機動戦艦ナデシコ 逆行のミナト


第十三話 『秘密』は一つじゃない 巻の六
 
 
 
 
《第三者(神)SIDE》
 
 
 
時間を少し巻き戻す。
 
 
 
リョーコとイズミが出撃した直後の格納庫に飛び込むアキト。
格納庫は一秒の遅滞すら許されないほどに逼迫していた。
『博士! 陸戦出るぞ!!』
「ちょっと待てヤマダ! 新人のお嬢ちゃんを先に出すぞ! おう、アキト!」
「イツキ機、重力カタパルトへ! その後にヤマダ機!」
『了解です!』
『おう!』
そして出撃する二機を見送るウリバタケにアキトが駆け寄る。
「ウリバタケさん! 俺のエステは!?」
「出来てるぞ! それからお前のアサルトピットのIFSコンソールと各部のパーツ、新型に変えておいたぞ! 前より能力が上がっているから全力出しても大丈夫なはずだ! 一応大雑把に調整も済ませてある! 思い切りやってこい!」
「新型っスか!?」
「おうよ! IFSコンソールはキラちゃんがテストしてた奴だって言うから少なくとも耐久力は折り紙つきだぜ! 後で礼を行っておくんだな!」
「はい!」
そう言ってアキトが自分のエステを見上げた瞬間……。
思わず阿呆みたいに口を開け……そのままウリバタケに向き直った。
「ウリバタケさん! なんで俺のエステが黒くなってんすか!?」
アキトの指差す先……砲戦フレームに載った自分のエステのアサルトピットが黒く塗られているのを見てアキトは喚く。
「ああ〜ん? しかたねえだろう、新型の特殊塗料で黒しかねぇんだ! 諦めてとっとと出ろ!」
「特殊塗料って……ちっくしょう……。ブツブツ……」
ぶつくさ言いながらエステに乗るアキト。
「班長! ロン毛とヒカルちゃんのエステ、準備よし!」
「よーし! ブリッジ! ロン毛とヒカルちゃんのエステ出すぞっ!」
「班長! テンカワのIFS設定準備出来ましたっ!」
響く喧騒の中、ブリッジと会話するリョーコの声がウィンドウから聞こえる。
『いや……なんつーか……とりあえず映像を送る。そっちで判断してくれねぇか?』
そんな会話が格納庫に響く。
全員が思わずウィンドウを見上げる。
すると……
『魔法少女! プ○ズマ・イリヤ! 年末スペシャル!』
先日のパーティーでラピスがしていたコスプレの元のキャラクターが音楽に合わせてウィンドウの中を踊っていた……。
もちろん格納庫はおろか艦内のラピスとキラ以外のメンバーはズッコケている(爆笑)。
 
「何これー!?」
ユリカの叫びももっともだろう。
「ラピスー!?」
誰が原因が気づいたミナトが叫ぶ。
「あー……ゴメンなさい。番組タイマーセットしたままだった」
後頭部をぽりぽりと掻きながら謝るラピス。
「そういうものは自分の部屋で見なさい!!」
ミナトの怒りももっともであろう(笑)。
「オモイカネ! すぐにそのアニメを消して!」
<了解>
ルリの言葉に魔法少女のウィンドウが消え、リョーコからの映像を見たミナトとイネス以外のクルーは言葉を失った。
「これ……まだアニメじゃないですよねぇ……?」
誰かが言ったこの言葉に全員の思いが詰まっているとも言えた。
 
 
「あれってヤマダがいつも見ているアニメだよなぁ……?」
「ゲキガンガー……だっけ……?」
格納庫に響いていた喧騒が止み、ウィンドウを見上げる整備班も首を傾げている。
ウィンドウにはヤマダがよく見ている『ゲキガンガー3』の主役ロボである『ゲキガンガー』と『ウミガンガー』に似た形状・配色のロボットが胸から怪光線を出してカワサキの街を破壊している姿が映っていたのだった……。
「てめぇら、何呆けてやがる!? 仕事しろ仕事!!」
ウリバタケの言葉で今が戦闘中であることを思いだす一同。
そして映像の衝撃から立ち直った格納庫では……。
「……テンカワ・アキト、エステバリス出る」
アキトが闇の王子と化していた(ヲイ)。
 
 
 
加速するアキトの砲戦フレーム改。
アキトの機体はアサルトピットを含め、新型フレームパーツの試作品に変更されていた。
形状は既存のフレームと同じだが『バッテリーフレーム』の試作品に変更されていたのである。
その為、現在使用している砲戦フレームも以前より1.3倍ほど加速力・巡航速度がアップしていた。
結果、先行するヒカル機・ヤマダ機・イツキ機が接敵前に合流できたのであった。
「おう! もう追いついたかアキト!」
「な、なんだかすごい速いんですけど!? どうなっているんです!?」
追いついたアキトに気づいたヤマダとイツキが声をかける。
「新型パーツを組み込んだらしい。各部の出力にかなり余裕がある」
「なになに〜? アキト君ど〜したの〜? まるでシリアス・イズミだよ〜?」
「そうか。特に変わったつもりは無いが」
闇の王子様モードのアキトに不思議がるヒカル。
しかし、この時代には本来闇の王子様は発生していないため、それが如何なる理由によるものかは判っていない。
「けどアキトよぅ……お前、そのしゃべり方……ヘンだぞ?」
ヤマダの一言に、器用にもローラーダッシュのまま『がくぅっ!』っとずっこけかけるアキト機。
「と、兎に角急ごう!」
ようやく元に戻ったアキトであった……。
 
 
 
《ミナト SIDE》
 
 
 
カワサキの街は阿鼻叫喚の渦であった。
虫の形をしたいつもの小型無人兵器群ではなく、たった二体の大型の人型兵器(艦長による仮称は『ゲキガンタイプ』)が胸から出す怪光線━━━グラビティブラスト━━━で街を破壊していくのである。
攻撃を加えようとしても小口径の銃弾はディストーションフィールドで防がれる、カノン砲は出たり消えたり━━━短距離のボソンジャンプ━━━で逃げられる。
今まで地球において無人兵器群は人を直接攻撃することは無かった。ゆえに何の根拠も無く『自分は大丈夫』的な雰囲気があったのだが、その認識が甘かったことがここでハッキリした。
逃げ惑う人々は転んだ人を踏み潰し、親とはぐれた子供は泣き叫ぶ。
そこはまさに地獄絵図だった。始めて彼と出会うことになった、あの日とまったく同じ……。
でも私は今は何も出来ない。ナデシコを盾にして流れ弾から街を守ることぐらいしか……。
 
そんな地獄絵図の中、必死に避難誘導するネルガルのSS。
ある程度事情を知っているのか、大きな混乱も無く避難誘導する。
連合軍も避難誘導しているけど……、木星蜥蜴のものと思われる大型人型兵器(ゲキガンタイプ)が街を破壊するという事態に混乱し、機能していなかった。
 
市民の避難が進む中、ナデシコのエステバリス隊はなんとかして被害を少なくするために戦っていた。
空戦フレームがゲキガンタイプのグラビティブラストを上空に空撃ちさせ、砲戦フレームと陸戦フレームはゲキガンタイプのディストーションフィールドの切れ目を狙って攻撃を加え続けていた。
それでも……。
『なにコイツ、堅い〜!』
『しかもコイツらの胸から出てるのってグラビティブラストだぞ!?』
『おまけに出たり消えたりなんなんだよ!? ゲキガンガーの偽者のクセにぃっ!!』
『……前に出てきた巨大ジョロとも違う……』
パイロット達の言葉がこの戦いの困難さを伝えていた。
「出たり消えたりはボソンジャンプのようね。攻撃はグラビティブラスト、防御はディストーションフィールド。そしてそれだけの出力を持つエンジン……おそらくは相転移エンジンでしょうね。小型のナデシコを相手にしているようなものよ」
イネスさんの言葉にみんなが青くなる。
『小型のナデシコぉ!? なんだよそりゃぁ!?』
『まいったね〜、やりたいことを先にやられちゃったよ〜!』
みんなが口々に言う言葉に、私はどう突破口を開くか考える。
しかし、その間に動いてしまう人物がいた。
『なら!』
ゲキガンガーを模したゲキガンタイプ……『テツジン』が上空のアカツキ君を狙った瞬間、ディストーションフィールドが外れた。
その瞬間を狙ってイツキちゃんがテツジンにワイヤードフィストで取り付き、カノン砲を連射する。
『この距離でならかわしようが無いでしょう!』
それを見た私は思わず叫んだ。
「ダメ! イツキちゃん!敵に取り付いちゃ!」
「ミナトさん?」
ルリルリが驚きの目で私を見るが私はかまわず続けた。
「ボソンジャンプに巻き込まれたら死んじゃうのよ! クロッカスの人たちみたく!」
『イツキちゃん!!』
私の言葉に反応したアキト君がジャンプの兆候をみせたテツジンにとりついたままのイツキちゃんの砲戦フレームの腕を砲戦フレームの射撃で破壊し、同時に放った左のワイヤードフィストで機体を引き剥がすことでジャンプに巻き込まれるのを回避することに成功する。
『大丈夫!?』
『はっ、はい! ありがとうございます!」
そうするうちにまたジャンプするテツジン。
「アキト君! 貴方なら敵のボソンジャンプに巻き込まれても平気だってイネスさんが言ってたわよね!? 取り付くならアキト君がやって!」
『了解!』
私の叫びにアキト君が答える。
「……どうやら敵のジャンプはパターンがあるようね……。ルリちゃん、オモイカネ、パターンを計算してみて」
「はい!」
<了解>
イネスさんの言葉にパターン解析を開始するルリルリを見ながら、テツジンが自爆しないように願う。酷い女よね、私って……。
「そういうわけなのでしばらく回避に専念してください! 攻撃は牽制程度で!」
『『『『『『『了解!』』』』』』』
艦長からの指示でパターン取得のための行動に変更するパイロット達。
数分後……。
「パターン取れました! 三秒後、ヒカルさんの真正面です!」
『了解!』
その通りに現れたテツジンにラピッドライフルの弾丸が突き刺さる。
『当たった!?』
『よーしルリ君、どんどん指示をくれたまえ!』
二体のゲキガンタイプのジャンプを読みきったナデシコのエステバリス隊に面白いように翻弄されるテツジンとマジン。
ついにテツジンが擱坐して動かなくなると最後のマジンに攻撃を集中する。
そしてアキト君がディストーションフィールドの消えたウミガンガーを模したゲキガンタイプ……『マジン』に取り付いた瞬間、マジンに異常が発生する。
『な、何だ!?』
いきなり増加したマジンのエネルギー反応に戸惑うアキト君。
「まずいわね。相転移エンジンを暴走させたようね」
「相転移エンジンを暴走!?」
エリナが事の重大さに青くなる。
「ええそう。このままだとあのゲキガンタイプはこの辺り一帯を相転移しながら自爆するわよ」
いきなりのイネスさんの言葉にブリッジの全員が青くなる。
「「「「辺り一帯を相転移ぃぃぃぃぃっ!?」」」」
『ええ、そう。逃げるのは間に合わないし、ナデシコのディストーションフィールドでも防ぎきれないわね。どうする艦長?』
「ど、どうするって言われても……」
あせる艦長に悪魔の取引を持ちかけるイネスさん。
「一つだけ手はあるわ。と言っても人が一人死ぬ可能性はあるけど……」
『どんな手なんです!?』
マジンに取り付いたままカノン砲の砲撃を続けるアキト君が聞いてきた。
「簡単よ。あのゲキガンタイプに取り付いているアキト君めがけてC.Cを撃ち込むの。そうしたらボソンジャンプのフィールドが発生してアキト君もろともあのゲキガンタイプはどこかへ飛んでいくわ」
「なっ!? そんな事アキト様にさせられません!!」
「そうです!!」
カグヤちゃんとルリルリが反対する。
「じゃあ、この街ごと全員あの世行き、ってことね」
「「くっ……」」
しかしイネスさんの言葉を返せない。
『イネスさん……それでこの街は助かるんだな……』
「九割方確実にね」
イネスさんの言葉にアキト君は覚悟を決めた目になった。
『ならやってくれ! ここでコイツを自爆させるわけには行かない!!』
「アキトさん!!」
「アキト!!」
「お兄ちゃん!!」
「アキト様!!」
アキト君を止めようとルリルリたちが叫ぶ。しかしその決心を止めることは出来なかった。
「アカツキ君、彼の真上にC.Cの入ったトランクを持って行って中身をバラ撒いて頂戴。それでいけるわ。エリナ女史、頼むわね」
「え、ええ……」
そう言ってC.Cの入ったトランクを抱えて格納庫に向かうエリナ。
『……判った! すまない、テンカワ君!』
そう言ってナデシコの格納庫に向かい、エリナからC.Cの詰まったトランクを受け取るアカツキ君の空戦フレーム。
私の脇では何とかしてやめさせようと必死に説得するルリルリたちがいる。
けど私は動かない。
そうしないとこの街も私たちも死んでしまうことを知っているからだ。
「……アキト君、死んだら……ルリルリたちを悲しませたら承知しないから……!」
そう誰にも聞こえないように呟いてウィンドウを見つめる。
アキト君の砲戦フレームの上でC.C.が撒かれ……淡い虹色のようなジャンプフィールドが発生する。
「「アキトさぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」」
「「「いやぁぁぁぁぁぁっ!?」」」
ルリルリやメグちゃん、ラピスにキラちゃん・カグヤちゃんの絶叫がブリッジに響く。
そして発生したジャンプフィールドに包まれて砲戦フレームとマジンが吸い込まれるようにボソンジャンプする。
 
 
 
お通夜のような雰囲気が降りたブリッジ。
ハーレム男とはいえ……決して悪い奴ではなかったアキトが自分たちを守るために死んだ……という気持ちがナデシコを包む。
「……い、……コー……」
小さな声の通信が繋がったことにも気づかぬほどに。
「…お……、……ナ……」
私はウィンドウに顔を向けて音量を上げる。
『…ーい、ナデ…コー、聞…えるかー?』
上がってきた音量に、顔を上げる者がちらほら出始める。
ノイズだらけのウィンドウが鮮明になった時……。
『おーい、ナデシコー、聞こえるかー?』
そこでのんきな顔をしてこちらを呼んでいたのは、どことも知れぬ場所に跳んでいって自爆に巻き込まれたはずのアキト君だった……。
 
 
 
《第三者(神)SIDE》
 
 
 
「アキト……さん?」
『うん』
泣き顔のルリに答えるアキト。
「無事……だったのですか……?」
『うん。ちょっとヤバかったけどね。跳んだ先でカノン砲の全弾を使ってあのウミガンガーモドキを破壊してさ。で、何とかなったと思ったらバッテリーが切れて……。どうしようかと思ったらそこが月のコロニーの近くでね。月のネルガルに相手の機体ともども回収された、ってわけ』
アキトはカグヤの言葉を肯定し、状況を伝える
「アキトぉ……」
「お兄ちゃん……」
『ところがどういうわけか月に着いたのが二週間前で、確認しようと地球に連絡しようとしたら通信施設がトラブってるとかで通信できないし。で、さっきようやく復旧したんでこうして通信したってわけなんだけど……。みんな大丈夫だった?』
アキトが生きていたことに泣きじゃくるラピスとキラに連絡が無かった理由を話すアキトだが、その脳天気さにカグヤが爆発する。
「アキト様……、ぐすっ…。だったらネルガルなどではなく、アスカインダストリーの通信網をお使いくださいませ! どれほど心配したことか……」
『ご、ゴメンねカグヤちゃん。でも機密保持ってことでネルガルの監視下でしか通信許可が降りなかったんだ。アスカの人間に拾われたらアスカから通信できたんだろうけど』
泣きながら爆発したカグヤを筆頭にルリやラピス達がアキトを非難する。
アキトは連絡できなかったことが不可効力とはいえ平謝りするしかない。
そんな中、エリナが現況を確認する。
「テンカワ君、それで今までどうしていたの?」
『ええ。事情聴取が終わった後、月のネルガルで食堂をやっている親父さんたちに拾われて、そこで世話になっているんで食費ぐらいは払おうかと食堂の手伝いしています』
「困りますな〜。我が社ではアルバイトは認めていないんですが」
アキトの言葉に渋い顔をするプロス。
『ネルガルにお金出してもらおうとしたら不審者扱いで取り合ってもらえなかったんですけど。通信が繋がらないから確認が取れないし。カード類は地球に置いてきちゃったし。まして恩人に対して後足で泥を引っ掛けるようなまねをしろとネルガルは言うんですか? 最低ですね』
「それを言われると困りますな〜、。ま、いいでしょう。ネルガル系列のようですし、今回は緊急避難ということで黙認しましょう」
そこでちらりと脇を見て
「ルリさんもミナトさんもラピスさんもキラさんもカグヤさんもエリナさんも心配していたようですし、お説教はその六人から受けてもらうとして」
『って決定事項っスか、それ!?』
プロスの言葉に青くなるアキト。
「なんで私もなのよ!? 別にテンカワ君のことなんて……」
あせるエリナを無視してアキトに問うミナト。
「アキトく〜ん、お姉さんちょおっと聞きたいことがあるんだけどいいかな〜?」
『なんスか?』
すでにアキトの顔は蒼白である。
「もしかして〜、その『月の食堂の親父さん』家の娘さんが可愛いからそこで働いている、な〜んてことはないわよね〜?」
『そっ、そんなことある訳無いじゃないですか! 純粋に俺はお礼として働いているのであって……』
「焦る、って事は娘さんはいるのね〜?」
アキトの顔が音を立てて蒼白から土気色に変わっていくのが確認できる。
そしてブリッジに絶対零度の声が響いた……。
「……アキトさん、後でお話があります。いいですね?」
声の主はルリ(黒)。
怯えたラピス達はミナトの後ろに隠れている。
『も、黙秘していいかな……?』
「させません。したら……」
『したら?』
「アキトさんが夜寝ているときに私に何をしたか、みんなに話します。映像付きで」
一部で『ピクッ!』と反応する人たちもいたが、ルリの笑顔が怖くて行動に移せなかった。
「ルリルリ……、それはちょっと……」
「ミナトさんは黙っててください。いいですねアキトさん?」
止めに入ったミナトを一蹴してアキトに命令するルリの顔は微笑んでいるが誰も近づけないほどにダークなオーラを放っていた。
『……首を洗って待ってます……』
((((((((((一体何をやったんだ、テンカワ・アキト!?))))))))))
通信を聞いていたミナト以外の一同は思ったのだった。
 
 
 
 

あとがき
 
ども、喜竹です。
今回は本編の更新です。
少し更新ペースを上げられました。
でもまだ十三話……。折り返し点を越えていない……。
早く箱根の山の下りに行きたいです(涙)。
 
で、まあ、十三話始めの所で『月で爆発が無かった』というのはこういう理由です。
また、アキトのエステが黒くなりましたが、それは一応今回だけです。
次回からは桃色に戻ります(笑)。
黒くしても結局『桃色空間』は無くなりませんでした(大笑)。
ちなみに『新型の特殊塗料』と言うのは嘘です(笑)。ただの黒ペンキでした。
 
なお、前回で『五キロを二分』とありましたが、実はコレ、『ミナトたちがブリッジに到着するまでに二分』でした。
ナデシコに車が到着してからブリッジにたどり着くまで約一分とみると実質五キロを一分で走破した事になります。
よって実際、ミナトは平均時速三百キロで走った事に……(滝汗)。
ミナトさん、貴女はどこのタクシードライバーですか!?
 
あと今回投稿速度が上がりましたが、クリスマス外伝にて作者が何者かに連れていかれた後、改造されて加速装置などをつけられたわけでは決してありません(笑)。



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