第131話『総戦技演習終了後…』


さてカオル達がリゾートでいちゃついてる間に、
各拠点の状況を説明しておこう。

まずは搾原地となる木星及びアステロイドベルト帯の様子だが…

木星にはチューリップに隣接した、
ヘリウム貯蔵用宇宙ステーションがあった。
そこから採取作業用シャトルが離れ、加速しながら木星に向かう。

突入角度をとりながら木星大気圏に突入するシャトル…

大気圏に突入すると採取用ハッチを開け圧縮収集しはじめる。
高温、高G、雷、嵐等が機体に襲い掛かるが、ものともせずに採取しおわり、
ハッチを閉め、上昇にはいり…

シャトルは大気圏を離脱し、無事に貯蔵宇宙ステーションにドッキングする。

そこから採取した圧縮大気の分離作業にはいり、液化した重水素及びヘリウム3等をタンクに注入作業にはいる。

注入しおわったタンクは多目的輸送挺につみこまれ…
チューリップを潜り横浜白稜基地へと運ばれる。

という日常が木星では見られた。

衛星ではハイヴが確認できるが、
向こうも全く無関心の為、ある意味共存している環境だった。


アステロイドベルト帯は…チューリップにやはり採掘基地が作られ隣接している。

採掘基地に小惑星が運ばれドッキングすると、ガリガリと小惑星ごと削られ始める。

削られた部分が次々とコンテナにつめられ、多目的輸送挺で運ばれていく。

アステロイドベルト帯はBETAのBもなく、
ある意味安全に採掘できる環境ともいえよう。

次に地球月ラグランジュポイントののコロニー群だが、
L5では、現在絶賛移民中の日本帝国領土扱いのコロニーが自立型3つ農業工業各1の他に、
観光コロニーメンデル、
異世界軍の工業コロニー、農業コロニー、自立型コロニー、
その他完成済みの自立型コロニーが10基あり、
チューリップ内蔵の宇宙ステーションが健在している。
また建設中のコロニーもちらほらみれる。

入れ物が先に完成しすぎてるが、移送設備が横浜取り扱いでは限界にきてる以上仕方がない…

さてコロニー内部の様子の様子は…

1番最初に移住してきた1バンチコロニー、愛称鳥栖では…

人々が活気あふれて新しい生活を過ごしているのがみえる。
移住定員900万人に達してきて約一ヶ月、新たな安全な土地に慣れてきたのだろう。
都市部では経済活動が活発に行われて、
また店舗もかなりの数がみえる。

コロニーの外側はリニアトレインが走って、人々を隅々まで運んでいる。

2バンチコロニー、愛称高知では…

まだ住民が50%程しか住んではないが、移住してきた住民は積極的に立ち上がろうとしていた。

L3は一応コロニー予定群として、確保しており、
チューリップ内蔵宇宙ステーション他に、
L5から回航してきたコロニーレーザー4基が建造調整中であった。

L4においては、自立型コロニー群が建造しはじめ、
チューリップ内蔵の宇宙ステーションからコバッタ達載せたり資材のせた輸送艇がいききしている。

地球太陽間L5においては、建造中だった地球脱出船が接収され、
あらたな異世界軍の拠点として再構築されていた。

宇宙はそんなもんであろう…

地球…拠点としては現状3箇所のみ、
まずは、佐渡島基地。

地下工事が終わり、今現在規模では地上施設群の中では1番で、
異世界地上軍の大規模駐留基地になっていた。

おもにスフィンクスや無人兵器群が駐留、整備補給基地として稼動して、
防衛部隊の他に進攻部隊の集結地にもなっている。

また現状唯一のノーチラスが地下に収納可能な施設でもあった。

横浜白稜基地…

異世界軍においては、有人部隊の拠点、訓練施設、生産基地として稼動中であり、
日々生産される機体が各基地へと配備される為に旅立っていく。

また、今だ宇宙コロニーとの唯一の宇宙港が存在しており、
日本各地から移住の為、
またコロニーからビジネスで来た人々が帝都に行く等、交通面では賑わっていた。


宇宙港は5本あるマスドライバーを使い日々240便ものシャトルが打ち上げ着陸が繰り替えされ、
今では移住以外にもビジネス、観光等でも行き来する人々でごったがえしている次第だ。

横浜宇宙港取り扱い人数は1日約25万人…
1日あたり約20万の移民者はタグで迷子発生しないも、それ以外では1日12件位は迷子が発生したりしている。

これから移住する人々は、コロニー内部の様子が日々映像として流れ期待に満ちた表情の人が多い。

けど一部には未練の表情もみえるが、西日本が解放されるまで我慢と心の中で思う人もいるだろう。


鉄原基地は前話でも話題にはなったが、
今だ基地内部施設は建設中。

地上に関しては…
臨津江水路は国境ライン38度線を通り、
日本海側へと繋がった。
佐渡島基地からの援軍が容易になったが…

車両が通る水路を渡る橋工事も必要となってくる。

進行を考えず防衛のみであるなら、橋はBETAが通る進路であり、壊さなければならないが、
鉄原基地側から車両で進撃するにあたり必要であった。

異世界軍単独であるなら必要はない程フライングボートは揃えているが、
一々清掃にいくのに常用するのも…だろう。

橋をつくるとすれば、最低でも魔紀伊が通れる高さが必要な為、
海抜より65mは必要。
ニミッツ級も考えると70mは必要であり、
リアルの明石海峡大橋は65mでニミッツ級はギリギリ通れる高さ、
レインボーブリッジは52m、ベイブリッジは56mで、
この世界ではベイブリッジは89年に完成してたが既に破壊されて存在はしない。
現存していたら横浜基地の造船ドック計画は流れていたかもしれない。

レインボーブリッジはなくて海底トンネルとなっていた。

理由としては帝国海軍の戦艦が通れる高度を確保し、
かつ計画時にはまだ羽田空港で民間航路が稼動していた為に、
建造高度制限の両立が難しかった模様であった。

さて…またリアル話だが2013年現在国際規格の65mより高い船はある。
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社所有のクルーズ船、
オアシス・オブ・ザ・シーズ号とアリュール・オブ・ザ・シーズ号…水面より72mで、
日の出桟橋着岸なら、レインボーブリッジを破壊しながら入港せざるえない。

明石大橋ならまだ船体基部でないが為に、
多分船の艦橋が破壊されるにすぎないと思うが…

その2隻はパナマ運河拡張工事後の限界値近くのサイズだ。
高さに関しては…アメリカ橋…運河にかかる固定橋の制限で、
57.91m既にオーバーしてる以上考慮はしてないだろう。

スエズマックス以上であるがため2隻は喜望岬周り決定だ。

そのサイズがある事より、
最低でも高さ72m、幅77.5m、喫水20.1mそのサイズが通れる想定せざるえない。

臨津江水路は現状鉄原中央部では韓国領側はまだ高さを確保しているが、
北朝鮮領側は射線確保の関係で土地を大きく削られ、ほぼ水際は高度8m程。
主砲の射線を遮らない作りになっている造りだ。

その状態で固定橋をかけると…後々解放後のメンテも考えるとになり、
また射線を遮ってしまい、
万が一こちらの弾もだか、光線級が命中してしまうと…70m以上の高度から橋が崩れおちる羽目になりかねない。
その様な状況にならない保障はなかった。


その為、水面近くを通る橋にせざるえない結論にたっし、
可動橋の建設がきまる。

可動橋とは…船が通る際水路側を開放する橋の事で、
船の通行を阻害させない橋の事をいう。

過去には建造技術が未熟で高架橋が作れなかった時代に、
固定橋では制限がかかってしまい水運が制限されてしまう箇所につくられ、

現在では人道橋用につくられる事が多い。
60mや70m上って隣の島にいくのに、
歩きや自転車ではきついものがあろう。
かといって渡し船運用には…

リアル話になるが、日本では道路交通量の多さで現行運用している車道用の可動橋は少ない。
過去に可動してたと言えるのが勝鬨橋であろう。
勝鬨橋は双葉跳開橋という形で、中央部が上方に開く形である。

他に現存する可動橋は、羽田可動橋が首都高トンネルの交通量が超過し為に作られ、
運用してたが、現在は運用してない。
再び交通量超過に備えてメンテは行っている…の状態だ。

運用している車道用のだと高知県手詰港可動橋がある。
水路が優先で時間指定の車通行橋だ。
こちらは橋が跳ね上がる勝鬨橋と同種に入るの片側跳開橋で、
垂直に橋が上がりしばらくは渡れなくなる。

他の種類だと、
唯一運用している鉄道可動橋が四日市にある末広橋梁。
日曜日以外は常時水路側開放、一日5回程貨物列車がくる際に、
橋が下りて列車が渡る形である。

過去は常時閉鎖船舶通行時開放だったが列車本数減により、
水路側常時開放になった形だ。

人道橋なら多数あり、旋回橋で有名所は天橋立廻旋橋。
1日に何回か観光船が通る際に水路側を開放する。

海外にみるとギネス記録をもつ旋回橋が、
スエズ運河にかかるエル・フェルダン鉄道橋だろう。

また降開橋も面白いかもしれない。

潜水橋とは別である。
潜水橋とは増水時に水面下に沈む固定橋の事で、沈下橋、潜没橋等地方により様々な呼び名があるが、
特徴として流木をせき止めないよう手摺り等がついてない。
水没時に流木をせき止めてしまうと橋が耐え切れなくなり壊れてしまうからだ。
有名なところは四万十川の茅吹手沈下橋であろう。

一方降開橋は、英語だとSubmersible Bridgeとなり、
ギリシャのコリントス運河にかかっており、
機械式に水没する橋で、現状では喫水8mの船が通行可で、
跳開橋同様、制限があまりない。

その他制限が発生するが、テーブル型等があり…
フランスボルドーのジャック・シャバン・デルマ橋がある。

リアル可動橋を色々とあげたが、
跳開橋だと射線遮らざるえなく、また橋に攻撃されかねない。
その為建設中の橋は、旋回橋であった。

韓国側に新たに掘られるトンネル入口に接続する形で、建設開始され、
また同時に水路幅確保及び水深確保の拡張工事も始まっていた。

以上、各拠点の現時点での状況だった。


さて場面はご褒美の期間をすごした207B小隊が、
帰還の為にビッグワンに乗り込んだあたりになる。

2001年11月9日


「さてと…全員乗った?」
少しお疲れ気味の顔したカオル。

「大丈夫だね」

「楽しかった〜」
「また来たいわね」
「絶対くる〜」
「僕も……と」
「満足した」

207B小隊の皆は爆睡したり、おもいおもいにご褒美を満喫したようだ。

「じゃ…ビッグワン発進」

ボー!!ガシュ…ガシュ

「と、副司令……」

「ん〜なに?」

「月、火星遊覧してきます?」

途端に顔が引き締まり…
「そうね…時間どのくらいかかるの?」

「クレアさん」

『月経由火星周回1時間15分、そこから地まで60分行程でいけます』

「だそうです」

「そんなに時間かからないのね…わかったわ。いってちょうだい」

「ビッグワン、経路変更、月、火星上空経由へ」
ボー!!

汽笛で答え、無限軌道の向きを変える。

「ところで前…無限軌道でと言い切られたけど、
無限軌道ってなんなの?」

「ん〜と…何処まで説明しましたっけ?」

「軌道リングだっけ?
常識に押し潰されそうで打ち切ったのよ…」

「とまず軌道リングですが、リング間をシールドと、
エネルギーでレールを形成して固定してます」

「エネルギーとなると常時電力かなにか必要なの?」

「シールド部分のみですね。
で、一回形成しちゃえば伸びたり縮んだりできる、ガイドウェイと思って結構です」

「軌道は、鉄等でないのね?」

「そうですね。なので公転には対応できます。
自転には対応出来にくいので、接続時に進入の形をとります」

「で、無限軌道モードって?」

「このビッグワン等特殊車両は、
無限軌道モードという、機関車自身がガイドウェイを形成し、
最後尾車両の車輪で吸収するモードがあります。
ま、なので軌道という概念にとらわれず何処でもいける…ということです」

「なるほどね…」

『月周回軌道に進入します』

「お、そろそろっすね」

「人類最悪の戦場…ね」

「ま、任しておいて下さい。とあれが」

「ムーン・ゼロかしら?」

かなり高いハイヴ構造物が眼下にみえる。

「あと三つあるからどれかだとは思うけど…
まさか映像でなく、肉眼で見れる機会くるとは思ってなかったけどね」

月の地表には米粒のようなBETAがみえる。
他にも3つのハイヴが確認できた。
いずれも地球にあるオリジナルハイヴよりでかいのも確認できる。

「ところで、月のハイヴに関して情報はあるの?」

「いや、ないっすね〜…地球のオリジナルハイヴ以上のクラスか、別系統なのか…
とりあえず惑星の指揮官の上司と思って貰えればいいと思います」

「そう…残念ね」

「お、月軌道離れますね」

ビッグワンは火星に向け無限軌道をとり、加速しはじめた。


……

まもなく火星周回軌道にはいる。

「そういえば初偵察も兼ねてるよな…機関車映像記録よろしく」

『了解しました。前方に衛星ダイモス確認』

「ダイモスには生態反応、ハイヴ等確認できるか?」

『サーチ結果は無人です』

「…基地には出来そうだな」

「ビッグワン優秀ね〜」

「っすね…あとはフォボスか…
フォボスも視認できたらサーチよろしく」

『わかりました』

「大気圏外だと…ハイヴ見えにくいわね…」

「機関車、火星立体映像だせる?」

というと…丁度真下の映像がでてきた。

ハイヴが一つ映像範囲内に写ってる。

「マーズ・何番かしら?」

「クレア、他にも確認できるよな?」

『ハイヴの存在確認、現状計測中』

「いくつあるか、周回軌道で確認しましょう」

段々と火星の数が増えてくハイヴ…
累計15個のハイヴが確認された。

「ん〜15個か…大気圏も厄介なんだよなぁ…」

「なにを考えてたの?」

「月は大規模出力ビームで楽して攻略しようかな?と思ってたんですよ。
けど火星は大気があるので減衰しちゃいそうで…
ん〜質量兵器で攻略かな…?」

「質量兵器でいいんじゃない?」

「っすね。どうせ生物もいないですし…」


ビッグワンは二周、周回軌道を回ると進路を地球へととりはじめた。

ボーー!!


程なくして地球の大気圏に突入するビッグワン。

重力に引っ張られずに赤くもならず汽車は進む。

横浜白稜基地が見えてきた。
ビッグワンは地上進入軌道に乗り…戦艦ハッチの上で歩みを止める。

エレベーターが下がり、戦艦ハンガーレベルに、
待機位置へ微速前進し、停車する。

「お疲れ〜」

「207B小隊、各自部屋に1600にブリーフィングルームに集合、
明日の適性試験について説明する解散!!」

と別れていった…

……

身の回り片付けをコバッタ達に任せ、ハンガーデスクに座り、
サイフェルト戦役時における残りのデーターの考察にうつる。

(T-38か…)
サイフェルト軍の水素エンジン式主力戦車、
パワーローダーが陸戦の主役となった今では数の間に合わせに過ぎない。

ただオムニ製は幾つもの武器を装備でき、ひとつの車体に何種類もの砲塔を用意し、
複数の任務に対応させている流れであり、このサイフェルト製もその流れを酌んでいる。
ハッキリいうと鹵獲したオムニ側戦車から武装を分捕って使え、また逆もしかり…

その為生産性が高く整備行動面での効率も高い。
砲塔と車体のマウント部は完全に規格化され、
車体砲塔どちらが新規のものになろうと、旧来のものも使えるように配慮されている。
また大事な事をわすれてたが、戦場内でボタン一つで武装を放棄する事が可能なのもいれておこう。

これにより、補給の目処がたつなら重い装備を戦場に放棄し機動性をまして逃げ切る事もできる。
まさに画期的なシステムだ。

他には機関出力が高く登坂能力等の走破能力が高い。
50度の登坂能力をもち他にも空中からの展開可能…

油断するとパワーローダーでも大破さす高性能だ。
だから無闇やたらと突っ込めないのもある。

サイフェルト製陸戦ユニットは他にもT-30中型戦車があるが、もはや速いか装甲が厚いかの違い位しかない。
いずれも120mm徹甲弾を数発耐えられる構造はとってあるが…

他にもM-6IC歩兵戦闘車、砲塔部分が無人化したM7AA対空自走砲、
外部アタッチメント次第のM8SC偵察装甲車もある。
どの車両も規格にあえば様々な装備ができ、120mmの直撃にも耐える事が…
柔らかすぎて貫いてダメージがあたえにくいだが…
いずれもより進化した水素エンジンにかなりの登板能力をもつ。
(とりあえず2001式に反映をっと…)

今回入手したヘリは、OH-5、AH-2と共にサイフェルト側で利用しているヘリだ。
まずOH-5は偵察ヘリ、AH-5は攻撃ヘリだが、
現存する技術系統兵器であるが、約600年後の技術がかいまみえていた。

通常ヘリがローター停止状態から浮上する回転数確保まで、
エンジンスタートからみると現行ヘリでは2分程はかかる…
制御系統からフル立ち上げだと…
更に乗り込みや、未稼動やローターを折り畳んでいる状態からだと10分程はかかる。

ドクターヘリ等緊急性を有する機体も同様で、
常に医療機材積み込み、パイロットが側に待機していて、
要請があってから、エンジンスタートまで1分、スタートして2分程で離陸準備、医師達が乗り込み回転を上げ離陸まで4分程…
医師がヘリに乗り込むのが遅れると更に遅れる状態だ。
ローターが回転し人が吹き飛ばされない位の回転スピードを確保しつつ、
乗り込んでから回転数をあげ、35秒程で浮力発生し離陸と思ってもよいだろう。

それがローター停止から4秒足らずで浮力を発生し、
空中を飛んでくるミサイルを迎撃できる程であった。

ヘリによる騒音では先もあげた通りローターによる風切り音、
エンジン音によるものが大きい…

それが音を発する事なければ…隠れつづけられる事ができる。

レーダーさえなんとかできれば…前線偵察基地の完成だ。

あとは如何に浮き上がるまでの時間を短縮できるか…
それを解決したのがこの時代のヘリであった。

この先の段階だと反重力等、風に頼らない力に進むしかない程進化していた…

VC213垂直離着陸輸送機共々、光線級がいなければ面白いと思う。

光線級であるならかわしようがあるが、重光線級はかわす時間がない。
なので素材的に合金Z以上必須と思えるが、
まだ素材情報を渡したくはなかった。
その為には対象の殺害が必須であるが、
高度をとるとともに距離はまし、殺害できなくなる。
陸上戦の距離とは大違いである。


(まぁ今回はよいか…)
生産は見送り、データーベースの中へと…

C637ギガントは絶賛評価したが、
使用中の輸送機と用途が被る為、
生産は即座に見送りになった。

メデューシンが運用されている以上…
異世界軍では必要なく…

……

カオル報告

適性試験??
まだ彼女らはなんかあるのか…頑張れ




寸劇風後書き

ナギ少尉「前半が拠点状況、後半が月、火星遊覧ね」

作者「まぁ今回はこうなったな…」

ナギ少尉「で、次回は適性試験ね。話が見えてるね〜」

作者「いんや、またどっかにいくから、
適性試験はその話の間だな」

ナギ少尉「次は誰引き込むの?デビルガンダム?」

作者「さぁ〜……ヒントは砂漠の虎…」

ナギ少尉「え?あの人死んでないでしょ?」

作者「ふふふ…」

ナギ少尉「あ、あ〜なるほどね…美人だもんね〜」

作者「確かにな…主人公がほれかけたし」

ナギ少尉「…さて次回のサブタイトルいきますか、ってまだ出来てないの?」

作者「執筆中だよ」

ナギ少尉「サブタイトル未定で、次回お楽しみにぃ〜」

H24年6月改稿

H25年8月再改稿



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