太陽が空を闇に変えようと、地の底へ沈もうとしていた。
酒家の窓から覗く夕日は、酒家を真っ赤に染め上げている。
その中で元親は壁に碇槍を立て掛け、椅子に座っていた。

戦の準備はある程度整った。
後は偵察から戻ってくるであろう、鈴々の報告を聞いて出陣するだけ。
戦直前に必ず来る特有の緊張感に、元親の身体は固くなっていた。

「ご主人様。戦の準備が整いました」

元親の背後から声が掛けられた。
その声は元親にとって、誰だか振り向かなくても分かる。
自分に仕えると忠誠を誓った、関雲長――愛紗だ。

「……そうか」

元親の返事が若干遅く、その事に疑問を持った愛紗が首を傾げた。

「どうか……されたのですか?」
「ん? ああ、見てみろよ」

元親は壁に立て掛けてあった碇槍を掲げ、愛紗の方へと向き直った。
それと同時に元親は碇槍を持っていない、逆の手の平を愛紗に見せる。
それは血のように赤く染まった、小さい布袋だった。

「これは……?」
「俺が連れてた、あの子供の親が握ってたんだとさ」
「――ッ!? そ。それでは……」
「ああ、心配すんな。親はちゃんと生きてるぜ。倒れてた所を見つけてもらって、怪我人が休む長屋で眠ってるって教えてもらった」

元親がそう答えると、愛紗は胸を押さえ、安心したような表情を浮かべた。
愛紗の反応を黙って見ていた元親は、暫くしてから話を再開した。

「俺が野郎共に喝を入れて回ってた時にな、あいつの知り合いの子供が俺に持ってきたんだよ。これを渡してほしいってな」 
「そうですか……」
「だけどあいつは懸命に周りの奴等の手伝いをしていた。邪魔しちゃ悪いと思ってたら、結局渡しそびれちまってな」

元親が気恥しそうに愛紗に言う。
愛紗は今渡してきたらどうかと提案したが、元親は首を横に振った。

「これからもうすぐ戦が始まるんだ。それだったら黄巾党をぶっつぶしてから、渡しに行ってやりてぇ。お前等の仇は取ったぜ、ってな」
「ご主人様……」

元親の言葉を聞いた愛紗の表情が、慈愛に満ちた表情へと変わっていく。

「私はとても優しい方に仕えたようです。やはり貴方様は天の御遣いだ」
「馬鹿野郎。んな顔で言うんじゃねえ。照れるじゃねえかよ」

元親にとって愛紗の表情は妙にくすぐったい気がした。
愛紗は自分が立っていた入口から退き、元親を案内する。
元親はその意を感じ取り、持っていた布袋を腰に括り付けた。

「それでは行きましょう。ご主人様」
「ああ」

2人は、一緒に酒家を後にした。
真っ赤に染まっていた酒家の中は、2人を見送るように暗くなった。

 

 

 

 

大通りに出てみると、既に大勢の村人達が武器を持って綺麗に整列していた。
整列する村人達の視線は全て、愛紗の隣を歩く元親に集中している。

「良い面構えになってやがる。愛紗、何か手解きしたのか?」
「武器の扱い方を少々。俄仕込みでは限界がありますが、教えないよりはマシです。それと1人では戦わず、必ず2人か3人で相手をしろとも言ってあります」

愛紗の言う通り、鍛えている者とそうでない者には明らかに決定的な差が出る。
俄仕込みでも鍛えてくれたのはありがたい――元親は愛紗の手際の良さを内心で褒めた。

「野郎共の準備は万端。あとは鈴々が戻るのを待つだけだが……」
「お兄ちゃ〜〜〜〜〜〜んッ!! 姉者〜〜〜〜〜〜ッ!!」

元親の耳に最早聞き慣れた大声が飛び込んできた。
愛紗は笑顔で、待っていた鈴々の帰りを出迎える。

「ご苦労だったな鈴々。それで奴等は見つけたか?」
「うんッ! ここから西へ一里ほど行った所にある荒野に陣を張ってたよ!」
「そうか。数は?」
「村の人達が言ってた通り、四千人ぐらいだと思う。全員が武器を持ってるよ」

全員が武器を持っていると言う報告に、場の緊張感が自然と高まった。
それを肌で感じた愛紗は、不安に駆られる男達に鋭い視線を投げ掛ける。

「村の衆よッ! 聞いた通りだッ! 敵の数は遙かに多い。だが天が味方に付いている我々の敵ではないッ! 恐れずに今こそ勇気を出し、平和を取り戻すのだ!」

愛紗の激励のすぐ後、村人達の雄叫びにも近い声が響いた。
元親が感心して見ていると、愛紗が元親の方へと視線を移す。

「ではご主人様、皆に出陣の激励を御掛け下さい」
「おっ、良いなぁ。野郎共の気合いを更に高めてやるか」

愛紗に言われ、元親はゆっくりと村人達の前に出る。
自分等に掛けられる言葉に期待を寄せた、村人達の視線が元親に集まった。
その期待に応えるように元親は碇槍を掲げた後、ゆっくりと口を開く。

「野郎共ッ! 女と子供が力を合わせて作った飯を食べて、腹は膨れたかぁ!!」
「「「「オオ!!」」」」
「黄巾党の野郎共と闘う、覚悟は出来たかぁ!!」
「「「「オオ!!」」」」
「戦の準備は万全かぁ!!」
「「「「オオ!!」」」」
「よ〜しッ! じゃあ最後だッ!」

元親は一瞬黙った後、優しい色に染まった視線を男達に向けて口を開く。

「生きて帰ってくるって言う俺と交わした誓いを忘れんなよ。絶対だッ!!」

村人達はその言葉を聞いた後、出来る限りの笑顔を浮かべた。
そして――

「「「「ウオオォォォォ!! アニキィィィ!!!」」」」

愛紗と同等、又はそれ以上の雄叫びを村人達は上げた。
それは村全体を震わし、心なしか地響きまで感じてしまう程である。
元親と愛紗の激励で、鈴々の報告でもたらされた緊張感は完全に消えた。

「よーし。愛紗、これからどうするんだ?」

激励を終えた元親は、愛紗にこれから取るべき行動を聞いた。

「まずは街を出ましょう。それから鈴々が先導し、奴等に接触すれば戦が始まります」
「鈴々が頑張るのだーッ!!」

鈴々が手に持つ武器――蛇矛を振り回し、やる気を見せる。
それを見た元親は微笑を浮かべながら、鈴々の頭を撫でた。

「その提案は悪くはねえ。だが無茶を承知で、お前等に頼みがある」
「はっ……何でしょうか」

元親の言葉に愛紗が耳を傾ける。
聞き終った後、愛紗の表情が一瞬青ざめた。

「そ、それはいくら何でも無茶苦茶ですッ!? わざわざ敵に討たれに行くようなものですよッ!!」
「んなことは百も承知だ。だがな、俺は天の御遣いだぜ? 野郎共の被害を1人でも少なくする為には、やらなくちゃならねえ事だ」
「し、しかし……」

悲しみの表情を浮かべながら、愛紗は元親の提案を受け入れない
このままで埒が明かないと思った元親は、左手で愛紗の右肩を強く掴んだ。

「心配すんな。お前等を残して死ぬほど、俺はヤワじゃねえよ。俺を信じやがれ」

元親は愛紗の澄んだ瞳から自身の視線を少しも逸らさず、見続ける。
対する愛紗は元親の力強い瞳に一瞬見惚れていた。
その光景を村人達は「兄貴……」と感動したような様子で見ている。

それから暫くして元親の提案を受け入れたらしい、愛紗はゆっくりと頷く。
だが全く話が分かっていない、2人の傍らに居る鈴々の不満の声が上がった。

「むーッ! 姉者とお兄ちゃんは何の話をしているのだーッ! 鈴々にも聞かせてほしいのだーッ!!」
「分かった分かった。だから暴れんな。話は後で愛紗にでも聞いとけ」

元親の言う事に従い、鈴々は愛紗から話の内容を聞かせてもらった。
それを聞いた鈴々も愛紗同様、猛反対するのだが、愛紗に収められた。

――作戦は立てた。
後は敵地へ向けて出陣するだけ。

「それじゃお兄ちゃん、姉者、行こうッ!」

鈴々が手に持つ蛇矛を大きく振り回し、先頭を歩く。
それを見た愛紗は微笑を浮かべ、村人達に指示を出した。

「では村の衆よ、これより敵地へ向けて出陣するッ! 決して遅れを取るなッ!!」
「「「「オオオオオオ!!」」」」

愛紗に続き、村人達も一斉に歩き出す。

「さあ、鬼の力を見せてやるとするかぁ」

元親は空に向けて言葉を吹いた。当然答える者はいない
元親は自分が遅れないよう、愛紗達を小走りで追い掛けた。

 

 

 

 

その日は気分が最高に良かった。
今まで生きてきた中でも、これ以上の気分を味わった事はない。
闇の空に浮かんでいる星を眺めながら、黄巾党の1人である男はそう思った。

男の表情は略奪を行っていた時の様子を思い浮かべ、にやけていた。
今日は少し大きな街を襲い、食料や金目の物を何個も奪った。
その奪ってきた食料や酒で、久しぶりの大宴会を開いたのだ。

仲間が踊り、歌い、酒を浴びる――途方もなく満ち足りた時間だった。
自分は早く宴会場を出たが、今もまだ仲間達が騒いでいる声が聞こえてくる。

仲間の声を聞きながら、男は明日も今日のような大宴会が開けると確信していた。
そう、明日も今日襲ってきた街を襲いに行くのだ。
食糧や金目の物はもう無いかもしれないが、それよりも重要なのがある。

それは――女。

盗賊である黄巾党にとって、何よりも優先されたのは食料だ。
今日はその食糧と、食糧に変える金品を徹底的に奪ってやった。
そして明日はその続きを行う。

簡単に言えば、食料の次に求める快楽である。
――それが女と言う訳だ。

仲間の2人か3人はドサクサに紛れ、何人かの女を襲ったと聞いた。
それを心底羨ましいと思ってしまったのは、悲しい男の性分である。

だが明日は自分も存分にヤレる。
男は明日の光景を想像し、笑いを抑えきれなかった。

だが男がそうやって笑っていられたのも――ほんの短い時間。

男がそれを確認したのは、宴会場を出てから僅かな時間が経った後だった。
自分達が陣を張る荒野へ、何かが土煙を上げながら迫ってくるのが見えたのだ。
彼が最初にそれを見た時、何かの見間違いかと思ったのも無理はない。
黄巾党の誰1人として、街の連中が攻めてくるなんて思ってもいなかったのだ。

だから見張りの数は無いに等しかった。
ほとんどの連中は宴会場へ出払っている。

やがて彼の目は土煙を上げながら迫ってくる者の正体に気付く。
それに気づいた瞬間、男は無意識の内に宴会場へ向けて声を上げた。

「うわっ……て、敵だッ! 敵襲だッ!!」

黄巾党にとって、悪夢のような時が刻々と迫っていた。

 

 

「う……ん……な、なにッ!? 敵襲だとッ!?」

外に居る部下からの悲鳴のような大声を聞き、黄巾党の頭領は思わず声を上げていた。
宴会場で酒を飲んだせいで酔っていた頭も、そのせいで一瞬にして覚醒する。

「まさか官軍が攻めてきやがったのか……?」

声を聞いて一番初めに考えたのはそれだ。
だがそんな考えはすぐに一蹴された。

奴等は中央で欲望を満たし、私服を肥やす官僚達の腐った私兵達でしかないのだ。
もしもこんな所まで官軍が回るような政府だったら、こんな荒れた世になっていない。

「違いますッ! 妙な物に乗った、変な男が来てるんですッ!!」

外から宴会場へと急いで戻ってきた男が頭領へと報告した。

「妙な物に乗った男だと……?」
「はいッ! あれは馬じゃありませんよッ!! 何か、もっとこう……不気味な物で」

部下の的を得ない言葉に頭領は更に混乱する。
だが明確な答えが1つだけ浮かび上がっていた。

「……ど、どうするんです? 頭……」
「寝惚けた事を言ってんな! さっさと反撃して殺してやれッ!」

頭領の本気の怒声に驚いたのか、報告に来た部下は反転して風のように去っていく。
部下を見送った頭領は近くに置いてあった、特注品の曲刀を手に取る。

頭領の眼が憎悪の色に染まっていた。

 

 

 

 

元親は鈴々が言っていた場所を頭に思い浮かべながら、殺風景の荒野を走っていた。
いや、正確に言えば走っているのではない。何かに乗って素早く移動しているのである。

元親は今、愛用の武器である碇槍に飛び乗って移動しているのだ。
その姿はまるで船の船首に足を掛け、立っている姿にしか見えない。
元親にとって碇槍が船、目の前に広がる荒野が大海原、起こる土煙が波であった。

そして上陸の目的地である島が黄巾党の陣地。
見ると白い小さなテントが円を描くように張られている。
その中心には一際大きくて広いテントが張られていた。

「あれか……」

そう元親が吹いた瞬間、円を描いているテントからゾロゾロと人影が飛び出して来た。
どの人影も黄色いスカーフにバンダナを巻き付けている。
待ち侘びていた瞬間に、元親の心が自然と高ぶった。

「き、来たぞッ!!」
「ビビるんじゃねえ! 相手は1人だッ! なぶり殺しにしてやれッ!!」

嘘声とも取れる掛け声が元親の耳に入ってくる。
微笑を浮かべた元親は、敵の中心に向けて進んだ。

「な、何ッ!」
「何だぁ? ただの馬鹿か? 袋の鼠だぞ!」

黄巾党達の下卑た笑い声が、元親の耳を刺激する。
元親はそれを振り払うように、陣地の中心へと飛び込んだ。
滑り込むように中心へ行き、その勢いに乗って碇槍から飛び降りる。
元親の大地に降り立った両足が軽い地響きを起こした。

「良い波だったぜ。スイスイ進んで来られたからな……」

碇槍を掲げ、満足そうに言う元親に対し、黄巾党の男達が怒声を上げる。
手には槍と剣を持ち、瞬時に元親の周囲を取り囲んだ。

「テメェ! 一体ここに何の用だぁ!!」
「せっかくの宴会を台無しにしやがって。生きて帰――」

男の1人が言葉を続けようとした瞬間、男の顔を元親の飛ばした碇槍の矛先が押し潰す。
グシャリと不快な音を立てた後、男は倒れた。

「宴会が台無しだと……?」

元親の地の底から響くような声に、周囲を取り囲んだ男達が一歩退いた。

「テメェ等の宴会なんざ知るか。テメェ等にはこれから責任を取ってもらわなくちゃいけねえんだからな」
「せ、責任だと……?」
「ああ……俺を怒らせちまった、責任をなぁ!!」

元親は怒声と共に、碇槍を大きく振り回した。
鎖に繋がれた矛先は、逃げ遅れた黄巾党の男達を次々と巻き込む。
巻き込まれた者は腕を潰され、身体中の骨が砕け散り、頭が飛ぶ。
阿鼻叫喚の悲鳴と共に、荒野が一瞬にして血の色に染まった。

飛ばした矛先を勢いを付けて自身の方へ引き戻し、元親は叫ぶ。

「冥土の土産に覚えておきなぁ!! 俺は天の御遣いにして鬼ヶ島の鬼、長曾我部元親様よッ!! 味わうが良いぜ! 鬼の名を持つ者の実力って奴をなぁ!!!」

 

 

 

 

愛紗と鈴々は元親が激戦を繰り広げている場から、少し離れた所で待機していた。
全ては元親の指示だった。

愛紗は元親が自分に持ち掛けた話を思い出していた。

 

『俺が1人で前面に出る。お前と鈴々で野郎共の部隊を分けて待機してろ。そして良い頃合いになったら、一斉に突撃しろ。頃合いはお前に任せるぜ』

 

1人で四千人を相手にするなんて無謀過ぎる。
愛紗もそう考えて、聞いた時は猛反対したのだ。
それは鈴々も同様だった。

だが今はどうだ。
元親の持っていた武器が飛び交い、黄巾党を次々に倒している。
鬼神の如く暴れまわる元親は、完全に戦場を掌握していた。
愛紗と鈴々は改めて自分の仕える主が凄い男だと思い知った。

「姉者、もう良いと思うのだ。いくらお兄ちゃんが凄くても限界があるのだ」
「ああ、分かっている。私もこれ以上は我慢が出来なくなっていたところだ」

愛紗は瞬時に後ろに居る村人達の方へ向く。

「村の衆よ、これから突撃する! 今、我等の主が一騎当千の勢いで戦っている! 主に遅れを取るなッ!! 我等の主をお守りするのだッ!!」
「お兄ちゃんを守るのだぁ!! 援護をしに行くのだぁ!!」
「「「「オオオオオ!! アニキを守れぇぇぇぇぇ!!」」」」

愛紗と鈴々の掛け声と同時に、村人達が待機していた場所から飛び出す。
こちらの数は二千。愛紗と鈴々で千人ずつ率いる事になっている。

今、元親の元へ頼もしい援軍が駆け付けようとしていた――

 

 

 

 

「おおおりゃああ!!」

気合の雄叫びと共に、元親は碇槍を黄巾党の男の身体に向けて振るう。
相手も当然のように手に持つ剣を振りかぶっていたが、全てにおいて元親の武器には敵わなかった。

相手をしていた黄巾党の男は肺が潰れたような声を出し、その場に倒れる。
胸からは大量の血を流し、痙攣する男を元親は見下した。

「俺と戦った事、冥土で自慢しな」

元親はそう吹いた後、次々と怯えながらも向かってくる黄巾党の男達を迎え撃つ。
剣を振りかざした者は碇槍で胸を薙ぎ払われ、倒れる。
槍を突いてきた者は矛先を折られ、殴り飛ばされた。

元親が通り過ぎる場所は動かぬ者の山が築かれた。
黄巾党の男達を徐々に強大な恐怖が覆い始める。
だが中央のテントから出て来たある男によって、その恐怖は少し弱まった。

「この役立たず共がぁ!! 1人相手に何をやってやがる!!」

その男は他の男達とは明らかに違った。
服は派手で体格もかなりの物だ。
その男とは黄巾党の頭領であった。

元親はその男を一目見ると、素早く目の前に移動して対峙した。

「そうか。テメェが頭って訳か」
「何者かは知らねえが……俺の子分共を可愛がってくれたお礼をさせてもらうぜ」
「ほぉ〜〜〜……あんた、鬼との戦い方を知ってんのかい?」
「――ッ!! 舐めた口を叩くんじゃねえ!!」

頭領が腰に提げた曲刀を手に持ち、構える。
元親もそれと同時に碇槍を向けた。

今、2人の男が荒野で決戦を迎えていた――



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