第33話『GPM青森戦編 弘前防衛で…スカウト計画』


さて前話で話を断ち切るように紹介できなかったので、
ガンパレ用語をすこし…

ゴブリン…
体長1m位、重量24kg、一つ目、手足の長さがほぼ一緒。
外見黄緑色をしている。

よくファンタジー系統にでてくるゴブリンと大きく違うのが、
その弱さであり、一つ目という点であろう。

通常の成人男性が相対した時には、放ってくる凶器のトマホークにさえ気をつければ、
スコップ等で撃退し返り討ちにできる弱さである。

ただし弱さはあくまでも1on1の場合…

コブリンの怖い点は集団でよってたかってくる事であり、
ゴキブリのように沸いてきて、1匹と対戦してたら2匹、3匹ときて、
しまいには一斉に放たれるトマホークにかわす事ができずになるだろう。
1匹みたら1000匹いると思えの格言はゴブリンの為にある。
トマホークでなくとも周りから一斉にたかられ…
ようは幼稚園にいる保母さんが幼稚園児にたかられると一緒で、
その園児達が殺人衝動をもっていたら…わかるだろう。
という事である。
また睡眠時や不意討ち注意。

ゴブリンに対しては近寄らせない興味を持たせないが重要であり、
装甲車両内にいれば安全でもある。

屋内であれば鋼鉄製の閉鎖扉での防護施設であれば安心だが、
ビルのシャッター程度では少し心もとない。
団地、マンションの鉄扉なら大丈夫だ。

砲戦型キメラ…
中型の大きさ、全長約10m、光線を放つ種族である。射程は1km程度。
蠍を思わせる容姿で4つの頭部の目からレーザーを放つ事ができる。

後は他には…ウォードレスの説明等も流していたので…

まず可憐、九州熊本戦からの重ウォードレス。
両肩から更にのびる腕により人サイズでありながら、
アサルトライフルやSMGを4銃口持つことが可能である。
基本人間は両手で銃を保持しなければあてられない。
ただ撃つ程度なら可能だが、銃の威力で銃自体が暴ればらまく程度の利用しかできない。

それがこの可憐では4門保持して更に狙いをつける事が可能となった。
強化すれば小隊機銃…いわゆる重機関銃と呼ばれる部類を4門使用可能。
強化なしノーマルでは1門使用のみ、サブアームは9mm軽機関銃まで。
足はそれなりの速度。

武尊、これも九州熊本戦から使われる重ウォードレス、
機動性及び防護力を兼ね備えたものである。
跳ねるように戦場をかけぬけ、
ベテランに与えるなら陣地戦はもったいないといえる強化をみせる。

アーリィFOX…自衛軍が学兵に九州熊本要塞を任せている間に開発しきった、新たな共通規格のウォードレス。
それなりの強化及び防護力をみせる。

スノーFOX…新規格、FOX系統の冬対応版。足裏に滑り止めや収納式かんじき及びスパイク、
手にも収納式スパイク等の雪、氷対策の改造が施されている。

FOXキッド…FOX系統の戦車兵用ウォードレス。
ようは衝撃吸収のパイロットスーツ的な役割で外で戦うには心もとない。
ほぼ戦闘力は生身と一緒である。

テンダーFOX…FOX系統の衛生兵専用ウォードレス。
この一着でウォードレス自体の修復も可能な高性能を誇っている。
しかも小型ホバーで浮遊移動。

また士魂号、栄光号等もだが、
士魂号、主に九州戦で活躍した機体で1999年夏場で後継機の栄光号の開発に成功し、
その座を譲り渡している。
高さ8m、重さ6.5t。
敵の中型幻獣に匹敵する大きさであるが、
人間が操縦するスペースはなく、
その為神経接続方式にて機体の制御を行い、反射神経や三半器官を司る。

単座、複座があり、
単座は標準装甲型、重装甲型、軽装甲型に換装可能。

複座型は操縦手と砲手兼オペレーターにわかれ、
突撃仕様、電子戦仕様に換装可能。

栄光号…士魂号の後継機。
前にも話でたが、中身等は復活させた巨人族を利用。
つまり培養し手術して人間の兵器として利用している。
その為かなり高価格。

士魂号同様標準、軽、重装甲、複座型な他に砲戦仕様があり、
砲戦仕様は肩に速射式グレネードを装備、
速射性、照準性能に優れ遠距離からの狙撃が可能だが、
調子のってると弾切れしてしまう…

元の巨人族が優秀で、士魂号の性能を大きく上回っていて、
主人公速水が操る3号機は、弾薬がわりによく相手幻獣の内臓抜きをする。

学兵…熊本戦時は徴兵だったが解散、山口戦時には地方のみと一部、
上陸戦時には志願制、
対九州幻獣戦終わり広告うったら配置にこまる程集まった、次世代の自衛軍の卵。


……

1月7日午後2時

世界扉が開かれ出てくる蚊3匹。

ここの場所はまたもや青森だ。

しかし前回来た時とは環境がだいぶ変わっている。前線が近い。

部隊の集結地は青森や東青森で、
そこで集結した部隊はここ青森から奥羽本線沿いの前線へと送られる。

奥羽本線の青森〜弘前はコブやきたかぜゾンビの浸透で度々とまる。
機能してるのは東北自動車道という状態。

津軽半島過半数は幻獣の手におち北海道との連絡する青函連絡線は分断、
トンネル入口をコンクリで塞いで北海道側への進入を阻止してる。

この青森駅周辺は弾薬物資の基地として稼動してるが、
時たまコブリンが後方浸透してくる為、
至る所に警備の為の警察、憲兵、学兵が警戒している。

「異常なし」
と声を出して確認しあう。

「ゴブリン!」

コブリンの浸透を見つけたのだろう掃射音が聞こえた。

(さてと…前線いくか)
蚊が3匹北西へとむかう。

現在の状況だが、津軽半島上陸をうけ、
日本国政府は青森県全域からの民間人の疎開を決定、
戦時民間人に関しても青森、浪岡、弘前付近及び半島に関しても戦場になる恐れ有りで避難命令を出す。
だが、青森県知事副知事がいち早く逃げ部長クラスも逃亡…
軍が掌握し避難指示をだすもそれは6日の事でありその日時の流れは大きく被害は増していた。
独自に避難指示をだした市の方がすすんでいた感じである。
軍が掌握してから疎開がやっとまともにはじまった。

一方軍は3日からあたったのが、津軽の1045独混、
118警備師団の二部隊だけ、
そこに弘前の第8師団31連隊及び東部方面軍直轄が更にあたったが、
軍は方面軍司令を死守命令を乱発し中央に杭命した木塚から山口戦や九州上陸戦の英雄、荒波に替え、
第1師団の赤坂1連隊、麻布3連隊、甲府49連隊、佐倉57連隊を主とした残余混成旅団、
北陸方面軍第2師団会津若松から1個旅団相当、
中部方面軍第3師団名古屋から301独立混成旅団、
大阪第4師団を…
仙台第5師団から5連隊を…
海軍より海兵旅団、
護衛艦隊の第1第2第6第11の緊急派兵を…

九州上陸戦の学兵第58山岳警備師団、
510、601から603学兵旅団の召集派兵を…

更に宇都宮の第14師団、岩国の第21旅団、
広島の第3戦車師団、の派兵を決定し移動命令を出した。

そして現在、戦線は第4師団、第5連隊が入り、戦闘体制が整い、
突貫工事による要塞化された陣地により形成され、
そこまで押し寄せる幻獣に対しハリネズミ陣地群が効率的に敵を削っている。

このハリネズミ陣地群も複数あり、
主に中型から大型種へ積極的に溜弾砲、迫撃砲を打ち込む高台等に居座る陣地。
心臓破りの階段等で大型種の進入がなく時たまのぼるコブリン等小型種にさえ気をつければよかった。
補給さえ続けばだが。

他には建物内に潜みひたすら小型種削り専門で、
中型大型に対しては隠蔽し最後尾の一匹だけを始末する陣地。

車両等で小型種の侵入をバリケードで防いでる。
これが1番多いだろう。
これもまた弾薬次第。

また堅牢な建物は要塞化されある程度の誘引を引き受ける陣地等がある。
…やはり弾薬次第。

まぁようするに幻獣はしきりなしに押し寄せてくる。

普通なら取り残され弾薬欠乏になる無謀な陣地であったが、
前線へまたは先の方へガンパレードの主人公達による突破補給が続いていた。
比較的後方のコブの浸透はあるがは、別の車両陣が補給にあたる。

網の目戦術による幻獣勢力への削り作戦は比較的うまくいっている。
あとは反撃の狼煙をになるだろう。

また対カーミラ領対策としてカーミラにテレビ出演してもらい別勢力というを説明してもらった。

だいたいこのあたりの時間にカオル達は降り立った。


side〜ある兵士かなり前から〜

「撤収!撤収だ!!」
岩手川において救援に駆け付けてたが対大型中型幻獣に対しての武器がなくなり、
中隊所属の戦車も大破してしまった。

五所川原市死守が第1045独立混成旅団に命じられた任務だった。

彼の属する中隊は粘りに粘ったが、
とうとう30名をきり、
五所川原市内で残余とともに潜んでいた。

だが撤退命令がきた。
後方の戦線が形になったそうだ。

「広田陣地に撤収だ!急げ!」

幻獣どもは障害物があれば気ままに壊すが、基本鉄筋系の頑丈な物件は内部からの攻撃がなければ、
無視して先にすすむ。壊すのに苦労するらしい…
なので団地の鉄筋コンクリート製の建物は避難収容陣地になっていた。

もっとも無敵ではなくデーモンに殴られると壊すのに苦労するが何時かは崩壊する。
その先の学校陣地は目をつけられ崩壊したというのを聞いていた。
団地の建物なら…数十発はもつだろう。

合図とともに携帯できない武装等は放棄、
決めてあった輸送車の場所にいくが車両がない。

中隊に割り当てられた分の車両が…無事だった兵員輸送車が無くなってる。

「持ってかれた!」

「ちっ、グズグズしてられん走り抜けるぞ!周囲警戒だ!」

最初のうちはまだ弾薬があったから正面のコブをうち突っ切った。
しかし、一人二人と弾切れをおこし、
カトラスに頼らざるえなくなってからが…

接近戦を挑まなくてはならなくなり、奴らは斧を投げてくる。
かわすものの投げてくる本数が違う。十本単位だ。
かわしきれずに負傷し負傷した者をかばいまた後ろからも襲われ、

「後少しで広田陣地だ!」

その頃になると一人二人と…

「グワ!」

左見ると、木原が頭にトマホークの直撃を横からうけ脱落してゆく。

広田がみえた。鉄筋コンクリート製の団地を陣地にしている。

3階4階部分から援護射撃がくる。

(ありがたい)

団地の鉄扉はコブリンの斧は弾く。
団地に入り階段を駆け登り鍵のかかってない部屋に入る。

やっと一息つけた…

「そういえば残りは?」

「先任も」

中隊だった俺らは撤退時には30名程いた。
しかし3人しか居ない。


side〜ある兵士end〜

== 五所川原市広田団地上空 ==

1月7日午後4時

「さてついたか」

「ここ?」

「うん」

下には灰色にくすんだ団地が見える。 
降りて同化し状況把握後、少し休憩してると…
5号棟から銃声が聞こえ始めた。

(そろそろかな?)

程なくして5121の栄光号3号機と装甲戦闘車3両が見えてきた。

『こちら芝村支隊。そなたたちを救援にきた!責任者はどこか?』
装甲戦闘車が円陣を組み周囲を警戒しはじめる。

好奇心旺盛なコブリンが車両を取り囲んでいるが、車両からの発砲は控えている。
無視を決め込み更に引き寄せないようにしているのだろう。

3号棟のサッシ窓が開きウォードレス姿の兵士が姿を現す。
「吾妻少佐は5号棟にいます。けどここ1時間通信がありません。
銃声がやたらに聞こえてくるんで無線連絡してるんですが」

『銃声だと?…ここにいる兵は何人ほどだ?』

「さぁ……皆ばらばらに撤収してきたんで。この棟には百名ほどです。
弾薬も尽きてきたんで隠れているしかないんですけど」

『1時間後に救出部隊が来る。それまで辛抱せよ』

(が…半数近くは命落とすんだよなぁ…)

装甲戦闘車が5号棟の玄関に突っ込んでいった。
それをケアするもう一両…
別の車両は警戒にあたる。

内部捜索の間に…芝村支隊についていれておこう。
芝村舞が5121のみならず、混成打撃部隊の司令に就任し早半年、
戦果はトップをあげていて、青森戦時には初期に東京に拘束されていたのが悔やまれていた。

見えている栄光号3号機突撃仕様には芝村と速水が搭乗している。

芝村 舞…3号機砲手兼司令。
芝村一族の姫。ポニーテールがトレードマーク。
速水の天才的挙動のGに常に耐えていて、
情報処理のもと効果的な戦果をあげている。

速水 厚志…3号機操縦士。
青髪がトレードマーク、何処かぼややんとした印象だが、
スイッチはいるとがらりと印象がかわる。
舞のつがいであり、生身の時に舞が傷ついた時の豹変ぶりはすこぐ、ゴブリン集団に笑いながらかかっていき殲滅し、
死んでるにもかかわらず笑いながらめった刺しをする狂気を含んでいる。

共に16才でありながら狂気を刈り取る者と少し知識が存在する幻獣側からも怒り、
恐れを一心にうける存在であった。

その他まだ此処に見えてないが、1号機、2号機の合計3機が主戦力、及び来栖、若宮の両二名のスカウトが副戦力。
そして整備及びオペレーター能力が5121小隊の中核であった。

ついでに度々でそうな戦力メンバーを続けよう。
壬生屋 未央…1号機操縦士。17才、白い胴着に赤い袴を常日頃着用し、背中までの長い黒髪がトレードマーク。
小隊の中では白兵戦を好み囮役を引き受ける、重装甲扱い。

滝川 陽平2号機操縦士。16才、バンダナがトレードマークの何処にでもいそうな小年。
彼も揉まれて天才的狙撃手的な役割になるが、二人の活躍に陰となる…
軽装甲扱い。

来栖 銀河…戦車随伴歩兵。16才、ハンチング帽がトレードマーク。
最高の技術をもったスカウト。
歩兵ながら彼の手にかかればスキュラ落としも軽く可能であり、
今では屋内捜索や救助活動、潜入等様々なのをこなす貴重な戦力。

若宮 康光…戦車随伴歩兵。7才、全身是筋肉の塊であり、彼に迫られたらウホッいい男となるだろう。
人工的クローン培養された下士官の中の下士官。
着任当初は不安定気味だったが、
いいように調教されて今では…という感じである。

そして周囲で警戒している89式装甲戦闘車、
樺山重工製の高性能の高価格兵員輸送車で、
35mm機関砲搭及び12.7mm機銃を装備している。
また防弾ガラス銃眼があり側面に各3後部ハッチに1。

リアルの89式と若干仕様が違うようだがほぼ同様だろう。

戦車に随伴できる戦闘力をのコンセプトに開発したこの装甲戦闘車は、
中型幻獣に対しても引けをとらずに35mm弾を撃ち込み撃退する。

流石に大型種に対しては…火力が…いや撃ち続ければ撃退可能だが拘束されやすいので、
そこは直接携行ロケットを放つ兵員が対応や戦車、人型戦車が対応する。
高価格にかわりない。
現存総数約30両、その内3両が芝村支隊に配備されていて、
かなりの重要度がわかるだろう。


突如の銃声がし、ミサイルが発射音とともに見当違いの方向に発射された。
(始まったか…)

『全員、すぐに建物をでて走れっ!我々が援護する!』

各棟の玄関から兵士が飛び出しはじめた。
装甲戦闘車のハッチから飛び出し誘導している。

そして三号機が後ずさった瞬間!

グォオオオオゥゥゥン
大爆発がおこった。

あたり一面建物崩壊の埃や爆発による炎及び黒煙でたちまち見えなくなる。

強風が粉塵を吹き流すと…
雪原には崩壊した建物、爆風や瓦礫の直撃を受けただろう兵士が折重なって倒れていた。

コブリンは最初の爆風には驚き下がったが獲物獲物とばかり殺到する。

装甲戦闘車の機銃が唸る。
またハッチからウォードレス兵が飛び出し近寄らせないように弾幕をはりながら、
安否を確かめに走り、息のあるものは車内に入れ始めてる。

そこに戦車砲の音がきこえ栄光号1号機もみえた。

……

あたりの安全は確保され引き連れていた20両程の輸送車に死体、負傷者は収容され立ち去っていく。

(さてと)

瓦礫の山となった団地群におりたち、
『11号、5号全力サーチ』

すぐに、
11『生体反応微弱1発見』
(やっぱりいたか…)
瓦礫の下の捜索までは難しかったようで逃げ遅れたものが残されていた。

カ『どこだ?』

5『こっちも反応微弱1』

11『この下』

瓦礫を持ち退かすと足が潰れた女性兵士が…カプセルを出し急いで担ぎあげカプセルに入れる。

11『別の反応あり』

幻影で見えないが腕は血だらけ。
カプセルをロックし収納する。

5号のところにいき、
カ『下で良いんだな?』

5『うん』

瓦礫をかなりどけると、
(見つけた…四枝は満足に見えるが…)
カプセルをだし抱き上げ入れ収納する。

11号の側にいき下の瓦礫を無言で放り投げる。
もう一人発見。

右腕が潰れている女性兵士カプセルをだし抱き上げ入れ収納。

カ『あとは?』

11『ここも!』

…………

合計4人いずれも女性だが瓦礫のなかから救出し…

11『サーチ中』

5『あとは、死体なら何個か反応ありだけど』

5『死体は無理だろ?』
『確かに、時間経ちすぎてるから無理だと…体が無事なら直後に限って可能性はあり』

11『…サーチ終了…以上だね』

カ『じゃあ…』

無事な建物の屋上にでて、カプセルを出し日時を確かめた後収納した。

(あとは、明日の朝方なんだよな)

カ『とりあえず……休むか』

虚数空間からシェルターをだし…

……

1月8日午前6時
まだ夜の闇が残っているころ外にでてシェルターを収納し、弘前方面に飛びたつ。

ここからが人類の戦法を学んだ敵知生体の指揮による攻勢だった。

ゴルゴーン等重砲幻獣によるスクウェア密集体型による、砲撃の開始であった。

それまでは基本ミノタウルスやデーモンによる強引な蹂躙突破、思い出したようにミサイルを後ろからうってくるだけであった。
あくまでも本能的な戦い。

そこに王によるペンタへの指示、ペンタへからの統率により、
人類はより一歩崩壊への道をたどるという事になる。

そこでカオルは生体ミサイルに襲われて混乱している場所からのスカウトを目論でいた…

ゴルゴーン…
身体に90発生体ミサイルを生やし、
その放たれたミサイルは爆炎や強酸をばらまく。

その威力は絶大、浴びた兵士は溶けつづける激痛に耐えられず絶命する。
戦車は直撃すれば破壊し、至近距離でも爆風により被害を被るだろう。

グレーターデーモン…8m超えの中型の幻獣。
二足の歩行でゴキブリの如く素早く接近し瞬間速度は約50km位だしているだろう。
両腕の強力なパンチにて戦車を沈める。

ミノタウルス…こちらも立てば8m超えの中型幻獣。
生体ミサイルとハンマーパンチで戦車を葬る。
足はそれ程早くなく瞬間速度は時速25km程。

……

しかし甘かったようだ…

カ『そっちはどうだ?』

5『生体反応なし』

11『ここも駄目か』

生体ミサイルは降り注ぐと爆風と強酸の嵐を降り注ぐ。

11『マスターまだ回る?』

カ『ああ』

5『え〜あきたよぅ〜』

14箇所目に向かう。

(次で打ち切って次の時間に行くかな)
最終目的の烈火が必ずある場所にだ。

が、弘前岩木川南岸の砲兵陣地で…

5『マスター生体反応微弱3!生きてる!』

駆け寄ると…強酸にやられたのだろう、
火傷でただれた状態で顔もただれている人や、
髪の毛が抜けている状態や、手がとけきった女性兵士達がいる。

虫の息、
急いでカプセルを3つだしそれぞれ抱きかかえカプセルに入れる。

彼女達を下ろした時ベリっと皮膚がつく。体液だらけになっていた。

カ『11号、5号、もういいだろう次の時間へ行くぞ』

………

カオル報告

特に無し




寸劇風後書き

〇[たすかるでち?]

作者「助かるだろう……」

〇[またオリキャラでち?]

作者「うんオリキャラだなぁ」

〇[せつていは?]

作者「ある程度は考えてる…が性格つけとかが…
だからごく一部がメインにくる程度」

〇[にげまちた?]

作者「もちろん逃げたよ」

〇[ところでなちて、ひろさきぼうえい?]

作者「ん〜あの爆破で、
倒壊建物の下にいてもおかしくないし、と思ったからさ」

〇[ひょっとしてなんこう、ちてました?]

作者「1番この回がしてたなぁ…
次回はどう削るかで…というか、次回の結構時間とんでておかしいだろが、原作にあるんだよ…まぁ…ん〜とおもったけどな…」

〇[つまらないあとがきでちゅみまてんでちた]

H25年1月改稿



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