第200話『マクロス編14 ラストフロンティア』


「並行世界になっちったんだろうな…」

回復中のアルトのカプセルを見ながら…
「どうしたんでちか?」

「いやねぇ…この場で死ぬ運命じゃなかったんだよ…」

「へ?」

「ランカを洗脳から解き放ち、逆襲の一歩となるキーなる主人公なんだけど…」

「……それってやばいでちね。結果は…」

「ギャラクシー支配下の世界かな…?」

ランカがフロンティア船団の為に歌わないと、
バジュラが味方にならず、圧倒的な戦力のもと、
ギャラクシー支配の世界が始まる。

「グレイス・オコナーらが支配する」

「グレイス?まちた〜、逮捕されたようでちが?」

「は?…逮捕?」

「そうでちよ。確認するでちか?」

「ああ」

……
「グレイス・オコナー。
ギャラクシー船団のスパイ容疑、騒乱準備罪、機密保持法違反計12の罪で逮捕する」

「あら?ギャラクシー船団は全滅的と伝え―」

「撃て!」
有無を言わさず射撃命令が下され、
銃撃の威力でビルの屋上から落ちていく。
落ちていくグレイスの身体を電磁アンカーが貫いた。

「くっ…た、たいひを……
えっ…どうして…」
予備ボディに移動しようとしたが、
インプラントネットワークが切断され、
事実上グレイスは拘束された。

「フォールドクォーツのテクノロジーは貴女方だけのもではないという事ですよ。
グレイス・オコナー大佐いえ、第117調査船団研究主任グレイス・ゴドゥヌワ…引き上げろ!!」

……

「逃げ切る筈だったんだが…
インプラントネットワーク切断されて抜け出せなくなったのか…
…ランカは、ギャラクシーの手に落ちたから多分TV版の歴史軸なんだろうけど…
どうなるの?」

「ぼくにきかれちぇも〜」

「ん〜…ちまちま確認しつつしかないか…手近の天体へとやってくれ」

「あいあいでちぃ〜」

……

チマチマと世界扉を開いてアクセス、また世界扉で巡行で時間を飛ばし…
飛ばす事十数回…

クォーターは理由は不明だがフロンティア船団より離脱し反乱艦認定されていた。
オズマ、キャシーらは大統領暗殺犯として手配され…
シェリル様もクォーターにて一緒に逃亡。
そして…

……

バジュラの小規模…赤バジュ3の黄バジュ19の規模を見つけたフロンティア船団。
歌もなくその小規模でも今現在のフロンティア軍には危険な存在といえた。

「効きますか?」

「これが効かないなら最早我々には手がないよ…
やりたまえ」

「はっ!…攻撃開始!近接格闘にて動きをとめろ!」

銃を使わずピンポイントバリアを多様し、
近接格闘に持ち込む88機のEXギア改修型のVF-171EX。

本来遠距離からの攻撃が得意な機体が、
捕縛命令を強いられて取り付こうとするが、
次々と赤バジュに貫かれる。
だが数の差もあり…

「ターゲット2動きをとめる事できました!」
『早く撃ち込んでくれ!』

『ぐぅぅぅ』

「やりたまえ!」

待避していたVF-171EXからインプラントロケット弾が放たれ、
体皮に命中、さらにアンカーとドリルの力で体内に食い込む。
推進部が外れ…体皮の色がかわり…

「バジュラ、フォールドネットワークコネクト率93.5%」

「おお」

「成功ですな…」

「何をほうけている!残りの個体も全て捕縛だ!」

「は、はっ!」

……

「デフォールド反応多数!バジュラ艦隊規模です!」

「先手を打たれたか…」

「全軍第一級非常態勢、ただちにバジュラを迎撃せよ」

「全軍第一級非常態勢、全軍第一級非常態勢。
繰り返すこれは訓練ではない!」

『ペガサス・クリアド小隊スタンバイ』

『順次カタパルト展開、進路クリアー』

「インプラント軍はアイランドの直援防衛にあたらせよ」

「しかしそれではパイロットも被害が甚大に…」
インプラントバジュラを利用し対応したい筈だ。

「人材はいくらでもいるだろう?」

「しかし技量では…」

先の船内バジュラ発生事件で大量の死者がでた。
そして鎮圧にあたった軍人らもだ。
勿論船外ではフォールドで追っかけてきたバジュラに対抗し、
パイロット達も大量に死んだ。
現在即席栽培のパイロット達が穴を埋めている状態だ。
つまり技量があるのは先の近接格闘した88機が限界でもあり…
戦闘の度に減っていく一方でもあった。

「なんの為のVF-171EXだね?
いいからジャミングコードの発信準備にとりかかれ」

「…アイランド1の全エネルギー使う為、市民を危険に曝しますが…」

「構わない。だからインプラント軍を直援に使うのだ。避難もすんでるんだろう?沈まなければよい。
もう我等にはヒュプノシスと、インプラント弾しか手段はないのだ」

ロケットであるインプラント弾は大量に放つか、
直進性の関係で停止した目標にしか当てにくい。

「わかりました…ヒュプノシスシステム発動準備かかれ!」

「ヒュプノシス起動中…120秒!」

「対バジュラジャミングコード設定完了」

「ジャミングシステム発信スタンバイ」

「全反応炉出力最大」

「空母級から主砲!」

「インプラント軍で防げ!」

「数が足りません!直撃します!」

「ちぃ…」

「閣下!エネルギーをシールドに!」

「ならん!あと何秒だ!」

「チャージ完了まで45秒!」

「艦を盾にしてでも防げ!」

「…大統領代理の命令を伝えろ」

「は、はい…」

命令がつたわり…
「フロンティアに栄光あれ…ケイオス」
「ヒュリカ…盾になりました…」

「まだなの?まだなの?…早く…」

「チャージ完了まで5、3、2―」

「照射!」
アイランド1に設置されたヒュプノシスシステムから、
フォールド波動が全天に向かって放たれる。

「バジュラエネルギーシールド消滅、動きを止めました!!」

「効いています!」

「今だ」

「全軍第二フェーズへ」

「全軍第二フェーズ、対バジュラインプラント攻撃を開始せよ」

ヒヨッコ技量のロケットキャリアと化したVF-171EXからインプラント弾が放たれ、
次々と動きをとめた赤バジュやバジュラ艦へと突き刺さり…

「バジュラ、フォールドネットワークコネクト率93.5%」

「艦隊規模でも従えた…
これで勝てる、勝てるぞバジュラに…あとは次々と従わせ、
この勢いでバジュラの本星を落とすのみ!」

「ですが閣下」

「なんだね?」

「戦力は増しましたが…
アイランド1の大気大量流出により環境艦全ての艦をもはや賄う事ができません。
市民はシェルターにとどまる事を余儀なくされます」

「もってどれくらいかね?」

「もってですか?……早い箇所だと5日で酸素が致死レベルに達するかと」

「5日もあるじゃないか。
環境維持やシールドに割り振る必要なくなったなら、
集められるだけのバジュラを集めてバジュラ母星に侵攻すればよい。
それでバジュラクイーンを落とす!
手近なバジュラ艦隊規模へのフォールドを敢行したまえ。
ヒュプノシスシステムのチャージをフルにした状態でな」

「……了解しました」


2059年8月25日

−バトルフロンティアCIC−


「攻撃部隊へのディメンションカッターの搭載完了しています」

「インプラント軍の制御正常」

「まもなく予定フォールドエネルギーチャージ完了」

「よし、ショートフォールド後戦闘開始だ!」

……

「降下速度毎秒800mに低下。
重力制御システムに異常なし」

「大気組成窒素77.9%酸素21.2%二酸化炭素0.03%これは地球型惑星です」

「素晴らしい…この惑星こそ500年前のコロンブスやマゼラン以来最大の発見!
フォールドクォーツの莫大な資源と居住可能な大地をもつ大いなるフロンティア!
あとは奴らの巣に部隊を送りこみ女王バジュラを制するのみ!
その時銀河は我等のものに!
全軍、攻撃準備!!」

「全機発進!これより本船団はクイーンネスト攻略にうつる」


「クイーンネスト守備勢力の反応でました!
戦力的には若干バジュラ側が上回ってます!」

「インプラント弾残弾数は?」

「インプラント弾残弾総数5621発」

「攻撃開始!!インプラント弾を残存千発まで使う!」

数千の生体ビームがネストを守るバジュラに放たれ、
応射するように数千のビームがインプラント軍へと降り注ぐ。
バジュラ同士の盛大な撃ち合いの中、
フロンティア艦隊残存兵力はビームの隙間を縫ってインプラント弾をチマチマ撃ち込んでいく。
「バジュラ側よりインプラント・バジュラ数上まります!」

「よし、いけるいけるぞ!あと空母級を400も従わせれば勝ったも同然だ!!」

〜愛覚えていますか?〜

「な…まさか…」
リンミン・メイの決戦の歌、
愛覚えていますか?が戦場に流れ始めた。すると…

「フォールドネットワークに干渉しています!」

「インプラントバジュラ機動性低下!」

「馬鹿な!」

「ランカ・リー!やはり彼女は人類をを裏切ったのか」
巨大なランカ・リーが巣を護るように浮かび上がっていた。

「っく!」

「バジュラの攻撃が…」
ランカに統率されるように一層激しく砲火にさらされるフロンティア艦隊及びインプラント軍。

「馬鹿な馬鹿なッ!ここまで来て」

「何としてでも突破せよ!後がないと思え」

劣勢にたたされ…

「駄目です!押されています!」

現時点で数総数ではインプラントを撃ち込んだバジュラが上回っていたが、
動きが鈍ってネスト守備バジュラに次々と殺されていく。
防空網もかなり崩され、バジュラ艦が、バトルフロンティア目前に…

「敵艦主砲、来ます!」
エネルギーが発射寸前、
横から撃ち抜かれるバジュラ艦。

『これ以上貴様らの好きにはさせん。ランカも、バジュラたちも』

「マクロスクォーター!」

『我々は帰ってきた。ギャラクシーの野望を、三島レオンの野望を…それに与する者たちの野望を潰すために』

「ギャラクシーだと!?」

『そうだ。我々は踊らされていたのだよ』

「何を根拠にだ!」

『まず証拠ならあれだ!あの巨大なランカ君…
あれはランカ君ではない!
マクロスキャノン発射!』

マクロスクォーターより放たれたマクロスキャノンが、
巨大ランカを消し去りバトルギャラクシーが表れた。

同時に歌もとまり…
バジュラも混乱しているのだろう…動きが鈍り余裕ができる。

「バトルギャラクシー!?」

「バジュラにやられたはずでは!?」

「くっ!」

『そして三島大統領閣下。
我々はグラス大統領暗殺、船団誘導しバジュラとの無益な闘争に引きずり込み、
また知性体に対する銀河条約違反等で貴方を告発しますぞ!』

「何を証拠に!」

『証拠なら僕がいます』

「ル、ルカ…」

『まず貴方は、僕の姉さんを人質にとり脅しましたよね?何も無策にいたとおもいますか?』

「くっ!」

『ルカ君を殺そうとした事の他にもまだまだあるが…時間が無いから、
あらゆる情報をそちらにも只今送信中だ。判断してもらおう』

「ゆ、有罪が確定するまでは罷免はされない!今は戦時中だ!
そのような戯言は勝利してからだ!」

『往生際の悪い男ね…既に貴方の罪状は新統合政府に告発、処断され有罪は確定です』

「内政干渉だ!」

『統合本部はあなたの地位を剥奪する決定を下しました。これが命令書です。
既に関係各方面には送付ずみです』

「レオン大統領代行、ただ現時刻を持ちまして統合憲章条約にのっとり、
逮捕監禁させていただきます。
第一艦橋横の士官室に拘束しろ!つれてけ」
キノコが抵抗をしている。
戦況は、動きをとめたバジュラに変わり、ギャラクシー側が…
「バトルギャラクシーより熱源多数、射出」
「はなせー……」

「ゴーストV9です!」

「統合条約に違反している!やつらはやる気なのか!?」
対地球人類、統合軍同士の紛争に投入してはならない。
生物兵器や毒ガス等と同様、あくまでも敵対する勢力に使われた際のカウンター兵器として存在するが、
独自に生産する等は重大な条約違反であり、統合政府から厳重な処罰が下される。

「衛星軌道デブリ帯よりギャラクシー艦隊反応多数!
っ!司令!敵攻撃機に反応弾が装填されてます!!」

VA機やV9に色ちがいの機体に反応弾搭載を示す信号が観測された。
味方機の巻き込み防止を示し、相手方への警告を含めた信号で製造時に組み込まれる。

対バジュラには効果が殆どなくなったが、対人類には勿論脅威であり、同じく統合条約違反でもある。
たった一発の反応弾で数百万の人が死ぬ…
半径30km圏内は灼熱地獄になり勿論アイランドに撃ち込まれたら…

「ギャラクシー軍を叩きのめせ!反応弾をアイランドに撃ち込ませるな!」

『いくわよみんなぁ!』

〜射手座☆午後九時Don't be late〜

「シェリル!?」

『いくぞ!突撃ラブハート!』
S.M.S、マクロスクォーターの介入により、
ランカに操られていたバジュラが戦場から巣へと退避していく…
とって変わって、V9を主体としたギャラクシー側。

人の力による最高の機体を目指したVF-25、
制御できるゴーストの最高峰を目指したV9、
互いにぶつかりあい、数は劣勢ながらも腕に覚えあるS.M.Sパイロットの力で押す。
「攻撃機を優先に叩け!アイランドに撃ち込まれたら終わってしまうぞ!」
動きを取り戻したインプラント軍、そして残存フロンティア艦もギャラクシー軍へと対抗する。

−バトルギャラクシー艦内−

ランカが捕われていて、洗脳状態のまま放置されている。

『ランカちゃん!聞こえるか?シェリルの歌が!
目を覚ませランカちゃん。
君の歌を取り戻すんだ!』

…ランカの洗脳はまだとけてない。

(介入しないと駄目かな…)

バトルギャラクシーからマクロスキャノンが放たれ、
バトルフロンティア艦橋に直撃した。

「キャアァァァ」

「ひ、被害状況!!」

「第一艦橋消失!!」

「し、しまった!!発生基幹装置が!!」

インプラント軍が動きを止め…
『ふふふ…ふはっはっはっはっはっあ。
貴様らの切り札インプラントを打ち込んだバジュラ、ありがたくいただくぞ!』
インプラント軍がギャラクシー支配下に落ち…
一気に戦況はギャラクシーへと傾く…

「インプラント弾を破壊しろ!破壊すればシェリルの歌が効く!!」

『駄目です!!数が多すぎます!』

「反応弾搭載機は全機沈めたか?」

「不明です!」

「ごめんね…ランカちゃん…アルト」
ステージでは…シェリル様が、生命の力がつきようとしていた…

「もう…だめ…なの? キャァァ」
クォーターが被弾。
「被害状況!…反応弾でなかったのは幸いか…」

「指揮艦第11ブロックから14ブロック火災発生!戦闘行為には支障ありません!」

「攻撃機が!アイランド1を狙っています!」

「マーカーは?!」

「無反応です!ですが!」
スクリーンに僅かに捉えられた画像から反応弾の記しが描かれた巨大なミサイルを抱えて…

「反応弾だ!撃たせるなぁ!」

「間に合いません!」

(介入するか…)
アイランド1から放たれた粒子砲が攻撃機を貫き爆散。
「あ…アイランド1、サンフランシスコ地区から主砲クラスの高出力ビームが…」

「何がビームを撃ったんだ?」

「艦船やデストロイドサイズもいません…人?…あ、反応きえました」

「馬鹿な…」

ーランカちゃんそばの分裂体ー

精神に取り付き洗脳を解除する。

(あ、あなたは?)

(説明はあと…歌はいいね…りりんの力だ…歌ってごらん)

〜アナタノオト〜

『いいぞ、ランカ』
「お兄ちゃん!?」

『被弾したおかげで、やっと奴らの支配から逃れられた。さあ歌うんだ、ランカ。
悲しみも、怒りも、喜びも、想いのすべてを歌に乗せて』
「うん、お兄ちゃん」

ークォーター艦橋ー

「歌が…」

「ランカちゃんの歌がフォールドネットワークに干渉していきます」

「インプラントバジュラの攻撃の動きが鈍っていきます。
またバジュラがこちら側につく動きをしてます!」

「え!?」

「艦長!ステージに人が!」

気がついた時にはステージシールド内に人影がいる。

『歌はいいね』

「誰だ貴様は…答ろ!」

『歌は文化の力だ』
倒れているシェリル様に調合ナノマシンを打ち込む。

「シェリル君に何をした!!」

『間もなくわかりますよ…』

「なっ!!消えた…」

「スカル4のIFF反応検知!」

『艦長、隊長、帰ってきました』

「アルト君…」

『俺に機体を』

「予備機は…」
首を振るキャシー中尉。
クランが被弾した機体の変わりに、アルト予備機を使用していた。
「全部使用中、艦内には空いているVF-25は…」

『まって下さい。先輩、今の居場所は?』

『アイランド1だ』

『なら、L.A.I技研に!!そこに機体が!
パスコード流します!』

『ルカ、ありがとう。いってくる!』

「シェリルさんが!」

『もう大丈夫よ…わたしの歌をきけぇ!』

〜娘娘メドレーライオン〜

「この戦場にいるすべての兵士に告ぐ。バジュラは我々の真の敵ではない」
艦長ジェフリーが広域で放送を流す。

「ギャラクシーが我らの真の敵だ。
己が翼に誇りを持つ者よ、歌とともに進めえ!」

「サウンドウェーブ、座標確認!」

「シェリル君、本艦も守備から攻勢にうつる。君にはアイランド1で歌ってもらおう」

歌いながらステージの場所が変わり…

〜インフィニティ〜

「インプラント除去率35%!!」

「よし…敵は4倍のフルサイズマクロスだ。勝算はあるかね?ボビー」

「敵は4倍ノロマで、4倍もでかい的です…でしょ?」

〜私の彼はパイロット〜

「おっきいブツをもってればいいもんじゃないわよ。
もってて良いのは彼だけよ」

マクロスギャラクシーの主砲をかわしながら、
「イックぜぇぇぇ」
懐に入り込み、

「ピンポイントバリア、主砲先端に集中!」
ブレード状にし、
「うぉりゃああーー!!」
マクロスギャラクシーの腹を切り付け、
「いまよ″ぉ″ぉ」
穴のあいた破孔にミハエルののるYF-25Gが飛び込んだ。
「ランカちゃん!!」

「ミシェルくん!」

〜ダイヤモンドクレバス〜

−アルト近くの分裂体−

「これが…この機体が…」

『YF-29デュランダル。調整前の暴馬ですが、アルト先輩なら乗りこなす事ができます』

「よし…いくぞ!」

『みんな抱きしめて、銀河の果てまでーー!』

〜星間飛行〜

アルトののるYF-29が、ランカちゃん護衛しながらアイランドに戻るクォーターの前で敬礼していく…

〜what bout my star〜

「シェリルさん!」

「ランカちゃん!」

クォーターに護られランカちゃんがミシェル機から降り立つ。

「いくわよ!」

「ええ」

ミシェル機はアイランドのステージから狙撃で護衛、
クォーターが再び戦線へと戻っていく。

〜ライオン〜

「インプラント除去率90%!!」

「凄い…」
ほぼ落とされたVF-171にかわりYF-29アルト機がインプラント弾を破壊してバジュラを解放していく。
まさに一機当千の働きだ。

〜愛覚えていますか〜

ギャラクシーの主砲が狙いつけて…
「おぉっと!」
さけきれず右腕の主砲に損傷をおう。
「うぅっ!!」
「主砲損傷、射撃不能です!」

『まだまだーーっ!』
鈍重なケーニッヒモンスターが突っ込み、
変型しながら、損傷を受けつつギャラクシーのキャノン艦に強行着陸、
『うぉぉぉぉおおおおおおおお!!』
ギャラクシーの艦橋に目掛けて主砲を放つ。

〜ライオン〜

「今だ!マクロスアタック!!!」

「うおっしゃあああああああ!!」

損傷をうけてない左腕をギャラクシーの主砲正面からめりこませる。
甲板エレベーター内部から待機していた重装パックをつけたシャイアンがせり上がり…
「撃てっ!!」
一斉にミサイルを放つ。
ギャラクシーキャノン艦内部で次々と爆発し、その爆発が艦中央に及ぶ。

「もう一発!!」

左腕を抜いたクォーターがギャラクシーの天頂部から指令艦へと突き刺さり、
「撃て!!」

再度放たれたミサイルが損傷を免れた指令艦内部を駆け巡り、
バトルギャラクシーは結合を保てず爆散してく…

……

「おわったの…?」

「ギャラクシー軍に告ぐ!戦闘停止せよ!諸君らの旗艦は沈んだ!」

(そういえば…クイーンは?)
だが残存ギャラクシー軍の攻撃は止まず…
「戦闘停止せよ!兵力差は歴然だ!そちらに勝ち目はー」

「強烈なフォールド波が!今までとは桁違いです!」

フォールドウェーブが押し寄せ、シェリル様、ランカちゃんが吹き飛ばされる。

「フォールドウェーブ、急速展開!」

「星系全域にネットワーク構造を再構築していきます!」

「バジュラが汚染され敵対行動の動きを活発化してきます!」
ランカの歌声でフロンティア軍の味方していたバジュラ達が白く変色していき、
クイーン側へとつく。

『聞くがいい、蟲けらども。我々は今、全宇宙を手に入れた。
プロトカルチャーすらその力を恐れ、憧れ、ついには神格化して、
その姿を模した超時空生命体、バジュラの力によって!』

約半数のバジュラ艦隊がフォールドしていく…

『不味い!やつら女王バジュラを直接支配する事によって、歌を封じるつもりなんだ!』

「そんな…」

『ハハハハ。クイーンとダイレクトに接続した我らに、インプラントや歌など無意味!
さぁ、ひれ伏せ!!運命すら支配する神にも等しき我が力に!!
行けバジュラ。我が目、我が耳、我が手足、その強靱な爪とともに。
思い知れ、我らの力を!』

攻撃的行動を取るバジュラ艦隊の一斉射撃により…
次々と被害をうけていく残存フロンティア艦隊。
ATフィールドが至るところで展開してるが分裂しすぎてATフィールドで支えきれてない。

必死で二人の歌姫が歌い続けるが、アルト機の周囲とアイランド1周辺のバジュラのみにしか届かず出力が足らない…

『シェリル!ランカ!星道館のフォールドアンプの調整終了したわ』

「グレイス?」

『皮肉なものね…
やっとインプラントから解放されて私のやりたいようにできるようになって…
私の調整しつづけたフォールドアンプならそのステージの50倍増幅は保障するわ!』

「ありがとう!!グレイス」

『シェリル、今までごめんね』

「遠いけど急ぐわよ!ランカちゃん」

「はい!」

〜ノーザンクロス〜

突如としてシャンパンゴールドの葉巻型の船が傍に姿をあらわす。

『のってくだちい。お運びします〜』

「なんだか解らないけど、お願いするわ」

〜放課後オーバーフロウ〜

「グレイス!」

「さ、二人の見せ場よ」

「ええ!」「はい!」

〜サヨナラノツバサ〜

建物が壊れ露天したステージで増幅された歌声が、
クィーンのフォールド波を押し返していく。
次々と白色変色したバジュラが赤に戻りフロンティア側につく。

『小癪な!!』

「アイランド1に直撃、来ますっ!」
「何!?」

女王バジュラ両碗から放たれるエネルギーがフロンティアを狙い襲い掛かる…

しかし、バジュラの大群が集まり…
「うっ!」

盾となりフロンティアを護ってくれた。

「……バジュラが、守ってくれたのか!?」
「ありがとう、みんな」

「ランカちゃん。まさか!?」

「届いたの、歌が、私とシェリルさんの歌がみんなに!」

−アルト機分裂体−

「うおおおおあああああ!!」

『行けぇ!アルト!!』『我らの未来を!』
『僕たちの希望を!』『わたし達の愛を!』『アルト!これを使え!!』

「ミシェル!!」
クラン機を助け中破したミハエル機からロングライフルが渡される。

『何処かに中枢機械があるはずだ!それを探せアルト!』

「行っくぜーーーっ!!」

『なぜ分からないか!これが人類統合の究極の姿だ!』

「何が究極の姿だ!バジュラを犠牲にしてるくせに!」

「くっ!!」
VF-27に挟まれかけたが…

『貴様を援護する!』

「ブレラ!」

ブレラ機がVF-27を撃退していく…

『この蟲けらどもが!』

「何処だ?何処だ?…何処にある…そうか!バジュラの気持ちになれば…」
中枢狙いを阻止しようとV9やVF-27がアルト機へと狙いつけるが…
『ば、馬鹿な!』

光の舞で弾幕をかわしながらクイーンの周囲を舞う。
百機以上がアルト機たった一機を落とせず…
ークォーターー

「きれぇ…」

「銀河が見えるわ」

ーアルト機ー

「見つけた!そこか!」
クイーンの頭部、わずか数cmの薄い箇所をライフルが貫き…中枢機械を貫通。

バジュラクイーンが解放された。

「バジュラ!信じてくれ俺達は敵でない!」

空中へと飛び出すアルト…

バジュラクイーンが手を伸ばし…

……

V9は指令を失い墜落。残るギャラクシー艦隊やVF-27は全て戦闘行為をやめた。
指導部層が全滅したが為にインプラントでの指令が届かなくなったのだろう。

クイーンはバジュラ達を集め旅立っていく…
「彼らは何処へいくんだい?」

「バジュラ達がこの銀河にいるとまた争わざるえないかもって…
別の遠い銀河に行くそうです。いつかわかり会える時までさようならって…」

「その子は」

「アイ君は私の傍に一生いるそうです」

……




寸劇風後書き

ナギ大尉「ラストフロンティアをお送りしました〜」

作者「あっ大尉?」

ナギ大尉「談話のバックアップミスって消しちゃったでしょ?」

作者「……だなぁ…」

シェリル「何やってんのよ作者!」

作者「申し訳ございません」

ナギ大尉「謝罪はそこまでで…今見返してみると場面転換がまぁ多いわね」

作者「…う〜ん…改稿部はマクロスFに関しては最小限、
記号等の変更に留めあと違和感ある台詞の変更だけだしなぁ…」

ナギ大尉「つまり2011年月末のバージョンのまま?」

シェリル「改稿するなら私の活躍をもっと!」

作者「すんません後期限が迫ってるので…」

シェリル「わかったわ許してあげる。そのかわりいいわね?
このあと活躍させなかったら酷いわよ?」

作者「は、はひぃ」

ナギ大尉「あ〜あ…またまた一年たっても骨抜きは変わらないか…
本編はかなりのカオルの強制介入で、
テレビ版エンドへなんとかもっていく形になりましたね。
YF-29が存在したり、カオルの存在がフロンティア上層部にばれてるようですが…」

作者「なんとかハッピーエンドに持ってけたかな?の形だね」

ナギ大尉「復活!?あ、介入してその世界に露見したようだけどそれは?」

作者「次回にもちこしで、さて次回タイトルは」

シェリル「私の活躍を見なさい!おたもが」

作者「じゃなく会談、マクロス世界より帰還…お楽しみに〜」

シェリル「もががー」

ナギ大尉(…大丈夫かしら?)

H26年1月再改稿



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