機動戦士ガンダムSEED
福音と共に目指す未 来

プロローグ





 
 




?????

波の音だけが静かに聞こえる。

紅い海、紅い空、石化したエヴァシリーズ、巨大化したリリスの顔。

全てが紅く染まり、全ての生物が消えた。

ただし・・・一つの存在を残して。

愚かなる老人達の計画により幼い頃に母殺しの息子と言う汚名をきせられ。

友を傷つけ、自分を初めて好意をよせてくれた少年を殺し、
全てを終わらせた彼の名は・・・



碇シンジ






僕は、あの頃からいつも心を閉ざしていた・・・

何年経とうが開かれることのない心の扉。

誰も救ってくれない。

誰かと話すこともできない。

この世界には僕だけしかいないのだから・・・













「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

いつも道理、紅い海を眺めていた。

何も変わらず、ただ波の音だけが聞こえる。

だけど今日は何かが起こる気がする。

「・・・・・・・・・・・・・・・そんなわけないか。」

僕は横になり目を閉じた。

起きてもまた同じ光景か・・・

シンジはそう思いながら眠りについた。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




















「・・・・てください。」

・・・・なんだ?

「・・・・きてください。」
 
声がきこえる・・・

「起きてください。」

ありえない・・・
この世界には僕しかいないはず・・・

「起きてください。」

なら、この声はなんだ?
そう思いながらシンジはゆっくりと目を開ける。

「あ、起きました?」

視界に入った光景は。

茶色の髪、紫の瞳の小柄な少年だった。
まだ幼さを残す繊細な顔立ちは、東洋系だが、一見して人種を判別できない。

「・・・・・・」

「(ここはどこだ?
 過去?未来?いや違う。
 未来ならあの紅い光景が目に映るはず・・・
 紅い海から得た知識ではこんな町はなかったし・・・
 なら他に考えれるのはパラレルワールドか異世界だな・・・
 だけど・・・どうやって来たんだろう?
 たしかに僕の体は使徒と同じになってるけど
 何も力は使っていないのに・・・」

シンジは考えている途中に

「あの・・・」

少年が話しかけてきた。

「あ、ごめん、ちょっと考え事してて・・・それで僕に何か用?」

「あ、いえ・・・ここで寝ると寝違いますよ。」

「そう・・・所でここはどこ?」

キョロキョロと周りを見て少年に聞く。

「ここですか?ここは工業ガレッジのキャンパスですよ。」

「そうなんだ・・・君は?」

「はい?」

「君の名前。」

「名前ですか、僕キラ・ヤマトっていいます。
 あなたは?」

「(ここでは苗字と名前が逆なのかな?)
 僕は・・・シンジ。」

「シンジ?」

「うん、シンジ・イカリだよ。」





この少年と合った事で運命の歯車が動き出した事に僕は気ずかずにいた。














続く









あとがき?




どうもお久しぶりです。作者のソフィアです。

ついに始まりました。エヴァとガンダムSEEDのクロスオーバーが・・・

何度かチャレンジして失敗してなおも書く事をあきらめず

今度こそ最後まで書きつづぐしゃぶぇ・・・

「何言ってんだ!馬鹿作者!!」

「そうですよ人様の作品のまねをして管理人さんに凍結させられたじゃ
 ないですか!!」

そ・・その声はア?トさんに?リさん!?なんでここに・・・って言うか
作品が違いますよ?!

「「やかましい!あんたのせいで(私)俺たちの出番が(プス)あ・・・・・・・」

へ??

「ふう・・・眠りましたか。」

君は・・・シンジくん。

「大丈夫ですか?」

うん、助かったよシンちゃん。

「・・・殴りますよ?」

ごめんなさいm(__)m

「よろしい・・・でも彼らの気持ちもわかりますよ。」

・・・・・・・

「他人の作品を真似るのはよくない事ですよ。」

はい・・・・

「あなたはあなたなんですから自分で書かなきゃ。」

・・・・・・・

「彼らの作品の中にあるでしょう、私らしくって。」

私らしく・・・・・

「そう。」

そう・・・そうだったな。

「へ?」

くくくくくくあーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは。
そうだなそうだった俺とした事が馬鹿だった。

「・・・あの〜。」

ん?
なんだ?

「口調変ってない?」

この喋りかたか?

「うん。」

元々こんな喋り方だ。

「そうですか・・・」

フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ

「ど・・・どうしたの?」(汗)

いや今度もしナ??コ書いた時の事をな・・・

「それで?」

ああ・・・今度書くときア?ト×ル?じゃなくア?ト×リョー?を書く!!!!

本来こっちを書こうと思っていたのだよ!!

「!!本気ですか!!」

本気と書いてマジだ。

「・・・殺されますよ。」

ふふ・・・我に秘策ありだ。

「そうですか・・・」

む!無駄話がすぎたようだな。

「お開きにしましょうか。」

また今度な〜。

「さよなら。」

「また今度会いましょう。」

うお!・・・居たのかキラ。

「最初から居ましたけど?」




おわり







感想

ソフィアさんのエヴァ系新作ですね。

作品は楽しみなのですが、プロローグから続きがどう動くのかちょっと気になります。

基本的に私達はSSを書くさい色々付加しがちな部分があるのですが、

アキトと違い、シンジは原作ではそれほど強かったわけではありません。

エヴァは強くても、シンジはどうしても最後まで普通の少年でした。

だからこそ原作が受けた部分も多いのですが、その所為かシンジ君が反動で使途の力を手に入れたり、神になったりスーパーマン的になったりしがちです。

ですが、彼は基本的に普通の少年ですから、本当はそんな事をするタイプではありません。

当然、エヴァが無く、アダムやリリスの力及ばぬ異世界では普通の少年です。

そんな中、SEED世界で彼が徐々に変わっていけるお話ならばいいな〜と思う私はわがままでしょうかね?



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