アナザ・クロニクル《キャラクターズ・プロファイル》

 

【アサミ・カザマ】
生年月日/西暦2183年10月6日
年齢/13歳
身長/151p
体重/38s
3サイズ/77−52−78
出身地/地球 ニホン
コメント/
イツキの妹。プロダクション・ラ・グルンに所属する子役だが、最近はアイドル歌手としてのデビューも計画されているらしい。芸名はアサミ・ミドリヤマ。
明るく、素直な性格で、年齢の割には芯の通った考え方の持ち主。家族思い、姉思いのしっかり者。恋愛関係に疎い姉の将来を心配している。
趣味は料理と手芸(事務所発表)。そしてカラオケ。演歌専門の姉と違い、ポップ系を好んで歌う。ちなみに、まだ特定の彼氏はおらず、恋人募集中とのこと。

 

【アスカ・ウツホ】
年齢/18歳(第22話当時)
身長/160p
体重/51s
3サイズ/77−53−81
出身地/火星
コメント/
ユートピア・コロニーからナデシコに乗り込んだ者の中では、唯一の一般人。
やや癖っ毛の黒髪と童顔の持ち主で、趣味は意外な事に読書。
病で両親を3年前に亡くしており、以後は様々な職を転々とし、最後に就いた職は大学の学生食堂のコックだった。木星蜥蜴の襲撃時には、学食の食料庫に篭もって難を逃れたという。
元コックという経歴を買われ、フクベ提督暴行により反省室行きとなったアキトの抜けた穴を補うべく、多忙を極めるナデシコ食堂のコック見習いに抜擢される。アキトが戻ってきてからも、コックは続ける様子。
言動は明るく、あけすけな性格をしている。一応火星出身者なのだが、ユートピア・コロニーを壊滅させたフクベに対しては、何のわだかまりも抱いていないようだ。
極度の方向音痴で、たびたびナデシコ艦内の廊下で迷子になる。
よく間違えられるが、アスカが名字でウツホが名前。漢字で「飛鳥 空」と書いて、「アスカ・ウツホ」と読む。

 

【イツキ・カザマ】
年齢/19歳(第10話当時)
身長/164p
体重/47s
3サイズ/81−57−82
出身地/地球
コメント/
元火星駐留軍所属のテスト・パイロット。当時の階級は軍曹。
第一次火星会戦の後、民間人を火星より救出した功績を認められて二階級特進。その後、地球上で前線を転戦し、その活躍ぶりから《紫衣の聖女》と呼ばれる。現在の階級は中尉。
地球上で知らぬ者などいない程の高名を誇るが、その実体は第一次火星会戦の大敗を隠すための『作られた英雄』に過ぎない。
火星に行って黒百合と再会するためにナデシコに乗る。
清楚感漂う凛々しい女性だが、時々垣間見させる天然ぶりは侮れないものがある。

 

【イネス・フレサンジュ】
生年月日/西暦2172年10月4日
年齢/24歳
身長/172p
体重/54s
3サイズ/85−60−86
出身地/火星
コメント/
ネルガルの火星オリンポス研究所の研究員。火星壊滅に際して、半ば監獄と化したオリンポス研を抜け出し、ユートピア・コロニー跡の地下シェルターにラピスと共に身を寄せる。
成り行きでラピスの保護者を勤める事となったのだが、最初は戸惑っていたものの、今では立派なお姉さんぶりを示している。彼女は決して語らないが、ラピスとの触れ合いは、他人に興味を持たなかったイネス自身にも変化をもたらしていた。
『前回』よりも3歳ほど若返っているが、その原因は今のところ不明。
外見的な相違としては、『前回』は纏めていた髪を、『今回』は結わずにおろしている。
説明好きは相変わらずのようで、クルー達には「ナデシコの説明お姉さん」として畏怖されるようになる。

 

【カズマサ・ジョンソン・ミヤタ】
生年月日/西暦2177年12月10日
年齢/19歳
身長/187p
体重/81s
出身地/地球 オーストラリア
コメント/
第07特務部隊所属の機動兵器中隊《ウルフズ・ジャベリン》の第一小隊隊長。階級は少尉。イツキ、カイトらとは訓練学校の同期で、第一次火星会戦を共に戦った仲間である。
癖のある茶髪を短く刈り込んだ、ワイルドな風貌の持ち主。発達した犬歯が特徴だが、本人は気にしている。女性クルーと打ち解けるのが早いが、別段不純な動機がある訳でもないのが厄介なところ。
5歳の頃に両親と死別して、イギリスの親戚に預けられる。お隣同士だったジェシカとはそれ以来からの幼馴染みだが、未だに喧嘩が絶えない。時にはジェシカから口だけでなく平手まで飛んでくるので、「もう少しお淑やかにすればいいのに……」と思っている。

 

【カリン・ユノ】
年齢/21歳(第21話当時)
身長/172p
体重/55s
3サイズ/87−59−80
出身地/地球
コメント/
ユートピア・コロニー地下シェルターからナデシコに乗り込んだ、数少ない人物の内の一人。若くして火星開発公社の市街地開拓局局長を勤める才媛。
木星蜥蜴の襲撃に火星が壊滅状態に陥ったため、地球にある本社に指示を仰ぐためナデシコに乗る。部下の人望は厚く、彼女に従ってナデシコに乗り込んだ部下も多い。
柔和な外見とは裏腹に理知的な性格をしており、ナデシコの実力を認めた最初の人物でもある。気落ちするユリカを慰めたりもした。
やや癖のあるプラチナ・ブロンドの髪と、大きめの丸眼鏡が特徴。

 

【カンザキ・クロウ】
生年月日/西暦2177年9月5日
年齢/19歳
身長/172p
体重/62s
出身地/地球 ニホン
コメント/
第07特務部隊所属の機動兵器中隊《ウルフズ・ジャベリン》の隊長にして、《白蒼の天狼》の異名をとるエース。階級は中尉。イツキ、カイトらとは訓練学校の同期で、第一次火星会戦を共に戦った仲間である。
黒髪黒目のアジア人の標準的な外見をしているが、切れ目ぎみなのが特徴といえば特徴。性格は基本的に真面目だが、いくらか砕けたところもあったりする。イツキが所属している事もあり、ナデシコに対しては好意的。
少々理屈ばった所もあるが、冷静な判断力と迅速な決断力を持ち合わた名隊長と言えるだろう。

 

【黒百合(テンカワ・アキト)】
年齢/24歳(第10話当時)
身長/177cm
体重/69kg
出身地/火星 ユートピア・コロニー
コメント/
ご存じ、「アナザ・クロニクル」の主人公。
ランダム・ジャンプを経て、5年前の過去に舞い戻ってきた。
未来の悲劇を繰り返さないために、再びナデシコに乗る。
木連式柔を修め、その技量は師匠の月臣に匹敵する。また、射撃術、刀術にも通じている。
火星の後継者の人体実験のために五感を失い、過去に戻ってきた今も回復していない。感覚の補正は、バイザーによる視覚と聴覚のみである。
会う人会う人格好が怪しいと言われ、少々ヘコんでいる。

 

【ケイ・フォーランド】
生年月日/西暦2167年3月14日
年齢/29歳
身長/169p
体重/49s
3サイズ/82−60−81
出身地/火星 ユートピア・コロニー
コメント/
アイの母親。第一次火星会戦時、陥落したユートピア・コロニーで黒百合らに助け出され、その黒百合の勧めで火星を一時脱出。アイは生きているという黒百合の言葉を信じて、再び火星へ行くためにナデシコに乗る。
イツキとは地球に着いてからもたびたび友好があり、ナデシコが火星へ向かうという事も、イツキからあらかじめ聞いていた。
ナデシコ内で数少ない既婚者であり、その中でもさらに希少な良識人。ただし、かなりの天然。ナデシコ女性陣の中ではホウメイに次ぐ年長者。
物腰柔らか、言葉遣いも丁寧で、「ナデシコの母」とクルーからは慕われている。ちなみにホウメイは、「ナデシコの肝っ玉女将さん」。
その罪のない言動で、黒百合すらも戦慄させている。

 

【ジェシカ・ストロベリーフィールド】
生年月日/西暦2178年1月31日
年齢/19歳
身長/174p
体重/56s
3サイズ/90−58−83
出身地/地球 イギリス
コメント/
第07特務部隊所属の機動兵器中隊《ウルフズ・ジャベリン》の第二小隊隊長。階級は少尉。イツキ、カイトらとは訓練学校の同期で、第一次火星会戦を共に戦った仲間である。
金髪碧眼の持ち主で、髪はポニー・テールに纏めており、外観から受ける印象の通り活発的な少女。ややつり目気味なのと、思った事をズバズバと言うせいでキツ目な性格に見られがちだが、決して無神経という訳ではない。
同期グループ内では同性という事もあってイツキと仲が良く、お互いに良き相談相手となっている。幼馴染みのカズマサとは喧嘩ばかりだが、嫌っている訳ではないらしい。
名字の件で過去に何かあったのか、イチゴ色が嫌い。

 

【セレス・タイン】
生年月日/不明
年齢/6歳
身長/102p
体重/17s
出身地/不明
コメント/
ネルガルの研究機関である、諏訪人類遺伝子研究所から黒百合が助け出した三人のマシン・チャイルドの内の一人。その際、黒百合からその空色の髪にちなんで、青天石――セレスティンと名付けられる。
セレス・タインはエリナが彼女の戸籍を作成する際に使用した氏名である。
口数は少なく、内向的で人見知りのする性格をしているが、次第にナデシコ・クルーたちと打ち解け、明るくなっていく。エリナに教えられた知識から黒百合の事を「パパ」と呼び、慕っている。
彼女はこの世界におけるラピス・ラズリなのだが、その髪の色が異なっている。その事実が果たして何を示しているのか、それは定かではない。

 

【ヒムロ・シンヤ】
生年月日/西暦2177年4月2日
年齢/20歳
身長/176p
体重/63s
出身地/地球 ニホン
コメント/
第07特務部隊所属の機動兵器中隊《ウルフズ・ジャベリン》の第三小隊隊長。階級は少尉。イツキ、カイトらとは訓練学校の同期で、第一次火星会戦を共に戦った仲間である。
黒髪黒目で、体躯は細め。ややおっとりした性格で、ジェシカとカズマサの喧嘩の仲裁役を一手に引き受けている。が、そんな性格にそぐわず、射撃の腕は同期の中でも随一。機動兵器戦に於いても後方からの長距離射撃を得意としている。
イズミの寒いギャグを初めて聞いても平然としていた脅威の人物。

 

【ヤマモト・カイト】
年齢/18歳(第18話当時)
身長/175p
体重/62s
出身地/火星
コメント/
元火星駐留軍所属のテスト・パイロット。当時の階級はイツキと同じく軍曹。
第一次火星会戦時、イツキの身を案じ、部隊を離れて単独でユートピア・コロニーへと向かう。しかしイツキとは会えずに、駐留軍の火星撤退を目の当たりにする事になる。
以後はユートピア・コロニー地下に潜伏し、時を同じくしてシェルターに集まってきた難民達を、自身のフラワー・バドで護衛している。
黒髪黒目の青年で、後ろ姿がアキトに似ている。基本的には真面目なのだが、ややノリの軽い部分も見受けられる。趣味と特技は手品。
イツキに対して同僚以上の感情を抱いているが、その想いを伝えるまでには至っていない。

 

【ラピス・ラズリ】
年齢/15歳(肉体年齢・第18話当時)
身長/145p
体重/37s
3サイズ/76−48−69
出身地/不明
コメント/
ご存じ、桃色の破壊神……ではなく、「アナザ・クロニクル」のメイン・ヒロインの一人。
黒百合と共にランダム・ジャンプに巻き込まれるも、黒百合よりさらに3年前の火星へと出現する。何故黒百合と別々の時間と場所に現れたのかは不明。
砂漠で倒れている処をイネス等ネルガルの研究員に助けられ、その後の3年間をオリンポス研究所で過ごす。
人見知りが激しく、黒百合(=アキト)至上主義なのは相変わらずだが、黒百合に再会するまでの4年間に幾分は緩和したようだ。保護者で姉代わりのイネスには特に懐いている。
黒百合がエステバリスに乗っている間は、オモイカネとI.F.S.のコネクタを通じてリンクする事が出来るが、五感のリンクは途切れたままになっている。
自らを黒百合の剣であり楯であると称し、黒百合と共にある事だけを望む健気な少女。彼女の成長する軌道が、アナザ・クロニクルのストーリーのひとつでもある。

 雛鳥は、いずれ訪れる巣立ちの時を知らない。

 


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