2008年成人の日記念作品
機動戦士ガンダムOO(ダブルオー) 十八禁 
  沙慈と丼





注意:
この作品は『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)』の壊れ系作品です。
その為個人の持つキャラクターのイメージが壊れる可能性があります。
この作品を読んでしまい、キャラクターのイメージが壊れたとしても当方は一切関知いたしません。
その事を了解の上で本作品をお読み頂きますようお願いします。
















 沙慈・クロスロードは悩んでいた。
 今の状況にである。


 彼の恋人を自称するルイス・ハレヴィの元に彼女の母親が現れた際に初めて顔を会わせた時は、娘をたぶらかす悪い虫としか見ていなかったはずの彼女が、彼 の境遇を聞くや否や態度を180度変えてしまったのだ。
 「あなた……沙慈君と言ったわよね?」
 「あ、はい」
 「よく見ると凛々しい顔立ちをしてるのね……」
 「え? そうですか?」
 自分の顔をまじまじと見るルイスの母親にきょとんとする沙慈。
 結構鈍感である。
 「似てるわ……」
 「え? 何に、ですか?」
 ルイスの母親に聞き返す。
 「主人の面影がある…」
 「無いって! つか、パパ生きてるし!!」
 赤くなった母親に対して突っ込むルイスであった……。


 その後も何度か会うたびに母親の方とも親密になっていった沙慈はある日、ルイスと一線を越えてしまう(正確には越えさせられた、あるいは、襲われたとも 言う(笑))。
 これで母親を出し抜けたと思ったルイスであったが、その現場に踏み込んできた母親に見つかってしまい……、
沙慈はルイスの母親とも一線を越えてしまったのだった(大笑)。<サイズ変更+2>
 結局そのまま母娘同時にベッドを共にする関係を二ヶ月以上続けていた沙慈であった。


 沙慈が公園でその事について悩んでいる時に隣室に住む刹那・F・セイエイに出会った。
 沙慈の話を聞いた刹那は一言、素っ気無く言った。
 「自分で考えろ。俺はその手の話題は詳しくない」
 と言って立ち上がったその時、
 「刹那・F・セイエイ!」
 と、彼を呼ぶ女性の声が聞こえた。
 その声を聞いた刹那が後ろも見ずに走り出す。
 「待って、刹那! 待って! 話を聞いて!!」
 そう言いながら刹那を追いかける長い黒髪が美しい女性がベンチに座ったままの沙慈の目の前を走り抜ける。
 「ひ、姫様……、ま、待って……くだ……さい……!」
 黒髪の女性を追いかけるウェーブの掛かった髪にメガネの女性と黒服の男たちがいたが、その人の言葉からすると刹那を追いかけている女性はかなり身分の高 い女性らしい。
 (彼も苦労しているのかな……)
 身分違いの恋、などと勘違いした沙慈はそれ以上聞くわけにもいかず、ため息をついて家に帰る事にした。
 恐らくはルイスとその母が自分の気を引くために色々準備しているハズのルイスの家に……。
 (何で自宅に帰れないんだろう……)
 自宅に帰ろうとするとルイスの母親が雇った黒服に連れて行かれるからである(笑)。

 憂鬱な気分で歩いていると女性にぶつかってしまう沙慈。
 「す、すいません!」
 「フェル、大丈夫か?」
 「う、うん。大丈夫……。ありがとう、ロック……」
 そして道に彼女の持っていた荷物が広がっていた。
 「あ、すいません! 拾います!」
 そう言って散らばった荷物を集める沙慈。
 「あ、いいから! こっちでやる!」
 連れの男性が慌てて止めたが、時すでに遅し。
 何が入っていたのかを沙慈は見てしまった。
 電池を入れるとうぃんうぃんと首をふるイボイボの付いた棒や蝶々型の下着(胴体がモーターで振動する)など……。
 最近のルイスたちとのプレイで使う事があるのでどう言う物かは知っていた沙慈は思わず赤くなり……、
 「す、すいませんすいません!!」
 コメツキバッタのように頭を下げていた……。
 一緒にいた男性が、沙慈を引き寄せて一言言った。
 「もういいから今見たものを忘れとけ。でないと……」
 「で、でないと?」
 「お前の頭を狙い撃つぜ?」
 男性に殺気を出され、こくこく、と首を縦に振るしかない沙慈であった……。


 ルイスの家に帰りついた沙慈は、玄関を抜けたところでいきなり突っ伏す事になる。
 理由は、彼の帰宅を待っていた二人の女性の姿だった。
 ルイスが局部丸出しのトラ耳スーツで母親が局部丸出しのバニースーツだったのだ(笑)。
 「ねえ沙慈君、こんなのはどうかしら?」
 「どう沙慈? やっぱり若さをぶつけるならこっちでしょ?」
 その母娘の間には視線の火花が散っているようであった……。

 結局、トラや肉食のウサギに襲われた沙慈君は否応なしにベッドに引きずり込まれ、三人で色んな汁を出したり、色々なものを舐めたり、色々な穴に挿入れた り抜いたりしていた(笑)。

 「あの……。そろそろ自宅に一回帰りたいんですけど……」
 三人で五時間ほどプレイしたあと、ベッドの上で沙慈がルイスの母親に頼み込む。
 「……そうね、お義姉さんにも挨拶しなければならないし(ポッ)」
 「って、ちょっと待ってよ! ママ! 今、何気に『お義姉さん』って言わなかった!?」
 流石に娘だけあって母親の不穏な発言に気づいたらしい。
 ……娘の夫の姉、ではなく、恋人の姉、という意味に……。
 「ええ。言ったわよ?」
 さらりというルイスの母。
 「沙慈のお姉さんにはわ・た・しの方が先に挨拶してるんですからね!」
 『わ・た・し』を強調して主張するルイス。
 ……その絹江は沙慈に「ルイスはやめておいたほうがいい」と言っていた事をルイスは知らない。
 「……それに……」
 突然もじもじとするルイス。
 「それに?」
 気づかずに問う鈍感男。
 「…………二ヶ月だって……(ポッ)」
 「……え!?」
 「あら」
 驚く沙慈とルイスの母親。
 勝ち誇った表情のルイス。
 ……しかし……。
 「奇遇ねぇ。……私も二ヶ月だって(ポッ)」
 あっさりと返す母親。
 やはり経験者は違うようだ。
 「「ふっふっふっふっふっふっふ……」」
 にらみ合う二人の視線の圧力に直接さらされていないはずの沙慈は……ベッドの端で気を失っていた(笑)


 結局、ルイスの母親は夫と離婚し、沙慈は姉の絹江に離縁を言い渡される。
 それから一年後、ルイスの家は男一人・女四人の大所帯となり、たった一人の男は二人の妻を平等に愛したり、二人の娘を可愛がったりしていた。


 さらに十年ほど後、男が二人の妻を愛している現場に娘二人が乱入し、五人での行為に至ることになってしまうことについては……、ここで語るべきでは無い だろう……。


 沙慈・クロスロードに一言。
 羨ましいぞ! この犯罪者が!



あとがき


 喜竹夏道です。
 成人の日記念と言う事で、沙慈君に成人してもらいました(笑)

 思い切り親子丼です。
 っつーか最後は近親相姦です。
 十三話で母親にヤキモチ焼いているルイスを見ていたら電波が降りてきました。
 法律的に二人の妻を持つのはいいのでしょうか!?(東京は経済特区になってたしなぁ……。でも私のSS(十八禁)でセルゲイ中佐がソーマ少尉を嫁さんに してるしなぁ……。う〜む……)

 ついでで刹那とロックオンも出しました。
 ちょっと壊れ気味かも知れませんが。
 一応刹那を追いかけるマリナとロックオンと恋仲になっているフェルト、としてみました(その為「ロック」「フェル」と愛称になってます)。

 最近、なぜかOOの電波が降りてくることが多い……。不思議だ……。

 この作品、十八禁にしておくべきだったかなぁ……?





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