「目標、○一三○!距離10000!確認しました!」

 オペレーターの言葉に、キラは指令を出す。

「ヘリオポリスを絶対に地球へ落とさせるな!全艦主砲一斉射!30秒おきに連続3射、その後MS全機展開させろ!私も出る!」

「た、大将!?」

 キラの言葉にオペレーターは焦る。まさか艦隊指令直々に出撃するとは思っていなかった。

「敵が私の想像通りだとすれば…他の者では足りないだろう。後は副指令に任せる!」

 それだけ言うと、キラはブリッジを出て行った。

「もぅ!どうなっても知りませんからね!!各艦、主砲一斉射!目標、ヘリオポリス!なお、ヤマト大将も出撃なされる!各員奮戦せよ!!ブリッジ機能移行、 隔壁閉鎖!」

 こうして、後に“アスランの叛乱”と呼ばれる一連の事件の火蓋がきって落とされるのだった。






獅子の名を継ぐもの
What comes after war

頑無

第3話
Detection
―発覚―
















「やはり、来たか」

 アスランは自分の乗るMSのコックピットで、呟いた。彼の視線の先には、赤い光点がいくつも映し出されたレーダーがあった。

「しかし、今回ばかりは遅かったな」

 アスランがパイロットスーツのバイザーを下ろすと同時に、通信士から発信許可が出る。

「アスラン・ザラ、スターチス出るぞ!」

 デュアルアイのセンサーが一際眩く輝くと、電磁カタパルトの力により、すさまじい速さで戦艦から射出される。

「止められるものなら止めてみろ、キラ!」

 自分の眼前に浮かんだ、かつて友と呼んでいた彼をアスランは己が剣で薙ぐようにかき消した。

『総帥、スターチスの具合はいかがですか?』

 通信ウィンドウにシンの姿が映し出される。

「あぁ、上々だ。流石は…といったところだな」

『ですね。この新型…“ゲルググ”もいい出来ですよ。コーディネイターの技術力とナチュラルの発想が作り上げたものは伊達じゃありませんね』

 シンは自分の駆るカスタマイズされたゲルググを操作しながら言った。彼らが使うMSゲルググは、戦後急激な成長を遂げ、名実ともに世界一の企業となった モルゲンレーテで極秘裏に開発されたものだ。下士官以下にはモスグリーンで統一されたカラーリングのものが配備され、指揮官以上のものには自分にあった機 体のカスタマイズとカラーリング変更が許されている。蛇足だが、指揮官クラスのMSは当然“角付き”である。

「シン、ヘリオポリスを爆砕されないよう護衛のほう頼むぞ」

『任せてください。露払いならお手の物ですよ!では、御武運を!』

 それだけいうと、シンはアスランと並行するのをやめ、ヘリオポリスへと向かった。

「さぁ、行こうスターチス…!」

 アスランはバーニアのスロットルを開くと、凄まじい加速を見せるスターチスとともに、宇宙を駆けた。かつて、無二の友であった男に立ちはだかるために。
















「REストライクの整備は終わってるな!?」

 パイロットスーツを着たキラが、MSデッキへと降りてきた。

「もちろんです!いつでも出れますよ」

 整備員は忙しそうに走り回りながらも、キラの問いに答えた。

「くっ!評議委員会でストライクフリーダムの使用許可が下りていればまだましだったけど…」

 ストライクフリーダムガンダム…戦後10年たった今でも、最強の代名詞として語られるMSの名前だ。現在はそのあまりの力の大きさに、統一政府代表首長 の名の下いずことも知れぬ場所に封印されている。

「REストライクだっていい機体です!こいつだって量産には金がかかるからって、まだ試作品の3機しか生産されてないのに、無理言ってもらってきたんです から、文句言わないでくださいよ!」

 REストライク、正式名称をリファインストライクガンダムと言い、第一次ヤキンドゥーエ戦線を駆け抜けた名機ストライクガンダムを現行の技術で再設計し たものである。確かに現行量産機であるドムトルーパーUよりは格段に性能はいいが、どうしてもいまいち…という感がぬぐえないのである。

「てか、大将がそれを言うんですか?」

 確かに、世は太平に時の流れを刻み、軍縮の声が高まっている。そんな中、どうして軍備拡大の声を上げられようか。キラとて、軍縮には賛成だった。いや、 むしろ進んで軍縮の指揮を執っていた。“大きな力はやがて争いを生む”彼の片割れがかつて語った言葉だ。

「確かに、その通りだね」

 キラは苦笑しながらコックピットに収まると、機体に灯を入れた。

「キラ・ヤマト、REストライク…でる!」

 かつてそうであったように、PS装甲により色づいた四肢は白亜に染められていた。

「ヘリオポリスは地球になんか落とさせやしない!」

 キラはそう叫ぶと、地球めがけ進攻中のヘリオポリス目がけ、機体のスロットルを開ける。その瞳に悲しい決意を宿らせていた。

































「来たな!」

 アスランがコックピットから見据える先、いくつもの光条が見える。

「敵も第2大隊が出てきたのなら、MS総数100機、戦闘艦5隻に巡洋艦10隻といったところか。ふん、なめられたものだな」

 アスランは、自分たちがこれから起こそうとする事に統一政府が過小評価していることが少し気に食わなかった。

「まぁ、侮っていてくれたほうが作戦を遂行するに当たっては都合がいいが…それでは意味がない」

 憮然としてつぶやくとアスランはスターチスに、ある武器を使わせるために操縦桿を押し込む。

「スターチスがただのMSじゃない所を見せてやらないとな」

 パネルにあるキーを操作して旗艦であるナデシコ級戦闘艦ヤマトへと連絡する。

「カガリ、例のものを射出してくれ」

『アスラン、いいのか?あれは取って置きだとお前が…』

「いいんだ。やつらは俺達のことを侮りすぎている。俺達U.M.Rが本気だってことを知らしめる必要がある」

 アスランの言葉を聴いて、艦隊司令官であるカガリは、僅かばかり瞳を閉じて思案すると、告げた。

『了解した。発射のタイミングは任せていいんだな、“大佐”?』

 カガリの言葉にアスランは口の端をゆがめる。アスランはかつてオーブ軍に所属していたころ、MS教導隊の教官であり、大佐に相当する一佐という地位にい た。よってアスランは総帥という肩書きのほかに、パイロットとして出るときは“大佐”という肩書きも持っていた。

「問題ない。盛大な花火を打ち上げる」

 それだけ言うと、アスランは通信をきった。

「早く来いよ、キラ…。まだまだ始まったばかりだ」

 アスランはシートの後方にある精密スコープを前方に回し、準備を整える。レーダーには後方にいる旗艦から“例のもの”がまもなく手元に来ることを表して いた。

「来たか」

 自分の手元に届いたそれを機体に固定していく。そして、次々とモニター上にシステムの状況を表す文字が躍る。

『ロックボルト固定:クリア』

『エネルギーバイパス接続:クリア』

『システム:オールクリア』

『メガビームバズーカ“ロンギヌス”:システムスタンバイ』

「照準誤差±2度、エネルギー充填開始」

 アスランはつぶやくように言うと、先ほどの精密スコープを使い、照準を合わせる。狙いは、隊列を組んでいるMS群だ。そして、モニターにはロンギヌスの 発射準備が完了したことを告げる文字が映し出された。

「聖者の血により紅く染まりゆく…神殺しの槍、受けるがいい!」

 アスランは万感の思い出トリガーを引いた。そして、砲口から放たれた光は大きな華を宇宙に幾つも咲かせた。

「まだだ…まだ足りない!」

 アスランはそういうと、ロンギヌスを強制排除して機体を加速させる。

「ヘリオポリスは落とさせてもらう!」
































「っく!被害状況知らせ!」

 キラが放たれた光による被害を確認しようと旗艦であるアークエンジェルUに通信を入れる。

『た、ただいまの攻撃によりタロ級戦闘艦アンスリウム、ヤツガシラ及びクワズイモ級巡洋艦クワズイモ、アローカシア轟沈!MS20機シグナルロスト!13 機が中破して友軍機が回収しています!』

「約半数近くが戦闘に加われないか…!メテオブレイカーは幾つ残っている!?」

『10基中5基です!』

「ぎりぎり…か。ヒルダ大佐に連絡を!破砕作業に全力で取り掛かるように!こちらは敵MS部隊を駆逐する!」
 
 そして、キラがさらに機体を加速させると、今まで見たことのないMSが目の前に立ちはだかった。

「新型!?くっ!敵はそんなにも用意周到に…!!」

 キラが遭遇したのは“ゲルググ”であった。モノアイがキラの機体を追い、すぐさま機体がついていく。

「なんて追従性だ!それに、パイロットもこなれてる!」

 3機に囲まれ、見事なフォーメーションで敵はキラに迫る。

「ちょこまかとぉっ!」

 キラはREストライクにビームライフルを乱射させ、的確に敵MSの四肢を砕く。

「機体のせいにしたくは無いけど…ジリ貧じゃないか!」

 すでにキラは自分たちが量産・運用している現行MSでは、敵の新型より劣るという判断を下していた。性能に大した差は無いという人がいるかもしれない。 しかし、命を懸ける戦場ではその僅かばかりの差が勝敗を決める大切な点であった。

「くっ!圧倒的じゃないか!?」

 迫りくるビームをかわし、1機、また1機と確実に落としていくキラ。しかし、戦場ではいくら優秀な兵がいようと、それが1人では意味が無かった。治安維 持軍は徐々に劣勢へと追い込まれていく。

「くそっ!どうしても後1歩が…!」

『何をもたついている…』

 歯噛みしているキラのところに、強制的に回線に割り込んできたものがいた。

「き…君は―――――!!」

 キラの唇が震える。それは、果たして歓喜によるものなのか、恐怖によるものなのか…。

『どうした…俺がいる事がそんなにおかしいか?』

 通信先の男は、まるで小ばかにしたようにキラにいった。

「だって…君は…!?」

『“僕が殺したはず”とでも言うのか?』

「――――――ッ!」

『確かに…な。だが、現に俺は生きている!』

 迫りくる深紅の…見ようによっては紫にも見えるMSの斬撃を紙一重でかわす。

「何で…何で君がこんな事をするんだ!アスラン!!」

 ロックオンサイトがけたたましい音を立てながら、相手MSをロックした事を告げる。そしてキラがトリガーを引こうとした瞬間サイト内から捕らえていたは ずのMSが消える。

「くっ!速い!!」

『その必要があるからだ!』

 アスランはすぐさまキラの駆るMS目掛けてビームライフルを撃つ。頭部を狙った一撃だが、キラは左腕に構えるシールドを咄嗟に囮にすると、アスランの攻 撃をかわす。

「アスラン!これを地球に落とせばどういう事になるか、わからない君じゃないだろう!?」

 叫ぶキラの中で何かが弾けた。意識が拡大し、まるで自分を天から眺めているような感覚に陥る。かつて狂戦士と呼ばれた、SEEDの覚醒だった。

『十分に承知している!覚悟が無ければこんな事はしない!!』

 キラがビームサーベルを構え、右に左に斬り込んでくるのを、アポジモーターを使った僅かばかりの動作で軽々と避けきるアスラン。

「あたらない!?」

『どうしたキラ!?それがかつて戦場でZ.A.F.Tのパイロット全てを震え上がらせた“フリーダムのパイロット”の腕か!?』

 対するアスランはキラの猛攻を余裕で切り抜け、逆に反撃する。一旦距離を置いたアスランが放ったビームライフルは、キラのMSをやすやすと打ち抜いた。

「くっ!左腕が死んだ!?」

 ビームが直撃した左腕はもはやキラの意思から離れ、使い物にならなくなっている。キラはコンソールをいじり、左腕を切り離すとアスランの駆るMS相手に 投げつける。

『何をするかと思えば!』

 アスランが飛んできた腕を避けようとした。

「かかった!」

 キラは自分の投げた左腕をビームライフルで撃ち貫く。

『何!?』

 アスランもその行動は想定に無かったらしく、あわてて回避運動を取る。そして次の瞬間、貫かれた腕が大きな火花を上げて爆砕する。

『くっ…やってくれる』

 爆発の煙が晴れると、既にキラの姿は無かった。 

『逃げられたか…』

 アスランは、どうやら自身が発した言葉ほど落ち込んではいないようだった。その証拠に、その表情は妙に緩やかだった。





















『総帥、ご無事で?』

 アスランにシンから通信が入る。

「当然だ。それよりも、どうした?」

『無事ヘリオポリスは阻止限界点を超えました。多少被害をこうむりましたが、計算上80%以上の効果が見込めます』

「そうか…第1段階は成功だな。撤退命令だ…全機後退する」

 アスランの駆るスターチスから撤退の発光信号が放たれる。

『助かりました。大分こちらに来るMSの数が少なかったものですから、多少なりとも退屈しましたがね』

「ふん、よく言う。今度はお前にも出張ってもらうんだ。副官ともども心積もりしておけよ」

『期待してますよ』

 それだけ言うと、シンは通信を切った。

「まずは第1段階だ。これからが…忙しくなるな」

 地球へと落下していくヘリオポリスを後ろに控え、アスランはパイロットシートに深く沈んだ。
  



























「くそっ!ヘリオポリスを地球に落とすのを防げなかっただなんて…!!」

 艦内通路にヘルメットを叩きつけると、キラは拳を壁へとたたきつける。事前に情報がつかめなかった。今更こんな事をするものが現れるわけ無いとたかをく くっていた。相手が用意周到であった。言い訳はいくらでも出来る。しかし、自分の情けなさが一番頭にきていた。

「大将、ラクス様から通信です」

 下士官が恐る恐るキラに告げた。

「…自室で取る。通信をまわしといてくれ」

「了解しました」

 下士官はそれだけ告げるとそそくさとその場を去っていった。様々な思いとともにため息を吐き出すと、自室へ戻り通信を受けた。

『どうやら散々なようですねキラ』

 ラクスの澄ました顔が通信パネルに映る。

「嫌味を言うためだけに僕に通信つなげたんじゃないんでしょ?」

 天井を見上げながらキラは執務椅子に体を沈める。

『…アスランにお会いしたのですね?』

「…会ったよ。元気そうだった」

 そう苦笑しながらキラは言う。

『そうですの…困った事になりましたね』

 言葉ほど困ったそぶりを見せず、ラクスはくすくすと笑いながら言う。

「なんだ…君は楽しそうだね?」

 キラにはラクスの様子が理解できない…というように言った。

『えぇ…何せ、ご自分からその姿を現してくださったのですから探す手間が省けたと言うものです』

「え?」

『前々からコロニー間で不可解な噂が流れているのは存じていました。“アスランが生きている”…と』

「そんな、僕のところには何も…」

『意図的に遮断していましたから』

「え…?」

『知らせてしまえば、必ず探しにいったでしょう?』

 確かに、ラクスのいうとおりであった。もし、彼が生きていると聞けば自分は迷う事無く行ったであろう…と。しかし、それだけのためにキラに情報を隠して いたとは考えられない。もし彼女の言うことが本当なら、何故彼女はストライクフリーダムの使用許可をおろさなかったのか?

「知っていたなら…なんでストライクフリーダムの使用許可をおろしてくれなかったの?」

 キラの言葉に微笑むと、ラクスは言った。

『単なる噂でしかないと思っていましたから…』

 あぁ、また彼女は嘘をついた。キラはそう思った。いつからか、彼女は嘘をつくとき必ず微笑んでいた。

「でも、そのおかげで地球に被害が及んだんだよ?」

 ヘリオポリスが地球にもたらした惨状はキラの耳にも届いていた。落下した場所はかつて中国と呼ばれていた場所で、幸いにも人口密集地ではなかったため人 的被害は驚くほど少なかったようだが、その衝撃により、地球の気候を一時的に狂わせた。北半球では真夏だと言うのに気温が下がり、雪まで降ったという。そ して南半球は気温が上昇し、各地で雪崩が起こっているらしい。

『そのほうが都合がよろしいでしょう?』

「え?」

 キラはわが耳を疑った。今、彼女はなんと言ったのだろうか?

『これで、大義名分が出来ました。“アスラン・ザラは危険人物である。放っておけば更なる被害が出る”という…』

 なんという事か。古い話とはいえ、これがかつての婚約者に対して放たれる言葉だろうか?その言葉はあまりにも冷たかった。

「ラクス…君は―――――っ!」

『キラ、私達はもはや引き返せぬほどの所まで来てしまったのです。この平和…壊したくはありませんでしょう?』

 かつて“平和の歌姫”と呼ばれた者の姿はそこに無く、もはや冷徹なまでの“政治屋”がいた。

「…分かったよラクス。僕がどこまで出来るかわからないけれど、出来る限りの事はするつもり」

 キラの言葉に、再び微笑むとラクスはその鈴のような声音で言った。

『それでこそ、私の愛したキラですわ。期待…してますわね』

 その言葉を最後に、通信は終わった。

「平和を守るために…また、殺すしかないのか」

 キラは、3年前…自分の犯した大きな罪に想いを馳せていた。許される事は決してない。分かっていた。分かってはいたが、その事を思い出すたびに、彼の心 は引き裂かれるように悲鳴を上げていた。

「やっぱり…いつまで経っても慣れる事は無いよ。苦しいよ、ラクス…」

 今傍らにいない、彼女…。かつて彼の心の中にいる彼女は常に暖かく微笑んでいた。それだけで、彼の心は癒されていたのだ。それなのに…。

「なんで…今は涙しか出ないんだろう…」

 キラは、堪えられず、その場に泣き崩れた。

『キラ…可哀想な人…』

 僅かにフレイの声が聞こえた気がしたが…今のキラに届くことは無かった。




























『私、アスラン・ザラは世界統一政府に対して宣戦を布告する!』



















C.E.83.12.21…世界は、確かに動き出していた。
























See you again!





















あとがき

頑無:えぇ、今回は登場MS、及び組織、年表を出して、一度ここまでの流れを再確認していただこうと思います

アスラン:…逃げたな?

頑無:ギクッ!?な、何のことかな?

アスラン:説明、省こうとしてるだろ?

頑無:そ、そんなことあるわけ無いじゃないか〜!俺はただ読んでくださる皆さんが物語に集中できるよう余計な部分はこういった欄外で…

アスラン:だから、劇中で説明するのを渋ってるだけだろうが!!

頑無;ぐはぁっ!い、痛いところをつきおる…。確かに、自分の筆力の無さが招いた結果だ!しかし、全8話予定のこの話、そういうことを省かんと収まらんの だ!

アスラン:なっ!?8話だと!?そんな話俺は始めて聞いたぞ!?

頑無:当たり前だ!初めて言ったんだから!

アスラン:貴様、俺に相談なくなにそんな勝手なこと…!

頑無:えぇいうるさい!!俺は他にやらなきゃならん事が目白押しなんだ!さっさと終わらせ次に行くんだ!!

アスラン:なら始めなきゃよかっただろうが!

頑無:考え出したら止まらなくなっちゃったの!で、そういえば黒い鳩さんにHP立ち上げるとき「何か書いてみませんか?」って誘われてたし、ちょうどいい かな…と

アスラン:き、貴様!?何ほざいてやがる!ご厚意で載せてもらってる分際で…恥を知れ!!

頑無:ノープロブレム!黒い鳩さんはきっと広い心で――――――

ターンッ 

アスラン:うわぁ…脳漿って初めて見た。どっから撃ったんだろ。半径500mに建物なんか無いぞ?っと、手紙が空から降ってきた?何々…

「許しません By 銀の女神」

アスラン:…ご丁寧に撫子の押し花まで。芸が細かいな

頑無:お…おにょれあのつるぺため…

アスラン:げっ!?まだ生きてたか…。本当にゴキブリ並だな、生命力

頑無:な…なんとでもいえ!

アスラン:わかったから、その汚いものをしまえ。赤と灰色が混じって汚い

頑無:ふむ、豆腐の角に頭をぶつけて死に掛けた夢なら見たが、こうも見事に頭をかち割られるなんざ初めてだ

アスラン:…そうそうあってたまるか!

頑無:とりあえず、これにて3話終了です。今しばらく続きますので、お付き合いください

アスラン:…締めに入ってるが説明はよかったのか?

頑無:…忘れてたぁぁぁぁぁぁっ!!

アスラン:はぁ…。どうやら作者の頭には蛆がわいてるようなので、説明は次回に持ち越しのようだ。皆様、申し訳無い

頑無:あぅあぅ

アスラン:人語も忘れてしまったようなので、今回はこれにて終了いたします。皆様、それでは次回にてお会いしましょう

頑無:あぅあーーーーーーーーー!!

アスラン:うるさいって!では、御機嫌よう


感想

頑無さんも大分火が入り始めたみたいですね〜

アスランとキラの邂逅、それぞれの思惑が交錯してますね〜

キラさんとラクスさんの関係、なんだか温度差があるみたいですね


ラクスさんは割り切っているみたいですけど、キラさんは少しやりきれない思いを抱えていると言う事でしょうか。

まあ、女性のほうが精神的に強い事は昔から知られていた事ですし、不思議ではありませんが……

キラさんなんだか、棄てられた元カレっぽい哀れさがありますね(汗)

ははは、微妙なことを堂々と言ってくれちゃって(汗)

まあ、それはそれとして、そのライフル何?

ああ、コレですか、ちょうどこの間、狩猟免許とりましてね。

カモ撃ちに行って来ました。

あまりいいエモノはいませんでしたが、一匹は感単に落とせましたね。

食べますか?

いえ、結構です。

って言うか、それスナイパーライフル……。

狩猟とは関係ないんじゃ(汗)

あっ、ここにもエモノが

ターンッ 

ぐへっ……………

このエモノ食べられそうにないですね。






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