第112話『あそびにいくヨ!から帰還 20011018』


2001年10月18日昼頃…

世界扉が開き、カオルが出てくる。

[マスターおかえりなさい]

「ただいま。でっと報告なんかある?」

[マスタ〜、猫耳人間救助したの?]

「残念ながら、今回いった世界は派手なドンパチするも人死にがあんまりなくってさ…
段ボール積めとか、無力化はあるんだが…」

(そういえば裏側であったような…
けど非合法職員のほうだしなぁ)

[段ボールつめって…ならバラバラ死体なんでしょ?
何で救助しないの〜?]

「いや、50cm程の犬アシストロイド達の敗戦後の配達手段なんだよ。
けして四肢切断バラバラ事件ではないからさ」

[残念…猫耳人間と兎毛人のカップルどうなるか見てみたかったのに…]

(あ〜…)
猿人間と兎毛人間とのカップルの赤ちゃんはどうなるかの結果はわからないのに、
更に異種族猫耳人間と兎毛人間の赤ちゃんはどうなるかとか…
25号はこわい方向へと飛躍しているのかもしれない…

確かにやれる事はやれるが…

「まぁあの世界から救助者はのぞめないって事で…
猫耳人間は機会あれば別の世界からな」

[了解、ますた〜期待してるよ〜]
25号は出番は終わりとばかりに…

[で、先に報告?]

「ああ。技術イレ込みは時間かかりそうだからな」

今回はギャーティア技術やドギーシュア技術を大量に仕入れた。
多分鯖を増設しながらの話になると思い…

「さて…鉄原ハイヴ攻略にむけて準備は?」

佐渡島ハイヴ攻略して早4週間、プラントの生産性及びコバッタの作業性は高く、
カオル不在の間も着々と戦力の拡大は続いていた。

最早本編にはかかれてないが旅団規模の補給群というべき存在だろう…
は頻繁に佐渡島へと向かっては殲滅されていた。

だが10万規模以上を海洋利用しながらでも撃退した以上物語上寄り道でしかないので、
略してよい日常だ。

だがそれは、お隣りのハイヴが定数あたり迄に回復している事をさしていた。
早々に鉄原ハイヴを攻略しなければならない…

[着実に準備中だよ〜けどねぇ…
大東亜連合さんが祖国奪還戦に是非とも参加させてくれって]

「あ〜…」
佐渡島でも帝国軍が喜んで参入してきた通り、
祖国奪還にはやはり自分達の手で…の思いが強いのだろう。
国連に提出済みのロードマップでこちらに打診してきた様だ。

「断ったら後々の関係がまずくなるよね?」

[だと思うよ]

「参加のの方向で進めてくれ…で、向こうさんはどういったプランで提案しているの?」

佐渡島の際は帝国軍の臨時駐屯地が新潟県に作られた為に、片道で最短40km最大70kmの飛行ですんでいた。

だが、戦術機の航続距離は短い。
特に近接戦特化型の武御雷は増槽つきで燃料効率巡航で片道150km飛ぶと、
戦闘可能時間が40分程、それ以上かかると帰還する事が不可能になる。

増槽切り離し後は最大航続距離は200km程であり…

不知火も補給、増槽無しでは佐渡島から帝都への約300kmでさえ安全面を言っての事だが、
推進剤は持ちはしない。

武御雷程ではないとしても、
巡航航続距離は戦術機全般的に短い。

形状的に揚力で飛ばない機体をハイパワーエンジンで無理矢理飛ばしているからでもあり、
更に高機動化のツケが燃費にきている。

第三世代機タイフーンでも増槽無しで612km、
大東亜連合主力機第1世代F-5に至っては増槽無しだと378km、ありで752km
F-4は無しで230km…
基本大陸海岸沿いの間引きが砲撃主体にしたい理由がわかるであろう。

そんなに航続距離短くて移動は?と思われるだろうが、
基本基地間の移動はばらしたり等で輸送機や輸送艦、
トレーラーに積まれ空輸や海輸、陸送される。

ばらす暇が無いが戦場までは緊急性が少ない場合、
例えば護衛待機任務等は、
トレーラー、輸送艦に出撃できる体制で積まれ近辺までいき、
そこを拠点に燃料を節約するのが基本だ。

戦場へは、兵站が整っている箇所、
前線基地があるなら自力フェリーし補給後に出撃だろう。

兵站が無い場合…基地が無い箇所へは、補給車や補給用コンテナで補給、
それが無理なら主脚による走行や歩行で燃料を節約せざるえない。
その場合は時間がかかる事になり…またバッテリーの問題も発生してくるが…

佐渡島等戦場までの距離が短いならまだ航続距離問題が少ない。

今回は鉄原ハイヴであり、朝鮮半島南側から約400km、
安全係数が高い南端から上陸だと半島内での補給場所開設が必須であった。

一方距離が短い両海岸からみると、
鉄原ハイヴから日本海側東海岸まで約100km、
黄海側海岸沿いまで同じく約100km、ただし流域遡れば約60kmまでは接近できる。
戦術機の活動範囲内に入ろう。
だが陸地に接近…特に河口内へは光線級に左右から狙撃される懸念がある。

また黄海は全般的に水深がかなり浅く、要塞級が完全に水没しない箇所が多々ある。
つまり海の上でも安全でない…と言えている。

更に補足的だが東海岸からは50.8cm砲はハイヴ中心部は射程外であった。

[えっと…ねぇこっちのGOサインに合わせ、6日後には準備が整う話で、
朝鮮半島南端から上陸らしいよ]

ブルネイにある大東亜連合の海軍基地に、
戦術機輸送艦及び揚陸艦がこちらのプランに合わせて集結し待機しているとの話だ。

まだGOサイン待ちで出港はしていないが、船団は約6日後、
つまり現時点でキューサインだして24日に済州島へと到着。

済州島…チェジュトウ。朝鮮半島から南西に位置する韓国領土約1800平方kmのこの島、
96年以前は人口50万人が居住する韓国のハワイといわれたが、
97年インドネシアやオーストラリアへの避難中継地として機能し、
光州作戦時には艀に乗った人々の一時的な避難場所になった。

98年7月、BETA群日本本土侵攻の際に疎開拒否住民2万と共に強襲をうけ壊滅している。

ハイヴが建設されなかった事により年度内に奪回。

それ以後も大東亜連合の対鉄原ハイヴ最前線警戒基地として、
随時撤退可能な様に地下施設要塞化が進められてきた。

済州島の南側西帰浦市側に大規模地下埋蔵施設、
及び地上補給基地軍港がつくられ、
基本は迎撃殲滅だが2万から3万のBETAが上陸してきたら撤退し、
海上からの攻撃で削減再奪還がこの基地での基本プランらしい。

大東亜連合軍は済州島で最終準備をととのえ…

「南端から陸路か」

[うん]

戦術機搭載輸送艦、また支援部隊搭載揚陸艦を危険に晒したくは無いらしい…

確かに輸送艦に載ったまま一撃を受ければ未搭乗の衛士ごと、
戦術機が多数沈みはする…

車両に関しては旧型のLST戦車揚陸艦が大東亜連合軍はまだまだ主力であり、
一撃で2000人程度の兵力及び車両が20両程海の藻屑となる。

[あと問題が救援がどのくらい、いつ来るのか?だよね]

「だなぁ…こればっかりは正直突っついてみなきゃ解らんし…
大東亜が参加決定なかぎり安全マージンは充分とりたいわなぁ…」

また大東亜連合軍機にはまだ旧型OSで最新型のorzOSは卸してない。
CPUユニットornの交換が必須な為もあるが、
直接大東亜連合が交渉しにこないのもある。

プロミネンス計画に出した機体が戦術機の改造タイプでなく、
魔ゲシュペンストな為なのかもしれないが…

今回の作戦には関係ないがEUの方が早く動き、OS及びCPUは卸している状態だ。

なので今回はノーマル機ばっかりの模様であり、
あくまでもお客さんの安全は確保したい…
また佐渡島ハイヴ攻略でBETA群の救援がきた。ほぼ間違いなくくるであろう…

「とりあえずだ…21日夜から朝鮮半島全域に対して、
さいたま級のミサイル攻撃で鉄原ハイヴ周辺部以外を完全掃討し上陸支援体制を整える。
引き続きハイヴ地上にでる個体数を削減しBETA側の反応をみよう」

[了解、マスター]

「で、奪還後にも繋がってくるんだが…」

朝鮮半島の地図のラインを引く…

「このラインに32式貯水槽改を設置する訳だが…
埋設には時間がかけれないんだよな」

[なら22日から作業しちゃえばいいじゃない]

「22日から?」

[そ。日本海側から運河を掘って、
奪還後にすみやかに貯水槽を埋設するの]

「…そんな作業できるのあったか?」

[あるよ〜僕らで勝手に作ったから]

「成る程…お、そろそろ入れ終わったか…」

途端に11号が挙動不審になり…

[マスター!!凄いよこれ!!研究許可もらえる?]

「ああ…いいが…」

[いつかはうちらでつくる!!]

「いつかは?ってやっぱり直ぐには?」

[うん…できないね…残念ながら、古代技術をもっても別の進化形態だから、
研究すればいつかは…だけど、長いスパンがかかるよ]

「ふむ…やはりそうか…」
星間超国家レベルとなると、プラントでもやはり容易に生産できない。
技術レベルが違いすぎるのだろう。
何しろ活動範囲が20万光年クラス…地球がある天の川銀河のサイズを超えている。
そればかりか300億光年の彼方からこれるくらいだ。
(いつかはか…)

[現物ができれば研究促進が加速してプラントでもできると思うけどね〜]

「ほう、現物ね…装甲材でも?」

[うん。作って作って]
手近の資材をとり、同化、キャーティアシップの外装材を精製する。
(ん?……できたか)
10分位で1cm四方の外装材の精製がおわる。
地球では未知なる物質チルソナイト9122と硬化テクタイトの複合装甲だ。
「ほい」

[…チートだよ…何処の素材でできてるの?]

「小惑星帯や木星でも見つかってない?」

[見つかってたら聞かないよ〜精製も多分無理だし]
検査しまくって…11号は自前のレーザートーチを内部からだす。

……

20分格闘してたが焼き切れない。
超合金Zでも時間かかるが焼き切れるレーザーがだ…

[やっぱりマスター、チートだよ…堅すぎ…外装材でしょ?どうやって利用してるんだか…
研究用で貰っておくね]

キャーティア位までくると技術形態やらなにやらで別の進化をとげ、
要はすぐには作製できない、研究が必要なレベルになる。そんな結論になる。

カオルはなんとなくで構成できる。
プラントは完全理解しないと不可…
その違いであろう。
「ん〜となると…軌道エレベーターは?今回入手した」

沖縄で入手した数世代前の技術でつくられた全高38千km、直径1km周囲3.14kmの巨大な特殊ガラスの塔。
10kmのカウンターウエイト…質量や慣性をコントロールしているもので構成されている。

[…だい…うん大丈夫だね。
ある程度は作製可能、
けどカウンターウエイト部はマスターの調整必要だね]

「あの10kmのところか…の、どこら辺?」

[利用可能技術だと、この設計で…接地質量がゼロにはできないから…
その部分のコントロールのところ]

「なる…となると最後のしめね。……作製にはどの位かかりそう?」

[そうだね〜注文うけてから3ヶ月ってとこかな?]

「ORS式よりも短いな」

[ORS式軌道エレベーターは、環リングのおかげで大規模になるからね…
どうしても時間がかかるの]

「あ〜…パージ災害も怖そうだし…
その点キャーティアのは考えたものだよ…
この特殊ガラス、重大事故がおき、パージすると昇華し気体になるしさ、
エレベーター部分がドーム形成して軟着陸するし」

[ORSリングや、中心ワイヤー保護の為のオートパージ機能だよね…
燃え尽きず、地上に降り注ぐ鉄板…こわいね〜]

「だな…パージ鉄板にトレース機能ついて、住宅密集地に落ちないように計算してても、
空気抵抗で衝突して、進行方向が変わり、
一つでもその現象があるとドミノ形式で連鎖的に…」

[うん。こわいよね〜
その点キャーティアのは、重要物体がカウンターウエイトとエレベーター板と基部だけだし、
その部分だけ保護すれば再建可能…
一からでも作れるってのがね]

ちなみにORS式は、それ程天高く作る必要がない…という利点はある。

だがキャーティアの軌道エレベーターは38000kmの高さですんでる…
それもあるいみ異常なだけであった…

[あ、注文するなら先に宇宙空間での作業場が必要だね]

「あ、そうか…」

地球上では作れず、ラグランジュポイントでの作製後移動の形になる。

地球上で作るのはカウンターウエイトが質量を司る物である以上、
不可能だった。

「ま、作業場は作っておくべきかな?」

[了解L4に作り始めるからね〜]

「ああ。ところでキャーティアシップを素材変更でできないかな?」

[素材変更ねぇ…外枠と通路だけなら]

「中身は?」

[どう作るか見当つかないよ〜]

「見当もか…」
オーバーチートだったらしい…

「まぁ…キャーティアシップができれば生産設備等も整ってるからなぁ…」

[生産設備はどんなきぼ?]

「……2平方kmだね」

[つくって〜]
(どれ程時間がかかるだろう??
外装板で10分だから…想像できないな…
キャーティア技術はしばらく諦めかな?)
「かなりかかるから…時間あったらね」

[え〜〜]

(ま、構成技術等おいしいのはたんとあるんだけどね)

例えば超空間航行技術で、300億光年を3ヶ月で個人旅行可能とか、
経済活動範囲は基本は20万光年範囲、
あとは中継ステーション技術とか…
転送技術、その他もろもろ再現できたらかなり美味しいだろう。

(あ、転送リング、ルーロスやシャトル、鈴位なら…早めにできるかな?
…アシストロイド達はコバッタ達とかぶりそうだしな…)

資材をもち…まずは艦長用の鈴を作ってみる…

……

[マスター、また動かなくなっちゃった…]

[何してるのマスター?]

[なんか作っているらしいけど…]


……

30分後…どうやらできたようだ。
携帯万能工作機でもある艦長用の鈴である。

(転送リングは…)
ドギーシュア技術でつくられ、一方通行の超空間技術の一種で好きな場所に送りつける事ができるが…

(今のところ使い道はないかな?)
頭脳級の目前に爆弾送りつける事も確かに他ハイヴ構造が正確にわかってるなら可能だろう。

だが大惨事を予想してる為その手段はとれなかった。
集団大脱出でどこにどんだけいくか全く不明にもなる。
また大脱出成功先で飽和状態になり…
なのでカオルは転送リングは見送りに…


(やっぱ手頃なのはルーロス改かな)
ルーロス改を作って見ようとする。
連絡挺であるルーロスなら大きさからしてみればさほど時間がかからないだろう。

それ以上、キャーティアシップは勿論だが搭載されている乗員脱出時に使われる小型宇宙船や、
作業等に使われるシャトル等はルーロスよりもサイズがでかく、時間かかるだろう。

資材を集めてルーロスを作り始める。

……

[マスター時間かかってるね…]

[11号、マスター何作ってるの?]

[UFOらしいよ…これ]

[ふえ〜…ますます魑魅魍魎になるなぁ…そのうち宇宙人作りだしたりして…]

[あ、かなり汗かいてる]

[ふくべしふくべし]

[浣腸してみようか?……アレー]
ズルズル

等言われてる位時間がかかっていた。

……

夜遅くなり…ルーロス改を作るのに8時間かかって…

「できたぁぁぁぁ」

[お疲れ様マスター…難産でしたね]

「ああ、お腹痛めたかいあったよ…」

ルーロス改が完成する。
(このサイズでこれだけ時間かかるとはなぁ)

[ところで、これ動力とか見かけないけど…どう動くの?]

「……さあ?」

[動く?]

「現物コピーだから、多分…動かなかったら悲しいわ…さて…」

カオル乗り込もうとするが…

「入れないな…」

ハッチが見当たらないのであった。

しかたがないので同化し船内にはいるけど、起動しない…

「イロウル」

システムに侵入し、起動方法を探す。
(あ、鈴が必要なんだ)

起動方法がわかったので鈴を装着しようと…

鈴からスルッと紐が伸びカオルの首に巻き付く。

さながら首輪のように。
リン
と鈴を軽く弾くと…

空中に二等身の熊だか猫だかわからない物があらわれた。
連絡挺の中枢システムの擬人投影だ。

「初期セットアップ」

「はいでし、型番GPGA-1101連絡挺中枢端末起動しますでし。
名前を付けてくださいでし」

「ルーロス」

「了解しまちた。ルーロス起動しますでち」

葉巻がたのUFO、ルーロスが若干振るえ初期セットアップにはいる。

「初期セットアップ終了ちまちたでし。
各種異常なちでし」

(ふむ…夜遅いからなぁ…)

「じゃあ、ハンガーで待機。また次回呼び出すよ」

「はいでち。ルーロス待機しますでち」

と空中投影は消えカオルは開いたハッチからおりると、
ハンガー内の待機出来そうなところへゆっくり進んでいく。

起動したルーロスは原作同様地球人には到底つくれない技術がふんだんにもりこまれている。
ナデシコ技術レベルではまだ再現難しいだろう。
(楽しみだな…と、そういやあ…)

鈴をいじくりまわしてみる事にした。

艦長クラスの鈴は、
物体の原子構成をいじったり、空気中の元素を固定したり、
武器にもなる携帯万能機である。

首輪にふれると身体がひかる。
[眩しい〜]

今まで着ていた服が原子分解収納され、
変わりにカオルの身体にフィットした黒いスキンスーツが現れた。
イエローラインが入っている。

何気なくデスクの上に載っている超合金Zの石っころサイズの塊をもち、

ふん!
力一杯握ると塊が粉砕した。
[マ、マスター?]

「ん?何?」

[ち、超合金Zだよね?]

「ああ、だな」

[その塊100kt以上の力がくわらないと粉砕できないけど…]

「だよな…」
キャーティア製ソフトスキンスーツ、
1万倍力によりひ弱な人間でも10m鉄鋼を拳で打ち抜くチートであり、
元々使徒のチートが加わってるカオルに装備させると、上記の結果に…
他にも反重力ジャンプや対NBC用宇宙服効果、力場などが備わっている。

(強力過ぎるか…)
流石に小さすぎるので無くしたりしたら大変な騒ぎになるだろう。
首輪に触りスキンスーツから元の姿に戻り別の機能を…

首の鈴を弄り空間に棚を投影し横に動かしたり縦に動かしたり…
厳密には虚数空間とは違うが、
のような収納機能もある。

ディスクの上においてあるペンに網膜投射のターゲットサイトを合わせ…
(収納)(実行)
と思うと…光とともに空間内の棚に収納された。

(おもれ〜)

……

[マスター、今……何時?]
(あ、やば…)
網膜投影スクリーンの機能を切替ると、時計が3時を過ぎていた。
寝るために自室へと向かった。



……

カオル報告

疲れました…




寸劇風後書き

ナギ少尉「あらためてチートぶりがでたわねぇ…」

作者「だな…」

ナギ少尉「ところでルーロスの動力ってなに?」

作者「………」

ナギ少尉「ねぇ作者〜」

作者「理解できない推進装置っう事で…」

ナギ少尉「え〜」

作者「だってさ…地球から土星まで半日以下でいくんだよ…通常推進でさ」

ナギ少尉「え〜と……」

作者「超空間ジャンプなんか10分で…」

ナギ少尉「重引力があるところで?」

作者「そうそう」

ナギ少尉「キャーティア〜」

作者「まぁだから…カオル自身も理解不能だから、
コピーは可でもそこから派生は難しい…つう制限はある…かな。
けどまぁちまちま技術はもらうつもりだね」

ナギ少尉「成る程ね…
ところで戦術機が航続距離短いって本当に?」

作者「ああ、増槽150kmが厳しいといってるのは、
憧憬からなんだが、増槽付きで150km海面滑走飛行後、戦闘可能時間が40分以内、
それ以上かかると海上回収不可というからね。
そこらへん判断し、航続距離延長した機体も増槽無しでは500km以下がざらとね…」


ナギ少尉「さて次回はいよいよ人生の拘束、結婚式と何か忘れているのが登場。
彼女がいないとタケルちゃんぽいされるから割り込んだと噂。
次回 結婚、そして… お楽しみにぃ」

作者「あはははは…暴露されちったよ」

H24年6月7日改稿

H25年7月再改稿



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