登場人物 ▼機体データ ▼本作品のキャラ毎の強さ
【登場人物】

≪アースガルズ≫

■ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
神聖ブリタニア帝国第九十九代皇帝であり本作におけるもう一人の主人公
彼とその騎士レナードを主役とした戦いの歴史は、その後もブリタニア臣民の間でアーサー王伝説と並ぶ騎士道物語として語り継がれている。
第三部まではブリタニアと父シャルルに対して反逆を目論んでいたが、第四部序盤で和解。
シュナイゼルによって奪われたブリタニアの奪還へ尽力する。
また生涯レナードの後任であるナイトオブワンを任命しなかった。

■レナード・エニアグラム
身長190cm/体重81kg
特技:狙撃、暗殺、破壊工作、生命力
好きな物:女遊び、絶対君主制、貴族制、チェス、強者による独裁政権
嫌いな物:民主主義、私欲しかない貴族、平等、傀儡君主
天敵:姉、父、悲恋
本作の主人公。
異名は『ブリタニアの魔人』『悲恋の騎士』『忠義の騎士』
第二部と第三部では主人公でありながら非常に影が薄かったが、第四部では主人公として大成した。
ビスマルクからナイトオブワンの称号を受け継いだ帝国最強の騎士でありブリタニアの大英雄。
結果の為ならば卑怯卑劣を良しとする性格ではあるが、決して外道な人間ではない。最低限のルールはしっかりと守る。野球でいうなら勝つ為なら敬遠や隠し玉などは平然とするが、わざとデッドボールを狙ったりはしない。

ちなみに彼が今まで本気で恋焦がれた相手は三人。うち二人は言うまでもなくナナリーとフランカ。最後の一人は、彼が飛行機事故で中東に落ちた際に救ってくれたゲリラのリーダーである女性。当時のレナードが尊敬するほど強い女性であったが、流れ弾であっさりと死んでしまった。
つまり彼が本気で愛した女性は全て死んでいる。しかも一人は自分の手で殺害しており、それが元になって後に『悲恋の騎士』と呼ばれるようになった。

実は高いギアス素養を持っており、第四部序盤でワイアードギアス能力者として覚醒。その後も能力は徐々に高まっていき、最終的には数手先の未来を完全に予知するレベルに到った。また覚醒とともに肉体も活性化しており、身体能力でもスザクやビスマルクを上回る程に成長し、騎士王アーサーと互角に戦うほどになった。
余談だが彼の死後その偉業を称えて『レナード・エニアグラム勲章』というものが生まれ、特に優れたパイロットに贈られるようになる。また僅か三年で少尉から軍総帥まで出世したこともあり、レナード・エニアグラム勲章を授与された者は必ず出世するというジンクスが生まれ、彼の誕生日である2月8日はカップルが別れを告げる日として定着している。

■エルザ・ハーシェル
身長170cm/体重?
特技:機械工学、医療、秘書
好きな物:優秀な上官、研究
嫌いな物:無能、パセリ
天敵:シュナイゼル・エル・ブリタニア
レナードの専属開発チーム『カムラン』の主任。
KMF関係だけではなく、レナードの秘書から専属医師まで兼ねる才女。
実は医者としても非常に優秀なのだが、嘗て人体実験に手を出してしまい、それがバレて医学会から追放されそうになった所を、その才覚に目を付けたギアス嚮団によって技術者として誘われた経緯をもつ。だがギアス嚮団で実験体をバラバラにしていてもどこか満足出来ず、やがて再びブリタニアにKMF技術者として舞い戻った。そこでも優れた才能を発揮して瞬く間にナイトオブツー専属開発チームの主任になるのだが、それが彼女にとっての転機だった。レナードの才覚と情け容赦のない戦いに心酔し、長い戦いを経て彼女はレナードの"内臓"のような存在になる。最期はレナードの一部として、彼の期待に応え安らかに事切れた。
実質的なレナードの副官といってよく、場合によってはキューエルやヴィレッタを指揮することもあるなど、それなりの軍事的能力もあると思われる。
オリキャラの中では、地味にレナード、アーサーに次いで三番目に出番が多いのだが、誰からも名前で呼んでもらえない不憫な人……であったが最期には呼んで貰えた。
レナードと主任こそ本作における最強タッグといっても過言ではない。

■枢木スザク
ルルーシュが日本に人質として送られたときの親友。
ユーファミアと共にアースガルズに参加し多大な戦果をあげ、ブリタニアの奪還後はナンバーズとしては初の子爵に任じられた。
その後は主君ユーファミアと共に各国との外交に尽力し、やがて結婚した。

■C.C.
皇帝ルルーシュの初めての女。
正式に皇后となってからも本名を明かさなかったことが一つの伝説。
コードの呪縛から解放し、六十年間を幸せに生きた。
ちなみにスザク×ユフィと同じくルルCは鉄板だと思う。

■マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア
かつてのナイトオブシックス。実質的ギアス世界における最強の女性。
彼のビスマルク・バルトシュタインですら全力のマリアンヌ相手では、数分間立っているのがやっとだというほど常軌を逸した強さを誇る。
第四部終盤のレナードを除けば、アースガルズで唯一アーサーと互角に戦える人物であったが、オレンジのギアスキャンセラーによりあっさりと成仏された。

■ユーフェミア・リ・ブリタニア
枢木スザクの主君にしてブリタニアの第三皇女。
アースガルズでは主に外交を任されており、ブリタニア奪還後も外交官として活躍した。
またブリタニアの皇女としては初めての(公式記録では)他国人と結婚した女性。

■サンチア
ギアスユーザーの一人。
ルルーシュに密かな恋心を抱いており、やがて皇妃の一人になった。

■ルクレティア
ギアスユーザーの一人。
レナードに恋心を抱いていたのだが、そのレナードが戦死してしまった為失恋。落ち込んでいる所を慰めたキューエルに惚れてそのまま電撃結婚した。

■ジェレミア・ゴットバルト
通称オレンジ。第四部終盤にてマインドコントロールされて襲い掛かってきたが、レナードの朋友宣言と忠義という言葉に反応して復活した。
彼のギアスキャンセラーはかなり活躍しており、円滑にブリタニアを手中に収められたのも彼あってこそ。レナード亡き後、ナイトオブツーの称号を継承した。

■キューエル・ソレイシィ
ルルーシュのシスコン仲間。オレンジの悪友である。
ヴィレッタに告白したが玉砕してフラフラしていたら、レナードの死を悲しんでいたルクレティアを見つけ、一緒に酒を飲んでいたら、あら不思議。朝には裸の…………。
みたいな経緯を経て二人は結婚した。

■ヴィレッタ・ヌゥ
色々と地味に活躍してブリタニアの伯爵にまで出世した。
ちなみに、オレンジとキューエルとの間で三角関係に発展し、昼ドラ的なあれこれがあったのち、最終的にはオレンジと結ばれた。

■ロイド・アスプルンド
特派の長。出世とか位とか全く興味なかったのだが、なんだか気付いたら公爵にまでなってた。
しかし本人はそんなもの気にせず研究を続け……なんか気付いたらセシルが妻になってたよ〜

■セシル・クルーミー
特派のメインオペレーター。戦後はロイドの妻になる。
よくレナードに摩訶不思議料理を振舞っては、美味しいと言われホクホクだったらしい。

■ルキアーノ・ブラッドリー
特技:殺人、拷問
好きな物:人の大事なモノを奪う事、トモダチ
嫌いな物:世界平和、平和主義者、治世
天敵:アーサー・ペンドラゴン
別名『ブリタニアの吸血鬼』『殺人卿』
貴族の生まれであるが、その性格故に勘当同然で仕官学校に送り込まれた。
そこでレナードと出会いルキアーノにとって最初で最期のトモダチになる。
最後の最後まで自分の為だけに戦ってきた彼だが、最終決戦ではトモダチのために戦い、それを稀にはいいものだと評した。
実は生きており、最終決戦後は反攻勢力の鎮圧に積極的に参加した。

■モニカ・クルシェフスキー
ナイトオブトゥエルプ。専用機はフローレンス。
アースガルズに参加してからは、数少ない指揮能力の高いラウンズとして奮闘。
目立たぬものの確かな功績をあげた。

■アーニャ・アールストレイム
マリアンヌの宿った体の所有者。
本作ではマリアンヌがよく表に出てきていた上に、記憶を書き換えるシャルルがいなかった為、色々と精神が不安定であり、オレンジのギアスキャンセラーで全ての記憶が戻ってもそれは変わらなかった。

■コーネリア・リ・ブリタニア
エリア11でのブラックリベリオン以来行方不明だった皇女。
実はレジスタンスとしてシュナイゼルに反逆していた。

■ノネット・エニアグラム
レナードの姉。最終決戦では留守を守る為に居残り。
次期頭首であったレナードが戦死したので、彼女がエニアグラム家を継いだ。
余談だが、レナードの死を悼むため神根島を訪れた際に"眠っている銀髪の少年"を保護し家に連れて帰る。その少年に亡き弟の姿を重ねつつも、やがて一人の男として認識し結婚したという。



≪旧神聖ブリタニア帝国≫

■シャルル・ジ・ブリタニア
第九十八代皇帝にしてブリタニアという国を立て直した大功労者。
原作とは違いルルーシュと和解し、彼に王としての心構えと、レナードを重宝するように命じて死んだ。彼の最期は王として偉大だったものと思う。

■ジョセフ・ディ・ブリタニア
ルルーシュの踏み台。
『俺を踏み台にした!?』とCの世界で叫んでる人。
実はそこそこの能力は持っていたのだが、悲しいかな。ルルーシュには遠く及ばなかった。
結局、その地味に高い能力を発揮することなく、抜群に高すぎる能力を持つルルーシュの踏み台として扱われた。

■ジェームズ・エニアグラム
身長195cm/体重90kg
特技:チェス、部隊指揮
好きな物:チェス、読書、コーヒー
嫌いな物:私欲しかない貴族、礼儀知らず
天敵:ノネット・エニアグラム、妻
レナードとノネットの父親……という設定のオリキャラ。
第三部序盤で漸く名前が出た。
現在はヴィ家の後援貴族筆頭として、あちらこちらに手を回している。
かなりの堅物だが、その紳士的性格故なのか女性に関しては甘い。
最終決戦前のレナードを"一人前の男"として認めながらも、彼を早くに士官学校に入れてしまった事に一人の父親として後悔した。

■ビスマルク・バルトシュタイン
先代ナイトオブワン。帝国最強の騎士。
主君であるシャルルを逃すために殿を引き受け、壮絶な戦死を遂げた。
その生涯、その生き様は騎士の鏡といって過言ではない。

■ミレイ・アッシュフォード
元生徒会長。
原作とは違いアッシュフォードが正式に貴族として復興したので、TV局に勤めるという事はなかった。その後もルルーシュの後援貴族の一人として、生涯彼を支え続けたとか。

■リヴァル・カルデモンド
生徒会メンバーにして、平行世界での生徒会長。
本作だけではなく原作においても普通の一般人。天然劉禅とは彼のこと。

■ニーナ・アインシュタイン
爆弾娘。フレイヤ開発した人。
出番こそは殆どなかったが、彼女が(平行世界で)造ったフレイヤは大いに役立った。

■シャーリー・フェネット
ほぼ空気。記憶が書き換えられたことや、平行世界では既に死んでいたことから、出番が殆どなかった。だけどそれだけだと可哀想なので、戦後はルルーシュの第二皇妃となりました。
よかったね、シャーリー。

■アリス&ダルク
サンチアとルクレティアの嘗ての同僚。
ナナリーを救う為に奮闘するが、死んでしまう。
しかし彼女達が盾となったお陰でナナリーは即死を免れ、幸福のナナリーへと繋がっていく。

■ナナリー・ヴィ・ブリタニア
第二部と第四部のメインヒロイン。
そしてギアスの女性キャラの中で作者が一番好きなヒロイン。
…………なのに、死んでしまった。ううううううううううううううううおおおおおおおおお!おおおおおおおおおおお!!!!
とこのように彼女の事を思い出すとキーボードを破壊してしまいそうになるので、これ以上は語らない。詳しくは"幸福のナナリー"で。



≪超合衆国≫

■アーサー・ペンドラゴン(二代目ゼロ)
身長187cm/体重76kg
特技:戦争
好きな物:平和
嫌いな物:戦争
天敵:欲望
ルルーシュのいなくなった黒の騎士団に、ゼロとして表れた謎の人物。
その正体は彼の騎士王アーサー・ペンドラゴン。武勇、知略、政治、カリスマ、王として必要な全てを備えた伝説的な王である。
特に武勇には秀でており、レナードとルキアーノの二人掛りでも圧倒し、帝国最強の騎士ビスマルクですら敗北するほどの無敵さ。
レナード曰く、自分が生身で百人の兵士を沈めている間に、アーサーは千人は沈めているとのこと。
実際生身でKMFを容易く撃破したりと、もはや人間じゃない。だが決してアルトリアではない。聖杯戦争にもたぶん参加してない。

 嘗てブリテンに名高き魔術師マーリンによって、身分を隠して清廉な老騎士エクトルに預けられた。そこで研鑽に励む日々を送るが、戦乱に苦しむ国を憂い、また自身が王の血筋だという事が判明したこともあり、祖国に平和を齎すために王となる決意をする。
そして得たのがギアスでありコードだ。ギアスでもってブリテンの王となった彼は、後に自らの体の脆弱さを嘆き、契約者マーリンよりコードを受け継ぎ不死となった。
純粋な技量において円卓の騎士の中ではランスロット、ガウェインに次いで三番目のアーサーだったが、不死身の肉体のお陰で彼は円卓最強の座に君臨したのである。
だが後にマーリンの幽閉を契機に綻びが出来始める。最も信頼した騎士であるランスロットの裏切り、呪われた愚息モルドレッドの反乱で彼の国は崩壊。最終的にマーリンと同じコード保持者であった魔女モルガンによって覚めない眠りにつかされる事となる。

皇暦1995年、EUとの会合でブリテンへと訪れたオデュッセウスとシュナイゼルによって彼の眠りは漸く覚める事となる。その後シュナイゼルの計らいでブリタニア本国へと極秘裏に移り、そして現在の世界情勢、そして死後の歴史を知り絶望。恒久平和への道を模索した結果、人類全ての欲望を抑制するという計画『ウォーレクイエム』へと辿り着く。

計画の実現のため、仮面の英雄ゼロとなり超合衆国を設立。
自らが唯一絶対の『王』として世界を永久的に統治し、世界平和を実現させようとした。
しかし最終決戦においてレナードに敗北、最期はレナードによって見送られながら安らかにその拷問のような生涯を閉じた。生まれてより一度も救われなかった王は、死ぬ事で漸く救いを得たのだ。

ちなみに、その正体故に嘗ての自分を裏切ったランスロットやモルドレッドを毛嫌いしており、その名を冠した機体に搭乗する枢木スザクやマリアンヌに対しても思うところがあるようだ。
特に女の為に祖国を裏切った男であるスザクに対しては(ランスロットはアーサー王の妻との不義の愛によって円卓の崩壊を招いた)明らかな嫌悪感を持っている。
逆に嘗て自分の共犯者であり助言者でもあったマーリンを思わせるレナードに対しては親愛に似た感情を抱いているようで、自分の部下になるよう勧誘したこともあった。

本作における最強の敵にして、最悪の王。
また第四部の影の主人公とでも言うべき重要なキャラであり、物語のキーパーソン。
四部のタイトルであるウォーレクイエムは彼に捧げた鎮魂歌といってもいい。

■シュナイゼル・エル・ブリタニア
父である皇帝シャルルを殺害し皇帝位を簒奪した男。
昔のトラウマから虚無的な性格になってしまい、他者の望みに応えるだけの存在となってしまったが、アーサーという圧倒的な存在感を放つ男に惹かれ、以来彼の意思に従っていた。
最期はアーサーを失った事で暴走し、なんとディートハルトに従ってしまった。

■オデュッセウス・ウ・ブリタニア
凡人、と見せかけた傑物。
本来ならルルーシュやシュナイゼルに匹敵するだけの才覚を有していたのだが、凡人としての幸福を手に入れるために、凡庸を演じていた。尊敬する人物は劉禅。
最初から真相を知っていた数少ない人物である。

■ジノ・ヴァインベルグ
ナイトオブスリーであったが、アーサー王に出会いその存在感と絶対的な意志に感服。
以来はアーサー王の忠実なる騎士として奮戦する。
最終決戦では友情の為に戦っていたルキアーノに惜敗した。

■紅月カレン
なんというか、本作でかなり割を食った人。
敵側勢力の人間であり、ゼロに心酔していたことから、感想で脳筋の名が定着してしまった悲劇の元ヒロイン。一応戦後を生き延びており、やがて日本のエースパイロットとしてブイブイいわせた。その五年後結婚退職。お相手は黒縁黒眼鏡の優しい青年だったとか。

■藤堂鏡志郎
奇跡の藤堂の名で知られる黒の騎士団の重鎮。
最終決戦では敗軍の将としての責任を果たすためルルーシュに降った。

■玉城真一郎
不死身の男。決して死なぬ。
あのゼロ(アーサー)に対して堂々と親友発言する馬鹿。
だが当のアーサーも満更でもなかったようで、わりと玉城のことを可愛がっていた。きっとお堅い騎士に囲まれていたアーサーは玉城のような馬鹿が新鮮だったのだろう。

■ギルバード・GP・ギルフォード
シュナイゼルのギアスにより操られていたが、オレンジにより解放される。
戦後はコーネリアの騎士として活躍。ただオレンジが感染してしまいオレンジ好きになった。



≪その他≫

■フランカ・シード
身長160cm/体重?
特技:家事全般
好きな物:熊、祖国、父親
嫌いな物:ブリタニア
天敵:レナード・エニアグラム
欧州戦線にて戦死したテオ・シードの娘にしてレナードが一目ぼれした相手。
想像していたブリタニア軍人と掛け離れたレナードに惹かれていくが、彼がブリタニアの軍人であり自分の父親の敵であると認識すると、留守の間に銃を奪い反抗する。だが結局、ブリタニア軍人であることを捨て切れなかったレナード自身によって銃殺された。
コンセプトは『気が強いように見せている臆病な少女』
……そのうちIFストーリーとして、レナードとの愛の逃避行ENDでも書けたらいいかなーと思ってたりしてたりしなかったり。
平行世界では生徒会副会長。そこで出会ったレナードに密かに恋心を抱きもしたが、レナードは何も語らずに元の世界へと帰ってしまった。

■テオ・シード
身長180cm/体重90kg
特技:コーヒー、戦略
好きな物:家族、祖国、戦友
嫌いな物:ブリタニア
天敵:レナード・エニアグラム
フランカの父親にしてEUきっての名将。
あのコーネリアを何度も追い詰めるが、レナードというイレギュラーによってその命を散らせた。
かなりの人格者であり後述するデューク・デバインが親父として慕っていた程の人物である。
しかしその娘への強い愛情が仇となって、レナードによって殴り殺された。
平行世界ではドイツ軍の重鎮として活躍中。


■デューク・デバイン
身長185/体重70kg
特技:料理、園芸
好きな物:園芸、民主主義、平等、平和
嫌いな物:帝国主義、貴族、ブリタニア、レナード・エニアグラム
天敵:フランカ・シード
本作が真っ当な作品だったならば主人公であった人物。
コンセプトは『主人公らしい敵』
恐らく今のところ本作品で最も不幸なキャラ。
レナードのせいで恋焦がれていた相手と親父のように慕っていた人は殺されるは、母親は死ぬは、強化人間になるは、最終的には一騎討ちすらさせてもらえず名もなき一般兵に蜂の巣にされるは…………。もし復讐相手がルルーシュやスザクなら多少の心理的葛藤を与えることが出来たかもしれないが、残念ながらレナードは『復讐? 知るか馬鹿』みたいな感じで対応してしまうような血も涙もない極悪非道の冷徹軍人なので、何の葛藤もすることなく厄介な敵として処理されてしまった。
平行世界では生徒会書記となっている。

■V.V.
空気。出番は非常に少なく二言三言しか喋ってない。
色々と割を食った御仁。

■猫のアーサー
生徒会メンバーがブリタニアに帰国した後も日本に残り続け、そこで野良猫たちを束ねる番町、野良王として君臨した。
そして四年後。日本に新婚旅行に訪れたユフィとスザクにより発見される。

■ロロ・ランペルージ
V.V.やシャーリーすら上回る究極の空気。
本編に一度も名前が出てこなかった不憫キャラ。
登場シーンはTURN55のみな上にセリフ為し! そして一瞬で殺された。
キング・オブ・エアー。スーパーエアー人。
【機体データ】

【マーリン】
搭乗者:レナード・エニアグラム
形式番号:RZA-002X
分類:ナイトオブラウンズ専用KMF
製造:ブリタニア
生産形態:ナイトオブツー専用機
全高:4.4m
全備重量 7.77t
推進機関:ランドスピナー
関:フロートシステム
『特殊装備』
簡易型ドルイドシステム
超強化型ファクトスフィア
TAS(Transparent armor system)
『武装』
内蔵式対人機銃×1
MVS×2
スラッシュハーケン×4
ヴァリス×1
スナイプハドロン×1

≪詳細≫
世界最強の狙撃手ナイトオブツーの為だけに開発された専用KMF。
基本カラーはカスタムグロースターと同じ黒と赤。
狙撃能力に重視をおいた機体で、ガウェインのものを簡略化したドルイドシステムと最高峰のファクトスフィアにより、最大射程距離は他のどのKMFをも寄せ付けないほど。
ただし、本機に搭載された狙撃システムは、搭乗者の狙撃能力に大きく左右されるため、他のラウンズが搭乗したとしても、性能の半分も発揮出来ない。

最大の特徴はTASと呼ばれる光学迷彩システム。
姿を完全に不可視状態にしレーダーをも無力化するステルス性を誇る
だが反面エナジー消費が非情に激しく、通常時の三十五倍もの消費量。
また不可視状態にはせずに、レーダーだけを無効化するように設定する事も可能。その場合のエナジー消費は不可視状態の時よりも格段に少なくなる。
全体的に真っ向勝負よりかは、奇襲や暗殺に適した機体。

名前の由来は伝説的な魔術師であるマーリン。
アーサー王伝説において居なくてはならない重要なキャラクターで、アーサーの軍師であり助言者であった存在。

機体の外見としては、先ずランスロットをイメージする。そして頭に黒い角を一本。
その後、ランスロットの白い部分を黒、金の部分を赤に。
最後にその顔を悪魔的、残虐的にすれば完成。ツインアイは深紅。

【ガヘリス】
搭乗者:デューク・デバイン
形式番号:VCG-21M
分類:試作型KMF
製造:ブリタニア
生産形態:実験機
全高:7m
全備重量 9t
推進機関:ランドスピナー
関:フロートシステム
『特殊装備』
ブレイズルミナス
『武装』
内蔵式対人機銃×1
MVS×2
スラッシュハーケン×8
ハドロン砲×2

≪詳細≫
ブリタニアが最新鋭技術の殆どを詰め込んだ実験機。機体のカラーは純白。
ブレイズルミナスによる鉄壁の防御力、ガウェイン並みの火力とランスロット並みの機動力を誇る凶悪な機体。だが、その扱いは極めて難しくラウンズか優秀な強化人間くらいにしか乗りこなせるパイロットはいない。
またランスロット同様、そのハイスペック過ぎる性能が仇となり活動時間に問題がある。

機体の外見は、ガウェインを純白にし、頭部にある角のようなものをなくし、腰部にMVSを装備したような具合。ツインアイは緑。

【ガウェイン・カスタム】
搭乗者:二代目ゼロ
形式番号:IFX-V000
分類:第八世代相当KMF
製造:ブリタニア&合衆国日本
生産形態:ゼロ専用機
全高:6.57m
全備重量 15t
推進機関:ランドスピナー
関:飛翔滑走翼
『特殊装備』
ハドロン砲
指揮官特化型ドルイドシステム
『武装』
内蔵式対人機銃×1
大型廻転刃刀×1

≪詳細≫
嘗て神根島でルルーシュによって強奪されたガウェインを、黒の騎士団の技術者ラクシャータが、近接戦闘用に発展改良した機体。
パイロットの安全を半ば度外視して極端に性能のみを追求した結果、現行最強の性能を得るに到るが、そのせいで操縦性が最悪となっており、並みのパイロットでは掛かるGに耐えることすら不可能というラクシャータ曰く"欠陥機"。

【レナード専用カスタムグロースター】
搭乗者:レナード・エニアグラム
形式番号:RZA-209L
分類:ナイトオブラウンズ専用KMF
製造:ブリタニア
生産形態:カスタム機
全高:4.29m
全備重量 8.38t
推進機関:ランドスピナー
『武装』
内蔵式対人機銃×1
メーザーバイブレーションソード×2
スラッシュハーケン×4
アサルトライフル×1
対KMF狙撃砲×1
ミサイルポット×2

≪詳細≫
ナイトオブツー専属開発チーム「カムラン」の主任エルザ・ハーシェルが、レナードがEU戦線において騎乗していたグロースターを改造した機体。
あくまでも"本物の専用機"を作り終わるまでの代用品ではあるが、新型のファクトスフィアの装備により、シュナイゼル直属である特別派遣嚮導技術部が開発した第七世代KMFランスロットをも凌ぐ光学測距能力を有する。
正にグロースターを狙撃に特化型に改良した機体。
また出力も多少向上しており、サザーランドの1.1倍の機動力がある………のだが機体重量が通常より重くなっているので、実質的な機動力は汎用機と同等。
基本カラーは黒、間接部分やフレームなどは赤。

【ガウェイン・ロイヤリティー】
搭乗者:二代目ゼロ(騎士王アーサー・ペンドラゴン)
形式番号:CG-000
分類:第十世代KMF
製造:超合衆国
生産形態:ゼロ専用機
全高:7m
全備重量 13t
推進機関:ランドスピナー
関:エナジーウィング
『特殊装備』
絶対守護領域
指揮官特化型ドルイドシステム
『武装』
エクスカリバー×1

≪詳細≫
アーサーが、ラクシャータやブリタニアの技術者全てを投入して製造させた彼の専用機にして朋友の写し身とでもいうべき存在。
関には特派の技術士官セシルが考案したエナジーウィングを採用しており、作中でも最高のスピードがある。またラクシャータの開発した絶対守護領域はモルドレッドのシュタルクハドロンを始めとして、エクスカリバーを除いた現行のあらゆる兵器をストップする防御力があり、かつこの機体唯一の武装たるエクスカリバーには、どのような防御すら突破する破壊力を秘めている。
上記のことで理解してくれたとは思うが、正に史上最強の機体。
エナジーウィングのスピード、絶対守護領域の鉄壁さにより、半ば強制的に近接戦闘にならざるをえなくなってしまう。そしてゼロと近接戦闘で同等の力を持つパイロットは存在しない。
第十世代型は性能だけではなく、高性能の電脳戦能力を主眼におかれているので、AIによる自動制御でパイロットに卓越した情報処理能力がなくても扱える、第十世代型KMF唯一の完成形。
…………余談だが、この機体の名付け親はアーサー王本人。
最後の最期でも自身に忠義を貫いた同胞への惜しみない賞賛と感謝を込めて、忠誠(ロイヤリティー)という名を贈ったのだろう。

【パーシヴァル・クライレント】
搭乗者:ルキアーノ・ブラッドリー
形式番号:RZA-10JA
分類:ナイトオブラウンズ専用KMF
製造:アースガルズ
生産形態:ナイトオブテン専用機
全高:5.5m
全備重量 9.14t
推進機関:ランドスピナー
関:エナジーウィング
『武装』
4連クロー
ミサイルシールド
ハドロン砲×2
スラッシュハーケン×3
≪詳細≫
元々第八世代相当のKMFであるパーシヴァルに、突貫工事で無理矢理エナジーウィングを追加した機体。ただ余りに強引に搭載してしまった為、操縦性が著しく悪くなっている。故にラウンズでも扱える者は限られている。
エナジーウィングによるスピードと元々の異常までの突破力が合わさり、かなり凶悪な機体と化している。

【マーリン・アンブロジウス】
搭乗者:レナード・エニアグラム
形式番号:RZA-000LC
分類:第十世代KMF
製造:アースガルズ
生産形態:ナイトオブワン専用機
全高:7.7m
全備重量 9.99t
推進機関:ランドスピナー
関:エナジーウィング
『特殊装備』
ブレイズルミナス
ドルイドシステム
超強化型ファクトスフィアU
TAS(Transparent armor system)
『武装』
内蔵式対人機銃×1
MVS×2
スラッシュハーケン×4
スーパーヴァリス×1
スナイプハドロンU×1
フレイヤ×0

≪詳細≫
ナイトオブワン、レナード・エニアグラム卿の為にカムランと特派が共同開発したKMF。
嘗てのマーリンは狙撃能力以外はヴィンセントと殆ど変わらぬ性能であったが、本機はエナジーウィングによる圧倒的スピード、スーパーヴァリスによる圧倒的火力を備えている。他TAS、ドルイドシステムなどアースガルズが有する最新技術の殆どが使われているといっていい。
また従来の狙撃性能も遥かに強化されており、最大射程距離はなんと100km。
ただ余りにも武装を詰め込みすぎたせいで、完全に性能を発揮させる為に初期のガウェインと同じように複座型のコックピットが採用されている。余談だが平行世界から極秘裏に持ち込んだフレイヤは一発。既に使ってしまった為、フレイヤはもう使用不可能。



【本作品のキャラ毎の強さ】

≪KMF騎乗時≫

アーサー=終盤のレナード>マリアンヌ>超えちゃ不味い壁>ビスマルク>最盛期ベアトリス>ルキアーノ≧ジノ>枢木スザク≧紅月カレン>アーニャ・アールストレイム=ノネット・エニアグラム=モニカ・クルシェフスキー>中盤のレナード>コーネリア>オレンジ>ギルフォード>藤堂鏡志郎>初期レナード>超えられない壁>一般兵士=ルルーシュ>テロリスト>猫

≪白兵戦≫

アーサー=マリアンヌ=終盤レナード=ヴィンセント>人間として超えちゃ駄目な壁>ビスマルク>ルキアーノ>スザク>全盛期ベアトリス≧ノネット≧コーネリア>ジノ>モニカ>中盤レナード>アーニャ>藤堂鏡志郎>初期レナード>超えられない壁>シャーリー>猫のアーサー>ルルーシュ



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