魔 法先生ネギま!

〜ある兄妹の乱入〜

25時間目 「嵐の修学旅行! そのじゅうご」

 

 

 

 

 

 

御門兄妹を吹き飛ばした白髪の少年は、膝をついて息も絶え絶えのネギに迫った。

「体力も魔力も限界だね。よくがんばったよネギ君」

すっと手を出したところ。

「やれ兄貴!」
「・・・くっ」

ネギの動きがあった。
懐から2枚のカードを取り出して、叫ぶ。

召喚! ネギの従者・神楽坂明日菜! 桜咲刹那!

すると、祭壇の床に2つの魔法陣が投影され。
それぞれから、アスナと刹那が姿を現した。

「アスナさん刹那さん、僕・・・・・・すいません。このかさんを・・・」
「わかってるネギ!」

頷いたアスナだったが

「ってぎゃああ〜!? 何よあれ〜〜〜!?」
「落ち着け姐さん!」

目前にそびえる大鬼神の姿に仰天。
カモが必死に落ち着かせる。

そこへ

「間一髪」
「間に合いましたね」

「勇磨君!? 環!」

ヒュンッと、御門兄妹もやってきた。
思わず声を上げたアスナ。これで百人力とばかりに喜色を浮かべるが

「あんたたち、びっしょりじゃない!」

兄妹の姿に、さらに驚く。
2人は頭から足先まで、びしょ濡れだったのだ。

「ああ、ちょっと吹き飛ばされて、池に落ちちゃったんだ」
「まさか、あいつにやられたの?」
「まあね」
「でも、ダメージは微々たるもの。大丈夫ですよ」
「う、うん」

アスナは頷くが、驚きと恐怖感は増長されている。
この2人が、ダメージは無いというものの、それだけ圧迫されるほどの相手なのだ。

しかも、敵はその少年1人だけではなく、後方には大鬼神もいるのだ。

「役者は揃った。でも、それでどうするの?」

冷ややかな目で見つめていた少年。

ヴィシュ・タル・リ・シュタル・ヴァンゲイト。小さき王、八つ足の蜥蜴、邪眼の主よ

「な、何!? これは呪文始動キー!? こいつ西洋魔術師!」

手を複雑に振りながら口にした文言。
魔法の詠唱を始めるための始動キーで、カモは大仰天した。

しかも、この詠唱は・・・

「誰か奴の詠唱を止め――」
「ダメです間に合わない!」

その正体を悟り、妨害するよう叫ぶが。
途中でカモを遮った刹那の声は、不可能だということを示していた。

時を奪う、毒の吐息を。石の息吹!!

 

ボゥムッ!!

 

少年を中心にして、大量の白い煙が巻き起こった。
はたしてネギたちは無事か?

「な、なんとか逃げられた」
「ヤツはまだ、こちらに気付いていないようですね」

刹那と、アスナを抱えた環が言う。

「あ、ありがとう勇磨さん」
「なに」

そして、ネギと勇磨もいる。

刹那は単独で、勇磨はネギを、環はアスナを抱えて、魔法が発動する直前の隙を突き、脱出したのだ。
今は、池中央部の祭壇へと続く、岸から伸びる橋状の廊下の上にいた。

幸い、全員が無事かと思われたが。

「・・・! 兄さん、その手!」
「んー? ・・・ああ」

ただ1人、勇磨のみが傷を負っていた。
しかも、普通の負傷ではない。

ペキッ・・・ビシッ・・・

「く・・・」
「ゆ、勇磨さん!」

勇磨の右手。
指先から手首に至るあたりまでが石化して、さらに、ゆっくりとではあるが進行中だ。

ネギは、泣きそうな顔で勇磨にすがった。

「僕をかばって!」
「・・・大丈夫、かすっただけさ。この戦いの間くらいは持つ」
「早く治療しないと! ぅ・・・」

すぐに治癒魔法をかけようとするが、限界のネギにそのような余力は残されておらず。
倒れそうになってしまって、逆に支えられる始末だった。

「いいって。どのみち、そんな時間は無い。終わったあとに解いてくれれば」
「・・・わ、わかりました。ですが・・・」

少し遠くはなったものの、その大きさは全然変わらない大鬼神を見上げる。
あれをなんとかしなければ、勝利は無い。

「・・・・・・・・・」

勇磨たちの様子と、大鬼神とをジッと見つめていた刹那。
不意にグッと、何かを決めたかのような表情になって

「・・・みなさん」

一同から顔を背けたまま、こう言った。

「今すぐ逃げてください。お嬢様は私が救い出します!」

たった1人での救出。
しかし・・・

「お嬢様は千草と共に、あの巨人の肩の所にいます。私なら、あそこまで行けますから」
「で、でも、あんな高いところにどうやって」

アスナの疑問はもっともだ。
何十メートルもあろうかという高さまで、どうやって行くというのか。

「ネギ先生、アスナさん・・・。私、2人にも、このかお嬢様にも、秘密にしておいたコトがあります・・・。
 もっとも、勇磨さんと環さんは、すでにお気付きだったみたいですが」

「・・・・・・」
「・・・・・・」

チラッと、無言のまま視線を交わす御門兄妹。
刹那が何をしようとしているのか、察しがついた。

「この姿を見られたら、もう・・・・・・お別れしなくてはなりません」
「え・・・」
「でも、今なら・・・・・・あなたたちになら・・・・・・」

呆気にとられているネギとアスナを尻目に。
刹那は・・・

バサッ!

そんな音と共に、背中に、それは綺麗な翼を広げたのだ。
美しい、純白の翼を。

「・・・これが私の正体。奴らと同じ・・・・・・化け物です」

大口を開けて固まっているネギとアスナ。
そんな彼らに背中を向けている刹那は、顔だけ振り向いて、悲しそうな顔でそう告げた。

「でもっ、誤解しないでください。私の、お嬢様を守りたいという気持ちは本物です!
 今まで秘密にしておいたのは、この醜い姿をお嬢様に知られて、嫌われるのが怖かっただけ・・・」

そこまで言って、刹那の表情はフッと緩んだ。
視線は勇磨と環に向く。

「ですが・・・・・・それもたった今、振り払いました。
 勇磨さんと環さんに言われて、私に出来ることを、少しでも・・・・・・
 お嬢様のために使おうと思います! 例え、嫌われる結果になったとしても・・・
 お嬢様を守ることが出来れば、私は、本望ですから・・・」

「・・・ふぅーん」
「ひゃ」

まだそんなことを、と御門兄妹が声を出しそうになったとき。
刹那から奇妙な声が上がった。

「あの・・・・・・アスナさん?」

つかつかと歩み寄ったアスナが、興味深そうに、
刹那の白い翼を触ったり、顔を埋めたり、とにかく触りまくったことによる反応だった。

そして、最後にバシッと刹那の背中を叩くと、笑顔を彼女に向ける。

「なーに言ってんのよ刹那さん。こんなの背中に生えてくるなんて、カッコイイじゃん」
「え・・・」

思わず目が点になる刹那。
こんなことを言われるとは、意外を通り越して、考えすらしなかったことである。

「あんたさぁ、このかの幼馴染で、その後2年間も隣からずっと見守ってたんでしょ?
 その間、あいつの何を見てたのよ」

驚いている刹那へ、アスナはさらに言うのだ。

「このかがこのくらいで、誰かのことを嫌いになったりすると思う?
 ホントにもう・・・・・・バカなんだから」

「あ・・・・・・アスナさん・・・・・・」

じわりと、刹那の目に涙が滲む。

「だから言っただろ?」
「勇磨さん・・・」

勇磨からも声がかかった。
隣にいる環も微笑んでいる。

「そんなことは些細なことだって。わかった?」
「・・・・・・。はい!」

刹那は、ゴシゴシと涙を拭って。
笑みを浮かべて頷いた。

「よし行って刹那さん! 私たちが援護するから。いいわよね勇磨君、環!」
「おーけー」
「了解です」

「はい、いってきます!」

アスナに褒めてもらった翼を広げ、飛び立っていく刹那。
その顔が、隠しきれないほどのうれしさで溢れていたことは、言うまでもないだろう。

 

 

 

 

「・・・なるほどね」

刹那を見送った勇磨は、1人心地に呟く。

「烏族・・・。いや、そのハーフかな?」
「でしょうね」

環も頷いた。

「外見を見る限り、純種ということではないようですから・・・」
「ますます俺たちと同じ、というわけだ」
「はい」

自分たちも妖族とのハーフ。
それだけに、彼女の気持ちは人一倍よくわかる。

アスナの励ましで、どれだけ救われたことか。

自分たちの言葉は、所詮、同じ境遇ゆえの同情。そう取られても仕方が無い。
だが、アスナのそれは違う。
純粋な人間から、忌むべき自分の存在を認めてもらい、禁忌のはずの白い翼を褒めてくれさえした。

これで、いろいろなものを吹っ切ってくれればいいのだが。

「それよりも兄さん。手のほうは・・・」
「ん、問題な・・・くはないが、大丈夫だ」

勇磨の石化は、手首の辺りまで進行。
なるべく早く戦闘を終わらせ、適切な治療を施さねばならない。

「ここにいたのか」

「・・・む」
「げ、見つかった!」

と、白髪の少年がこちらへと向かってくる。

「さて環」
「はい」

御門兄妹は、ネギとアスナをかばうように前に出て。
その2人のことをチラリと見て。

「ネギ先生は、もう戦闘不能だな」
「ええ。これ以上、無理はさせられません」
「神楽坂さんも、戦力として数えるのはちょっとな」
「はい」

「ま、待ったぁ! 私も戦うわよ!」

声が聞こえたアスナは、冗談じゃないとばかりに叫ぶものの。

「あなたは最後の砦。自分とネギ先生を守ることに徹してください」
「ヤツの相手は俺たちがする。ネギ先生を頼んだ」
「う・・・・・・でも・・・・・・」

そう言われ、ネギの様子を確かめる。
膝をついて、苦しそうに肩を激しく上下させている。

「・・・わかったわ」

こいつのことも放っておけない、とアスナは頷いた。
自分たちが動いている間に、戦闘不能のネギを狙われてはたまらないから。

「あんたたちのほうは大丈夫なの!? さっき、あいつにやられたって」
「失礼な。やられてはいませんよ」
「まあ、ちょこっと殴られて、ちょこっと吹っ飛ばされはしたけどね」

ムッとする環と、苦笑する勇磨。
確かにアスナの言うとおり、このままでは厳しいものがある。

そう。”このまま”、では。

「刹那さんも意を決して、自分の正体を明かしたわけだし。
 俺たちも覚悟を決めるか環?」
「そうですね、それしかないでしょう。この場を切り抜けるには」

「・・・え? どういう――」

アスナが疑問を述べきる前に。

「「はああああああっ!!」」

御門兄妹が気合を込めた瞬間――

 

ドンッ!!!

 

「・・・! きゃっ」
「うわっ」

アスナとネギは、視界が黄金に染まるのを感じて。
続けて、襲ってきた突風に、危うく吹き飛ばされそうになった。

「た・・・・・・環?」
「勇磨さん・・・・・・?」

落ち着いたところで、よくよく見てみると。
黄金の輝きの元は勇磨と環であり、彼らから、それが噴き出しているように見えた。

そして、2人の髪の色が、黒から黄金色へと変わっている。

「驚いた?」
「え、あ・・・」

振り返られてみて、新たにわかったこと。
瞳の色も、黒から金色へと変化していた。

「私たちも、刹那さんの同類だということです」
「あ、もちろん、思いも彼女と一緒だよ。味方には変わりないからね」

「あ、当たり前よ! 疑ったりなんかしないわ」

一瞬だけ呆けていたアスナも、すぐに我に返って、笑みを向ける。

「たまったもんじゃないけどね。もう今さらなのよ!」
「ん、上等」
「では、ネギ先生は任せましたよ」

微笑みを返した御門兄妹は。

「じゃあ第2ラウンドといこうかー!」
「お覚悟」

少年へと飛び掛った。

「来るのかい? では相手をしよう」

相変わらず無表情の少年。
飛び掛られても、やはり顔色も変えず。

「せえっ!」
「・・・・・・」

まずは、勇磨の放った斬撃を無言のままかわす。

「チッ、右と左じゃ勝手が違う!」

勇磨は本来、右利き。
しかし、石化の魔法を喰らって動かせないので、利き手じゃない左手で刀を持っている。

扱えないこともないが、利き手ほどの威力とキレが出ないことは、明らかだった。

「環っ!」
「はい!」

大きく跳んで避けた少年。
その先には、環が待ち構えていた。

が、少年のほうも気付いていて、態勢を整えて攻撃に転じる。
魔力の籠もったパンチを立て続けに放った。

「・・・ふっ」

だがしかし。

「今度は、先ほどのようにはいきませんよ」
「・・・・・・」

環は、そのすべてを余裕であしらった。
先ほどの攻防で防御を抜かれたようにはいかない。

「捉えました」
「・・・!」

逆に、少年の腕を取って。

「はあっ!」

投げを打ち、床へと叩きつける。
衝撃のすさまじさに、床の板は大穴を開けた。

水音と共に、少年の身体は水の中へ。

「・・・・・・」

少年は水を操る。
それを見越して、準備を進めて。

ザパァンッ!

周囲に立ち上る何本もの水柱。
そのいずれからも少年が姿を現し、一斉に環へと突進する。

分身か?
いや、何人だろうと関係ない。

「・・・鬼火・九連

環は慌てず騒がず、準備しておいた術を展開。

ほむら返し!!

 

グォオオオオッ!!

 

彼女を中心にして、9つの巨大な火球が出現。
それぞれが意思を持つかのように運動し、ひとつひとつは正確に、現れてきた少年を捉えた。

分身だったのか、残像だったのかはわからないが。
本体であろうただ1人を除いて、炎に焼かれた少年の身体は即座に消滅。

残った1体へ向けて・・・

「うおおおおっ!」

勇磨が突撃。

御門勇磨流奥義・炎獄雷閃!!

 

グォオオオッ!! バリバリバリィッ!!

 

刀を振るうのと同時に、炎と電撃のスパークが巻き起こる。
本来の御門流には無い、勇磨オリジナルの技。

2つの属性を同時に放つことは、普通の人間には不可能な芸当。
混血の、あやかしの力を持つ勇磨だからこそ、放つことの出来る奥義なのだ。

「ぐっ・・・」

兄妹の連続攻撃を受けて、何事にも動じなかった少年の顔が、初めて歪んだ。
ダメージを受けたらしい様子も見える。

無意識のうちに、真っ二つにされた肉体が水へと還っていく。

「なるほど・・・・・・”この2人”と同時に闘うのは分が悪い。今日のところは退くことにするよ」

パシャンと、池の水と同化。
以降、少年が現れることは無かった。

「逃げたか・・・」
「まあ、倒すことが目的ではありませんから。今日のところは良しとしましょう」
「うむ・・・」

なんとか退けたか。
ダメージも与えられたようなので、殴られたお返しは出来たと言えよう。

「・・・・・・で、残るは」
「はい」

残る敵は、山のようにそびえる大鬼神のみ。
見上げた御門兄妹は。

「刹那さんの応援に行くか」
「行きましょう」

先に向かった刹那の加勢へ。

 

 

 

 

その、このか救出に向かった刹那の状況は。

「天ヶ崎千草!」
「!? おまえは!」

千草の前へと到達していた。
いきなり現れた刹那の姿に、千草は慌てふためく。

「お嬢様を返してもらうぞ」

刹那はそう宣言し、背中の翼をはためかせ、一気に突撃する。

「くっ、近過ぎる!」

これではスクナの力が使えない。
千草は焦った挙句

「猿鬼! 熊鬼!」

自らの式神に迎撃させる。
だがしかし、能力を解放した現在の刹那にとっては、何ほどのものでもなく。

「はあっ!」

それぞれ、一刀で真っ二つにされ消滅。
すれ違い様に、千草の手からも、このかを奪還することに成功した。

「お嬢様、お嬢様!」

離脱を図りながら、昏睡状態だと思われるこのかに声をかける。
貼り付いていた呪符も、逆に呪を唱えて剥がし。

「ご無事ですか!?」
「う・・・・・・ん? あ・・・」
「お嬢様!」

このかがゆっくりと目を開いた。

「ああ・・・・・・せっちゃん。へへ、やっぱり助けに来てくれたー」
「お嬢様、どこか痛いところは?」
「え?」

そう訊かれたこのかは、何かを思い出して赤くなってしまった。
顔を隠して、恥ずかしそうに悶えている。

「あ、や〜ん。見んといてせっちゃん〜」
「お嬢様・・・」

ホッと胸を撫で下ろす刹那。
この様子ならば心配は要るまい。

「・・・?」

と、このかが気付く。

「せ、せっちゃん。その背中のは・・・」
「えっ、あっ・・・・・・こ、これはっ・・・・・・」

さて、なんとしたものか。
アスナからはああ言われたものの、いざこうなると、嫌われてしまう恐怖しか浮かんでこない。

だがもちろん、このかはこのかだ。

「キレーなハネ・・・」
「え」

くすっと笑みを零しながら、言った。

「なんや、天使みたいやなー」

 

 

心配することなど、何も無かった。
最初から無かったのだ。

 

 

 

 

26時間目へ続く

 

 

 

 

 

 

 

 

<あとがき>

あ〜ああああ終わらなかった・・・
しかも何か短めだし・・・

じ、次回こそバトルを終わらせるぞ!
そして、あわよくば修学旅行編も・・・

しっかし、ほんとネギの見せ場を奪ってるなー。(汗)



感想

御門兄妹の奥義炸裂と言ったところか。

ブラコン妹の九つの火玉というのは、やはり九尾の狐の尻尾からといったところかな?

そうでしょう。関係ないかもしれませんが意識した ものであることは間違いないと思われます。

しかし……九尾の狐の能力を持っているからか、スーパー○イヤ化でパワーUPか。

ヒーローの条件かな?

いえ、それだけというわけではないでしょう。

彼らの能力は身体能力の強化にほぼ使われているようですから、妖気の放出は普段縁のないもののようですし。

妖気は本来まとうものですが、人間の間にいるために抑えていると考えられます。

ふむ、しかし、勇磨が使っていた技、炎と雷か……?

はっきり言って意味があるのかわからない所だな。

マスター、あまりぶっちゃけ過ぎるのも嫌われる元 ですよ?

別に悪の魔法使いの私は嫌われたところでどうということはない!(汗)

マスター心拍数が乱れています、顔も赤いですよ?

お前は本当にロボットか!?

ハァハァ……。

まあいい、炎と雷、確かに両方とも威力は大きいのだが、

同時にはなった場合、雷は熱を持っているから、基本効果は同じになるのだ。

直撃すれば雷でショックになり、その後、電荷で燃え上がる。

むしろ、そういう意味では雷自体が融合能力ともいえるな。

魔法を使うのと妖気を扱うのはまた違うのだから、一概に同じとも言い切れないが。

雷一本に絞って強化したほうがいいかも知れん。

はぁ、見せ場を取られたのがそれほど悔しいのです か。

仕方のないマスターですね。

ちっ、違うぞ!

あくまで今日の技の魔術的解釈であってだな、出番をとられたことへの抗議だとか、そういった意味はまったくない!!

はい、そういうことにしておきましょう。

本当なんだぞ!!


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