外伝その26


――地球連邦政府は2201年をもって、正式に銀河連邦に加盟。過去に日本政府が保有していた議席をそのまま引き継ぐ形で、天の川銀河の国際体制に組み込まれた。そして地球連邦の要請に従って、銀河連邦警察は地球を過去に守っていた伝説の三大宇宙刑事を遂に地球へ派遣した。銀河連邦警察・銀河パトロール隊の隊長である宇宙刑事ギャバン、先祖の故郷であったイガ星を守っていた宇宙刑事シャリバン、そしてバード星で後進の指導に当たりつつ、太陽系を守護していた宇宙刑事シャイダーの三人である。3人はボラー連邦が地球を狙っている可能性が高まったためにそれぞれの任地からバード星に召還指令が出され、バード星で合流した。ちなみに三人とも過去に地球担当であったので、地球で行動するのに不便な点がない事も選考理由であった。そしてこれは以前からギャバンが長官に進言していた計画であるのであるが、シャリバンの母艦であるグランドバースが戦いで損傷したために然るべき時まで眠っていたものだ。






――バード星 銀河連邦警察本部

「ギャバン隊長!」

格納庫に着陸した超次元高速機ドルギランから降り立った宇宙刑事ギャバンに声をかけたのは、ギャバンの後を受けて、二代に渡って地球を、ひいては太陽系を悪の手から守りぬいた二人の宇宙刑事だった。

「シャリバンにシャイダーじゃないか。お前たちもコム長官に?」

「ええ。連絡を受けてすっ飛んできたところですよ。隊長、髪伸びたんですね」

「ま、まあな」

「ミミーさんとは上手くいってます?」

「順風満帆だよ」

3人は長官室に向かう途中、談笑していた。話題は、地球で言えば1985年頃に一回地球で一堂に会した際にギャバンは地球赴任時のパートナーで、銀河連邦警察の最高責任者のコム長官の実娘「ミミー」と結婚し、婿入りする形で家庭を持った事を後輩達に告白していた事、以前会った時には髪形をスキンヘッドにしていた事である。現在は以前ほどではないが、髪はある程度、生え戻してあるもの、その時のビジュアルがよほど衝撃的だったらしい。それと地球担当時のパートナーだったミミーとの結婚生活の事が後輩のシャリバンとシャイダーは気になっているようだ。ギャバンは以前同様にサラッと流して答える。またしてもサラッと流された形になったシャリバンとシャリバンは悔しそうに顔を見合わせたとか。こうして、長官室についた三人は、長官直々に辞令を受けた。

「よく来てくれた。ギャバン、シャリバン、それとシャイダー。君達三人には地球担当を命じる」

「長官、俺たち全員を地球へですか?」

「そうだ、シャリバン。ギャバンから一年前から進言を受けていた事なのだが、地球は今、ボラー連邦や複数の悪の組織に狙われている。地球政府から我が連邦に援軍要請が出された。それに応えるべく検討した結果、過去に地球を守りぬいた君達を召集したのだ」

通常、一つの惑星につき、宇宙刑事は一人か二人の派遣である。あるいは後から援軍を派遣するのが通例であったためにギャバン達は一様に驚愕していた。これはバード星にとっても連邦警察設立のきっかけとなった星である地球が最重要の惑星である事実、そして三人の故郷と言える星である事も、コム長官を決断させる要因であった。

「地球は我が銀河連邦にとってもかけがえのない宝だ。それを悪の好き勝手にさせるわけにはいかない。これは異例であるが、君達三人を太陽系地区の担当に改めて任命する。地球政府には君達の派遣は伝えてある」

「はい!!」

こうして、三人の宇宙刑事はコム長官の指令を受領し、それぞれの戦闘母艦で地球へ向かった。ギャバンは超次元高速機ドルギランで、シャリバンはイガ星からの召還に使った、臨時の母艦から、ボラー連邦との戦闘の傷の修復を終えた、自身の超次元戦闘母艦「グランドバース」で、シャイダーは同じく、「バビロス」で地球へ向かった。地球は既に23世紀を迎えたとのことだが、タイムマシンが実用化された結果、ギャバン達と共に戦った経験のある戦士たちが各自の時代から呼ばれ、既に悪と戦っているとのことなので会える可能性はあるだろう。ギャバンを初めとする宇宙刑事達はいざ、地球へ向かった。








――さて、23世紀の地球で彼らを出迎えたのは、番場壮吉=ビッグワンの命を受けた、電子戦隊デンジマンのブルーである青梅大五郎だった。この青梅大五郎は彼の先輩戦士のバトルフィーバーJのバトルケニアこと、曙四郎と、一卵性双生児のように瓜二つであった。さらにこの二人は偶然にもギャバンとも瓜二つであるため、ギャバンの敵であった宇宙犯罪組織「マクー」が両名をギャバンと間違えた事もあるとか。


「ギャバン、久しぶりだな!」


「先輩!お久しぶりです!まさか23世紀になって先輩と会えるなんて」

「俺たちも番場さんから電話を受けた時は驚いたよ。23世紀からかけてるなんていうんだぜ?」

久しぶりの再会にお互いに拍手しあうギャバン=一条寺烈とデンジブルー=青梅大五郎。二人の姿は服装を除くと、一卵性双生児の如く瓜二つであるのでシャリバンとシャイダーは驚いてしまった。ちなみにギャバンはデンジブルー達の後に地球で戦ったので、デンジブルーの“後輩”に当たる。なので青梅を先輩と呼んでいるのだ。

「あの〜、ギャバン隊長?」

「どうしたシャリバン」

「この人、ギャバン隊長の親戚ですか?そっくりですけど」

目を白黒させるシャリバンとシャイダー。ギャバンと握手を交わすその人物はギャバンと双子のように瓜二つだったからだ。

「ああ、紹介する。この人は青梅大五郎。地球を守ったスーパー戦隊の電子戦隊デンジマンのブルーで、俺より前に悪と戦っていた。だから俺にとっては先輩なのさ」

「そういう事」

肩を組み合う烈と青梅。その姿はまるで双子の兄弟のようである。シャリバンとシャイダーも自己紹介し、青梅と拍手を交わす。

「そうか、君達がギャバンの後輩かぁ」

「シャリバンです。よろしく」

「同じく、シャイダーです」

「ところで先輩。何で先輩がここに」

「おっ、そーだった。それを説明する為に来たんだった。実はな、ギャバン。悪の組織がこことはパラレルワールドの地球を狙っているんだ」

青梅は烈達に自分が迎えに来た理由を改めて説明する。それが番場壮吉から仰せつかった任務だからだ。

「パラレルワールド?どーいう事です?」

「話すと長いんだけど、今から2、3年くらい前に地球は時空管理局という組織と接触して平行世界の存在を確認したんだ。で、その内に、ある一つの世界を調査した。そこでは第二次世界大戦が起こらなかったとか、織田信長の天下統一が成功したとかの歴史を辿ってるんだが、困ったことにそこにここの世界の22世紀の軍隊が迷い込んで好き勝手やっている事が分かった。軍は調査部隊を鎮圧部隊に衣替えさせてそいつらと戦ってるんだが、まずいことに悪の組織が複数、俺たちとかのライバルがいないその世界を狙っていると来てる。それで俺たちがタイムマシンで呼ばれて、更に世界を超えて戦っている……というわけ。ややこしいだろう?」

「そ、そうですね」

「信じられないって感じだな?まっ。俺もそうだったしね」

烈、それにシャリバンこと伊賀電(いがでん)とシャイダーこと沢村大(さわむらだい)は口を揃えてそう返す。三人とも半信半疑といった感じだ。青梅とて、自分も番場壮吉から初めて聞かされた時には同じような反応だったので、想定内の反応であった。その後、4人で協議を重ねた結果、シャリバンとシャイダーがその世界、即ち1945年の援護に向かうこととなった。ギャバンは23世紀地球の守護をし、その代わりに若い二人に経験を積ませる意図も兼ねて、青梅に後輩二人を預けたのであった。こうして青梅大五郎に連れられて、シャリバンとシャイダーは1945年の世界へ赴いた。















――1945年 地球連邦軍 駐留艦隊旗艦「朝日」

「まったく……奴らや政府の役人共も困ったものだよ。我々の世界とここを半分同一視しているんだからな」

エイパー・シナプスは敵である、ティターンズだけでなく、味方の連邦政府の役人たちにいささか呆れていた。何せ自分たちの世界での因縁をここに持ち込んで各国を振り回しているのだから。各国から見ればはた迷惑もいいところだろう。そしてティターンズはそそのかして各国の海軍から空母を何隻か裏切らせたとの情報も入ってきていた。ティターンズがあらゆる手段で軍を切り崩す事をしているのは既に知っているが、ここまでおおっぴらに、かつ大胆に行われたというのは予想外であった。軍の統制が甘くなった隙をついたのであろうが、これは全軍の統制を取れなかった各国海軍の失態には違いないだろう。

「ええ。現にイタリアなどに割り当てる援助物資が異様に少ない。なので我々のほうで調整をしております」

「役人どもは大昔の恨みを未だに引きずっている。これではジオンらを笑えんよ」

「ですな」

地球連邦政府は黎明期や旧国連時代の因縁を未だに引きずっている。特に連邦政府の今の支配層が日本と英国系の人間たちであるせいか、過去に二国に敵対した、もしくは嫌がらせをした国と同一座標にある国々に対して、ほぼ同一視している節が強い。露骨な物資割合の振り分けを駐留部隊へ通達するなどの事が一部の官僚によって平然と行われている。パラレルワールドだというのに、だ。なので、シナプスらは独自に物資を均等に振り分けて各国に送っている。これはレビル将軍も了承済みだ。彼は未だにテロ行為を平然と行うジオンを初めとする残党が行うことを連邦政府の官僚が同じ穴の狢のように行うことに呆れてものが言えなかった。













――リベリオン海軍の裏切り者らの航空攻撃を受けた501基地であるが、それを迎え撃ったのは歴代スーパー戦隊の超メカ達であった。迎撃に上がったメカは以下の通り。「コズモバルカン」、「ゴーグルジェット」、「ダイナマッハ」、「ジェットファルコン」である。

「みんな、行くぞ!!俺に続け!」

「了解!!」

4機の歴代スーパー戦隊メカとレッドはバルイーグルに率いられ、空戦に臨んだ。エセックス級航空母艦の改造型「タイコンデロガ級航空母艦」の艦載機数はこの時代のレシプロ機で換算して、80機から90機強。その内の8割程が来ているだろう。それをダイナマッハを除くと遥かに大型なジェット戦闘機で迎え撃つのだ。この4機が通常兵器より遥かに強力なメカであるのを考えれば、4機でもオーバーキルな程だ。

「攻撃開始!」

バルイーグルとコズモバルカンがその先陣を切った。音速のスピードでレシプロ機の隊列に突っ込み、レシプロ機らの機銃を物ともせずにバルカン砲を叩きこみ、叩き落としていく。ゴーグルレッドのゴーグルジェットは大型でありながらジェット機としては破格の小回りの良さで敵を落としていき、ダイナマッハは小型ながらも個人装備の戦闘機としてはエネルギー兵器を初めて備えたメカなので、意外に火力は高い。

「マッハレーザー!!」

ダイナマッハから発射されるレーザーはレシプロ機の翼を撃ち抜き、操縦不能にし、撃墜していく。

「ファルコンビーム!!」

この中では一番の後輩にあたる、レッドファルコンも負けじと愛機のジェットファルコンを操り、ビーム、時には鷹型である事により備えるクローを展開して敵を攻撃する。



――これら超メカの戦いぶりは501基地でもレーダーで確認でき、彼らは十分にエース級に値する戦力である事が証明された。


「凄い、みるみる内に敵が減っていくよ!」

「いくら後世の技術で造られた機体を使っているとは言え、こうも圧倒的になるのか……」

「特に彼らの機体はビームやレーザー兵器をつけているのもいるからかしら。1980年代くらいの通常のジェット機でもここまでの数の差は不利だもの」

ミーナらカールスラント勢は基地内のレーダーなどが備えられた戦闘指揮所に詰めていた。超メカ郡の獅子奮迅ぶりは友軍から派遣されているレーダー担当官の声が弾んでいる事からも、スーパー戦隊の有利ぶりが伝わってくる。万が一、彼らの迎撃をくぐり抜けた場合に備えて扶桑海軍の最新鋭超弩級戦艦「三笠型戦艦」が直掩艦と共に待機しているが、彼らの出番は無さそうだ。


「この戦いはたぶん勝てるだろうが、問題は宮藤達と……」

「戦わずしてストライカーを壊したニッカ・エドワーディン・カタヤイネンさんね。ブレイクウィッチーズとはよく言ったものだわ……」

「まっ、アイツはついてないだけさ、中佐。予備の機材は送ってくれるそうだし、ウチの部隊じゃアイツの壊しぶりは日常茶飯事だったからな。これくらいで驚いちゃいかんぞ」

「そ、そうなんですか」

「ああ」

さすがは日頃から502のブレイクウィッチーズを配下に収めていたラルである。サバサバしている。この辺は流石である。マルセイユの才能を見ぬいただけの事はある。ミーナは多少の事には動じないラルを見習いたいと思った。




――ブリーディングルームでは。


「坂本さんがまさか独断専行するなんてな。驚いたぜ」

「少佐、なんであんな事やったんだろう」

ミーナにさっそく心労をかけたニパが菅野に言う。502のメンバーは竹井醇子と共に今回は待機組であるが、無線で501+α組の状況はリアルタイムで把握していた。

「美緒は零式がまだまだ通用するって証明しようとしたのよ。だから……」

「そういう事だったんですか……でも実際は……」


「ええ。定子の言う通りよ」

「……」

一同は沈黙する。坂本の気持ちはよく分かるからだ。愛着のある機体から乗り換えるのは気が進まないのは誰にでもある。それは智子やマルセイユのような大エースですら一度はある事なのだから。


「そーいやウチの残りの連中は?姿が見えないけど」

菅野は502の残りのメンバーである、あとの数人の姿が見えないことが気になっているようだ。醇子がその理由を答える。


「ああ、それについてなら、今朝連絡が来たわよ。あなた達502の内の残りのメンバーを載せた二式大艇が途中でエンジン故障を起こして、途中で足止め食っているそうよ」

「ああ、やっぱりウチらついてねー!!」

菅野はブレイクウィッチーズという自分たちにはいささかありがたくないあだ名を裏付けてしまう不運に、叫んでしまった。しかし、この時の彼女達は予想だにしない最強の援軍が来る事など微塵も知らされてはいなかった。赤と青のコンバットスーツを身に纏いし、新たなる戦士の存在を。




――さて、ベアキャットに挑んだ芳佳達は数的優位を以て戦った。2対5と絶対的優位な中での戦いであるが、ベアキャットのパイロットは自機の性能に自信を持っており、数の差にも動じる事は無かった。

「ふふん。雑魚がいくら集まったところで!!」

スロットルを全開にし、次世代機らしい高速を発揮。シャーリーとルッキーニ、それとリーネの火器の前方からの斉射を方向舵と補助翼、それとフラップを適時操作する事で回避するという芸当を披露。三人に向けて4門の20ミリ砲を斉射し、追い立てる。

「コイツ、めちゃくちゃ装甲硬いぞ!?爆撃機かつーの!!」

シャーリーが手持ちの火器である、M1918自動小銃を機体の胴体に向けて撃ちまくっても、敵がまったく堪えない事に驚きを見せる。この装甲強度は爆撃機を思わせるほどで、シャーリーは思わず舌を巻く。再生するとはいえ、魔力を用いての攻撃に対しては極端に弱いために、歩兵銃でダメージを与えられる場合が多いネウロイと違って、「人同士が使い、戦争するため」に造られた航空兵器は大口径機銃にある程度、耐えられる構造を有する。特にアメリカ合衆国―ひいてはリベリオン合衆国――の兵器は生存性を重視し、重装甲を纏わせることが多かった。その充実した防弾装備が、パイロット達の自信の源であった。

「にゃ〜!!」

横合いからルッキーニが突っ込んで一斉射を浴びせるが、弾痕ができるもの、自動消火装置や防弾ゴムに阻まれ、決定的ダメージには至らない。


「今度こそっ!」

リーネが対装甲ライフルを連続で撃つが、弾道を見切られて当たらない。当たれば如何にベアキャットと言えど、撃墜は可能であるが、如何せん隙が大きい上に、ライフルの向きなどでどこに撃つか、を見切られてしまう。
が、パイロットを安心させるには十分な効果は上げた。ベアキャットの進路の軸線上の上空に智子がいた。レーダー反応にパイロットが気づくのと、智子と芳佳が急降下してくるのは同時だった。

「ご苦労様、リーネ、ルッキーニ。上出来よ。後はあたしに達に任せなさいッ!行くわよ芳佳!」

「はいっ!」

二人は鞘から刀を抜き、一気に急降下。限度速度ギリギリの速さでベアキャットの主翼を両断するべく。構える。ベアキャットの回避動作が先か、自分たちの攻撃のタイミングが先かは正に一か八か。一歩間違えれば、ストライカーが空中分解しかねない、その攻撃に他の三人は固唾を飲んで見守る。そして。

「これで!!」

「終わりだぁぁぁっ!!」

智子と芳佳の気合の一撃で二機のベアキャットの主翼の片方が断ち切られる。制御不能となった機体から搭乗員がパラシュートで脱出するのを確認し、撃墜をミーナに報告する。そして。

「こちらはバルイーグルだ。こちらも敵の撃退に成功した」

「分かりました。ありがとうございます」

「やったー〜!!」

「ヒュー〜。さすが飛羽大佐だぜ。サンバルカンは伊達じゃねーなぁ」」


バルイーグルから戦闘が勝利に終わったと知らされ、ほっと一安心するメンバー一同。ミーナからは坂本に負傷はないことと、坂本に一週間の禁固刑が言い渡された事を伝えられる。

「坂本さんが無事で良かったです〜」

「ええ。本当、若い時からあの子って変わってないわねぇ。思い込んだら一直線。そうねぇ、ウィッチとしてはあなたに似てるわよ、芳佳」

「えぇ〜!?私が坂本さんに?」

驚く芳佳だが、坂本を「あの子」と呼ぶ事に、智子の外見とは裏腹の“本当の年齢”を垣間見、なんだか不思議な気持ちな芳佳だった。













――ギャバンから報告を受けた銀河連邦警察から新生501統合戦闘航空団に援軍の派遣が正式に通達されたのは、それからおよそ2日後の事であった。先立ってミーナ達へ送られた、宇宙刑事に関する資料に記されている超兵器の数々に、ミーナは「これって警察の装備じゃないわよね、完全に軍隊って言ってもいいくらいだわ……」との感想を残し、改めて、赤と青のコンバットスーツを身に纏いし二人の戦士の存在を知った。

「宇宙刑事?刑事っていうなら警察だよね?なんでこんな戦闘用のパワードスーツ着込んでるの?」

警察官と言うわりにはあまりにも重装備な宇宙刑事に疑問に思うハルトマンに、首脳陣一同が同意したのは言うまでもなかった……。



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