第031話 GAXの資源採取の試みの日、そして…


翌日…

昨日の内にSG世界の救助者はご案内し…

「とりあえず…ヤマト級の数を揃えなきゃか…」

[そうだね〜]

何べんもあげてるが、ヤマト級1隻に対して光速の30%で体当たりしてくる突貫級の戦力比は100:1、
ヤマト級1隻と突貫級100体はほぼ等しい。

2002年8月ベテルギウス宙域迎撃戦後は、
宇宙母艦級25体、突貫級7万5千を想定して戦力を増強中であった。

その前には宇宙母艦級1体につき、突貫級1千を想定していた為に、
戦時にかなりの被害が出たわけだ。

建造ペースからあと1ヶ月…いや2ヶ月迎撃戦発生が遅ければ艦船数もかなり揃っていた為に、被害は軽減してたと思われるが…
それを更に建造ペースを上方修正しなければならない。
願わくば第二次とか第三次や2002年度等の名称がつかないようには願いたい。


さて現状Θ宙域で残骸となった推定宇宙戦闘種戦力の、
332体の宇宙母艦級及び100万体の突貫級、さらには3320万体に及ぶ小型突貫級の結果を踏まえて備えなければならないが…

導かれるのは戦闘機含めなければ銀河英雄伝説並みの艦隊数、1個艦隊1万隻が必要と算出される。

ヤマト改の生産体制が整い超合金Z船への改修しヤマト改への改修を伴ったとしても、
砲火の手数の問題になるので、損害数の軽減にはつながるが、そうそう戦力比は変動せず担当数を増やせはしない。

更にはゴーストらもだが…

まず現状の宇宙艦船建造修理ドック関連は、
小惑星ドックルナ1…元は129Antigone、アンティゴネ。
アースL5に小惑星帯から持ってきたドックで内部をぽっこりくり貫いた形のドックだ。
当初2km超級艦の404隻分のが予定されていたが、
ルナ2へと2km超級艦のは役目を引き継ぎ、1km級艦用のプラットホームへと変更しつつあった。
800隻分予定となる。現状208基稼働。


小惑星ドックルナ2…元は791Ani、アニ。
同じく小惑星帯からアースL5に持ってきたドックで、
楕円形の小惑星を利用している。
ルナ2は採掘作業と平行している為に、
現状4km級以下艦のドックが27基稼働。

月面基地のドックは6q級以下艦対応で10基。
そしてトリア号用と現状いえる巨大艦用宙間プラットフォームが1基の現状だ。

その他にマクロス世界の破棄された自動工業衛星を12基持ってきて修繕して再可動へと修理を行っていて、
20kmクラスの機動兵器用衛星は3基、
100kmクラス艦船用の新造の1基が稼働し始めている。

警備艦用の300m以下のドックは計上していない。


ヤマト級建造に必要な時間が1隻あたり45日で、
ヤマト改級も波動砲及びショックカノンのエネルギー源たる波動エンジンチャージの関係で変わりはしない。

1万隻揃えるには…あと9900隻だとして、現状のドック数では約6年かかり、
フル稼働して3年の見込みになる。

宇宙BETAの生産能力はさだかではないが、
3から6年間襲撃がないという事はまずは無いだろう。

しかし、実際約300mの亜光速30%の宇宙生物や、30kmの巨大の超光速空間航行をもった宇宙生物がどう生まれてくるのかは全く不明であった。

地球はたまたまその存在を知られてなかった…ただそれだけの事。

「1年以内には1万隻にはしたいな」

[なら3200基の船台目標にしないと]

「3200基か…」
年25,600隻のヤマト級が建造可能だが、修理やメンテなどで、年17千隻規模には落ち着くとは思われる。


「あと100km以上の小惑星が3つひつようって事だな…すぐ使えるのは?」

[No.46ヘスティアの124.14 kmが空洞化方式で採掘を行っていていて使うならあと4日程で可採分終了するから転用可、
No.401オッティリアの99.12kmが現在空洞化方式で採掘中…
あとは候補としてのNo.146ルキナ、No.190イスメーネあたりだね]

「ヘスティアとオッティリアでとりあえずは2400基はいくな…で、あともう1つ…
じゃあそれでいこう」


とりあえずは方針が決まり、窓越しに見える多数の残骸が漂う戦場跡をながめていた。

この残骸は有用な資源として期待している。
2億隻ならば20兆tの資源を使って建造された…いくら爆散しても無にはならない。
4割ぐらいは残ろう。つまり8兆tのデブリはある見込みだ。

500m級艦であるヤマト級は1隻につき資源約40万t使用するので、
8兆tあるなら2000万隻分の資源がここにある計算だ。

資源は小惑星から産出しているんじゃないの?は確かにそうだ。
工法としたら露天掘りに近いといえよう。
規模によりけりだが5km未満の小惑星は砕いて岩ごとプラントに投入、
元素変換で資源化、または直接部品化する。

惑星上鉱山でその位なら産出可能だ!だが…
前話であげたブラジルのItabira鉄鉱山の年約3100万t産出量は、
複数鉱脈の露天掘りによりその生産量を維持している。

坑道堀りでなく大規模な露天掘りだ。
坑道掘りは基本人が掘って採掘する形で、その為に大型機械を導入はしづらく、
手持ち機械、トロッコがせいぜいだ。

露天掘りは昔は人がだが、今現在は機械により地表から採掘する形で、
なので機械次第で何処までも大々規模になれる。

日本では地表に鉱床が少なく直ぐに坑道堀りに移行したが、いくら国内でとれ輸送の必要がない鉄鉱石でも、
海外の採掘技術向上による露天掘りで大量産出された高品質で低価格な鉱石に価格面から勝てず…
特に安全対策面、人件費等で次々と閉鎖されていった。

そして日本で唯一残っていた坑道掘り鉄鉱石の釜石鉱山も、合理化により閉山となった。
鉱山産出鉄鉱石を雇用確保の為に高価格で釜石製鉄所は引き取り、粗鉄を製造していたが、
粗鉄7割需要になって赤字を累計していて、高価な釜石鉱山産鉄鉱石を引き取ると、新日鉄が倒産しかねない為に…
という事であった。


石炭にはなるが、昭和当時に日本では珍しい露天掘りの貝島鉱山も昭和51年に閉山に追い込まれた。
福岡県宮若市上大隈の鉱山だ。
創業履歴で約1億t産出していた。
昭和24年は9657名で83万t、
昭和25年は9143名で86万t、
昭和29年に7710名で110万t、
昭和31年は6856名で119万t、
昭和34年は6894名で132万t、
昭和36年は5525名で138万t、
合理化後の昭和39年には2910名で140万t、
坑道閉鎖等で産出が減る昭和43年には1180名で114万t、
坑道掘り終了の昭和48年には359名で69万t、
そして露天掘り終了の昭和51年年半ばにして7名で3万tだ。

石炭は鉄鉱石より国内産は品質が良かったが、石油メインになりつつあった事と、
坑道掘りによる人件費、安全対策等でコストが高く、安い海外産に追われての結果になる。

一人頭で坑内大型機械化して年1000t前後採掘して出荷可能なのが坑道掘り、
一人頭で4千t以上採掘可能なのが露天掘りと軽く計算はできる。

大型機械化進む前は、昭和24年参考にすると、一人頭年85t前後とかんがえられよう。

現在石炭に関しては国からの援助で赤字補填の、技術保存目的、機械化の進んだの釧路コールマインが年50万t、
他7社が露天掘り方式にて北海道で操業中で年間70万t産出して、
安い海外産にコストで対抗できている。


露天掘りよいとこずくめじゃないか!?
とおもうかもしれないが、
鉱床が地表にの他に、環境を著しく変える事になる。
先の貝島炭鉱だが、宮若市役所の南東側に池があるが、それが露天掘り鉱山の跡地である。
採掘をやめたので、排水もできなくなり、
雨水がたまり池になり現在では溜め池として第2西部露天掘溜水池となっている。

日本では石灰石、現代文明を支えるセメントの元が多数露天掘りされているが…
福岡県田川郡香春町の香春岳の一の岳はその典型的な例で、
ありし日の一の岳は標高491m山の半分が…既に崩されてなくなり、上半分がすっぱりなくなっていて、
二の岳の463mよりも低くなっている。
現在の採掘中の面積は東京ドーム7個分の42万平方mだ。
一の岳に関しては登山禁止が勧告され、二の岳も所有している為にいづれは登山禁止になるだろう。
作業員数は燃料費高騰した赤字のセメント工場が閉鎖した為に、
40人に縮小して鉱山のみ新会社設立し、
大型機械による採掘で石灰石販売に効率化している。
先の貝島炭鉱等閉鎖で海外産石油に頼らざる得なくなり、燃料輸送費が馬鹿にならなくなったから…ということだ。

ただ…作業現場に立つ機会があればまた別世界だ。
石灰石は白いために地面から太陽光が反射しきらびやかに視界にうつるだろう。


続けていくと露天掘りは圧巻的になる。
八戸石灰鉱山…日本絶景の2位に選ばれた鉱山で、別名八戸キャニオン。
2016年現在、鉱区は南北1800m、東西1000m、海抜マイナス170mが最深部だ。
展望台の標高は90mから覗く鉱区は最深部が覗けないほど急な角度で掘られている。

江戸時代から掘削され、平地面に対し50度角で1段の高さは約15m、
幅は6mで運搬道路として掘り続けると…
縁の標高が30mで、19段目が最深部になる。
掘削現場は日本1深く空が見える地表というべきだろう。

ベンチカットと呼ばれる階段式掘り下げ式の露天掘りの方法だ。

日本では掘り下げ式はまだ八戸キャニオンの200mが最高だが海外では…
チリのチュキカマタが凄い。

チリの首都から北約1650km、カマラから北に22km離れた、海抜2870mにあるチュキカマタ銅鉱山で、
2011年の説明では奥行5km幅3km、高さ1km…
1910年から採掘開始でこの広さになったそうだ。
まだ1km掘り下げる計画で…
どうやら観光客ツアーがある鉱山では世界1規模らしい…

世界最大規模と呼ばれてるのが、アメリカ合衆国ユタ州ソレトレイクシティにあるビンガムキャニオン鉱山だが、
残念ながら2013年からビジターセンターが閉鎖されてるらしい。

1903年から採掘が開始され、2011年の説明では幅3.2km、深さ1.6km…
桁外れといえよう…

……ただ何故年代的に後追いの規模がでかくなったのかは、使っているダンプが違うからかもしれない。
八戸キャニオンは90t積みと78t積みダンプ各2台、タイヤの直径2.7m。
チリとアメリカのは300t積みのダンプが蟻のように何十台も…
なので採掘量も違う。八戸キャニオンは年500万t、発破は平日1回のみ、
石灰石自無駄な箇所はないのですべて利用できる。
比重は1.42であるので年間352万立方m採掘される。


銅鉱石内の銅濃度は平均0.6%なので、チュキカマタはとなりの鉱山とあわせて96万tの銅地金を産出する。
で、50万tとすると…
銅比重は8.96、銅鉱石比重は4.1〜4.3、
年間8333万t、2032万立方m分の銅鉱石を採掘しなければならない。

ビンガムキャニオンは銅地金生産年間約26万5千tだが、モリブデンが1万t銅鉱石から回収されてる。
アメリカ合衆国産出63700tの内の約15%程だ。
銅鉱石に含まれるモリブデン品位は0.003%以下であり…
そこから導き出せる数値は約3億3千t、8048万立方mになる。
時間あたり3万7千t、9187立方m銅鉱石を採掘している計算だ。


それと生産調整もあろう。
石灰石から主に産出されるコンクリートは需要が落ちる事はあるが、
銅に関しては需要は落ちない。

銅価格は、2000年代初めまで1,000US$/t〜3,000US$/tの間で推移していた。
2000年以降、類を見ない勢いで値を上げ始め、わずか数年で8,000US$/tまで高騰。
リーマンショックで一時は落ち込みを見せたものの、
衰えない中国の成長や投機資金の流入により、2011年2月には一時史上最高値の10,148US$/tを記録。
2012年5月現在もなお、7,500US$/t〜 8,500US$/tと高値を維持している

日本の銅鉱山は終掘や、まだ鉱脈がのこっている足尾、日立の閉山は経済性悪化によるのでほぼ1970〜80年代、1,500US$/tの時代だ。
今現在復活すれば黒字にはなるとおもうが…


他にStrip mining、Contour mining、Mountain top mining等の手法がある。

Strip mining=剥土採掘式は層状にでている資源を採取する方法で、
カナダのStellarton石炭鉱山がそうだ。
資源の上に被さっている表土を剥いで、露出した資源を従来型のシャベルで採掘する。

オーストラリアでは、鉄鉱石が高台を形成しているのが多く、剥土採掘式での採掘も多い。
Robe Riverの古河川をセメント化したピラサイトが川を消してしまった…という訳だ。


Contour miningは等高線状に掘削していく形で、日本語にするとなんといえば…
Mountain top miningは日本でいえば武甲山の石灰石鉱山のように山を崩して掘る形だ。


オーストラリアの人口は東、南東海岸と西海岸の1部に集中していて他の箇所は1平方kmあたり1名以下と広々としている。

他の箇所は農業にてきさない荒れた大地だが…鉱物資源エネルギー資源が豊富だ。
鉄鉱石に関してだが西オーストラリア州=WA州に集中していて先の高台メサのStrip mining、ベンチカット式、
他にContinuous stripping mining=コンティニュアス・ストリッピングマイニング、連続型剥土採掘式でも採掘をする。

連続型剥土採掘式では、表土を剥ぎ取った後、鉱石を板状のまま連続的に採掘するというもので、
ベンチカットのように、穿孔や発破は行われない。

サーフィスマイナー、岩盤切削機を使用し…
Wirtgen社のほぼ独占といってよい特殊工事機械だが、
Wirtgen2500SMは足元の岩盤を砕いて集めて積み込みまで行う機械だ。

Wirtgen2500SMの横にトレーリングトラックが並走が1セットで、それを数セット並走で大々的に行う。
理論値では1時間あたり1100立方mの作業量、3000tの積み込みが可能だ。

この方法なら、穿孔や発破のコストが節約されることになり無駄なく採取できるが、
鉱石が硬質な場合は切削パーツの交換コストがかさむことになる。


またバケットホイールエクスカベーター…
旧東ドイツ人民公社、現タクラフが製造した世界最大の重機と呼ばれるのがBagger 293がギネス記録を持っている。
長さ225m、高さ96mシャーシ幅46m、14,200tの超大型重機…
ホイール直径21.6m、バケット数18、1個の採掘量6.6立方m、1日あたり24万立方m採掘可能だ。

彼は元西ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州エルスドルフ…ケルンの西約35kmにある、
ハンバッハ鉱山で働いており、年間約4000万トンの亜炭を産出している。
純石炭塊は水に比べて質量が軽く、石炭粉にして水と質量が等しくなる。
つまり年間4000万立方m以上掘削されている話だ。
もっともバケットホイールエクスカベーターは365日休まずで8760万立方m採掘可能で、
更に性能はおとるが彼の兄弟機が2台同鉱山で採掘している。つまり計3台の巨大物体が稼働中だ。

その為に同鉱山は、1978年から採掘開始からで、
2014年時点で人類至上太陽のあたる最低地点、海抜マイナス293mに到達している。
その時点での採掘場の広さは33.89平方km、更に85平方kmが鉱区として承認されている。
平地での採掘開始が人類至上最低地点を記録しているといえよう。

ドイツでそんな広さの平地…人いないの?と思うかもしれないが、
わざわざ先住の住民を集団移転させて鉱山として露天掘りを開始した。
4つの村がハンバッハ鉱山の採掘で既に移転し、更に2つの街が移転予定だという…
更にはハンバッハには自然豊かな森があったが…
更に周辺鉱山では1952年から集団移転が始まり、2014年までで既に40もの街や村が移転している。

40もの街や村を移転させるなど、日本でなら過激な反対運動がおき、企業の不正な横暴だ!となる筈だろう。
つい最近2016年春あたりに、
オリンピック反対運動で壊した国立競技場の建設予定地に居座って、建設妨害していた者がいた。
僅か数名の不法占拠…公共の場の明治公園で住んでるんだ、明治公園を壊すな、国立競技場建設反対と道路に住み抵抗してたが、
強制執行で千人近くが動員されてそれで暴力反対と…

建設中止、話し合えと2013年あたりから旧国立競技場解体する前から揉めてたらしい。
解体した今現在、このままだとサッカーの聖地が野ざらしサッカーのまま、
スタンド建設すらできず水平線上の千人しか観れなくなってしまう事態になっていた。
オリンピック中止の為に国立競技場建設中止をひたすら求めて、
サッカーの聖地を作るなと求めて…

たかが旧国立競技場の敷地面積は73,958平方m、建築面積 33,716平方m、
ハンバッハ鉱山の鉱区の500分の1、承認された鉱区の広さの1000分の1の土地だ。
更には周辺鉱区含めたら…

成田空港の時なら土地の持ち主だからある意味わかる気がするが、
なぜ公共の国や都の持ち物なのに国や都が再建設するのを反対するのか…
言わば道路の改修工事反対にと既に建設された道路に不法に住んでいるのと等しいかもしれない。

そもそも中止したのは第6回、第12回、第13回のたった3回しかない。第一次、第二次世界大戦による中止だけだ。
中止求めている人達は戦争以外の事情により中止する初めての不名誉を求めているのだろうか?

開催返上は2回ある。第12回1940年東京夏季オリンピックは諸外国の外交圧力及び日中戦争開始、軍部からの圧力により閣議にて開催返上を決定。
IOCは急遽代変地フィンランドのヘルシンキに決定したが、ソ連のフィンランド侵攻で中止になった。
この開催返上は戦争理由が原因のために1964年東京オリンピックが無事に開催でき、大成功へとなった。

1976年冬季オリンピック。
当初アメリカのコロラド州デンバー市が開催決定してたが、
冬季オリンピックが開催できる環境でなく…開催時期の気温が0度以下になるのは夜間のみの環境で、
通年、降っては積るがしばらく降らない、積もった雪も除雪車が作業すると雪道はなくなる…
という雪の維持が難しい環境下であった。
IOCの審査もあまく誘致した為に、1972年市選挙にてオリンピック反対派が当選。
建設資金凍結になり、オリンピック歴史上初の開催返上が、デンバーオリンピック組織委員会から1972年11月公式的に発表された。

開催決定していたIOCが1976年2月開催、残り3年で探さなければならないという困った立場に追い込まれ開催地を探しまくって、
1964年開催のオーストリアのインスブルクが短期間開催の利益をうけたわけだ。

さて、そのデンバーは…また2018年冬季オリンピック開催に立候補したが、上位のアメリカオリンピック委員会は笑って却下してしまった。
開催返上した場所でやるって馬鹿なの?再び開催返上するんだろ?恥さらしが…と。

ドイツにもどるが、
ハンバッハの森に自然環境守れの反対運動の者がツリーハウスを作って住んだらしいが…現在は既に森は消えている。

ハンバッハ鉱山は4つの村を移転させたが、それ以外は…
Garzweiler=ガルツヴァイラー鉱山…現在48平方kmを掘っており、拡大で更に66平方km掘削する。
元々の鉱区が高速道路44号線の東側だったが、
2005年に閉鎖、翌年解体され掘削された。
2005年までに10の街や村を、
2006年にOtzenrathという村も採掘場拡大の影響により集団移転、元の建物は解体され、
大地が掘られて亜炭が掘削される。
2014年までで4つの街がガルツヴァイラー鉱区になって移転された。

採掘場の名のガルツヴァイラーも元々は13世紀の修道院に由来する村の名で、
1987年以降小学校を閉鎖し、最後の射撃祭を祝い、その後全てが2003年に取り壊された。
教会も潰されお墓もなくなり動物も住処を追われた。
墓は別の場所に移転となったが…

そして鉱区は61号線にせまっており2017年頃閉鎖予定、ガルツヴァイラー鉱山は2045年まで掘削が続く。

因みに周辺で閉鎖した露天掘り鉱山、
Frechen、Bergheim、Fortuna-Garsdorf、Zukurft-westの4鉱山跡地だが…
Frechen、Zukurf-west跡地はその後掘削した鉱山からのズリで埋め立てられたか跡地かな?とわかる程度だが、
BergheimとFortuna-Garsdorfは跡地とくっきりわかる。
湖にはなってはないが埋め立て中なのだろう。

オーストラリアの様な広大な無人地域が広がってる地域なら露天掘りは可能といえたが、
ドイツの様な人がいる地域では難しく、また自然環境を破壊してしまう話だ。

効率の悪い坑道掘りでも希少価値の高いや元々の価格が高い場合なら日本でも新しい鉱山が新開発される。
菱刈鉱山は坑道掘りだが、重機がはじめから入れるように採掘を行っている。
1tの金鉱石から世界平均は僅か5gだが、菱刈鉱山のは40g抽出でき8倍という。

金に関しては今まで採掘できたのが14万t〜15万t、今後の可採掘量が6万t〜7万t程度といわれ、
値崩れしにくい貴金属といえよう。

他にも坑道掘りでも重機が入る前提で掘られているケースがある。
使用されている重機はトンネル工事の重機と同様のが多いが…
ただ日本の炭鉱の場合は炭層が急激に潜るのが多く、重機はなかなか入れられないのが多いのは前提で言っておく。


まずADT…Articulated Damp truck=
アーティキュレートダンプトラック=
連結式ダンプの略称で、
6輪または4輪の多間接駆動型の6WDまたは4WDダンプで、
狭い道、不整地でより積載でき、より高い走行性能を誇る。

具体的にはムカデ足車輪トラックと思えばよいだろう。
必ず6輪が各自大地に接地できるように、動軸が各タイヤに設定されている。
また運転台と荷台に連結機があり、狭い箇所でも転換は可能だ。

通常の日本で走っているのは道交法範囲内のダンプは10t積載だが、
いすゞのギガをあげると、
2WD、全長7.6m全幅2.4m全高3.3m、
荷台内側が
長さ5.1m 幅2.2m 高さ0.52m、
最大積載量が9.5t、総重量20t以下、
最小回転半径が6.6mのサイズ及び性能だ。

CAT…アメリカのキャタピラー社の略称で、ADTの725だが…
ちなみに重機の世界1位はCATで約60%、第2位がコマツで2強と呼ばれている。

725は、6WD自重22.35t最大積載質量23.6t、総質量は45.95t、
タイヤは23.5R25を使用。幅が59.7cmの外径167.3cm。
寸法は全長9.92m全幅2.88m全高3.44m、
荷台長さ5.78m荷台幅外側2.77m、平積容量11.1立方m、山積容量なら14.3立方m。
最小旋回半径7.61mと機体容量と長さに比べ小回りがきく。
勿論、道交法範囲外なので自走はできない。
高さがかなりあるじゃないか!!と意見が出そうだが、
菱刈鉱山では高さ2.4m制限を通過する20t積載低床式ADTがあるのだが、
特注なのか公開スペックが見あたらない…

LHD…Load Hall Dump=ロードホールダンプの略称。

坑内用に開発されたフロントエンドローダーの一種。
タイヤ駆動式で、積込み、運搬を同時に行う。
機体の前方へ取り付けたパケットによって鉱石や廃石をすくい上げ、トラックなどに積み込む装置。
限られた空間での作業を考え、高さが低く、また回転半径を小さくするために機体中央をヒンジで結び、前部と後部で折れ曲がるようになっている。

一般的なホイールローダー、今回あげるのは日立のZW220、バケット容量が3.1立方m、
エンジン出力168kw最大牽引力158kN、
全長8.35m全高3.375m車幅2.785mバケット幅2.91m最少半径6.9mになる。

LHDの川崎重工MX80は、
標準バケット容量3.1立方mエンジン出力 144kW、最大牽引力139.2kN、
機械質量18.74t、
全長8.695m車体全幅2.28m全高1.86m
最小回転半径2.87m…
全高もさながら最小回転半径の少なさが目立つだろう。

ホイールローダーもその下のクラスならエンジン出力上負けてるが、バケット容量が2.2立方m〜3.3立方m仕様なので…

ジャンボドリル…以前あげたトンネル掘削用のアーム型ロボットドリルだ。

それらを使って菱刈鉱山は、作業者256名で年間約14万tの金銀鉱石を坑内採掘により採掘している。
年間一人頭500t超えあたりだ。
高さ3.5m幅4.4mのアーチ形状の傾斜角17%で斜坑は掘られているという…

他に坑内作業用として連続掘削機…
先のバケットホイールエクスカベーターのような超大型ではなく、ドリルタイプの連続掘削機だ。

またはがした岩石を積みやすくする為のクラッシャー、
分類する為のスクリーン、
そしてコンベア…
SD法でのドラムカッター、ホーベル、そして坑道を支える自走式シールド等がある。


と、ここまで鉱山話をあげたがいかに美味しい資源が現在の宙間にあるのがわかっただろう…
そしてここにある資源は兆t超え、約1500万隻分だ。
どう資源回収し運搬するかの話にもなる。

搬入先は現在の生産拠点太陽系…2500光年先だ。

まずは考えられる選択として艦船に回収してハイパースペース輸送と、
中型または大型チューリップによる直結の2通りがある。

大型チューリップは400m級艦までを相方チューリップへと時間と距離をとばして結ぶが、
ヤマト級はサイズ制限にかかる。
小型では距離出力不足だ。


またはトリア号への接触時に建設中であった、マッケイ・カーター・インターギャラクティック・ゲイトブリッジ…
通称銀河間ブリッジの様に、
小型チューリップを連結させて連続ブリッジによる回収艇直接派遣してもよいかもしれない。
距離による出力不足な為に、安定する500光年の距離ごとにチューリップを連結させて、次次と目的地までのワームホールを移動していく…

この方法の利点は途中経路のチューリップが宙間監視拠点にもなる。

[それかここに造船施設…空きコロニー改造して移動式回収造船基地作ってもってくる?]

「あ〜…」

[脆いのは致し方ないかもだけど、ハイパースペースに逃げ込めば逃走できるし]

「ふむ…」

30kmの巨大物体、
万が一突貫級の襲撃を受けたら1発は防げても2発目でGUFは粉砕してしまうが…
その時間さえ稼げれば問題ない。

開口口のサイズ制限はあるもヤマト級クラスなら問題ないので…

「回収造船コロニーの案でいくか」

Θ宙域への派遣が決まった…

資源面をあげたが、エネルギー資源は?

まず一般的エネルギーで核融合炉を既に実用化している異世界軍。
太陽系木星の他多数のガス惑星から採取できるエネルギーともいえよう。
他に太陽光もだが…

国連軍、各国には高性能水素関連技術、高性能バッテリー技術も提供している。

特に目玉が西暦2500年代西暦2600年代水素エンジン、水素ガスタービンエンジン技術。
内燃機関を昇華させているため燃費、静穏性、トルクパワーに優れている。
発電出力では劣るもの小型サイズでの瞬間的爆発力においては内燃機関がやはり優れる。

他に異世界軍ではナクアダ、ナクアドリア技術及び鉱石の入手の目処がたち、
GXW世界のエネルギー資源、デューテリウムも入手の目処がたち…
他にもZPM、またニュートリノ探索などあろう。

どれでも良いじゃん大出力ならさと思うかもしれないが、
その物質が1単位あたりの発電できる量になると話が別だ。

まず現代技術での最高出力は原子力…AL4の世界でも勿論主力だ。
一般的発電所平均定格100万kw出力になるが、核燃料の最小単位は、ペレットになるがペレットは焼き固められ、
それが燃料被覆管…直径2cmの長さ4mの筒に300個納められ、
それが燃料集合体たるチャンネルボックス…幅奥行14cmの高さ約4.5mに9×9の81-10の71本で納められ、
それが定格110万kw出力だと764組炉心にセットされる。
一般的に燃料集合体1組が便宜上燃料棒何本と世間一般的にいわれている。

軽水炉の原子炉圧力容器の大きさは、110万kw級の沸騰水型原子炉の場合で、内径高さおよそ22m、幅およそ6.4mという大きさで、
更に外側に制御棒の稼働部分があるため、
格納容器分の高さ…マーク2型で高さ48m、上部10m底部25m、それが110万kw出力の最小単位といえ、
更には熱から電気に替えるタービン、覆水器等がひつようではあるが…


4Sといわれる東芝が電力中央研究所と共同開発している高速ナトリウム炉が、
発電出力1万〜5万kw。
炉心の直径0.68m、高さ2mとコンパクトで、
理論上は1万kwタイプで燃料交換なしで30年間使用、使い捨てのしろもろだ。
制御棒で制御するわけではない。

ただサイズは更に必要で、炉心容器を熱くして外側の水を蒸気とかしてタービン回すパワーをえる形である為、
格納容器の直径4m、高さ3m程が最小単位といえよう。

熱出力が低く制御しやすいほか、船舶で輸送して設置できるのが特徴。
いざなんかあったときに戦車でも対応できよう。
ただ冷却材に液体金属ナトリウムを使うために基本使いきり、燃料交換はできない仕様だ。

4Sで1立方mあたり発電出力264kw、軽水炉沸水型マーク2で1立方mあたり上部計算でするが発電出力291kwという計算だ。
そこに30年使いきり、8カ月ごと一部交換サイクルが加わる。

ここまでが商用の低濃縮ウラン濃縮3〜5%の世界になる。

軍用原子炉…高濃縮ウランがつかわれ20%〜アメリカの93%まで…
小型、高出力、燃料長寿命が特徴だ。

まずはアメリカ、1954年に世界初の原子力潜水艦ノーチラスを就役させて、後に世界初の原子力空母エンタープライズを就役させた。
ノーチラスの原子炉は圧力容器や制御棒、格納容器等が直径9m高さ8mの幅に納められ、
以後それが基本型となり、小型なのに熱出力は60Mwを出す。
エンタープライズには2基の原子炉は1基あたり110Mwの出力と…

ただし廃炉には格納容器を解体できるようなものでなく、
潜水艦用の原子炉の場合は、船体を輪切りにして原子炉部分を船郭ごと包み込んで封印処理が施され、
西側で一番核汚染がひどいと揶揄される、ワシントン州ハンフォード処分場にて埋設処分される。

旧ソ連は原子力砕氷船レーニンで技術検証、そしてノヴェンバー級にてソ連初の軍用原子炉船として搭載されたが…

非常にお粗末なものであった。

ウラン濃縮が30〜60%でアメリカに比べ低出力はよい。
原子炉作動時の遮蔽が完全でなく、乗員は常に被曝しているのはまだよい方だ。

1次冷却系損失後の冷却手段がなく、即座にメルトダウンが起こる可能性が高かった。
いざという時に被曝が〜とかいってる程度ではなく、命をかけて作業しなければ爆沈へと繋がり…な粗末なものであった。
その為にソ連時代にかなりの数の原子力潜水艦が原子炉稼働のまま沈没や原子炉事故がおき…
軍規の為に世界には公表されずにいた。
レーニンも搭載原子炉2基がいずれも被曝事故等をおこして海洋投棄したあとに、新しいのをつみ、

他にもチェルノブイリ以前に原子炉を爆発させて26京ベクレルを放出していた。
爆発おこしたのは、エコー2型K-431の原子炉。

1985年8月10日正午頃にウラジオストック近郊チャジマ湾の船舶修理工場で、
燃料棒交換中に、原子炉の誤操作で制御棒が抜かれ、炉心の核反応が高まり原子炉が爆発した。

10名が即死し、290名が被曝。
500万キュリーの放射能を持つ放射性の塵と、
200万キュリーの放射能を持つ放射性の希ガス類が流出し、北西30kmに渡り拡散した。
この事故で放出された放射能は総量で推定26京ベクレルであった。
チェルノブイリ事故の約1年前の出来事で、当時は秘密にされ1989年に公表された。

ま、ともかくとして…規準がわかりやすい体積452.16の数値があり、
ニミッツ級のA4Wは550Mw…
今現代のは1立方mあたり熱出力1.21Mwという数値が出せる。

ただ先程の廃炉処理もそうだが放射能廃棄物…使用済み核燃料の問題がつきない。
過去には海洋投棄されていてグリーンピースが実態を調べて1993年にロシア海軍が日本海に、
海洋投棄してたのをスクープし国際的に全面禁止になった。
それ以前は許可制、その前は海洋投棄にかんしては無放置であった。

無放置時代にドラム缶につめられた放射性物質が海洋投棄され、
錆びて腐食、海の中へとながれだしていたのを2000年にドーバー海峡に潜ったグリーンピースメンバーが撮影した。

海は錆びて食物連鎖の中へと…

かといって陸地処理では…まぁ何べんもあげてるが問題はつきない。

この世界…AL4の世界においては放射能汚染や廃炉処理に関してはコスモクリーナーを異世界軍が取得し運用していて問題が解決がついてる。
万が一爆発した後でも放射能除去はできる為にクリーンなエネルギーとして活用はできるが…
瞬間的な爆発被害だけは間に合うことができない。
地球上でコスモクリーナー搭載GUF航宙艦が急行して、現場到着まで30分といったところだろう。

長い間中東がBETAに押さえられていた為に石油が不足してたので、現用原子力発電所の数は多く、
それを壊して別エネルギーへの転換も費用もかかる為に、今しばらくは原子力がつかわれつづけるとはおもわれる。

ナクアダは何べんも取り上げてるが、立方mあたりの発電能力が高い。

ナクアダジェネレーターマーク1で240kw、横1.3m、高さ0.6m、奥行き0.5cmと、
立方mあたりになおすのに、2.564をかけて、約0.6Mw、燃料交換無しで1年以上連続稼働、制限わからずな品物でもあり、

ペレットの濃縮あげただけも84.4万kwの1ヶ月発電、
こちらは独自改良型で、横幅1m、縦0.5m、奥行き0.4m途サイズダウンの為に、
1ヶ月限定だが立方mあたり4.22Gwとかなり効率がよい。

またDHDにナクアダがエネルギー源として使用され、天の川銀河内のスターゲイト…
直径10万光年の距離を端から端まで結ぶほぼタイムロスなしのスターゲイト間ワームホールを形成する事ができ、
かつ数万年以上待機状態で通電している。


更にはその上のエネルギーを発する…ナクアドリア…
SG世界の惑星ランガラにて、ケロナという国がナクアドリアを使って実験をおこなった。
ケロナは1940年代アメリカの科学技術、社会形態の国だ。ランガラは地球より少し大きめ。

使われたのは拳位の大きさのナクアドリア、
実験は接触過剰で暴走状態になり、もう少しで惑星をふっとばす事態へとなりかけた。
ダニエルが命をかけて接触を解除して致死量の放射線を浴びた。

たった拳位の大きさのナクアドリアがだ…1.9×10の32乗J以上の破壊エネルギーを発するという事になる。

更にはナクアダからナクアドリアへの転換プロセスが地下深くですすみ、
転換プロセスを止めないと惑星が崩壊する事態へとなった事もある。

驚異的なエネルギー資源であろう。

また鉱物とは違うが蓄電機というべきZPMもある。

……

一通りかたつき…倉庫にDHD、スターゲイトの現物をだした。

[おー、マスター!現物だぁ〜]

「これからナクアダを利用した技術研究が進むからな」

現在攻略中のナクアダ鉱石の宝庫である惑星ロナウド。
露天掘り方式ではなく、坑道掘りで環境は護りつつ、掘削する積もりだ。

「とくにこのDHDの長時間待機電源能力…」

[1万年以上だっけ?]

「それをうまく生産できれば…待機電源や電力供給問題は解決つくし」

半年に1回電源補給しにいく必要もなくなる…というはなしになる。

「うまく研究してくれよ?」

[了解、マスター…あ、そうそう]

「ん?」

[前に取得したサイレントメビウスからの因子]

香津美の魔法因子と由貴の超能力因子。

[希望者に対しての実験結果成功なんだけど…]

「けど…?」

[その能力の発現力は不安定なんだよね]

「…もっと遺伝子集めたらまたは鍛えるとか?」

[ま、そうだね〜]

「で、SRXのパイロットは?」

[念動力の数値がまだ足りない人だらけ]

「……依存値下げるか増幅か…という手法だろうな…ま、研究よろしく」

[マスターも因子いれとく?]

「いれるか」

注射器にてうちこみ…

……

(さて…月のGXW月面司令室に…っても言いにくいな…月面分室でよいか)

世界扉経由で向かっていた。
昨日メタルLv1、科学Lv2、ロボット工場Lv2、戦艦工場Lv1、エネルギーセンターLv1で月面分室の建造は終った。

19時間たってるので、屋外積みの資源がある状態であった。
昨日使用した及び予定の分でメタル110,000塊、クリスタル108,000塊、デューテ43,500塊で、
向こうの貯蔵庫満載分差し引いて、
デューテリウム=デューテ8,750インゴット=塊。
クリスタルが0、メタル195,412塊が積み上げられている。

(あれ?)
クリスタル塊が0なのはおかしいとカオルはおもった。

報告受けた惑星生産能力は毎時7,558塊…
つまり19時間で14万塊で約4万塊は存在するはずだが…
(おかしいなぁ…)

流石にクリスタル0塊だとなにも建設強化ができない…
ワールドゲイトで…GXWの惑星1-20-8へと渡り司令部へと…

「お帰りなさいませ、マスター」

「クリスタルが送られてこないんだけど…」

「あっ、報告忘れてました。実は…」

エネルギーセンターの現在の発電出力は Lv17で171.9Mw。
各加工工場の必要電力は85.9Mwと62.7Mwと62.8Mwで合計で211.2Mwと、39.3Mw足らない事になる。
足らない分は足らないだけ生産能力が落ちるのは当たり前の話だが、
生産調整で必要電力を下げることができ、需要を供給が下回り生産能力分を発揮する事ができる。

クリスタル加工工場は生産調整30%であり、
つまり7,558塊の30%の2,267塊が毎時生産されるために貯蔵施設には35,073塊しかたまってない状態の為、
月面分室に送られてはこなかった。
カオルの指示は上回った生産停止分を月面分室で引き受けて生産し続けるようにだ。

クリスタル加工工場の生産率は30%なので必要電力は18.9Mw、不足分の39.3Mwを下回る為に他の加工工場は能力を100%発揮している。

「となると…足りない電力を補完するためにエネルギーセンター上げか」

「またはデューテリウムを使用する原子力発電所も選択肢にあります」

「原発ねぇ」

「ウランを使用したのと違い、廃棄物を出さないいわば火力発電ですか?みたいなものですが、
発電能力に比例してデューテリウムを消費する事になります」

「1年とかのサイクルで燃料交換?」

「いいえ、毎時あたりデューテリウムインゴットを消費しますので…」

「具体的には?」

「Lv1で5.5Mw発電するのに1時間あたり89インゴット必要とします。あとは強化していただかないと…」

現在の能力ではデューテ2,750塊生産するのに62.8Mw必要としている。1Mwあたり43塊だ。

Lv1の計算になるが1Mw発電するのに16塊必要とする。
つまり、必要電力にあげると時間あたり628塊消費する予測だが…
デューテの電力あたりの生産効率も悪いため悩ましいところだ。

「デューテリウムの生産効率上がればな選択肢にもなるか…」

「惑星気温が低ければデューテリウムはかなり生産できます」

「ん?そうなのか?」

「ただしそういった惑星はだいたいが規模が小さく、
デューテリウム生産に特化した形が望ましいです」

「ふむ…」

原発も強化するには資源を必要とする。そうかんがえると…

「ならばエネルギーセンターあげだな…で、約20万インゴットか」

エネルギーセンター強化を選択、
必要なのがメタル147,790塊、クリスタル59,116塊。
現状約5万塊1-20-8ではたらない。

「コバッタらに5万インゴット逆送してくれと伝えてくれ。
あと地下倉庫からクリスタルを出してで…足りるな」

地下倉庫とは襲撃をうけても保管分は保証される施設で、
Lv5ならばメタル47,200塊、クリスタル31,400塊、デューテ15,700塊が保管できる。
前任者が限度まで保管していた。
クリスタルを全部だし…

「後は1-20-4を」

ワールドゲイトでの搬送に時間がかかるために先に1-20-4への指示をだす。

昨日エネルギーセンターLv2、ロボット工場 Lv1、 各加工工場Lv1、メタル倉庫Lv1 で終了していた。

まずはロボットLv2へ、戦艦工場をLv1、クリスタル倉庫Lv1、デューテ倉庫Lv1、
エネLv3、メタルLv3、クリスタルLv2…
次々あげていき、

戦艦工場Lv4、ロボット工場Lv2、メタルとクリスタル倉庫Lv2、デューテ倉庫Lv1、
エネルギーセンターLv9、
メタル加工工場Lv6、クリスタル加工工場Lv6、デューテ加工工場Lv4まであげて、
発電出力42.4Mw、時間あたりメタル1,994塊、クリスタル1,318塊、デューテ487塊まであげて…

約30分経過。勿論いちいちいくら使います等の会話があったが…

消費がメタル56,470塊、クリスタル23,704塊、デューテ3,800塊使用した。

送ったメタル分より消費が多いが、運営からのログインプレゼントメタルが10万塊送られてきて、
それを1-20-4に指定していた。

「エミリー、時間かかるから君が1-20-4をメタル優先で、あげるように」

「マスター、その様な機能ありません」

「ファジィ〜にいこうよ」

またエミリーの頭につっこみ洗脳…

「了解しました」

ふとみると…まだすべて運び込まれてはいなかった。
トラック輸送でいわば30分を5万t積み込んで運びおろし、空荷で帰る形といえている。
多目的輸送艇は60塊をつんでいる為、1668回往復しなければならない話であり、
30分では1分間にワールドゲイトを55〜56艇通過しなければならない。
しかも交互通行であり流石に無理であろう…

「運びおわったら、植民船1隻造船とエネルギーセンター1Lvあげて、クリスタルの生産率あげてな」

「わかりました…がまだ100%には指定できませんので」

「あっ、そうなん?」

「はい」

Lv18はLv17から28.3Mwの発電能力があがり、200.2Mvの発電出力になる。
まだ必要電力に11Mwたらない話だ。
その為に生産率が80%、必要電力50.2Mwにまでしかあげられないと説明を受けた。

「じゃ、あとよろしくな」

空荷の多目的輸送艇に便乗してワールドゲイトで…


ワールドゲイトでトリア号へと戻ったカオル。

ふと考え…

今はまだ間に合うがいずれGXW基地から運搬には限界があるだろう。
現状は時間産約2万塊程、その10倍…いや50倍近く、更には200倍以上の運搬量が予想される。

一般的ボトルネックは1車線あたり1600台/時といわれ、
ここに交互通行では600台/時で渋滞が発生する。


多目的輸送艇は小型チューリップを通る、道交法準拠の形で、
転移装置たるチューリップに必要なDFを発生させる浮遊系輸送艇の形で作られた。
重量に関しては1000tと高性能ぶりだが、荷台の広さがないために塊だとさほどつめもしない。
多目的輸送の平荷台面は4t荷台サイズで、
長さ6.4mの2.2mの広さ、
通常はそのスペースより広い機体をのせて関節ロックして、フック固定したりロープ固定等で運搬する。

土砂系やバラ積み運搬の際は1.5mのアオリをたてて積み込み、
コバッタらの操縦スペースは輸送艇下部からとりつく形で、
コバッタら以外は操縦できない形だ。

60塊…1m×1mなのできっちり縦に6個横に2列並べ、更に4段で2.5m程積み上げ60塊だ。
つまりつみあげて高さ4.3mのトラックが完成され、リング幅5.6mを高速で通行できるギリギリの高さといえよう。

つまり時間あたり36,000塊が現状の限界運搬量といえた。

GXWでは1惑星で時間あたり20万塊以上生産される。天井が見えていた。

300tダンプあるんだからリング等そのサイズを標準にすればよいじゃん、4tサイズとかケチケチせずさぁ…

確かにそうだろうだが…そこまで予想せずにワールドゲイトシステムをつくりあげた。

まず人間サイズが生活する場合、300tダンプサイズが標準では困った事になる。
まず鉄鉱石は1立方mあたり5.2t前後になる。
積載300tの場合57立方mであり、
荷台に砂が平らで10tダンプで7.8立方m、4tダンプで3.6立方m、2tダンプで1.8立方mの容量で、
10tダンプに300t鉄鉱石を無理矢理積む場合、荷台の高さが約7倍必要とする。

少なくとも高さ制限はひっかかるのはわかろう。

でだ…鉱区にて活躍する超大型重機は一般社会では走れなく、
重ダンプトラックというジャンルで、
一般道の重量制限軸あたり10tを遥かに超えている。
コマツの960Eは総重量576t、最大積載327t、全長15.6m全幅9.6m全高7.3mと巨大だ。

道交法の車両幅は2.5m、一般道の車線は3m、高速道路で3.5m…

まず高速道路3車線が重ダンプの1車線になる。お年寄りが渡りきる時間が長くなり、信号間隔がながくなるだろう。

歩道橋の高さもマンションは1階層が3mなので最低4階層目に設定せざるえなくなる。
現在の2倍以上の高さになり…

必然的にワールドゲイトも7〜8階層の高さ、横幅に巨大になる。
リングが異世界を潜る境界線になるのでリング内側を通行できる大きさが必要となるわけだ。

まずは通行量に関してだが…

「複数ワールドゲイトを同世界に繋げても問題ない?」

[問題ないね]

通行量を増やす事は可能、あとは運搬量の問題だ。

「常時接続状態は?」

[燃費の問題あるけど可能だよ]

「リングサイズを大きくするのは?」

[ん〜…あんまりおすすめしないね]

「ふむ…」

現状サイズが推奨された…となると…

(コンベアか?)

連続運搬機たるコンベア、
ベルトやローラー等があり、重量物では1t以上…
またスラットコンベア…搬送部が板で構成されたチェーンコンベアの1種では数100tまでの重量物を運搬する事ができる。

チューリップ自体は大きくする事ができ、
またこちらのワールドゲイトハブステーションはコロニーだ。規模的にも余裕がある。
コンベアの導入を考えたところで…

[あっ、マスター…]

「ん?」

[BETAと地上戦やってる惑星また見つけちゃったんだけど…]

「へっ?……また人類対BETA?」

[うん]

惑星コムネス、戦隊太陽系惑星ファイブ星に引き続き地球外人類?のいる惑星3つ目…

「ちっと…トレー級回せる余裕がないよ。
せめて宇宙戦やってる優勢な惑星みつからないなぁ…と思うが…」

[その元ザンギャック帝国勢力下じゃないとないんじゃない?あとは別銀河とか]

「かもなぁ…戦隊太陽系並みの戦力あってくれよ…」

…希望をいい始めるが…

[残念ながら………こういった惑星なんだけど]

希望をぶったぎる一言で…



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