設定資料
―人物・用語設定V――


Gウィッチ/プリキュア関係者

※夢原のぞみ/キュアドリーム/中島錦(出典:『YES!プリキュア5GOGO!及び、ストライクウィッチーズシリーズ)

黒江の後輩に当たるウィッチで、扶桑のウィッチの名家『中島家』の三姉妹の次女。その前世はかつてのプリキュアオールスターズの切り込み役で鳴らした、差代目プリキュアである『プリキュア5』のリーダーであったキュアドリーム/夢原のぞみであり、その自我の覚醒による人格統合で夢原のぞみの黄泉還りの素体となり、以後の人格は夢原のぞみで統一され、容姿も生前の夢原のぞみのものとなる。かつてのプリキュア5のリーダーとしてのカリスマ性を維持しつつ、錦が有していた軍籍を受け継ぐ。転生当初の必殺技は『プリキュア・シューティングスター』及び『プリキュア・スターライト・ソリューション』。名乗りは『大いなる希望の力!』。軍での階級は中島錦の軍籍を引き継いでいるために大尉。


※夏木りん/キュアルージュ(出典:『YES!プリキュア5GOGO!』)

夢原のぞみ/キュアドリームの幼馴染にして、プリキュア5のアタッカー。のぞみとは別世界より召喚されたが、幼馴染である点は同様であるため、のぞみを引き続き支える選択を取り、それもあり、扶桑陸軍(後、空軍)に入隊する。彼女は新規志願であるため、階級は少尉。名乗りは『情熱の赤い炎!』必殺技は『プリキュア・ファイヤーストライク』。


※桃園ラブ/キュアピーチ(出典:『フレッシュプリキュア!』)

プリキュア5の後を継いだ『フレッシュプリキュア!』の中心的な戦士。生前の成人後ははダンスユニットを組んでおり、その関係で芸能界にいた。基本的には優しい気質だが、意外にも運動神経抜群で、格闘時の戦闘力は歴代でも随一を誇る。そのため、格闘戦では先陣を切る。必殺技は『プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ』。名乗りは『ピンクのハートは愛あるしるし!』。

※花海ことは/キュアフェリーチェ(出典:『魔法つかいプリキュア』)

史上三例目の妖精からプリキュアへ転じた戦士。しかし、その実態は魔法つかいプリキュアの世界における大地母神の後継者。しかし、その力を以てしても、マジンガーZEROには無力に等しく、更に仮面ライダー四号にキュアミラクルとキュアマジカルを倒されてしまい、打ちのめされているところを仮面ライダーディケイドに救われ、九死に一生を得る。その後にドラえもんと黒江の計らいで野比家へ送られ、療養に入る。必殺技は『プリキュア・エメラルド・リンカネーション』。名乗りは『あまねく生命(いのち)に祝福を!』。

※北条響/キュアメロディ(出典:『スイートプリキュア!』

音楽の力を持つ『スイートプリキュア』第一の戦士。生前はピアニストであった。シャーロット・E・イェーガーの前世にあたる存在であり、キメ台詞は『ここで決めないと、女がすたる!』、『絶対許さない!』。運動神経抜群なプリキュアの一人で、高い格闘戦能力を持っていた。死後はシャーロット・E・イェーガーに転生したため、プリキュアとしては初のリベリオン合衆国国籍保有者となる。必殺技は『プリキュア・ミュージックロンド』。名乗りは『爪弾くは荒ぶる調べ!』。生前と異なり、相方の南野奏/キュアリズムの不在にも関わらず、変身を可能としている事から、転生に伴うパワーアップが窺える。なお、キュアドリームと違い、転生先のシャーロットとしての人格が維持されているため、生前とは異なる口調や気質である。

※星空みゆき/キュアハッピー(出典:『スマイルプリキュア!』)

スイートプリキュアの後を継いだ『スマイルプリキュア!』の戦士。生前は図書館司書の職についていた。夢原のぞみと共通する点が多く、オールスターズの先輩格の間で『のぞみ二号』、『のぞみの再来』と言われていたほどのアホの子。しかし、角谷杏へ転生し、更に宮藤芳佳へと転生を遂げたことで、そういった面は鳴りを潜め、杏の駆け引き上手な古狸的な気質を持つようになりつつも、芳佳の一途さも併せ持つようになっている。現状、生前の面影がもっとも薄めであるプリキュア。必殺技は『プリキュア・ハッピーシャワー』。名乗りは『キラキラ輝く未来の光!』。



――用語解説――

※プリキュア

いくつもの平行世界に跨って存在している『伝説の戦士』。18歳までの女子が覚醒するケースが多いが、14歳の中学二年生の女子の覚醒が最もスタンダードである。ドラえもんや黒江達の近隣世界では『TVアニメ』としてのみ、存在が確認されていたが、のぞみの転生で、その実在が判明し、黒江の戦略に組み込まれた。プリキュアオールスターズの存在から、初代とスプラッシュスターの存在は確認されているが、異なる平行世界を跨いでのオールスターズ集結の図式だったため、彼女らに次ぐ古参のプリキュアである、のぞみとりんもその詳しい消息を知らないという。


※プリキュア5

キュアドリームとルージュの属するプリキュアチームであり、『三代目』にあたる。初代と並び、二年間を戦い抜いたプリキュアチーム。二年間同じチームで戦い抜いたチームは、初代と彼女達のみである。

※魔法つかいプリキュア

キュアフェリーチェの属するプリキュアチームで、全員が魔法使い。しかし、平行世界を股にかけるバダンとマジンガーZEROの侵攻の前に敗れ去り、キュアフェリーチェのみが命からがら生き永らえ、九死に一生を得た。のぞみ達はそれを知り、事の重大さを悟ることになる。


※ライダー大戦

仮面ライダー達と悪の組織が次元世界全体の運命をかけて戦う大戦。仮面ライダー達もスタンスの違いから昭和と平成世代の間でいがみあっていたが、危機に際して和解を選択。中心となる組織と因縁のある昭和ライダーを中心にして、ライダー部隊を編成、組織に立ち向かい、大戦に臨む。



※ラ級戦艦

第二次世界大戦前、ナチスドイツが開発し、各国に提供した『ラ式重力炉』を動力源とする海底軍艦の俗称。日本海軍、アメリカ海軍、ドイツ軍などは時の最新鋭戦艦を基本ベースにした『最強の戦艦』として建造したが、当時、財政的に逼迫していた大英帝国のみは新鋭戦艦に得体の知れない動力を組み込むことに反対論が強く、第一次世界大戦直後に一隻だけ完成し、条約違反の誹りを恐れて秘匿されていた『G級巡洋戦艦』を改造することで、周りに合わせた。後年にラ號の現存が明らかとなった後、ベースとなった戦艦の型式の古さをネタにされたが、大英帝国の財政と時勢が許すのなら、動力をライオン級戦艦をベースにした新たな船体へ移植する事が予定されており、G級巡洋戦艦への搭載は一時しのぎのみのはずであったと明らかになる。ウィンストン・チャーチルがライオン級の建造にこだわったのは、重力炉を新式の船体へ移植し、戦艦時代の掉尾を飾りたかったからだという思惑が。だが、ラ號の実在が明らかとなった後には、その称号はラ號のものになってしまったという。



※轟天計画

大日本帝国起死回生を狙い、オーバーテクノロジー、はたまたオカルトにまで頼って、第二次世界大戦の戦局をなんとか打開しようとした一連の軍備計画で、井上成美や鈴木貫太郎曰く、『最後の悪あがき』。戦艦まほろばやラ號、超人機メタルダーはこの計画の遺産であった。戦争終結のため、和平派の手で戦艦大和の撃沈を以て、計画は破棄されたのだが、すべての計画を中止はできず、まほろばは完成し、ラ號のパーツは完成状態にあった。後年、それらが復活した後、『無かったことにした』という点で和平派の身勝手が糾弾されたが、和平派には本土決戦を防ぐためという大義名分があり、そのために大和と第二水雷戦隊を犠牲にしたという認識であった。それが災いし、彼らの評価は低下してしまったが、大和の犠牲で本土決戦派が勢いを無くしたのも事実であったので、賛否両論である。


※零部隊

大日本帝国陸軍大将にして、元・総理の東条英機が追い詰められた日本帝国の起死回生を図るため、日本各地から身分を問わず集めたウィッチで構成して編成させた本土決戦師団の重要戦力。隊の実働期間は極めて短く、東条英機が参考にしたウィッチ伝説の文献が原爆で消失したこともあり、終戦時に闇に葬られた悲劇の部隊。その存在が明らかになった後は『東條の私兵』と批判されたが、東條は日本の起死回生のために、ウィッチを前線に立たせる決意で集めさせた事、東條は失脚後も陸軍将校としての権限は保有し続けていたために、失脚後の期間に結成された事で批判は消えた。扶桑軍への義勇兵枠にウィッチ枠が設けられる理由であり、日本軍が最終盤だけとは言え、女性も矢面に立たせようと腐心した証である。在籍が確認された者、ないしはその子孫には恩給の支給資格が改めて授与されたという。



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