機動戦艦デシコ

そして不可思議

 

 

 

一、十、百、千、万、億、兆、京、垓、丈、壌、溝、砂、正、載、極、恒河沙、阿僧梢、那由他・・・・

その果て・・・・不可思 議・・・・

限りない時を超えて・・・

 

Granite


 

 

 

星の数ほど・・・・・・、人がいて・・・・

人の数ほどの・・・・・、想い・・・・・・・。

 

星の数ほどの人に出会って・・・・

そして・・・別れ・・・。

 

想いの数だけ・・・繰り返す・・・

 

長い・・長い・・・時の中で・・・

何度でも・・・・・何度でも・・・・・

 

気の遠くなるほど・・・・

 

 

 

でも・・私は・・・・

 

 

 

 

 

機動戦艦デシコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「消えた・・・・?」

 花束を持ったまま少女は動けなかった。

 

 いつも透けるほどの白さを持っていた肌が、その白さを増していく。

 それが、蒼白と言えるまでになるのに時間は掛からなかった。

 

 ドサッ・・・

 

 花束が床に落ちる・・・。

 この季節には珍しい花の花びらが宙にいる間に、取れ離れ・・ヒラヒラと舞っていた。

 

 その上に・・・雫がたれる。

 

 一滴・・・二滴・・・・

 目を覆う事も忘れて、立ちすくんだまま少女は涙を溢れさせ、その清楚な顔はただ真っ直ぐ・・・横たわる人が居なくなってしまった、そのベットにそ の人の影を追い求めていた。

 

 「そ、そうですか・・・・」

 此処には姉とも・・母とも慕う女性が横になっていた筈だった。

 昨日、来た時には・・・明日もくるよね?・・・・と確認までしてくれたのに・・・

 

 そっと・・ベットに手を載せる。

 既に冷え切ったそれから、温もりは感じられなかった。

 この数年・・追い求めた温もりだった・・・。

 僅かに残る、残り香・・・・そして、何事かを言いかけた様に置かれた黒いバイザー・・・・

 それがなんともやるせない。

 

 「そうですか・・・・・また・・置いてかれちゃいました・・・・・」

 クシャ・・・・っと、シーツを握り締め・・・この時初めて嗚咽を上げた。

 

 一度、我慢が切れると後は驚くほど脆い。

 雫だった涙は、一気に溢れ出し、嗚咽は絶叫へと取って変わる。

 

 そして程なく・・・・少女、ホシノ・ルリの意識はプッツリと途切れたように、奈落へと落ちて行った。

 

 

 

 

 ルリが目を覚ました時、見知った金髪の女性が見詰めていた。

 

 「イネスさん・・・・?」

 「気が付いたみたいね、でも・・・まだ寝てなさい。貴方には休息が必要よ・・・」

 

 「倒れたんですね・・私・・・」

 微かにだが、覚えている。

 ユリカが消えたのだ。

 恐らくは・・・・アキトが連れて行ったのだろう。

 

 別に・・・・止めようなんて思わない。

 でも・・・自分も着いて行けると思っていたのは間違いない。

 

 「置いてかれたんですね・・私・・・・」

 「ルリちゃん・・・あの人たちは・・・・・」

 

 「わかってます、あの人たちの考えくらい・・・・・、私は此処に居たほうがいいとか思っているんでしょ・・・・?、連れて行くと不幸になると か・・・そんな所です・・・・。」

 「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 「全く・・・最低で最悪の・・優しさですね。」

 枯れた筈の涙腺が、また涙の泉を掘り当てたようだ。

 ボロボロと溢れ出ては枕に沈んでいった。

 隠そうともしない・・・もしかしたらルリはないている事すら自覚して居ないのかもしれない。

 

 「逢いたい・・・・・?」

 「・・・・ぇ?」

 

 「貴方は・・・もう一度、あの人たちに逢いたいの?」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 なんで即答できないのだろう・・・・

 我が事ながら・・・ルリには不思議だった。

 

 「逢って・・・・一緒に行きたい・・・?」

 

 歯痒い・・・

 なぜ、声がでないのか・・・・

 

 

 「逢う事が限りなく不可能で・・・それを・・・死と言う物だと定義するなら、あの人たちは確かに死んだわ。」

 「死んだ・・・?」

 「貴方が・・寝ていたこの三日で・・・ユリカさんの事は隠密裏に処理済み、・・・・アキト君の手配書も既に・・・この世界の何処にもない わ・・・・。彼らは・・私達の世界では死んだのよ。」

 

 「ウソですっ!」

 「手続きは私がしたわ・・・・ウソじゃない・・・」

 

 「ウソっ、ウソっ・・ウソですっ!」

 

 「アキト君もユリカさんも、もう・・・私達の思い出の中にしか生きて居ない・・・」

 

 「止めてくださいっ、聞きたくないです、そんな事!」

 

 これほど叫んでも、ルリは起き上がることが出来ない事に、今、気がついた。

 イネスの言葉を聞きたくなくて、耳を覆おうとしたが腕すら上がらない。

 

 「ゴメンなさい・・・・・言ったでしょう・・貴方には休息が必要なの・・・だから、薬で筋力を奪ってあるわ・・・・」

 「何でそんな事を・・・・・いったい、何の権利があって!」

 

 イネスはそれには答えず・・そっとルリの布団を捲った。

 囚人の様に・・・雁字搦めに拘束されたルリの肉体。

 

 「その答えはこれよ・・・・」

 イネスがそっとルリの手首を持ち上げた。

 ガーゼが剥がされ手首か露になっる

 細く、白い手首に真一文字に大きな傷があったのだ。

 

 躊躇った様子もなく・・・深く、一度で切られている。

 

 「これだけじゃないわ・・・・・此処にも・・・・」

 ルリの首筋にも触れる。

 

 「危うい所で・・頚動脈を掻っ切る所だったのよ・・・。」

 道理で・・首の周りがゴソゴソすると思っていた。

 キズは今の技術なら・・明日にでも消えてくれるだろうが・・・・

 なんで・・・ルリはそんな事をしたのか・・・・

 

 覚えて居ない・・・・・何をしたのか・・・ルリは全く記憶がなかった。

 

 「死にそうになれば・・・アキト君とユリカさんが来ると思った?」

 イネスの言葉はルリに痛烈に突き刺さる。

 

 だが・・・なんだか可笑しい・・・・

 実際・・・・ユリカもアキトも駆け付けてくれないではないか。

 本当に彼らが死んだのなら・・こないだろう。

 

 クス・・・・・

 ルリは笑った。

 

 「死ねば・・・逢えるんでしょうか?。・・・・逢いたい、・・私は、もう一度会いたいです・・・。私は死にたい。」

 ルリは目を半ば閉じている。

 繰り返し・・何度も呪詛の様に呟いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・なら、私が死なせてあげる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キィィィッッ・・・・

 バタンッ・・・

 精一杯、急かし立てたタクシーに、大き目のお札を渡し、お釣りを取るのも煩わしいくらい、慌てた二人がネルガル病院の玄関を潜った。

 

 「はっ・・・・・・はっ・・・・はっ・・・はっ・・・・・」

 「はぁっ・・はぁっ・・・ちょ・・ちょっと待って、ユキナ・・・そんなに・・・・」

 

 「なに言ってのよっ、ルリィが倒れたんだよ! 先に行くからね!」

 多少とは荷物を持つ者と持たない者の差が出た。

 

 ミナトとユキナにルリが倒れたと知らせが行ったのは昨日の事だった。

 実に・・・ルリが倒れてから一週間が過ぎてる。

 ルリの事は一部の者にしか知らされていなかったのだ。

  

 

 身軽なユキナが、すれ違う人の波を巧みに避け、角を曲がりエレベータの表示を見上げる。

 此処は一階・・・だが、アレは八階にあった。

 

 「待ってらんないってのよっ!」

 バンッ・・・と、荒々しくエレベーターのドアを叩いて、直ぐ横の階段へ。

 目指すは、12階。

 階段を一段飛ばしに、駆け上がっていった。

 

 

 「はぁっ・・はぁっ・・・はぁっ・・・・」

 如何なユキナでも流石に息が切れる。

 だが、止まれない・・・・手近な看護士を捕まえて病室を聞き出す。

 

 言われた部屋まで来た。

 個室であった。

 ルリはVIPである・・・連合宇宙軍最年少の艦長であり、軍に不満を持つ輩でさえルリの悪口を言う物は少ない。

 今の宇宙軍のイメージはルリの双肩にあったのだ。

 

 コンコン・・・・

 軽くノック・・・

 

 「はい・・・どなた・・・?」

 予想とは違い返事がある。

 

 「ルリィ・・・・入るよ・・・・」

 遠慮がちにドアを開け・・・顔を覗かせて見た。

 

 意外に血色の良い少女がこちらを見ていた。

 

 「ユキナさんでしたか・・どうぞ」

 ベットの上から文庫を開いたまま言う。

 いつもの様にツインテールの姿ではないが、取り敢えずいつものルリらしい。

 

 「な、な〜んだ・・・元気なんじゃない〜、倒れたって聞いたから心配しちゃったわよ〜」

 「まぁ・・・この通りですよ」

 

 「ふ〜ん・・・・」

 言って・・隣に座ろうとしたときだった。

 

 

 「ルリルリっっ!」

 ミナトが血相を変えて飛び込んできた。

 

 

 「ミナトさん・・・病院ではお静かに・・・」

 「慌てモノよね〜・・・」

 

 

 「え・・?、えっ・・・えっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 「疲れが、溜まってたぁ〜っ!?」

 「はい、でも・・・お陰様でだいぶ良くなりました、ご飯もモリモリ食べれますし、良く眠れます」

 ルリが腕をあげて見せた。

 もうキズは消えてなくなっていた。

 

 「ふぅ・・・安心したわよ・・・・ユリカさんが此処から、ヨーロッパの病院に移るって言ってたから・・・悪くなったのかと・・・だから、ルリルリ もてっきり・・・・」

 対外的には、ユリカはまだ生きている事になっているらしい。

 当分・・・・反乱分子の目をユリカに引き付けたいのだそうだ・・・・政府は・・。

 

 「わたしも元気になったら、一度言ってみるつもりですよ。アキトさんも探さないといけませんし・・・・」

 ルリは自分で思っているほど不自然な微笑を浮かべていたわけではなかった。

 本気で微笑んだのだ。

 

 「ねぇ・・・私達は? 私も連れてってよヨーロッパ〜」

 ユキナが言う。

 

 「いえ・・・一応、機密ですから・・・軍幹部しか行けないんですよ」

 「な〜んだ、つまんない!」

 腕を組んで憤るユキナにまた微笑む。

 出来るものだ・・・・こんなお芝居が・・・自分にも・・・

 

 その後、談笑を二時間ほどしてユキナとミナトは帰っていった。

 窓から見える二人にルリは言う。

 

 「さよなら・・・、言えなくてごめんなさい・・・・・どうしても、お二人には逢って置きたかったんです・・・・・。」

 

 窓から離れ・・・振向いたルリ。

 既に病院服は脱いで、私服に身を包んでいた。

 軍服は畳んで、ベットの上に置く。

 

 彼女の名の由来の通りに青い服に身を包んだルリは病室の外へ・・・

 そこにはこちらを見ているイネスが居た。

 

 「約束ですよ・・・イネスさん・・・・・私を死なせてください・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ネルガルの研究所からイネスと共に火星に飛んだ。

 火星の極冠遺跡まで入院していた病院から一時間と掛からなかった。

 

 

 「前にも言ったわね・・・・、もう・・ユリカさんとアキト君はこの世の何処にも居ない・・・」

 「ええ、聞きました。何処とも知れない時代に二人で行ってしまった・・・。」

 

 「その通りよ、この時代でもう・・・二人の幸せはないから・・・・」

 コロニー襲撃犯と・・・ボソンジャンプの女神、どう考えても普通の人生は送れないし、一緒に居る事も叶わないだろう。

 

 「だから・・・二人は誰も知らない・・・何も知らない時代に行ってしまったわ・・・・・」

 「未来かもしれないし、過去かもしれない・・・・」

 ルリが言う。

 

 「もしかしたら・・・・・人間ですらなくなっているかも知れない。」

 カラクリは簡単だ。

 ボソンジャンプとは空間移動ではなく時間移動・・・・・

 ボーソ粒子に肉体を変換され時を越える、古代火星の遺跡に辿り着き・・・そこでボソン粒子に再変換され再び時間を越えて再生される。

 望んだ時に・・・望んだ場所へ・・・望んだ姿を相転移する・・・。

 

 

 

 「そもそも、私にすら何処に言ったのか解らないのよ・・・出会える確立は・・・・」

 「ゼロ・・・ではありませんよね・・・それに私的に計算するなら・・確立は半々です。」

 

 前にユリカが笑いながら話していた。

 出来る出来ない・・確立何%・・・彼女はケラケラと笑ったものだった。出来ると出来ない・・答えは1/2だと・・・

 メチャクチャだか、なんだか納得出来た。

 

 

 

 「ナビゲーターでない貴方には出来ない事かも知れないわよ」

 「やれますよ・・・・」

 ボソンジャンプはイメージの神秘。

 それならルリになら出来る・・・・この世で最も・・・二人を知るルリならば・・・・

 

 誰よりも、・・・誰よりも・・・強く強く想えば、時間も・・・空間も越えて、きっと逢える。

 

 

 「出会っても・・・解らないかもしれないわよ・・・、彼らの記憶だってないかも知れないわ」

 「かも知れませんね・・・、でも・・・・解ります。私は忘れませんから・・・・」

 

 砂漠で針を探す・・・なんて物じゃない・・・・・

 宇宙に解き放たれた、細菌を探すのだって、これよりは楽かもしれないが・・・

 ・・・ルリの目には二人しか見えないのだ。

 もとより・・・・他が見えないのなら簡単だ。 

 きっと・・・二人は一緒に居る・・・それが目印だ。

 

 

 

 「わかったわ・・・・・それじゃ・・・行って来なさい・・・・。」

 「はい・・・・」

 

 

 最後、イネスに『ありがとう・・・』そういい残して、ルリは消えた。

 

 

 

 

 

 

 

一、十、百、千、万・・・・・・・・・・・・・・・

億・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・兆

・・・・・・・・・・・・・・京

・・・・・・・・・・・・・・・・垓

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・丈

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・壌

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・溝

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・砂

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 正

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 載

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 極

 

 果てない時の海・・・・・

 幾つもの星々が生まれ・・そして消えて行く・・・・

 

 気を失った時の比ではない闇、延々と続く闇をルリは漂う。

 長く長く・・・・只管、長い時の彼方。

 

 恒河沙の闇を抜けた・・・・・

 二人は・・・並んだ花となっていた。

 ルリは・・・蝶となり、その花を抱きしめた。

 

 阿僧梢の海を泳ぎ・・・・

 大きな、鯨の夫婦になった二人に出会った。

 大波、小波を海に立て泳ぐ鯨の脇に・・・イルカが飛び出す、ルリである。

 

 

 那由他の時を駆け抜けた。

 氷と雪の大地を駆ける、オオカミだ・・・。

 孤高のオオカミ・・・。

 付き従うのは1頭の雌の白いオオカミである。

 ルリは・・・

 空から二頭を見守る鳥になっていた。

 

 

 

 そして・・・・・・・・不可思議。

 

 

 

 

 

 「私が艦長のミスマル・ユリカで〜す! ぶぅぃっ!」

 

 「あ、俺・・・・テンカワ・アキト、コックっす・・・・よろしく・・・」

 

 

 

 「はい・・・・、ホシノルリ、オペレーター・・・・仲良くしてください」

 

 

 

 

 

機動戦艦デシコ

そして不可思議

 

 

シルフェニア様・・・・、100万アクセス!

いつの日かの・・・不可思議なアクセスカウントに前祝を兼 ねて・・・・

 

使いまわしですみません・・・・・



Riverside Hole管理人グラニットさんより一周年&100万HIT記念作品を頂きました♪

いや、流石はグラニットさんです。

綺麗にまとめてくださってますね♪

ルリ嬢を追いかける存在として、そして見守る存在としてメインにすえているわけですね。

グラニットさんにお祝いいただけるのは嬉しいのですが、私が主人公にもかか わらず、オマケに見えるのはなぜでしょう?

え? うっ…さぁ…

グラニットさんにはアノ方がついているのに! それでも私を脇に追いやると は…

ぶっ、あっ! あのね、仮にもお祝いに頂いた作品に対してそういう評価はないでしょうが!

確かにそうですね…お祝いに頂いた作品に口を出すのは品位にかけます。

そうそう、いい作品なんだし。

実際良く練りこまれた作品だと思うよ♪

ですね、貴方のような駄作家には神の如き作品でしょう!

ぐ!(攻撃対象を変えてきたか)

それで、不可思議というのはどの辺りの単位か知っていますか?(グラニット さんの事はあちらに任せておけばいいでしょう)

不可思議ですか〜凄い桁数ですね(汗)

グラニットさんの冗談面白いけど、そんなの計算できるカウンターは無いと思う(滝汗)

因みに、英数字は三桁毎に桁名が変わるのに対し、漢数字は四桁毎に桁名が変わります。

     極(ごく) ・・・ 1048 

     恒河沙(ごうかしゃ) ・・・ 1052 

     阿僧祇(あそうぎ)  ・・・ 1056 

     那由他(なゆた)   ・・・ 1060 

     不可思議(ふかしぎ) ・・・ 1064 

     無量大数(むりょうたいすう) ・・・ 1068 


こんな桁数まず普段は見かける事はないですが、これらは一種の仏教用語であるらしいです。

数が数ですので、地球の体積とか宇宙の広さとかを測るのにはいいかもしれません。

よく分かりましたね、私が言わないといけないかと思いましたが。

因みに、ボソンジャンプ後に好きな形に変われるというのはどういうところから来ているのでしょう?

正直この結果はよく分からない気がするんですが。


それはまあ、ボソンジャンプは情報のやりとりであるという理論からだろうね。

ボソンジャンプはイメージする事によって目的地に飛ぶわけだけど、形態としては一度ボース粒子に変換、

その粒子化した時に物体の情報を保存しておくのはおそらく演算装置だと思うんだけど、そこに介入する事が出来れば形態を変える事も出来るかもしれないね。

演算装置に記録されるはずの遺伝子情報や形態情報を全て書き換えるのは難し いと思いますが、これもイメージ次第と言う事でしょうか?

さあ、そこまではっきりとは言えないけどね。

知っている限りでは、そこまで演算装置に能力がるのかどうかは分からないし。憶測の限りを出ないけど。

ただ、グラニットさんは輪廻転生の考えをここに持ち込んでいるから、ちょっと変わった雰囲気で仕上がっているようですね。

そうですね、二重三重に下地をつけてから作品を作ると言うのは素晴らしいで す。

駄作家は行き当たりばったりですけどね?

最後まで…(汗)

まぁ最初は〜光と闇に祝福を〜も火星の住民を救うところまでしか考えて無かったのも事実だからね。

否定できない(汗)



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