第225話『宇宙のステルヴィア編3 スターゲイト編6 フラクチャー消滅、そしてペガサス銀河へ…』


時はながれ、コズミックフラクチャーの脅威が地球に迫っていた。

風祭技官達が解析データー続けていた結果、
紐状現象はコズミックフラクチャーと呼ばれ、
宇宙の裂け目、別の空間への入口であり、
吸い込まれた物はあらゆる物質が消滅する天体現象と推測された。

移動するブラックホールと似たような物である。
また吸い込まれる前にも、近寄れば高重力にさらされ、
物体の構成はたもてず圧解し、原子分解し吸い込まれる。

地球を襲ったファーストウェーブ、セカンドウェーブは、
コズミックフラクチャーによる恒星破壊…
それによっての超新星爆発がおきた前哨現象でしかなかったのだ…

冥王星も消滅した。

だが、道は示された。ウルティマ事件により…
重力崩壊により物理的な力によるもので、速度を落とした件で対応できる事がわかったのだ。

フラクチャーはエネルギーを放出する事により、次元の裂け目が開いている。

ウルティマが簡易ブラックホールを引き起こした事により、
エネルギーを相殺し活動に影響を及ぼした。

その活動停滞の瞬間に巨大エネルギーを撃てば…

また敵対だと思った異星人はコズミックフラクチャーをなんとかしようとして、
地球にデーターを送ってくれた。

そして今は土星…太陽系絶対防衛線が引かれていた。
事態がわかり2ヶ月でなんとか対応を整えてきた。

唯一の対処手段と呼べるのが、重力発生機によるファウンデーションの暴走による重力崩壊させ、
人工ブラックホール発生により、活動を停滞させた僅かな時間中に、
そこにとどめとばかりにエネルギー最低点に、
重力レンズによりエネルギー増大させた高出力ビーム撃ち込み、
フラクチャーの構成を崩壊させ、次元の裂け目を閉じる作戦だった。

チャレンジ回数はたった4回…ファウンデーションの数と、
連射が効かない高出力ビームを放つ回数分しかない…

これにより、形成されている紐が途切れ、太陽系いや、銀河全体が救われる…広大な作戦だった。

そして、エルサント…一番始めに投入される超重力発生機の役割を担っていた。

……

8日目

6月23日

「重力制御装置リミッター解除完了しました」

「作業員の退避状況は?」

「あとは一部の機関部作業員と我々だけです」

『大変です。フラクチャーに変化、エネルギー反応増大中』

「なに?」

ウィィンウィィン

『フラクチャーの一部が接触します』

「まさか、退避を急がせ」

『なおもエネルギー反応』

「ステルヴィアに緊急通信」

『無線も使用不能!!』

「くそう…ここまできて…」

エルサントが光に包まれ、爆散してく…

コズミックフラクチャーの重力場フローがエルサントに直撃、シールドを貫通し、
エネルギーにさらされ、爆散した結果であった。

重力場フローはコズミックフラクチャーの放出している4種類の全てのエネルギーを持っている、
いわば重力をもったビームのようなものであり、直撃を受けたら大抵のは耐えられないだろう。

「ところでルーロス」

「なんでちか?」

「あれ耐えられそう?」

「次元断層やエネルギーでちね?耐えられるでちよ。
なめないでほちいでちね」

「チート乙」

銀英伝の巨大輸送艦は間違いなく行くまでに圧壊するだろう。
例の如くキャーティア技術で隠れていて、
巨大輸送艦艦内には大量の遠隔操作擬体カプセルがならんでいる。
遠隔操作は重力場フロー等は問題ない。

今回はどの人物がか不明な為、エルサント人員全てと、ケイティ人員ほぼ全てを擬体にしていた。

……

ジェネシスミッションが早まり開始された。
フラクチャー活動が活性化し、抑え込むには時間が無いと判断された。

最低点を補足する為にコズミックフラクチャーに接近するケイティ部隊…

活動が活性化し偵察任務を行っていたケイティ部隊に重力場フローが襲い掛かってきた。

ケイティの重力推進システムに反応し活性化してくコズミックフラクチャー、
直撃を受け次々と爆散していくケイティ部隊…

たまらず避難し始める。だがシステム調整しおえたアルキュオンが活動し始めた。
アルキュオンはインフィニティの同型機で、
この作戦ではインフィニティが砲撃、アルキュオンが観測を担っていた。

最低点観測がアルキュオンが担い、ケイティがマークしなくて済むため遠距離にて活動でき、被害は出ずに…

オデッセイが突入し、超小型ブラックホールを発生し、活動が鈍ったフラクチャーに対し、
照準補正されたビームが放たれるが…外れた。

「ビームを曲げるでちか…」

「知ってたけどこれまたすごいよな…」

「かなりの重力が発生してるでちね」

ビームは超重力場フローに引き寄せられてた。

二発目のアカプスが投入され、再び超小型ブラックホールを生み出し、ビームが放たれたが…
重力場フロー発生し、やはり反らされた。

「この段階でフロー発生タイミングを掴むんだよな」

「あ、緑のが被害受けたでちよ」

アルキュオンが突如発生したインフィニティ狙ったフローを身代わりにうけ、
かろうじて重力バリアで防いだが、
ジュネレーターが過負荷で焼き切れていた。

現場を離れ追加装備の換装作業が行われ…

三発目最後の重力発生機、ステルヴィアが突入した。
残りのファウンデーションは移動機能が無いビジョンのみ、
まさに最後だ。

ケイティが一塊で囮になりフラクチャーに突入する。
個々では耐えられない近場でも集団では耐え、
それに釣られフローが襲い掛かるが、ブレイクでかわして、再び突入し時間を稼ぐ…

全員が稼いだ貴重な時間で照準修正が完了、ビームが放たれ…

最低点に命中、コズミックフラクチャーが崩壊してく…

……

「さて…じゃあ生き残った人々を返した後、次の世界にっと」

「あれ?マスター帰らないでちか?」

「ああ、ちっとな」

「マスター、何処に行くの?」

「ペガサス銀河さ」

「はえ?…300万光年先の?」

「ああ、そのペガサス銀河さ」

「ぼくちの能力超えてる…マザーシップでないと…」
300万年光先にある別の天体ペガサス銀河、
ルーロスが能力超えているといったのが…
「だって…300万年先でちから強化された状態で30万回ジャンプで…52日間近くかかるでちよ」

つまりただの連絡艇であるルーロスには限界がある…って事である。
マザーシップなら300億光年のワープは単純に可能であり…
一回一回ワープのエネルギーロスやタンク容量の為のチャージの時間等の問題、超空間内からの通常空間探査可能等もあるが、
単純にサイズの話、そんなに積めない話でもある。

「確かになぁ…2箇月間を開けてられんし…
キャーティアシップか…制作今だにすすんでないからなぁ」

「レーティアたんのご先祖様の銀河でちょ?
どうすんのさぁ?」

「アトランティスが何処にいるかもわからんからの問題もあるしな」

「アトランティス?」

「失われた都市…地球の太古の都市といわれてるけどね…
実はペガサス銀河にあるんさ」

「ふぇ?」

「都市が宇宙船になっててな…」

「10km規模?」

「もっとあるんじゃないかな?50km規模の都市?」

「にしても…そのペガサス銀河までどうやって?」

「スターゲイトさ」

「あ、スターゲイトの世界でちか、ならハイパードライブつけてでちぃ」

「あ〜それは探知されるから駄目だな」

「え?」

「特殊な空間で、確かアトランティスの超空間センサーでは、
ハイパースペースウインドウ自体が、そして空間にいる存在が探知されちゃうんだ。
地球にもアスガード製技術で探知能力がついてし、自由ジャファ連合らもだ。
まぁ…ハイパースペース航法の前提条件の空間シールドを探知するからな…」

「だって5000光年先とかふちゅう探知できないでちよ」

「超空間センサーは別、
それでもってあと長距離センサーがやはり5000光年先あたりの、
通常空間の戦艦を探知してるし」

「た、探知能力かなり優秀でち…でもマザーシップなら」

「今だできないマザーシップだなぁ…」

「…そのアトランティス、マザーシップより巨大なのどうすんのでちか?」

「建造は勿論無理だろうだけど、
技術取得と楔うちだな…
あとはできればエンシェントを救出できれば…だけどね」

「わかったでち、頑張ってでち、
虚数空間の影から応援してるでち」

「探知できない長距離航法開発できたら活躍してもらうから…ごめんな」

ルーロスを虚数空間にしまい…

==スターゲイトの世界 SGC内==

前回アトランティス探検隊が旅だったまでは説明したので省くが、
その後のアトランティス経緯を説明いれておこう。
SG-1関連もまたおさらいし含むのはご了承してもらいたい。

アトランティス探検隊が片道切符のゲイト潜った先は…神秘的な部屋に出た。
部屋を捜索しようとすると次々と照明が入る…
失われた都アトランティスに出たのだ。
喜びにわく探検隊…

しかし都市は水中の中にありシールドでもって浸水を防いでいて、
そのシールドのエネルギー源のZPMはごくわずかだった。
ZPMが見つかれば…避難所が見つかれば…と探索に出始めれば…とペガサス銀河探索にでる。

ZPMがきれたがフェイルセーフが働きアトランティスは海上に浮上した。

だが、フェイルセーフ機能を知らずに探検隊はレイスと呼ばれる種族を大量に目覚めさせてしまう。

レイスは人間の生命エネルギーを餌として生きる種族でペガサス銀河で猛威を振るっていた。
だがエンシェントがレイスに負けペガサス銀河をさり、人間の数が減った為、
種の滅亡を防ぐ為に多くのレイスが人工冬眠に入ったのだ。

残ったレイスは家畜である人間の数を減らさないように調整しながら、
また手がでない別銀河に逃げれないように技術を調整しながらがエンシェントの去ったペガサス銀河だった。
そこで地球という数十億を数える餌の存在を知ったわけだった。

探検隊はアトランティスを拠点にし、ZPM求めて銀河をスターゲイト使って渡りあるく。

その暫く後連絡が取れないアトランティス探検隊を心配し、
やっと地球側ではミッチェルが加入する前の時期に、
ZPMをゴアウルドのラーの支配の時代から盗む事で確保できた。

ZPMがやっと一つ確保できたのである。

その同時期あたりアトランティスでは地球を刈り取りの場と企むレイスの大群に襲われようとしていた。
逃げれない…
探検隊は全滅する覚悟を決め、遺書をナクアダリアクターの直結し使い捨てる出力で開く事のできるゲイト時間1.3秒で送り、
できるだけの迎撃体制をとる事にする。

遺書になる通信を受信したSGCはZPMを使いゲイトを開き救援チームを送りこみ、
またそのZPMをつみかえ扱う事のできる新造艦ダイダロス号を派遣、
ZPMパワーにより時速3万5千光年のハイパースペースの移動速度を確保でき、
ペガサス銀河へ救援に向かい成功する事ができた。

アトランティスの危機は脱する事ができたのである。
その後完全ステルスで都市の存在を消す事や、
レイスに効き人間化させるレトロウイルス、
またレイスを逆にエサするといっていいだろう…レイス麻薬中毒者の発生等、
またレイスが増えすぎた事によるレイス内部での抗争勃発、
レイス側の特殊的なレイス人。

アトランティスが生き延びる確率が飛躍的に高まってきた。

またレイスの起源の秘密、かれらもエンシェントの実験で偶発的に発生した種族である事も…

そしてエンシェントの戦艦オーロラとの遭遇や…
レイスとの抗争で爆沈したがオーロラ級オリオンやら…

だがまだ根本的な問題が今だ解決されてない。
アトランティスと地球との距離である。

ZPMを使用してゲイトを開く事はできる。
また使用してハイパースペースで片道4日間で行くことができる。
だが残りエネルギー量をまだ気にしなければならなかった…

使用しなければハイパースペースで片道18日が必要である。

そこでカーター中佐がある計画をたてる事になる。
34個のゲイトを何もない銀河間におき、
まず17個のゲイトをマクロにて次々と連結、中継ステーションまで一気に飛ぶ。
スターゲイトの通常出力での限界12万光年であるが一気に中間点である約150万光年を連続に移動する事ができる。

そして中継ステーションにてアナログゲイトとデジタルゲイトを切り替え、またどちらかを目指して…
約30分で300万光年を結ぶマッケイ・カーターインターギャラクティク・ゲイトブリッジであった。

必要なスターゲイトは無人の惑星から集め宇宙空間に設置していく…
過去に文明があって滅びた惑星等もあるだろう…
その作業は進み、見事今日テストまでこじつけ…

時期的にはまだアスガードが自滅する数箇月前であった。

……

「遅いな」
オニール将軍がランドリー将軍に話し掛けている。
「300万光年を旅していますから遅いという表現はいかがかと


「だな確かに」

「始めての航海です。滅入るのは当然かと」

「独身女性も航海も悪くないと思うが」

「現にどちらも「テストパイロットは遠い昔ですぞ」…大統領がいった言葉のつもりだが」

「ワームホール接続」
ジャンパーがワームホールを潜ってゲイトルーム内にでてくる。

「待ちかねたぞ」

『すみません』

「シェパード中佐よく来てくれた」

『ありがとうございます。上々です』

「駐機頼む。すぐにフライトデータ報告を聞こう」

『了解』

駐機するジャンパー…
エンシェントの小型連絡挺、ジャンパーと名付けられていた。
タイムトラベルを可能にした改造機もあったが、これはごくごく量産一般的な連絡挺…
水の中にあるゲイトや真空にあるゲイト等に安全にでる為の機能をもつ連絡挺だ。

帰り便の為にジャンパーにカオルは取り付き…

……

『お土産もったか?』

「はい。将軍。今度来る際にはアトランティス産の新鮮な魚類をもってきます。
是非ジャパンのSUSHIとやらでも」

『コックに学ばせとこう。ジャンパー03許可する』

「マクロアップロード開始」

『スターゲイト、ジャンパーによる遠隔作動開始…』
重厚な音をたてて内輪がまわり、外輪についている矢印が動作、赤く点灯する。
『シェブロンワン、エンコード』

再び重厚な音をたてて内輪がまわり、
『シェブロンツー、エンコード』
二つ目の矢印が動作、赤く点灯する。

『シェブロンスリー、エンコード』
以後3つ目が点灯。

『シェブロンフォー、エンコード』
4つ目が点灯。

『シェブロンファイブ、エンコード』
5つ目が点灯。
『シェブロンシックス、エンコード』
6つ目が点灯。

『シェブロンセブン、ロック』

7つ目が点灯するとともに、甲高い音をたててカウーシュが発生。
カウーシュがひくとイベントホライズンが安定し…

『よし、いってこい』

「了解」

スターゲイトをジャンパーが潜る。
ほぼ両銀河中心の150万光年先にある建設中の中継ステーションまで13分程の連続移動により…
宙間に骨組みだけの中継ステーションにでた。

『シェパード中佐遠い所ご苦労』

「ありがとうございます。アトランティスにピザのお届けがあります。
許可頂ければマクロアップロードを始めます」

『待て、旅行は一時凍結だ。こちらへの来客があるようだ。
シェパード中佐ブリッジに来てくれ』

ダイダロスに収納されるジャンパー。

収納されてる間に説明するが、本来は別銀河座標の場合は8つのシェブロンが必要であるが、
最初の一つ目のゲイトの位置をさしていた。それで連続マクロが働き中継ステーションまで…というわけである。

また建設中の中継ステーションが完成すれば将来的には生身の人自身で、
ペガサス銀河のアトランティスまで行くことができる計画だ。

ブリッジに中佐がくると説明され…
飛来する物体は光の99.9%の速度、
天の川まで100万年で到達する速度で航行するなんだかの艦であるのがわかった。
出発点であるペガサス銀河から計算すると艦内時間は12年位の経過であると…
ダイダロスの亜光速エンジンで近づいても70%程度、
わずかながらでも彼らの時間内のセンサーに引っ掛かかり…減速してもらえればとの作戦が発動された。

「離脱直後の亜光速エンジンの準備ができました」

「合図で点火準備を3、2、1、now」

「おもしろい…」

「何?」

「この数値が正しければまさに…これは…」

「ロドニー」

「これエンシェントの戦艦だよ。オーロラクラスだと思う」

「誰が飛ばしている?」

「エンシェントだと予想される」

「一万年以上前に姿を消しているだろう?」

「相対性理論…彼らにとってはわずかしか経過してない」

「ハイパードライブがあるだろう?」

「恐らくレイスの戦いで破損を…僕らはいつもだったよね?
多分壊れてしまったんだ。やむ得ずだせる最高速度で向かった。
ペガサスから100万光年の説明が付く」

「君も承知だろうがハイパードライブならともかく、
オーロラクラスの船のどこにそんなパワーが?」

「ZPMを持っている…」
「だから見つける価値がある」

「彼らが範囲を出てしまう前に通信を送らなくては」

「ええ…例えば何か…現在アトランティスに住む者ですが…などなど」

「減速を頼もうよ」

「コールドウェル大佐、未確認船が減速を…」
「聞こえたのか?」
「見つけたんだよ…速度低下とかでは無く急減速だよ」

「どうなる?」
艦橋に人が入り込んだ。
いや一方通行映像だろう…

『未知の船につぐ。ランティアン戦艦トリアの艦長ヘリアです。
船は損害を受けています。
スキャンの結果そちらの船はハイパードライブが可能とわかりました。
我々は減速を行っています。
ハイパースペース輸送のお手伝いを頂けないでしょうか?』

「は、はい勿論」

「聞こえてないとおもうよ」

「回線開け…こちら地球船ダイダロス艦長スティーブン・コールドウェル。
要請に名誉をもってお答えしましょう」
その答えを聞くと映像の女性は微笑み消えた。

「エンシェントに会えるよ。全てを理解し肉体を持ったエンシェントだよ。何から聞こうか」

「転送に速度が合うのは2、3時間後だろう」

「リストを作る時間には十分だろ」

「うん。そうだね」

……

ランティアンと勢力名をなのったエンシェント達、
高みに昇ったアザーズ達同様、ペガサス銀河にいたエンシェントはランティアンと名乗っていた。

エンシェント時代のアトランティスがレイスとの生存戦争に破れ、
都市全体に天の川銀河への退去命令がだされた。
所属戦艦トリアも戦いの最中ハイパードライブが修理不能になり、
都市に帰還したが、既に退去した後であり、
とってかえり修理せずに天の川銀河へと光に限りなく近づいて向かっていた。
いつかは仲間が救助するだろうと…
乗組員約100名が肉体のある最後のエンシェントであった…

トリアはハイパードライブ区画が完全に壊れているために放棄される事となった。
勿体無いかもしれないが、銀河の間の何もない場所であり、修理する部材もなし、
例え強制的につけられるゴアウルド製のをつけたとしても、更に17年近くハイパードライブ航行しなければならなかった。
どっかに取りに行き、またトリアの場所までもどるのは特に銀河間では困難を極める。

移乗作業の際カオルはトリアに楔をうつことに成功する。
(完全停止状態だから問題なさげだよな…)

中間点からアトランティスまで更に9日かかると思っていたが、
先行ジャンパーにて連絡便がでて、
アトランティスへとカオルは短い時間で到達する事ができた。

回りには陸地が見えず海の中に浮かぶ、失われた都アトランティス。
巨大な人工島と表現した方が良いだろう…

先進的エンシェント技術にあふれた都市型宇宙船。
ペガサス銀河に人間の息吹を広げようと、元は天の川銀河の地球の南極にあったが、
都市船アトランティスで300万光年銀河を渡り拠点としていた都市である。

スタードライブで巨大都市は大気圏自力脱出能力をもち、
またシールド機能など防衛能力をもつ。
そんな宇宙船である。

カオルはナノマシンを早速都市に撃ち込み…
楔を打ち世界扉で時間をわたる…

……




寸劇風後書き

作者「アトランティスに行ってきました〜」

ナギ大尉「にしてもまた説明回になったような…」

作者「会話が挟むと長くなって…できるだけ短縮すると…こうなってしもうた…orz」
ナギ大尉「ま、致し方ないかもね…本編だと2話分1時間26分だし、
その前の歴史の流れ等もかなり押し込んでるし…
さて次回は帰還ね?」

作者「あ、レプリが来訪するので…ペガサスレプリVSエンシェント、そして帰還とシールドテストお楽しみにぃ」

H26年3月改稿



押して頂けると作者の励みになりますm(__)m


<<前話 目次 次話>>

作品を投稿する感想掲示板トップページに戻る

Copyright(c)2004 SILUFENIA All rights reserved.