――デザリウム戦役は一つの節目を迎えていた。それは宇宙で中間補給基地への攻撃が予定され、地上では厚木基地への攻撃が開始されたからだ。各地から参集した四軍部隊が厚木基地への侵攻を開始し、空襲にはコスモタイガー、コスモパルサー試作型のほか、数機づつのVF-19A・F、VF-25A・F・S、VF-22S、VB-6、VA-3(VA-3は倉庫に保管されていたのを持ちだした)箒の赤椿、シャルのラファールリヴァイブ、鈴の甲龍、なのはなどが動員された。


――地球 旧日本地区の神奈川県・大和市付近

大和市方面から侵入したパルチザンは、陸はジャベリン、ジェガン、バーザム、ヌーベルジムV、ジェイブス、陸戦型ガンダムなどの雑多な混成編成の量産MS部隊(指揮官機にガンダムタイプ)と、61式戦車装備の陸軍装甲師団を投入、空からは先行して、箒達やなのはが防空制圧を実施した。箒の得物はバスターランチャーで、テスト運用が継続されている証明であった。なのはのディバインバスターとの同時射撃でハンガーを薙ぎ払うが、バスターランチャーの取り扱いには注意を要するので、赤椿は念入りに整備されている。

「バスターランチャー、エネルギーイン!!」

バスターランチャーは絢爛舞踏を発動させた状態での使用が推奨されているので、箒はその状態で使用している。しかしながら、砲身冷却や機体エネルギー使用量の問題で、絢爛舞踏を以ってしても間隔無しの連射は不可能である。(ちなみに、リヴァイブと甲龍でも、二機がかりで発射そのものは可能だが、シールドエネルギーを全て使い切るために、事実上は行動不能になる。エネルギーを物質化直前まで圧縮する仕組みの都合上、膨大なエネルギーが必要である)

「行くぞ、なのは!」

「はいっ!!」

バスターランチャーとレイジングハート・エクセリオンから、凄まじい魔力とビームの融合したエネルギーが放射され、地上のレーダー施設、ハンガーと駐機された戦闘機を破壊していき、これが厚木基地攻防戦の狼煙になった。もちろん、地上にあるのが敵兵器の全てではない。地下から続々と掃討三脚戦車が現れ、空からは哨戒空母の艦載機が現れる。

「航空戦力は私達が引き受けます!地上部隊も攻撃を開始してください!」

「了解だ!」

なのはの通信に呼応し、地上では厚木基地の周りのフェンスを倒しながら装甲師団が突撃し、MS隊も反対側から突入する。更に、防空網をかいくぐって、陸軍が持ちだして持ち込んだミデア輸送機が教皇着陸、歩兵部隊を投入する。その中にはレビル将軍やコーウェン中将、沖田十三、藤堂平九郎ら幹部の姿もあり、人員不足から戦線に立ったのである。彼らの護衛は空間騎兵隊出身者が勤め、レビル将軍自ら指揮して突撃を敢行した。



――ここに至るまでは、このような経緯があった。時刻は24時間前に遡る。





――24時間前 衛星軌道上

パルチザンは厚木基地侵攻を遂に具現化させた。折しも、この日に宇宙でヤマトの偵察機が中間補給基地を発見した事もあり、互いに呼応しての攻撃となった。後方撹乱はヒーロー達が引き受けてくれたので、パルチザンは全力を厚木基地攻略に注げるようになった事が、実行の決め手であった。ブリーディングルールでは航空部隊の要員の内、特に高練度の者が選抜されていた。

「航空部隊の第一侵攻ルートはこれだ。敵の高性能レーダーの察知を避けるため、高速を伝って超低空飛行で高速を飛び、大和トンネルを通る」

「ち、ちょっと待って下さい!大和トンネルは確か、昔の墜落事故の影響か何かで天井が低い構造になってて、ISや魔導師、ウィッチならまだしも、戦闘機は通れませんよ?」

シャルが言う。シャルはIS学園に来る前、厚木基地を訪れた事があり、その時に大和トンネルを通ったからだ。だが、この時代の大和トンネルは違った。一年戦争中に後方地域(帝都であった事もあったが)であった事もあり、MS輸送用に拡張されたのだ。

「その問題は心配無用だ。この時代の大和トンネルはMS輸送用として、大幅に拡張されているから、戦闘機も十分通れる」

「そ、そうなんですか。意外だ……」

呆気にとられるシャル。MSが機動兵器の花形の一つとして君臨する世界では、そのインフラも当然ながら、それに対応したものにされるからだ。

「別ルートとして、相模川から海老名ルートを征く別働隊も編成する。そちらの編成は追って通達する。なお、第一陣の編成は……」

「昔のエ◯ア88みたいな作戦だなぁ」

と、溜め息をつく声も聞かれたブリーディングはまとめられ、編成が大まかに決められた。なのはと箒が例によって、同じ分隊になり、シャルと鈴が組まされた。(小隊は4人とも同じ)その他は可変戦闘機は中隊以上では混成編成、VF-25はVA-3、VB-6の護衛機に割り振られる事などが通達された。別のブリーディングルームでは、MS隊の編成が通達される。MSは移動本部が大気圏突入した後に空挺降下を行う作戦となり、数が多い通常MSを用いる事になった。陸からは61式戦車の装甲師団が侵攻する事も通達された。かなり縁起を担いだらしく、幹部達は艦内神社や礼拝堂などにお参りしたという。


――ブリーディング終了後、IS組となのはは顔通しを行った。なのははこの時には19歳になっており、当然ながら外見上は箒たちよりも年長だが、箒と出会った時に『年下』だった都合上、敬語で接していた。

「なんか変な気持ち。年上にしか見えない人に敬語使われると……」

「にゃはは……」

別働隊に配属された楯無が言う。なのはは明らかに年上にしか見えないが、『年下』として接しられると困るようだ。鈴はなのはとは既知の仲なので、なのはに呆れ気味だ。

「私と出会った時、なのははまだ11の子供でした。なのはは別の平行世界の出身で、私とは過ごした時間の流れが違うので、『年上』になったんです」

「ややこしい話ねぇ。それで魔法少女なんでしょ?19歳じゃ危なくない?称号的に」

「にゃはは……それ言われるとキツイです」

なのはは肉体年齢は17歳で固定されたものの、戸籍上は19歳であることには変わりはない。そのため、魔法少女を名乗るには、いささかきつくなっているのは自覚している。この頃には20が間近になっていた事もあり、余計にそう思っている節があった。

「今回は箒さんにはバスターランチャーが宛がられるらしいですよ」

「バスターランチャー?重戦機エルガイムの最強武器の?」

「はい。ベンタゴナワールドから得た技術だそうで、オリジナルをダウンサイジング化した試作品です。機構などはエルガイムMk-Uのままです」

「ご丁寧に、そこまでコピーする?簪ちゃんに見せてもらったのだと、機体が万全でなかったらオーバーロードするものだったわね……確かに、赤椿じゃないと無理ね」

「長物は好みではないんですが、扱えるのが私しかいないので」

「セシリアちゃんが聞いたら『ぐぬぬ』って唸るわよ?あの子の専門だし」

「確かに」

「しかし、なんであいつはオールレンジ攻撃以外は射撃しかできないんだろう?」

「機体そのものは、そこそこの汎用性を目指した機体なのよ。だけど、セシリアちゃんが射撃型だから、接近戦用武器使わないのよ」

「あったんですね、あいつの機体にも……」

箒はこの時点では、セシリアのブルーティアーズを『オールレンジ攻撃を攻略さえすれば、御しやすい』と思っていたらしき発言をする。本来は彼女の専売特許と言える『狙撃装備』を自分が扱う事になるのを『長物は好みではない』とするあたりは『剣士』である自覚がある故だが、セシリアが聞いたら、大いに憤慨間違いなしだろう。

「変わったわね。以前はどこか、力をがむしゃらに求める一方で、恐れも滲ませてたけど」

「ええ。小宇宙も得たことで、私から『姉への恐れ』は消えました。同時に気づいたんです。どんな力を得たとしても、私が私であるのには変わりはないと。今の私は『地球連邦軍の軍人であり、射手座の黄金聖闘士』ですが、それ以前に篠ノ之箒という一人の人間です」

箒の内面的な成長が窺える一言だった。肩書は増えても、篠ノ之箒という一人の人間であるとする姿勢は、彼女が様々な者たちの生き様を見てきた事で辿り着いた答だった。未来永劫、悪と戦う宿命を背負う歴代ヒーロー達、戦いの中で死んでいった名もない兵士ら、アテナを守護する事に生涯を捧げ、その願いを後世へ託した射手座のアイオロス、子供でありながら、過去現在未来を股にかけて冒険するドラえもん達の生き様を目の当たりにして、辿り着いた答。楯無はそれを感じ取り、微笑を浮かべた。

「それを聞いて、お姉さん、安心したわ。今度の作戦、成功させましょう」

「ええ」

互いに握手を交わす楯無と箒。シャルと鈴も拍手し、箒の成長を喜んだ。





――スーパーロボットは『地形変えちゃうから』、『切り札は見せたくない』との趣旨で移動本部直掩に回されたが、別働隊にドラえもんらが配属されたのを聞き、パイロット達はドラえもんらに訓練を課していた。スクラッチしたXウイングはご丁寧に後方視界が悪く、背後につかれないように空戦機動を鍛えた。

「ジャイアン、編隊が乱れてるぞ〜。ラダーを使って、細かく動きを調整しろ」

「は、はい!」

竜馬、甲児、鉄也、豹馬の4人はドラえもんらをシミュレータで鍛えていた。今の声は豹馬だ。ドラえもんらの練度は高い部位に入るが、個人単位ではバラつきが見られた。操縦技能はラジコンで慣れているスネ夫が最も優れ、射撃はのび太、とっさの判断はしずかが、突進力はジャイアン、指揮能力はドラえもんがそれぞれ適正を見せた。そのため、ドラえもんが編隊長に選ばれた。

「ドラえもんで編隊長は決まりだな」

「二番機は?」

「しずかちゃんだな。先導役はスネ夫か」

――4人はシミュレータの成績順に役目を振り分けていく。ドラえもん達は幾多の冒険で編隊を組んでいるため、隊列はお手本にできる美しさである。

「俺たちが留守番なんてくやしーぜ」

「しょうがないさ。俺らのマシーンは地形を変える力があるんだ。ギガントミサイル一つで厚木基地を丸ごと吹っ飛ばしまうのも軍事的な難点だし、おいそれと出して、警戒させるわけにもいかんだろう。」

鉄也がいきりたつ甲児を窘める。マジンカイザーやゲッターロボアークなどのレベルになると、その気になれば地球を滅ぼせるし、コンバトラーVやボルテスも、大陸を揺るがせるレベルだ。それ故、『できるだけ温存したい』という思惑がパルチザンにあると。豹馬も同意する。

「そういえば豹馬。お前の義手、調子はどうだ?」

「真田さんに見てもらってるよ。今はだいぶ馴染んだぜ」

「ちずるちゃんとはどうなんだ?」

「婚約したよ。数年以内に、おりゃ世帯持ちだぜ」

豹馬は過去の戦いで生身の腕を失い、今は人工細胞で培養された義手を使っている。拒絶反応に悩んだ時期もあったが、真田志郎の協力でこれを克服し、現在では生身当時と遜色ない動きと感覚を手に入れた。同時に、チーム仲間の南原ちずると婚約したと示唆する。世帯持ちになること確定な道に他の三人は拍手喝采であった。

「どーすんだよ。今はハネムーンどころじゃないぜ?」

「なあに、戦争終わったら済ますさ。行き先は考えてくれよ、鉄也さん」

「それは自分でやれよなぁ。俺もジュンと婚約する予定だったんだが、甲児くんは言えないな」

「どうしてだよ?」

「マリアちゃんとさやかで、二股状態じゃないか」

「うっ!…」

甲児は痛いところを突かれた。最近やって来たデューク・フリード=宇門大介の妹『グレース・マリア・フリード』と仲がいいため、鉄也には関係を突っ込まれていたのだ。甲児の本命は弓さやかであるはずだが、マリアと妙に仲がいいので、鉄也に呆れられていたのが判明し、豹馬と竜馬に呆れられた。

「あ〜、豹馬!なんだよその哀れみの顔は!」

「お前なぁ、女怒らせると怖いぜ?忍なんて、この間、沙羅さんにナニ蹴られて青色吐息にされたって、電話で愚痴ってたし」

「おおう……」

豹馬はなんだかんだで、女性関係は誠実らしい。甲児はケンカ友達の藤原忍が陥った窮地を聞き、股間が一気に縮こまる。竜馬はある意味で所帯持ち(拓馬が平行時空から来てしまった為)なため、どちらかと言えば豹馬側だ。

「そいや竜馬さん、あんたのガキは?」

「ああ、ウチのせがれか?あいつはゲッターアークの調整してるよ。俺のせがれの割には繊細なんだよなぁ」

せがれという古風な言い回しで、実子の流拓馬に触れる竜馬。竜馬自体はまだ、20代前半なため、10代後半という『自分とほぼ変わらない年代の息子』が現れたのには、なんとなく違和感が否めないらしいが、父親になった自覚が生まれたらしく、以前よりは大人らしい振る舞いが見られるようになった。

「あのゲッターロボ、どうなんだ?」

「隼人の計測じゃ、建造当初の真ゲッターを凌ぐ攻防速を持つらしいが、どうだが」

竜馬はゲッターロボアークへ懐疑的なようだ。基礎技術力が違う平行時空の産物だが、その戦闘力は真ゲッターを凌ぐという評には疑問らしい。だが、炉心のゲッター線数値はゲッターロボGや真ゲッターを凌ぐもので、確かに真ゲッターに比肩する力を持つのは確認されていたりする。

「お前用のゲッターロボはどうだ?」

「ブラックか?敷島博士に送っといた設計案のと、予備パーツを貼っつけてでっち上げたのがあるが、後者が送られてきたんだよ」

敷島博士は『ネイサー防衛を名目に、ゲッターロボを造る』という目的で、早乙女研究所から持ちだしたゲッターロボG、真ゲッター、旧ゲッター、それと開発中に放棄されたゲッター號のパーツでゲッターロボを一機でっち上げた。それがブラックゲッター(敷島博士案)である。そこに、竜馬が自分の好みでゲッター1をリデザインした設計案(意外にインテリ)を提出したため、初代ゲッターロボをゲッターロボGの内部部品で改造する形で具現化させると通達してきた。

「あの継ぎ接ぎゲッターか。どこがどのゲッターなんだ?」

「ご丁寧に説明書送ってきたぜ。なんでも矢で適当に構成部品を決めたらしくてな。頭部はゲッター1、ボディはゲッタードラゴン、右腕はゲッター2のアームとドリルと號のアームガン、左腕はまんまゲッター號、脚部は真ゲッター1の予備パーツだそうだ」

「大丈夫なのかよ?それ」

「増幅炉の改造炉心で、ハイパワーだそうだ。接近戦じゃゲッタードラゴンを凌ぐ力があるそうだぜ」

ブラックゲッター(敷島博士建造案)の性能は継ぎ接ぎにしては、異様にハイレベルなものであるのには参ったと冷や汗をかく竜馬。今回は上層部は温存するそうだが、ゲッターロボの本流でないにしても、ここまで強力なゲッターが生まれるあたり、ゲッターロボG以降の設計が優秀である証明でもあった。








――翌日 早朝

「各部隊は行動開始せよ!第一航空隊は東名高速道路から、横浜町田インターチェンジルートで大和トンネルを通ってレーダーを避けて、接近せよ。第二部隊は相模川から海老名インターチェンジルートで向かえ」

先行して、航空隊が分かれて発進し、日本に降下する。IS勢となのはは念の為に、CTUの機体に掴まっている(なのははテキオー灯を浴びている)。そこから航空隊は日本は神奈川県にに降下し、なのはらは東名高速道路横浜町田インターチェンジに侵入する。道路伝いに大和トンネルまで向かうのだ。

「静かねぇ。あたし達の時代には、渋滞の名所だってのに……戦争中ってだけで、こんなに静かなの?」

東名高速道路には、普段は溢れんばかりに行き交っていた自動車は一台もない。鈴は自分らの時代の喧騒がウソのような東名高速道路の静寂さに、薄ら恐ろしさを見せた。

「私だってそれは同じだ、鈴。暗黒星団帝国め。抑圧が正義と考えているのか……?胸クソ悪いな」

箒も同意するが、以前と違って、総じて強気の発言であった。

「なのは、速いわね」

「あいつは小回り効かないが、推力あるからな。シャル、大丈夫か?」

「うん。整備班にスラスター周りを改良してもらったから、十分ついてこられるよ。でも、道路を這うように飛ぶなんて、漫画みたいだよ」

「本当、この作戦からして『エースコン◯ット』だが、『エ◯ア88』よねぇ。しかもトンネル潜りあるし」

「こすりかねないくらいに低く飛ぶってのは度胸いるよ、これ」

東名高速道路を車のようになぞりながら、別働隊と歩調を合わせて攻撃せよという難度の高いミッションは初めてである鈴とシャル。道中にトンネルを潜れというのも難度を上げている要因だ。

(ああ、もうついたら暴れてやる暴れてやる〜!暗黒星団帝国め、覚えてなさいよ!)

鈴は甲龍を上手く操りながら、道路を飛行するが、気を使う飛行故、鬱憤が溜まっている表情を見せ、心内で物騒な台詞を吐く。それを箒は察したらしく、『やれやれ』と溜息をつく。

(やれやれ、鈴らしいな。しかし、まさか自分が将校になるとは思わんだ。ラウラの苦労とはこういうものか?)

内心で鈴の心中を察し、溜息をつく箒。鈴の喧嘩っ早い側面にはシャル、なのは共々苦労している。箒の溜息に、二人は慰める表情とジェスチャーを見せ、箒はラウラが軍隊でしていた苦労を味わった気持ちになったのであった。数十分飛行していると、拡張された大和トンネルが見えてくる。

「大和トンネルです!」

「別働隊は?」

「ばっちり別ルートを飛行中!タイミングも同じです!」

「よし!大和トンネルを抜けたら厚木基地に突撃だ!いいな、思い切り暴れろ!」

「了解!!」

箒は珍しく、連邦軍正規将校の一面を見せ、小隊メンバーに一言、指令を言う。シャルはクスっと微笑い、箒が軍の将校になった事を実感する。

「突入するぞ!!」

一同は一糸乱れぬ編隊で拡張された大和トンネルに突入する。別働隊との時刻合わせはピタリ。それが一同を高揚させていく。高まる鼓動、自分たちの双肩に地球の命運がかかっている事への不安もないわけではない。だが、箒の顔からは以前に覗かせていた不安や焦りは消え、自信に満ち溢れていた。バスターランチャーを手に、箒は任務を開始する。『地球連邦宇宙軍第13独立部隊(部隊区分が変更された)ロンド・ベル隊所属の中尉』として。これが厚木基地攻略の序曲であった……。暗黒星団帝国と地球連邦軍の死闘はここにゴングがなったのだ。



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