遊戯王GX、遊戯王シリーズの中でも恐らく一番アタリだった作品だ。
少なくとも俺はそう思っている。
原作である遊戯王とは違い、小さな島の中で繰り広げられる部分が大半なのだが、
デュエリストの個性が強烈なのと、なによりカードの多様化が始まった時期なので、コンボがやたら面白かった。
5D’sも面白かったし、シンクロやライディングデュエルはよかったが、常にシリアスだったので、緩急がなかった。
もっともGXも終盤は無理やりシリアスにしたせいで色々と問題が起こってはいたが……。

ただ、十代のチートドローっぷりは無茶苦茶なレベルだった。
よくよく考えてみればわかると思うが、旧来のヒーローデッキと後半のネオスペーシアンデッキ。
別々のデッキに入っているならまだ回せるが、同じデッキに入っているらしいのだ。

正確には、旧来のヒーロー達を融合で使うカード、ヒーローをサポートするマジック、トラップ、特殊モンスターカード。
そしてバブルマンの特殊コンボカード、ネオスペーシアンとネオスを召喚サポートするカード及びネオスペース系マジック。
それから、ネオスだけを使って戦うためのネオスビート用サポートカード。
ざっとみて、4つはデッキを組める複雑なカード群、当然3枚積みなんて出来るはずもない。
多少の入れ替えは当然あったにしろ各々一枚づつしか入れられないだろう、普通の人が回せば十中八九事故る。
これでも、覇王時代の分や漫画版のカードを入れていない前提での話だ。

逆に漫画版十代のデッキはチートドローが必要ないくらい強力なカードが揃っている。
高い攻撃力とガチな効果、緩い融合条件のせいでガチヒーローとも呼ばれている。
融合前から強いヒーローが、簡単に強力な上位のヒーローになって飛んでくるのだ。
十代自身がアニメ版並みにチートドローだったら、恐らく強すぎて話にならなかっただろう。
覇王十代以上の強さを発揮できるだろうと予測される。

まあ、そんな事はどうでもいいのだが。
今の現状を軽く報告しておくと、俺は転生したらしい……。
俺のこの世界での名は天谷佳克(あまやよしかつ)モブそのものの名前だが、実は前世の名前そのまんまだったりする。
その遊戯王GXの世界へと、理由は今丁度試験会場にいるからで、試験会場でデュエルをしている現状だ。
俺の試験番号は57番、中途半端で特に前でも後ろでもない。
転生した時点で既に会場にいた事からすると、俺には選択の自由はあまりないらしい。
まあ、この世界に来てデュエルをしない生活なんて無理だろうが。

ただ、問題は俺のデッキにあった。
正直に言おう、タッグフォースのTやUで最初に持っている使えないデッキ。
あれと殆ど同レベルだった。
はっきり言えば、一般的な店ではまだ天空の聖域すら珍しいレベルだ。
そのため通常モンスターを専用サポートなしで使わなければならないデュエリストなんてザラな話のようだ。
そりゃあ、アンティークギアゴーレムが伝説のレアカードと呼ばれるはずである。

試験会場では、皆そんなデッキでも自身満々で試験官に挑んでいる、
例えば三沢の相手をしていた教師はやはり自身満々で超守備デッキとか言うのを使っていたが、
相手に攻撃させて、防御力で上回りダメージを与えるというコンセプトのデッキだ。
しかしあれ、サポートカードが少ない現状では、結構つらいデッキだったりする。
裏守備で出せない以上、いくら防御力が高かろうと、攻撃してはくれないからダメージにならない。
”友情”を使った、一時的に防御力を上げる防ぎ方はあるが、それも攻撃してくれてこそ。
今ある相手に攻撃を強制するカードは”立ちはだかる強敵”のみ。
”召喚制限猛突するモンスター”はアニメGXの異世界編が初登場、
”バトルマニア”に至っては5D’sが始まってからの話だ。
40枚のデッキで3枚しか入れられない事を考えるとチートドロー前提でしかコンボを狙えない。
まあ、あくまで倒されないためのデッキなのかもしれないが、デッキ切れ勝利を前提としているなら気の長い話だ。



「57番天谷佳克(あまやよしかつ)デュエルフィールドに上がりなさい」

「はい!」



とうとう俺の番が回ってきた、とはいえ、俺のデッキ、コンセプトとか格好のいいものはない。

統一出来るほど金をもっていなかったのだろう、むしろ入試に潜り込めたほうが奇跡だ。

そう言えば筆記のほうもあるはずなんだが……そっちの成績はどうだったんだか……。



「では、試験を始める。

 先攻後攻はデュエルディスクが自動で判断する。

 では私のターンドロー!

 私はサファイアドラゴンを攻撃表示で召喚する。

 カードを一枚伏せてターンエンド」

サファイアドラゴン:星4/風属性/ドラゴン族/攻1900/守1600



試験官は青い制服を着てリーゼントにグラサンというどこぞでよく見る顔つきで、熱くなりもせずデュエルを始めた。

互いにLPは4000、やはりアニメ設定のようだ。

だとすればバーンデッキが強いという事になるが……。

しかし、ソリッドヴィジョンシステムは凄い、召喚されたサファイアドラゴンが動いている。

それだけでも、俺の知る3Dの技術を上回っているのは確実だ。

しかし、サファイアドラゴンを召喚されたのは痛い。

攻撃力1900、この当時のレベル4モンスターの中でも強力なカードだ。

効果を持っていないだけマシともいえるが、今の俺のデッキに1900以上の下級モンスターはいない。

効果モンスターか、マジック、トラップを使って排除しない限り攻撃は難しいだろう。



「俺のターンドロー」



俺は6枚の手札を見る、モンスターは3枚。

全て通常モンスターのみで、

エルフの剣士:星4/地属性/戦士族/攻1400/守1200

ルイーズ:星4/地属性/獣戦士族/攻1200/守1500

グレムリン:星4/闇属性/悪魔族/攻1300/守1400

明らかに、初代遊戯王のそれも初期の頃のモンスターばかりだ。

手札事故ってわけじゃない、こんなカードがほとんどなんだこのデッキは……。

だが、絶望するほどでもない、残りのトラップとマジックを組み合わせればまだなんとかなる。



「俺はエルフの剣士を攻撃表示で召喚」

エルフの剣士:星4/地属性/戦士族/攻1400/守1200


「おいおい、そんな攻撃力で攻撃表示では倒してくれと言っているようなものだよ?」

「何とでも言ってください、カードを2枚伏せてターンエンド」

「私のターン、ドロー!

 ふむ……、何か手があるのかね?

 ならば、試してあげよう。

 サファイアドラゴンでエルフの剣士を攻撃、サファイアブレス!」

「即効魔法発動! 突進!

 選択したモンスターの攻撃力をエンドフェイズまで700ポイントアップする!」


エルフの剣士攻1400→攻2100



「これでエルフの剣士の攻撃力がサファイアドラゴンを上回った!

 いけ! エルフの剣士『精・剣・斬!』」

『ハァッ!』



サファイアドラゴンのブレスを切り裂き、そのままサファイアドラゴンを破壊。

余波が先生の所まで飛び散って行った、そしてダメージが与えられる。

教師LP4000→LP3800



「ふむ、それなりに考えてデッキを組んでいるようだね」



先生は少し関心したようだった、出来ればこれで合格にしてほしい。

実際の所これ以上をやれと言われても今のデッキでは難しいからだ。

引きがよければまだなんとかなるんだけどねぇ……。



「ならば私はドル・ドラを守備表示で召喚、更にカードを伏せてターンエンド」

ドル・ドラ星:3/風属性/ドラゴン族/攻1500/守1200




「俺のターンドロー!」



ドル・ドラは墓地で一度だけ発動できる自己再生効果がある、副作用で攻防ともに1000に下がるが。

恐らく、先生は次のターン生贄召喚を行ってくるだろう。

ドラゴン族である以上融合もある可能性があるが、まだドラゴンの数が揃っていない筈。

後はトラップマジックのコストとして使ってくる場合だが、それを気にしても仕方ない。

俺はドローしたカードを確認して手札に加え、モンスターを召喚する。



「俺は手札からグレムリンを召喚!

 そしてそのまま攻撃! 『ナイトメアトリック』!」

『キシャシャシャシャ!!』



グレムリンがドル・ドラを撃破する、先生は少し驚いているようだった。

理由は分からなくもない、エルフの剣士より攻撃力の低いモンスターを召喚したからだろう。

次に召喚されるモンスターを考えて上級モンスターを召喚すると思っていたのかもしれない。

まあ、単に手札に来ないだけという話もあるが、それなりに理由もある。



「エルフの剣士でダイレクトアタック! 行け! 『精・剣・斬!』」

「トラップカード発動! 炸裂装甲! エルフの剣士を破壊する!」

『ぐわぁぁぁ!!』



エルフの剣士が爆発した。

さっきのターン攻撃反応型のトラップを仕掛けていたという事か。

やはり、上級モンスターを召喚したらやばかったという事だな。

しかし、そう言えばモンスター破壊トラップはアニメでは少なかったな。

まあ、召喚反応型と攻撃反応型の両方の破壊トラップを使うと、

モンスターが出るたびに破壊されるから見栄えが悪いのはわかるが。



「くっ、ターンエンド」

「ターンのエンドフェイズ、ドル・ドラは攻撃力、防御力を1000に落とし復活する。

 私のターン、ドロー!

 ドル・ドラを生贄に、いでよホワイト・ホーンズ・ドラゴン!」

ホワイト・ホーンズ・ドラゴン:星6/闇属性/ドラゴン族/攻2200/守1400


「なっ!?」

「ふっ、レアカードの一枚も出して見せねば試験とはいえ緊張感がないだろう?」



レアカードというか、GXが始まる時期にはまだ出ていないカードのはず。

GXが始まって丁度1年目くらいに出たカードだ。

つまり、ある程度はレア扱いで原作にないカードが出てくる可能性があるという事か……。

なら上手くすれば俺のマイデッキも構築できるかもしれないな……。

とはいえ、今はピンチだ、確かあのドラゴンの効果は……。



「このドラゴンは相手の墓地からマジックカードを5枚まで除外し、その枚数×300ポイント攻撃力をあげる。

 私は”突進”を除外し、ホワイト・ホーンズ・ドラゴンの攻撃力を300ポイントあげる! ホーンズドレイン!」 

ホワイト・ホーンズ・ドラゴン攻2200→攻2500



攻撃力2500……俺のデッキで普通にはその攻撃力を上回るカードはない。

やはり、トラップかマジックで破壊するしかないか……。



「そして、ホワイト・ホーンズ・ドラゴンでグレムリンに攻撃!」
 
「くっ、トラップカード発動! ”ドレイン・シールド!”」

「甘いな! カウンター罠”盗賊の七つ道具!”ライフを1000払いトラップカードの効果を無効にする!」

教師LP3800→LP2800


「更に戦闘は続行される! ブレイクホーンズ・スクエア!」

「ぐぁぁ!!」

佳克LP4000→LP2800



なんつーリアルな、攻撃をくらった時怪我した訳でもないのに、思わず悲鳴をあげてしまった。

しかし、ホワイト・ホーンズ・ドラゴンかっけーな。

こりゃ、プロリーグとかやるわけだ。

だがまずいな、LPこそ同じだが、フィールドががら空きになってしまった。

早めにホワイト・ホーンズ・ドラゴンを何とかしないと敗北決定になる。



「一枚カードを伏せてターンエンド」

「俺のターンドロー!」



俺は手札を見る、4枚中モンスターは2枚、

ルイーズ:星4/地属性/獣戦士族/攻1200/守1500

偉大魔獣ガーゼット:星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0

さっき引いたカードがガーゼットだったらしい、こいつなら勝てるかもしれない。

何せ、俺のデッキの中で数少ない効果モンスター、それもエース級のものだ。

だが、生贄を用意しなければいけない、正面から倒すなら攻撃力1300以上の。

正直、それが出来れば苦労はしない。

墓地回収系のカードはまだ手札に来ていない、やはり防御に徹するしかないか。

だが、問題は相手がモンスターを増やしてきた場合、もう対処はほぼ無理だという事だ。

先生の伏せカードが何かによって、こちらの対処も変わってくるしな。



「ルイーズを守備表示で召喚、カードを2枚伏せてターンエンド」

ルイーズ:星4/地属性/獣戦士族/攻1200/守1500


これで、手札はもうガーゼットのみ。

伏せカードにも残念ながらホワイト・ホーンズ・ドラゴンを破壊する事のできるカードはない。

ただ、最初のターンから伏せているカードならあるいは・・・。



「守備表示で出したという事は、逆転の目がないという事だな?

 私のターンドロー!

 私はマジックカードサイクロンを発動!

 右側の伏せカードを破壊する!」



げっ……。

破壊されたトラップカードは落とし穴。

攻撃力1000以上のモンスターが召喚された時破壊する事が出来るトラップだ。

追加で攻撃してくるモンスターを防ぐために張ったのだが……。



「なるほど、追撃を防ごうとしたのだな。

 だがこれでそれは使えなくなった。

 更にミラージュ・ドラゴンを召喚!」

ミラージュ・ドラゴン:星4/光属性/ドラゴン族/攻1600/守 600


「これで、戦闘中トラップを使う事は出来なくなった」

「クッ」



厄介なカードを使ってくる、確かにミラージュドラゴンは戦闘中のトラップを発動させない効果がある。

つまり、もう即効魔法以外では相手のバトルフェイズに介入できないという事だ。

しかも攻撃力が1600という事はルイーズの守備力1500を上回ったという事でつまり……。



「バトル! ミラージュ・ドラゴンでルイーズを攻撃! ミラージュブレス!」

「ぐっ」

「更にホワイト・ホーンズ・ドラゴンでダイレクトアタック! ブレイクホーンズ・スクエア!」

「………ッ!!」

佳克LP2800→LP300



「少しは光るものがあったが、もうお終いか……。

 私はカードを一枚伏せてターンエンド」



……まずい、このままではデュエルアカデミアに入学する事が出来なくなってしまう。

前世は一応バイトをしながら大学に通っていた俺だが、せっかくならプロデユエリストになりたい。

マイデッキを構築できれば敵じゃないとはいえ、

まともなデッキを構築するには優先配備されているらしいデュエルアカデミアへの入学は必須。

そのためにも……負けられない!



「俺のターン! ドロー!!」



俺が引いたカードは……ッ!



「俺は手札からマジックカードを発動! クロス・ソウル!」

「なっ!?」

「クロス・ソウルは指定した相手のモンスターを生贄にする事が出来る!

 俺は、ホワイト・ホーンズ・ドラゴンを生贄に、偉大魔獣ガーゼットを召喚!」

偉大魔獣ガーゼット:星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0


「このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げたモンスター1体の元々の攻撃力を倍にした数値になる!

 ホワイト・ホーンズ・ドラゴンの元々の攻撃力は2200、よって攻撃力は4400となる!」

偉大魔獣ガーゼット:攻0→攻4400


「攻撃力4400だと……、だがクロス・ソウルを使ったターンバトルフェイズを行う事は出来ない」

「ええ……俺はもう手札もありません、このままターンエンド」

「わっ……私のターン! ドロー!」



流石に攻撃力4400のガーゼットには多少なりとも動揺してくれているようだ。

もっとも、破壊、バウンス、除外とモンスターを排除できるカードは多数ある。

時間をかける訳にはいかない……次のドローで勝負が決まる。



「クッ……モンスターは引けなかったか……だが、私のデッキはモンスターを破壊するカードには事欠かない!

 トラップ発動! サンダーブレイク! 手札一枚を墓地に捨て、相手カード一枚を選んで破壊する!!

 私が選ぶのは、偉大魔獣ガーゼット!」



やはりそうきたか、だがトラップだったのは幸いだな。

俺が伏せていたカードは!



「永続トラップ発動! 王宮のお触れ!

 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカード以外のフィールド上の罠カードの効果を無効にする!」

「なっ!?」



そう、トラップである限りこのトラップが発動した時何もできない。

流石にカウンタートラップには弱いが、向こうのゾーンには何もない。

そして、今手札も尽きた。

厄介な事があるとすれば、ミラージュドラゴンが守備表示であるせいだ。


「ターンエンドだ……」



後は互いの引き運次第……さて。



「俺のターン! ドロー!!」



おお、このカードは!

珍しいな、俺が引き運がいいなんて。

これで負けたら先生は決闘王だ。


「バトル!

 偉大魔獣ガーゼットでミラージュ・ドラゴンに攻撃!」

「くっ、だがダメージは……」

「手札から即効魔法発動! エネミー・コントローラー!

 その第一の効果を発動! 相手の表示形式を変更する! 防御表示のミラージュ・ドラゴンを攻撃表示に!

 行け! ガーゼット! グレート・ホーンズ・クラッシャー!!」

「なぁー!?!?」

教師LP2800→LP0



攻撃力4400−1600は2800、ちょうど一撃でLPが0になった。

偶然だけど、凄いな……。

因みに、ホーンズは生贄になったモンスターから来ていたりw

即興で考えるにも限度があるっての!



「57番合格!」

「いやったー!!」



試験そのものはそれほど難しいものではなかったのかもしれない、しかし、このデッキで勝てた事が大きい。

本当に良く勝てたもんだ……、事故ってたらと思うとゾっとする。

兎に角、合格できたようでひと段落ついた。

階段を上がろうとした時、試験会場にいるカイザーと一瞬目があった。

なんというか、凄い眼力だ……あれでまだ17歳っていうんだからなんともかんとも。

20歳だった時の俺でもビビってたかもですよ……。



「君、面白いデュエルをするね」

「えっ、ああ最初に試験を受けた三沢君だっけ」

「ああ、受験番号が1番だったからね。君は天谷君だっけ?」

「ああ、そうだよろしく」

「よろしく、しかし、ガーゼットを使ったタクティクスはなかなかだったが、

 モンスターはバニラが多いけどそういうサポートカードでも?」

「いや、単に金がなくてね、きちんとしたデッキを作ってこれなかったんだよ」

「ほう、それであんな勝ち方ができるんだったらこの先が楽しみだ」

「ああ、三沢君と闘える時を楽しみにしてるよ」



実際原作キャラとは一度は闘ってみたいからね。

しかし、チートドローの十代と闘うとなればデッキは完璧にしてもまだ足りないかもしれない。

出来るだけ早く構築しないとな。



「おっ、最後の彼、クロノス先生とやるようだね」

「クロノス先生?」

「実力の高い先生だよ、確か古代の機械巨人を使うと言われている。

 プロに進んでも食べていけたんじゃないかっていう噂だ」

「へぇ……人はみかけに寄らないね」



実際、GXでの彼はお笑い路線がメインだった。

古代の機械巨人デッキは確かに強いのだが、生贄を多数必要とする重いデッキなので、

サポートカードが少ない現状では、使いにくいのだ。

だんだん増えていくんだけどね……。

しかし、十代流石というか原作通りの勝ち方でクロノス先生を沈めたようだ。

これから先が楽しみだなこれは。

いろいろ問題は山積だが、俺はそう思う事が出来た。




後書き

修正がてら掲示板から、本投稿に切り替えました。
ストックが切れたら続編も書いていきますのでよろしくお願いします。



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