第六章 修学旅行とサプライズ





−ミッドチルダ地上本部・はやての特別捜査官室−

「北海道かー。今の時期やったら雪が積もってるかもなー」

客船の沈没事故から10日ほどたったある日。美月の休暇願とその理由を聞いたはやてが、1冊のパンフレットを見ながら言った。その表紙には「修学旅行のしおり」と書かれている。
そう、美月は明後日から修学旅行に行くのだ。休暇願を出したのもそのため。

「楽しんどいでー。せっかくの修学旅行やねんし」
「はい!」

はやてはそう言いながら美月にしおりを返す。さり気なく「お土産は日持ちするお菓子がええなぁ…… byはやて」と書いたメモを挟んで。
美月は笑顔でしおりを受け取ると、自分の席に戻って仕事を再開した。はやてが挟んだメモを見た時に彼女はどんな反応をするのだろうか。
その様子を想像しながらこっそりと笑うはやて。そして、先ほどの自分の言葉を思い出しながらそっと窓の外を見た。

(雪……か……)

彼女の脳裏に、ある記憶がよみがえってくる。決して忘れることのできない、忘れたくない祝福の風(アインス)と別れた時の記憶。
13年前、自分が入局するきっかけとなった闇の書事件。その最後は闇の書の管制人格であったリインフォースTとの別れだった。
しんしんと雪が降る中、自分に剣十字(シュベルトクロイツ)の欠片を残して消えていった彼女。

(この前海鳴に帰ったときは仕事でバタバタしてたから行かれへんかったけど、近いうちに家族全員で行きたいな……あの場所に……せや、もし雪が降っていたら雪合戦もしたいな。ミッドではめったに雪降らんからできひんし)

別れの場となった高台の公園を思い浮かべながら、ささやかな決意をするはやて。
八神家のお墓詣りの話はまた別の機会に。





−北海道・阿寒湖−

雪という単語で記憶のページを捲っていたはやてに見送られ、北海道に来た美月。無事、新千敏(しんちとし)空港に着いた彼女は阿寒湖に来ている。
ちなみに家に帰った後にはやてのメモを見た彼女ははやてらしいと苦笑した。

「はい、チーズ!」

カメラのシャッター音が鳴り、5人の少女がピースサインをする。
センターにいるのは優奈。右に美月、未里。反対側に遥奈、悠希が並ぶ。

「やっぱり寒いなぁ」
「そらそうやろ」

撮影を終えて手に「はぁ〜」と息を吹きかけながら呟く美月に優奈が「何を今更」というような顔で言う。
季節は12月初旬。真冬ではないとは言え、同じ時期の大阪よりもはるかに寒い。

「あ、マリモソフトやってー。食べてみよーや。」
「え」
「ソフトクリーム……」

遥奈が指差す「マリモソフト」と書かれた幟を見て、悠希と未里が絶句した。
いくらご当地モノとは言っても、この季節にアイスクリームはキツい。ちなみに筆者の大学の同期(青森出身)は「寒いぜー」と言った直後にアイスを(屋外で)頬張っていたりする。
尻込みする2人を気にする様子もなく、遥奈はパタパタと出店に走っていく。

「マリモソフト5つ下さーい」
「……?」

遥奈の声をきいて首をかしげる美月。遥奈のことなので間違いなく悠希と未里には食べさせるだろう。しかし、1人で3つも食べるつもりなのだろうか?
そんなことを考えながらボーッとしていると、目の前に薄い緑色のソフトクリームが差し出された。

「はい、2人もどーぞ」

ニッコリ笑う遥奈の顔を見て、おずおずとマリモソフトをもらう美月。
ふと優奈の方を見ると、彼女もマリモソフトを持っている。彼女は美月と目が合うと、ちょっと困った顔をした。
全てを理解した美月はいつでもゴーイングマイウェイな遥奈に苦笑しつつ、マリモソフトを食べ始める。
見かけは普通のソフトクリームと何ら変わらない。味もバニラ味で特に変わった点はない。が、しばらくすると、明らかにソフトクリームの食感とは違うものを感じた。
しげしげと見てみると、マスカットのようなゼリーが入っている。恐る恐るゼリーを食べる美月。

「おもろい味やね……」

どんな味かは実際に食べてみてのお楽しみ。阿寒湖の遊覧船乗り場の横で売っているので、行かれた方は是非ご賞味下さい。
話は変わるが、天然記念物のマリモが住んでいるだけあって、阿寒湖の水はとても澄んでいる。

「めっちゃ綺麗やねー……おわっ」

もっと近くで見ようとした美月が歩き出した途端、勢いよく滑ってコケた。地面に苔が生えていて、それが湿って滑りやすくなっていたのだ。
運の悪いことに、膝のあたりまでが水に浸かっている。美月の転倒に気づいた優奈達がパタパタと駆け寄ってきた。

「大丈夫かー?」
「うん、大丈夫大丈夫」

服についた泥を払いながらヨロヨロと立ち上がる美月。
怪我をした様子もないので駆け寄ってきた4人はひと安心したようだ。

「ま、ある意味ええ思い出やなー」

悠希がクスクスと笑いながら言う。その隣でウンウンと頷く優奈達。

「そら、思い出には違いないやろけど……こんな日に作りたい思い出とちゃうわ」

少し膨れながら美月は口を開く。確かに思い出にはなるだろうが、修学旅行の思い出として作りたいものではない。さらに美月は今日が誕生日なのだ。
色々な意味で残念な状況になってしまった美月。そんな彼女をなだめるように優奈が手を差し出した。黙ってその手をとる美月。

「漫画みたいなコケ方やったな」
「むー……」

優奈達の後ろを通りながら拓真がケラケラ笑いながら美月をからかう。軽く頬を膨らませてむくれる美月。
苦笑しながら優奈は美月を引っ張って立ち上がらせた。優奈は美月の手を持ったまま、4人を振り返って口を開く。

「そろそろ寒なってきたし、お土産屋さん行かへん?」

異議なしというように頷く美月達。
彼女たちの修学旅行はまだまだ続く。





−北海道・美月達のホテル−

部屋に入るなり、ベッドの上にダイブする美月。まるで自分の家のようなくつろぎ方だ。

「うあー……疲かれた〜」

外出用のカバンなどを片付け終えた優奈が財布を手に持ちながら美月を覗き込む。

「今から売店に行ってくるけど、美月はどうする?」
「んー……」

話の途中で寝息をたて始める美月。うつぶせで寝るのはよくないので、優奈は美月の体を転がして上を向かせる。
よっぽど疲れていたのか、転がした程度では起きない。彼女は乱れた美月の髪を整え、寝顔をまじまじと見ながら呟く。

「確かに……あいつの好みっぽい顔やな……」

優奈はクスリと笑うと部屋を出る。彼女はホテルの廊下を歩きながら昨夜のことを思い出していた。



−昨夜、美月と優奈の部屋−

「なーなー、美月は好きな人おらんの?」

スマホを操作しながら優奈が口を開く。修学旅行の夜にこのような展開になるのは日常茶飯事。
優奈に尋ねられた美月は特にためらった様子もなく答えた。

「んー?そやねぇ……特におらへんなぁ」

のんびりとした彼女の答えに遥奈、悠希、未里は少しがっかりしたような反応をする。この3人は別部屋なのだが、遥奈に引き連れられて美月達の部屋にやって来たのだ。
一方、優奈は美月の答えを予想していたかのように平然としている。というより「しめた」と思っているようだ。

「美月って結構人気高いんよね……自覚ある?」

ずいっと身を乗り出して言う優奈。傍から見ると、優奈が美月を尋問しているようだ。
いきなり迫ってきた優奈にオドオドしつつも美月は口を開く。

「いや、それほどでも……」

少し顔を赤らめて俯く美月。いつも明朗快活な彼女もこの手の押しには弱い。すばやく優奈は遥奈達に目配せをした。
ニヤッと笑う3人。そして、3人を代表して未里が口を開いた。

「私なー、てっきり美月が拓真と付き合ってるもんやと思っててん」
「え"」

美月はしばし固まる。その間、彼女の頭はフル回転していた。
記憶のページをめくるが、そこまで仲良くしていた記憶はない。

「どこが?」
「どこが?って……なぁ?」

未里に顔を向けられて苦笑する優奈達。妙な予感がして、だんだんと美月の目がジト目になる。
美月の目の変化に気づいた様子もなく盛り上がり続ける4人。優奈がニマニマと笑いながら再び口を開く。

「お似合いやと思うんやけどなぁ……美月は拓真のこと嫌いなん?」
「友達としては好きやけどな。別に恋愛感情とかはないし」
「なーんや、おもんな」

あれだけからかっておいて「おもんない」とは酷い言いようだが、あえて気にしない美月。
ふと机を見ると、自分の飲み物が切れている。彼女はおもむろに立ち上がると、優奈達に声をかけて部屋を出た。
美月が完全に部屋を出たのを確認すると、優奈はスマホに話しかける。

「やって、これで満足した?」

遥奈達は目をキラキラさせながら、スマホから聞こえてくるであろう声に耳を傾ける。
スマホから聞こえてきたのは溜め息混じりの声だった。

「露骨すぎるやろ……一応、礼は言うけど」

声の主は川嶋拓真。ここまで来ると、勘の良い読者の方はお分かりだろう。
そう、美月達の会話は全てスマホを通して拓真に筒抜けだったのだ。え、電話代がバカ高くなるじゃないかって?フフフ……スマホのアプリに電話代という概念は存在しないのだf(^_^;
何故にそんなことをしたのかというと、理由はただ1つ。拓真が優奈達に頼んだからである。

「で、拓真は美月のどこに惚れたん?」

夢見る乙女のように目をランランとさせながら未里が尋ねる。少し間を置いて、拓真の面倒くさそうな声が聞こえた。

「顔……かな?ほなまた明日。ありがとさん」
「あ、ちょ……」

これ以上質問をぶつけられないように、拓真はさっさと通話を切る。優奈が慌てて止めようとしたが通話は切れてしまった。
所変わって拓真サイド。ホテルのラウンジで夜景を見つめる拓真。そして、彼は上着のポケットからカードのようなものを取り出した。
夜景からカードに視線を移し、フッと笑う。

「ある意味じゃ制約はなくなったけど……道は長そうだな……」

そう呟くと、彼は踵を返して歩き始めた。どことなく嬉しそうな顔をしながら。



−北海道・美月達のホテル−

てな感じで1本のフラグを立てたところで現在の美月達に話を戻そう。
時刻は8時30分。レクリエーション大会なるものが開催されようとしていた。
まずはコーラ一気飲み大会。各クラスの代表がどれだけ早くコーラを飲みきれるかを競うもの。飲みきってから山手線の駅を言うという案もあったらしいが、様々な理由でボツになった。
ここで1つお知らせ。以降の文章で少しGEHINな描写があるので、お食事中の方はご了承ください。

「よーい……スタート!」

司会の声で8人のクラス代表(全員男子)がペットボトルを開栓してコーラをゴキュゴキュと飲み始める。

「……グフッ」
「ゲフッ」

こみ上げてくるゲップと戦いながら気合でコーラを飲む代表達。ちなみにC組の代表は拓真。
驚くべきことに、彼は息継ぎなしであれよあれよと飲み干していく。とてもコーラを一気飲みをしているようには見えない。
みるみるうちに拓真のボトルは空っぽになり……

「よっウグッしゃぁぁぁ!」

空のペットボトルを高く掲げ、雄叫びをあげる拓真。ゲップを挟んだせいであまり格好がつかなかったのはご愛嬌である。
拓真に遅れて、他の代表達も続々と飲み終える。拓真を含む全員がかなり苦しそうだ。ここで賞品がコーラ1年分だったりしたら、中々珍妙なリアクションが拝めるだろう。もちろんそんな賞品はないが。
賞品は白い恋文というご当地菓子1箱。学校のレクリエーション大会の商品にしてはそこそこ奮発した商品だ。
続いては腕相撲大会。これは、各クラスの代表(全員女子)が腕相撲でトーナメント戦をする。
C組の代表は美月。入局してからずっと続けていた基礎トレのお陰で、女子の中で屈指の筋力を誇るまでになっていたのだ。

「レディー……ファイッ!」

審判の生徒の合図で一回戦が始まる。と、同時に美月はいとも簡単に相手の腕を倒し、あっという間に試合を終えた。
美月の学年は計8クラス。接戦が繰り広げられている他の7試合に比べ、ダントツのスピードで決着がついた。
実を言うと、女子の力持ちキャラというのはあまり嬉しくなかったりする。美月自身も代表に選ばれたからといって心底喜べるようなものではなかった。が、どんな勝負でも負けるのは癪。
「しゃーない」と開き直って試合をすることにしたのだ。
開き直ってなりふり構わず試合をした結果……

「優勝は2年C組、森山美月さんでーす!」

優勝してしまった。
美月は内心頭を抱えた。まさか優勝してしまうとは思ってもみなかったからだ。
愛想笑いという表現がピッタリの笑みを浮かべながら、優勝賞品を受け取る。ちなみに商品は男子と同じく白い恋文。
頭の中では「ずーん」という擬音語が鳴り響き、頭に幾つもの縦線が入ったミニ美月がいたが、商品が貰えたので良いかと無理やり自分を納得させる。
クラスに戻った美月は歓喜の声で迎えられたが、美月と目があった優奈は苦笑しながら肩をすくめた。やはり小学校からの親友には何も言わなくても気持ちが伝わるようだ。
その後、ビンゴ大会やダンス部やバトントワリング部のミニ講演を終えて時刻は9時半前になった。時間も時間なのでいよいよお開きかと思われたが……
学年主任の先生がステージの中央に立ったので、生徒達は「まさか先生が一発芸でもするんか?」など口々に騒ぎ始めた。先生はマイクを持つと口を開く。

「えー、今から名前を呼ぶ生徒は前に出てくるように!」

とたんに会場はしんとなった。生徒の間には「修学旅行中に説教されなあかんのかいな」という空気が漂っている。
先生は紙を見ながら、少し怒ったような声で名前を呼び始めた。

「新庄隆良!林部竜一!佐藤嘉穂!前川満彦!森山美月!」

美月は一気に顔が強張る。が。すぐ後に首をかしげた。猛スピードで記憶のページを捲るが、怒られるようなことをした記憶が全くないのだ。
彼女以外の4人も訳の分からないというような顔をしている。とりあえず、前に出て神妙な顔で正座する5人。
5人の顔を見渡した後、先生は再び口を開いた。

「今前におる生徒は……修学旅行期間中になぁ…………誕生日を迎えよるんや!」

そう言った途端、他の先生が次々とクラッカーを鳴らした。固唾を飲んで成り行きを見守っていた生徒からは一斉に歓声が上がり、学年主任の先生も笑顔になる。
5人の生徒の反応は様々だった。何が起きたのか分からずポカンとする者、苦笑いをしながら照れくさそうにする者。
美月は初めはキョトンとしていたが、すぐに照れくさいような嬉しいような色んな感情が混ざった表情になった。
学年主任の先生の音頭で生徒全員がバースデーソングを歌い始める。これがきっかけで、お開きムードになりかけていた場に再び火が付いた。
先生からプレゼント(美味しい棒の詰め合わせ)が贈られたり、記念撮影があったりなど様々なことがあり、最終的にお開きになったのは10時前。
誕生日会となったレクリエーション大会の余韻に浸りながら美月がホテルのラウンジで夜景を見ていると、誰かに肩をたたかれた。
振り返ると、プニッと頬をつつかれる。美月の知り合いでそんなことをする人間は1人しかいない。彼女は少し呆れたような声でその人物に声をかけた。

「何?」

美月の頬をつついた人物―拓真は無言で後ろに隠し持っていた小箱を差し出した。箱の正体は白い恋文。拓真が賞品として貰ったものより一回り程サイズが小さい。
いきなりのことに首を捻る美月。差し出されているということは受け取っても良いのだろうか。美月の頭の中で悪魔と天使(顔は美月)が「貰えるモンは貰えるときに貰っとかな」「ずうずうしすぎるやろ。拓真が何か言うまで待いちや」とささやく。
考えてもよく分からないので素直に聞くことにした。

「何コレ?」
「誕生日プレゼント。ついでに腕相撲優勝おめでとうのプレゼント」

自分に向けてのものだということが分かったので、ありがたく受け取る美月。
しかし、いくら誕生日と優勝したからとはいえ、拓真からプレゼントを貰えるとは意外だ。真意を図りかねた美月は彼を少しからかってみることにした。

「あんたが貰った賞品の使いまわしちゃうやろな?」

悪戯っ子っぽい口調で話しながら拓真を見る。
彼女は拓真が慌ててフォローをする反応を予想していた。しかし、彼は美月から視線を外してニヤニヤと笑いながら口を開く。

「使いまわしやったらどないするん?」
「う……」

逆に切り返されてしまい、言葉に詰まってしまう美月。しばしの沈黙の後、拓真はケラケラと笑い出した。
つられて美月も笑い出す。背景の夜景も相まって、中々良さげなムードだ。
しばらく後、美月は窓の外の夜景に視線を移した。拓真も夜景へと目を向ける。

「拓真」
「ん?」

夜景を見たまま美月は拓真に声をかけた。そして、拓真の方を振り返る。
名前を呼ばれたので拓真は美月の方を見たが、直後に美月と視線が合ってしまい慌てて目を逸らした。

「ありがと」
「んあ……ああ」

ドギマギしながら拓真は無愛想な返事をする。美月はクスッと笑うと、再び夜景に視線を戻した。
そんな彼女達を壁の陰から見つめる人物が4人。

「あの2人、完璧やね」

満足そうに優奈が口を開いた。
実はプレゼントは優奈のアドバイスによるもの。「アホゥ。プレゼント贈らんと何送るつもりやねん。」と言われ、拓真は慌ててレクリエーション大会の前に購入したのだ。
優奈の後ろで少し呆れたような視線を彼女に向ける遥奈達。

「優奈、絶対に面白がってるよな……」

遥奈の呟きに大きく頷く悠希と実里。かくいう3人も目がらんらんとしているのだが。
悠希は頷きながらこんなことを考えていた。

(そういえば……あの2人、似たような雰囲気があるんよね。神々しいっていうか、包み込まれるような優しさ?みたいな。やっぱり、あの2人はお似合いやね〜)

直後、そんな悠希の考えをふっ飛ばす切実な呟きが遥奈から漏れた。

「私も青春したい……」

その瞬間、3人をどんよりとした空気が包む。
電球がついているのに、彼女達の顔が判別できないほど暗い空気になってしまった。残念なことに、その空気を払拭できる人間はこの場にいない。
ああ、3人の未来に幸あれ……






〔あとがき〕
どーも、かもかです♪
かなり遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!

今回は修学旅行編でした。この章の話は全て、僕が高校の修学旅行で体験した実話です。
ちなみに、阿寒湖に落ちたのは僕です。本当ですよ?
サプライズで、かつ先生と同学年全員に誕生日を祝ってもらえるなんて羨ましいですよねー
(僕は祝う側でしたが……)


期末考査や報告書を書くために途中で中断してしまったので、文のテンポがおかしい部分があるかもしれません。
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