現させるべく、ムー連邦の地球連邦への接触を示唆した。
その可能性は正に実現しようとしていた。

 

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